夢の跡
しろくま:作

■ 夢に夢見る……夢?4

恐怖のためか躊躇いながら手を震わしていたが、美香は担任のパンツの中の勃起した性器を手に取り、外に出した。
担任「ほら!!! 早くしゃぶりなさい。」
嫌がる美香の顔を強引に鷲掴みにし、口に性器を押し当てた。美香は諦めたからかゆっくりと口を開き、担任の性器を咥えた。
美香「むぐっ!?・・・うっ、うぇぇ〜・・・んん、ぐぅぅ・・・げぇぇ〜。」
性器を根元まで押し込まれ、先が喉の奥に当たり吐き出しそうになるが抵抗は出来なかった。
担任「んん・・・おっと、解説を続けなければ・・・さて、咥え込んだら後は舌と手を使い上下に扱く、そしてそれを繰り返し射精させるだけです。後は各自予習をしてくるように!・・・・・・さて次は選択問題ですね。女性器を使い男と交わるか、もしくはお尻の穴を使用するか、これは各々の考えにお任せします。私1人で彼女の、両方の穴に押し込むことは不可能なためここではこのバイブを性器と見立てて使用します。」
美香「それを・・・私に!? 無理よぉ!!! やめてぇぇぇ!!!」
また、撮影が一時中断された。
そして撮影が再開された時、美香は両手と両足を縛り付けられ、お尻を上に上げた状態でうつ伏せに寝かされていた。
担任「お待たせいたしました。では挿入したいと思います。初めは多少痛みを伴いますがそれも経験でしょう。・・・まずはお尻から。」
美香「ひ・・・そんな・・・お、お願いします。怖い、そんなの・・・ぐっ、ぐぅぅっ!!!」
何の下準備も躊躇いもなくお尻の穴に太いバイブを押し込む。彼女のことを人間だと思っていない、そう感じさせる程に機械的な動きであった。
美香「い、いだい・・・おしりが、おしりがぁ・・・さ、裂けっ、裂けちゃうよぉぉ!!!・・・もう入らな・・・うぅぅ、はぐっ! ぎゃぁぁっ!!!!!!」
そしてバイブは根元までねじ込まれた。お尻の穴からは、裂けてしまったためか血が流れ落ちている。
美香は痛みのあまり意識を失いそうになるが、それを担任は許さなかった。彼女の髪の毛を引張り、頬を叩いた。
担任「君は生徒の模範的な存在だろう?」
美香「う・・・もう・・・もう止めて下さい、お願いです。お尻が、お尻が痛いんです。何で私が!? 何のためにこんなこと・・・うぅ・・・痛い・・・」
しかしその悲痛な叫びを聞いても担任は動じず2本目を準備した。
担任「耐えなさい。」
美香「や、やだ・・・そっちは・・・こ、琴美ちゃん、助けてぇぇ!!!」
そしてもう1つの穴にもバイブを押し込む。こちらも容赦せず、美香のあそこは濡れていないのに一気に根元まで挿入させた。
美香「はぐっ!? 痛い痛い、痛ぁいぃ!!! ダメ・・・もう・・・はぁぁ、あぁ・・・ぁ・・・・・・」
とうとう美香は、完全に意識を失ってしまった。
まだ濡れていない彼女のあそこの穴からも血液が流れ落ちていた。
そこでビデオは終了した。

琴美「・・・・・・はっ!?」
琴美は何故かそのビデオを見入っていた。親友が酷いことをされていたというのに行為自体がモニターの中で行われていたためか、彼女は少し現実感を欠いていたようである。
琴美(そ、そうだ、美香に・・・)
そして美香の携帯に電話をかけた。
美香「・・・もしも〜し・・・琴美ちゃ〜ん? 今は何時かなぁ?・・・こんな時間にぃ、一体何なの? 私は眠いよぉ・・・」
美香の態度はいたって普通であった。
琴美「ちょっと、あのビデオ見た? 何で美香が!? ねぇ、何されたの!? ねぇったら、美香、聞いてる? ねぇ!」
ショックと焦りのため言葉が纏まらない。
美香「もう・・・どうしたのよぉ。ビデオぉ? 何なの、それぇ。・・・じゃぁまた明日ねぇ、お休み〜・・・」
琴美(・・・・・・・・・何で!?)
あまりに不可思議な現象、確かに出演していたのは美香のはずである。
琴美(美香じゃ・・・ないの? も、もう一度・・・)
そしてビデオを巻き戻し、始めから再生した。
担任「ではまず、女子生徒の皆さんには必須問題であるフェラチオを覚えてもらいます。実演してくれるのは岩瀬琴美さん。彼女も初めての経験ですから、皆さんも親御さんの身体をお借りして一緒に練習して下さい。・・・それでは岩瀬さん?」
琴美(・・・はぁ? あれは・・・わ、私!? 何で!? さっきとは違うの? あれはどう見たって私じゃない、何故? もう、何なのよぉ・・・)
そこには美香に代わり、裸にされた自分の姿が・・・
琴美(・・・・・・何なのコレは・・・まさか、これも夢なの!? こんな夢ってあるの!?)
ビデオの中の琴美は酷く怯えている。琴美は己が痛めつけられる映像を直視することが出来なかった。
琴美(コレは夢、コレは夢、コレは夢なの・・・夢よ、夢よ、絶対に夢、夢、夢・・・・・・・)
そう心の中で何度も叫んだ琴美は、ビデオを停止させそのまま布団の中に潜り込んだ。

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