2007.02.17.

にいちゃんのけんきゅう
03
grape



■ 03

今日はバレンタインデーだ。
俺はもう中学生。変声期もすぎて、声も、顔だちもすっかり大人びてきた。
彼女の美津子も、最近では女子高生風のファッションをして大人びた雰囲気をめざしているのがわかる。
毎年、バレンタインデーになるとやる恒例のプレイに僕は頬を紅潮させた。
携帯電話で美津子に今日は僕の部屋に来るようにと言った。
美津子も、それがどういう意味なのかわかっているようだった。
夕方の4時になると、「ピンポーン」と部屋のチャイムが鳴った。
いつものように、髪の毛を金髪に染めた美津子が玄関に立っていた。
俺は「おお」といって美津子を部屋につれていった。
部屋にはお約束どおり、にいちゃんが立っていた。
にいちゃんには、昔はバレーボール用のハイソックスをはかせていたが、最近では、ファンシーショップで見つけたサクランボの柄のついたハイソックスをはかせている。
もちろんそれは、「チェリーボーイ」という意味だ。
美津子はにいちゃんを見ると、いじわるそうにくちびるをゆがめて、
「豊、バレンタインデーおめでとー」と僕にチョコをわたした。
俺はにいちゃんを横目でみながら、「悪ィね」といってチョコのつつみをあけた。
にいちゃんは必死に心の動揺をかくしていたかんじだった。
俺はかなり身長がのびたが、それでも、にいちゃんよりまだまだ低かった。にいちゃんは頭ひとつぶん俺よりおおきい。
にいちゃんには、日常的にホルモン剤を与えているので、声は小学生のようなソプラノのままだ。
体毛は、エステサロンに通わせて全身脱毛させた。
髪の毛は、俺の好みの栗色のショートボブにさせている。
俺は美津子に「こいつにはチョコねえの?」と言った。
美津子は「まだ子供にははやいでしょ」と吐き捨てるように言った。
そしていつものように学校プレイがはじまった。
にいちゃんは、何がはじまるか、察しているようだった。
俺はズボンを脱いで○んこをだした。
もう陰毛も○んこの大きさも、すっかり大人の容貌になった自分の下半身をみた。
俺は美津子に、「なあ、俺とこいつとどっちが大人かなあ?」と言った。
美津子は笑いをこらえて、「豊ァ」と言って笑い出した。
俺も笑い出した。
「じゃあ、こいつにいろいろ教えてやらなきゃな」と俺は言った。
机から指事棒と歴史の参考書をとりだして授業をはじめた。
「BC2000、このころ、ギリシア人、バルカン半島南部にはいるゥ」
歴史の参考書を読みながら、俺はにいちゃんのまわりをぐるぐるまわりはじめた。
美津子は顔を紅潮させてその様子にじっと見入っている。
「キミ、ちゃんと集中しなさい、返事は?」といって指事棒でにいちゃんの○んこをつんつんつついた。
「キミ、年齢はいくつだ?」俺は言った。
「35です」とにいちゃんは言った。
「ハンムラビ王がうまれたのは何年?」俺は言った。
「わかりません」にいちゃんは言った。
「わーかーらーないじゃこーまーるーでしょーーー」
と、俺は指事棒でにいちゃんの○んこをいやらしくなぶった。
にいちゃんの○んこはムクムクおおきくなった。
「なんだ?これは」とにいちゃんの○んこをいやらしくなぶった。
「子供は学業に励むゥ」といって指事棒でにいちゃんの○んこをグリグリやった。
にいちゃんの息づかいが荒くなってきた。
そこで、にいちゃんから指事棒をはずした。
美津子が興奮しはじめたようだ。
俺も興奮してどうにもならなくなっていた。
「ハアハア、いいかね?キミ、しばらく自習していなさい」
俺はそう言って、にいちゃんを立たせた状態で、美津子の口の中に舌をすべりこませた。
「ハア、ハア、子供はみるもんじゃありません」俺はにいちゃんにそう言って、美津子とセックスをはじめた。
にいちゃんは怒りとも興奮ともつかない複雑な表情をして立っていた。
最近では、にいちゃんを中途半端になじって射精させないでおわるというのが好きだ。

オレの部屋は最近はクラスのワルガキグループの午後のたまり場になっていた。
きょうも、いつものように、竜、勇気をはじめとするワルガキが部屋にたむろしていた。そして、いつものワルガキにまじって、みなれない顔もあった。
オタクの斉藤だ。
斉藤は牛乳瓶のような厚い眼鏡をかけた男で、いつも、アイドルの写真をカバンにいれて歩いているようなやつだった。斉藤のたっての要求で、今日は、この部屋に、今日だけという制限付きで、入室を許可したのだった。
斉藤が、自分のカバンから、青いビニール袋をバリバリという音をだしてとりだした。
それを、俺にさしだし、耳打ちして「先輩に、この服、着せてもらえませんか?」といった。
クラスのワルガキたちの慣例で、にいちゃんは、「先輩」とよばれていて、なぜか、にいちゃんには、みんな、敬語をつかうのだった。
その服は、白のタートルネックだったが、丈が異常に短くすそのぶぶんがフレアのようなミニスカートになっているといった服だった。フレアの部分はピンクの色違いになっていた。
おれは、「いいよ」といって、にいちゃんを、押入からだした。
斉藤は、にいちゃんをみると、顔が真っ赤になった。うわさできいて、あこがれているらしかった。
俺は、にいちゃんにこの服を着るようにいった。にいちゃんにとってはいささか抵抗があるようだった。
にいちゃんが、その服を着ると、とても、すっとんきょうな印象になった。
上半身はピッタリしたタートルネックでそれは普通なのだが、その裾が胸の部分までしかなくて、その下がフレアみたいなミニスカートだから、へそから下が、まるみえなのだ。
にいちゃんは女としてみても耐えられるほどの、かなりの美形なので、いっそうこっけいにみえた。
斉藤は、俺に、この服はよなべしてにいちゃんのために作った服だと説明した。
にいちゃんが、その服をきにいったかどうか判断するためには、にいちゃんの○んこをみればよかった。にいちゃんの○んこはいままでみたこともないほどにぼっきしてうえにそりあがっていた。にいちゃんは醜い男にいじめられることにこのうえない刺激を感じることも、俺はしっていた。
斉藤はもはや、興奮して、話の内容がメチャクチャだった。
「ハアハア、はしのえみこちゃん、ハアッハアア」
斉藤はおれにまた耳打ちした。「はしのえみこちゃんのおどりをを先輩におどってもらえませんか?」
俺は直接交渉してくれといったら、斉藤は、にいちゃんのところにいった。
斉藤はしどろもどろににいちゃんに何かを交渉しているようだった。
にいちゃんは顔を赤くしてその話の内容にききいっていた。にいちゃんが首をたてにふった。
斉藤が声を大きくした。
「ええっと、これから、先輩が、はしのえみこちゃんのおどりをおどってくれるそうです、ええっと、拍手で拍子を、ええっと、みなさん、ええっと、とってください」
ワルガキグループは「ヒューヒュー、いいよいいよ、やりましょう!」と大喜びしていった。
それはテレビCMのうただった。部屋中の大合唱がはじまった。
「♪けーんかしーてー、ほしーの♪でーんわしーてーほしーの♪えみこのところにきてほしーの♪」
にいちゃんは、斉藤にふきこまれたとおりに、みんなのまえにしりをつきだしたり、みぎあしをチアガールふうにつきあげたりしておどった。大合唱のスピードは、どんどんはやくなっていった。
「♪けーんかしーてー、ほしーの♪でーんわしーてーほしーの♪えみこのところにきてほしーの♪」
にいちゃんはうたについていこうと、必死におどりのスピードをあげているようだった。
大合唱はしつこく何回もつづけられた。歌がおわった。
にいちゃんは、そうとうつかれたらしく、肩で息をしていた。
斉藤は、また、俺のところにきていった。「あの、先輩と、押入ですごしたいんですけど、あの」
俺は「いいよ」といい、斉藤とにいちゃんをドギマギしていた。
にいちゃんと斉藤を押入におしこんで、宴会の続きをはじめた。
ワルガキグループは、もうほかの話をしていた。
しばらくすると、押入の戸が、ゴトゴトとはげしく何回も鳴った。
どうやら、押入の中でなにかがおこっているらしかった。おれは、ほかのワルガキたちの話に耳をかたむけた。しばらくして、押入から斉藤がでてきた。
何か、勝ち誇ったような、勇ましい表情だったので、何がおこったか、わかった。
そのあと、にいちゃんが押入からでてきた。にいちゃんは、泣いていた。けつをみると、けつから白い液をたらしていた。
俺は、「ああ、やっぱりね」と思った。夜になって、みんなそれぞれの家に帰っていった。



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