2004.11.03.

女学園ハーレム
01
kyousuke



■ 序章 迷い込んだ快楽地獄

 桜が咲き乱れる街路樹を工藤 沙織は大きな旅行用鞄を持って歩いていた。今年から中学生になり彼女は親元を離れ県外にある私立 緑峰女学園に通う事になり寮を目指していた。足には自信がある彼女も流石にこのゆるやかな坂を上りきった所で汗ばんでしまい……鞄を地面に置くとその上に座った。

「こんな事ならタクシー使えばよかったな〜〜〜〜〜〜」

ちょうど自販機があり、金を入れるとペットボトルタイプのスポーツドリンクを飲む。入寮する日は春休み中なら何時でも良いと言う事で彼女はこの日を選んだ。そもそも彼女は当初は地元の中学に行くつもりだった。しかし、入院中の母親が勝手に娘のピアノ演奏のMDを女学生時代の友人に送った所で、どういう経緯か不明だが音楽業界の名がある大先生がこの女学園の推薦入試を受けて見ないかと言われ、彼女は気紛れだろうと思いつつも試験を受けたら見事に合格してしまい、彼女はこの学園の中等音楽学部の生徒になってしまったのである。沙織は鞄のポケットにペットボトルを差し込むと肩に担ぎあげた。因みに彼女の背中にはリュックサックがあり、服装は黄緑色のワンピースに蒼いカーディアンでスニーカーである。歩く事数分、ようやく寮が見えて来た……何でもこの学園の創業者が建てた建物であり、当時としてはハイカラな物であり夜見れば怪しい洋館と言う感じもする。門の付近にて掃除している初老の守衛さんがいて、沙織は尋ねるとその人は丁寧に彼女を寮母がいる園長室まで案内してくれた。

「工藤 沙織さん、ようこそ緑峰女学園へ……私が寮長の緑河 秋子です」

意外と若い感じがする女性といった感じで熟女ではない………。

「貴方の事は城川さんから聞いてました……本当にお母さんやお姉さんにソックリね」

沙織は姉も母もこの学園の卒業生と言う事は聞いているが、学園生活については一切聞いてない。これが不審がって地元の中学校を選ぶ事にした。母は病弱で沙織を出産した時は本当に危なかったそうである。城川とは彼女にピアノを教えていた女性であり近所の洋館に住む母の友人である……幻の天才ピアニスト……しかし、彼女はマスコミ取材を極力嫌いあのNHKさえも出演しないと言うほどだった。

「失礼します」

如何にもここの女学生のお姉さまと言うオーラを放つ雰囲気の少女が入ってくる。二人ともロングヘヤで腰まで届く程の長さ……片方は絹糸を黒で染めたといった感じであり片方は多分水泳でもやっているのだろうか少々脱色して春の日差しで赤茶色に輝いていた。

「中等部三年で生徒会長の高塚 涼子さんに同じく三年の寮長の峰岸 久美子さん……二人とも案内よろしくね」

軽く会釈する二人は沙織と握手する。

「失礼します…」

沙織はそう言うと二人の先輩に連れられ寮を案内された。ドアが閉まると緑河の表情は”優しいお姉さん”から”あの子猫を淫靡で妖艶の姿をしていく女王様”と言う顔になっていた。

「セカンドシリーズの出来はよさそうね」

天井から何かが落ちてきて、床が多少跳ね埃が舞う。マンガなら調度ハチマキ辺りに大きなバンソウコが張ってあるような表現である。
「御姉様………よく我慢できましたね」
某時代劇で出てくるような忍び装束に身を包んだ少女が薄ら笑いをしていた。秋河は屈んでその少女の股座に手を差し込むとこねくり回した。
「あぁぅああっ! こんな日が高いうちから!」
秋河は言う………。
「葛葉の里では昼間から陰茎咥えないと生きていけない程でしょ……雇用主としては従業員のケアも義務なの」
片手の指と掌と手首の返しでくのいち少女は手を付き太腿には露が道を作っていた。
「飛影!」
秋河が静かに言うと今度は静かに着陸した忍びがいた。
「お銀ちゃんをお願いね」
飛影といわれた男は頷くとそのくのいちの唇を塞ぎ忍び装束を脱がす。股には褌に胸はサラシ布で固定された体を曝す少女。だが彼女は安心しきっているのかどうか分からないが飛影の剛直を見ても不安がらなかった。
「ああ、男の匂い……」
自ら褌とサラシ布を外すと妖艶な匂いを放つ少女の裸体となっていた。
「がまんせいよ」
飛影が寝転がったくのいち少女の肉壷に剛直を差込腰を上下にする。
「ふぁあああぁああ!」
そしてヒョイと言う感じで持ちあげると彼女の手を自分の肩に捕まらせて太腿で自分の腰を掴ませる様にさせると彼女が猛烈に腰を振ってきた。
「何時見ても凄いわね」
「笑い事ではありません、彼女にはここの環境は酷ですから」
「そうね……彼女は生贄であの時から背が止まってしまって必要以上に発達してるんだから」
秋河が静かに言う。



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