2007.09.27.

家畜な日々
01
非現実



■ 1

私はもう、戻れない。
現実の世界には……もう戻れない。
そうさせたのは貴方……いえ、ご主人様。
ご主人様は言った。
遊び道具を弄びながら……。
それに私は身を捩りながら応える。

服の下の乳首の大型ピアスと両乳首のピアスに繋がれたシルバーネックのチェーンを引っ張られる。

「んぁああっ」

たまらず声が出る。
感度は最高潮…… ……。
もう、たまらない。
畳み掛けるように、ご主人様が脳を溶かす言葉を投げかけて来た。

「お前は人間じゃなくなった、今をもってして既に家畜と成り下がった」

私は答えた。

「はい、雌奴隷由紀は、今をもってして変態家畜の雌豚由紀と成り下がりました」
「顔を上げろ」

ジャララッ、赤い首輪に繋がる鎖が音を立てた。
赤い大型兼用首輪は今の私に、相応なアクセサリ。
足枷手首にも鎖の付いた枷具。

そして、3週間前のままの服のまま。
ブラとショーツは剥ぎ取られたままだ。
既に白かった筈のブラウスは汗と精液で黄ばみが目立ち、異臭さえ放っているらしい。
黒のフレアスカートは、股下10cmまでハサミで切り込まれている。
そして、いつでもどこでも挿入できるように、正面と真後ろに腰の部分までスリットをいれられた。

「どうした、挨拶は?」

「ハァ」と吐息が漏れる。
既にもう、ここまで調教が脳を犯しているのかすら危機に感じない私。
私は無言のまま……いえ、生唾をリアルに飲み込んで次の作業へと移る。
欲しい……ただただ欲した。

私は、ご主人様のズボンのチャックを歯で降ろした
手を使わずとも容易に出来るようになった業だ。

チィィィ〜〜〜……

手は使わない。
歯と口でズボンを簡単に下ろしてみせる。
続いて、トランクスを左右交互に引き摺り下ろした

そんな私の雌豚っぷりに満足したのか、ご主人様は
満足げに頷いて、いきり立ったぺ○スを突き出す。

「頂きます」

私は、何十回と口にした言葉を再び……。

ゆっくりと丁寧に…… ……
奥から先へ……
派手に音を立てながら……
叩き込まれた業をご主人様に披露する。
奥まで口に含んだまま、舌でぺ○スを転がす。

「こっちを見ろっ!」

右乳首のピアスを指で弾かれた。

「んふぅっ!?」

危うく口を放すところだった。
私は甘い変態な吐息を漏らして慌てて上を向いた。
乳首の責めの痛みが、更に脳を麻痺させる。

媚を売る目で見上げると、視線に映るご主人様は満足気だった。
顎で続けろと合図したので、ご奉仕を再開した。

「随分と上手くなったな」
「ふぁ…い」

口に含んだままでの返事

「お前がここまで成長する前は酷かったからな」
「ふぉ……」

私の3週間前…… ……
今は殆ど思い出せないくらい、私の脳は完全に麻痺していた。


ただ……


どうして、こんなに「堕ちる」のを拒んでいたのだろう?。



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