ゆかりの性態系
YUKARI:作

■ 4

■契約

みゆきがユキオを磔にした部屋に戻ると、すでにあゆみがアナルバイブを挿入し悶絶させている。

グニュグニュと腸の中をえぐられるような痛みが徐々に快感に変化していくのを受け入れながら、ユキオは苦悶の表情を浮かべながら快楽と苦痛の狭間で自由の利かない全身をビクビクと痙攣させていた。

「あ、お母さん! スゴイ! スゴイよ! アナルにこんなに反応してる! もうすぐ気持ちよくなってくるんじゃないかな?」

「まったく……大事なモデルさんなんだから、もっと優しくしてあげてね……どう? ユキオさん……ゆかりは別の部屋で気を失ってるはずよ……私とあゆみは、こういう趣味もあるんだけど、もちろんモデルとしての報酬も支払うし、インストラクターと兼業でもかまわないわ。私と契約してくれる?」

「!!! ……ぁぁ…う、うう……け、契約……モ、モデ……ル……」

「ユキオさん、あたしからもお願いするわ……それとももっと気持ちいい事してくれないとイヤかなぁ?」
あゆみは乳首や首筋に這わせていた指先で、ビキニからはみだしたユキオのペ○スをギュッと掴む!

「ウオッッ!!! ……ハァァァンンン!!!!」
ビクンと腰が跳ね上がり、前と後ろを同時に責められたユキオは一瞬意識を失いそうになる。
(オオオオオ……な、なんて感覚だ! ……うあぁぁぁ……こ、こんな……気、気持ち……イイ……)

みゆきの契約に関する質問は聞こえていたが、それに応えるだけの余裕も理性も失って、あゆみの愛撫に悶えることしかできない……。

「見て、お母さん! またイキそう!!!」
待ちきれずにユキオに止めをさそうとするあゆみの手を、サッとみゆきが掴み上げる。
「待ちなさい。お楽しみは契約の後よ……まったく真面目な話をしているんだから少しは大人になりなさい」
やや感情的な口調であゆみを戒め、スッと唇を重ね合わせた……。

「あ! あむうううぅぅう!!!」

クチュクチュ……!!!

みゆきは素早く娘であるあゆみの舌を絡めとり、右手の指先で背中の性感帯を優しくなで下ろす……あゆみの力がガクンと落ちるや否や、左手の人差し指であゆみの陰核を的確に捉えた!
(!!!! あぁぁぁ……おか、あ…さん……はぁぁぁぁダメェェェェ……!!!)

愛娘の全てを知り尽くした母の愛撫は的確で素早く、あっという間にあゆみの瞳から光が消え、恍惚の表情に変わっていく……。

クチュリ、クチュリといやらしい音は次第に大きくなり白いボンデージの隙間から、ネバネバとした蜜が太腿をつたって床に滴り落ちて行く……。

「さぁ、イキなさい……」
クンとボンデージの隙間からあゆみの密壷に差し込んだ人差し指を軽く曲げただけであゆみの体は反り返った!
「!!!!!! ァァァァアッッッ!!! イ、イクゥゥゥウ!!!!」

ビチャビチャと淫らな愛液を床一面にまき散らし、あゆみも真っ白な闇の中に崩れ堕ちていった……。

自らの愛液の海に沈み意識を失ったあゆみに目もくれずみゆきはゆっくりとユキオに近づいて来る……。

「あら? ユキオさん? ……あなたもイッてしまったの?」

二人の痴態を目の当たりにしたユキオは不覚にもあゆみの絶頂と共に、精液を吐き出してしまっていた。

「どう? 契約していただけるかしら?」

ユキオは朦朧とする意識の中でゆっくりとうなずいた。


■異変

― 数日後 ―

「ふう……おつかれさま。今日の撮影はこれで終了。ユキオさんは、ジムに行く時間ね」

みゆきはディレクターチェアーから立ち上がると、足早にスタジオを後にした。これから取引先との大事な商談があるからだ。
新しいデザインのビキニを身につけたユキオとゆかりはそのままロッカーへ向い、ジムへ急いだ。



「あら? 今日はジムのメンバーさんと同伴出勤なのね?」
ジムへやって来たユキオに、同じインストラクターの真衣子が声をかけた。奥手なユキオに思いを寄せる真衣子にとっては、最近ゆかりと一緒にやってくる事は少々気に触る所だったが、それ以上に気になる事が「異変」があった。

「ふーん……最近、ビキニタイプに変えたのね。恥ずかしいなんて言ってたくせに」
以前は露出を嫌って、長めのスウィムウェアを愛用していたユキオが突然、ビキニタイプに変えた事に違和感を感じていたのだ。

「い、いやぁ…こっちの方が泳ぎやすいしね」
歯切れの悪い返事が余計に真衣子の違和感を増幅させる。

「……そう、最近ジムが終わったらどっか行ってるみたいだし……」
プイ、とその場を立ち去る真衣子だったが、ある決意を胸に秘めていた……。

(ふん! なによ、今夜は後をつけてゆかりとの関係を暴いてやるわ)

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