2005.12.17.

Hカップお嬢様乃南ちゃん
01
わたる



■ 01

「おっ!! 乃南ちゃん、おはよう!!」
とある私立高校。その二年生の教室に男子生徒の声が響く。
「うん……おはよう……」
乃南、と呼ばれた少女はそう返事を返す。

「よっ! 乃南ちゃん!」
「おはよう!」
「おはよう!」
教室中の男子生徒が次々と乃南に挨拶をする。
しかし、男子達の視線は、どこか下卑ているように見える。
男子達はまじまじと、乃南の首の、少し下あたりを見ている。
「やん……」
乃南は小さく、そう呟いた。


秋穂乃南(あきほ のなみ)17歳、高校二年生。
顔立ちはお嬢様風でとても上品。そこらのアイドルと比べても遜色ない。
そしてサラサラの黒髪。これだけ見ていれば秋穂乃南は、清純美少女と言えるだろう。
それは間違ってはいない。しかし、ソレとギャップを成しているものがある。
夏服のシャツの中に押し込められているバストである。
高校二年生ならば、大きくてもEカップ、Fカップといったところだろう。
しかし、乃南は違う。

95cm、Hカップ。

その年齢ののわりに育ちすぎた乳房が、清純美少女をイヤらしく見せているのだ。
クラスの男子達も、表では乃南をアイドルのように扱いながらも裏では、
「乃南のおっぱい、デカすぎじゃね?」
「あんな大人しいのによ……」
「それがいいんだろ、あのギャップがよ」
そんな会話を囁いていた。

秋穂乃南は、制服を着てただ歩いているだけでも男子のオナニーのネタになってしまう。
無意識の内に、学校中の男子の勃起を誘ってしまうHカップ清純美少女、それが秋穂乃南だった……


キーンコーンカーンコーン……
チャイムの音が、3時間目の終了を告げる。
「やだ……次は体育……」
乃南が呟く。体育は乃南の最もキライな教科であった。
その理由とは……

「よーい、スタート!」
教師の声が響く。
体育の授業は男女別々、しかし、最初だけは男女一緒にグランドを走らなくてはならない。
乃南が走りだしてすぐに……
ぷるん! ぷるん! ぷるるん!
(いやぁっ! お乳が……)
薄い体操着とブラに包まれた95cm超巨乳が激しく揺れる。

「うおおおっあのユレ具合!」
「すげーぞ! 他の女子と比べ物になんねぇ!」
男子はもう全員、乃南のおっぱいに釘付けになっていた。
「見ないで……ください……っ」

乃南が言うが、聞こえない。ふと、乃南は男子の股間に目がいく。
(いやぁぁ……! キモチわるい……っ)
ソレは、これでもかというくらいにいきり立っている。
(ダメぇっ!! 揺れないで……お願い……)
無数の勃起チ○ポに囲まれ、乃南は恥ずかしさの絶頂に達する。

(見られてるっ……!! お乳見られてる……っ…!)
乃南は自分の美巨乳を見られている恥ずかしさに耐えながら走る。だが……
(はぁうんっ……! また……!)
恥ずかしさのあまり、Hカップの先端が勃起をはじめる。
それがブラジャーの生地に擦れ……

「あふんっ……!!」
乃南は声を出してしまう。
そのお嬢様フェイスからは想像もつかないほどエッチな声だ。
(ダメ……! キモチよくなんか……ないのっ……)
だが快楽には逆らえず……ブラを直すフリをしてその巨乳を刺激する。
「な……何やってるの私……ああんっ……でもっ!」
そして……
「おい見ろよ! 乃南ちゃん、胸触ってるぜ!」
「見られてキモチよくなってんのか……!」
「スケベなのはおっぱいだけじゃないのか……」
男子が言い始め、
「いやぁぁ……スケベなんかじゃないの……っ!! 見ないで……!!」
乃南は到底手では覆い切れない爆乳を抑え、その場に崩れ落ちてしまった……。


「今から終礼を始めます」
委員長の声が響き、一日の最後である終礼がはじまった。
しかし、秋穂乃南は脚をもじもじさせながら苦しげな表情を浮かべている。
(ん……っ! いや……何でこんな時に……!)
乃南は6時間目からずっと便意に耐えていたのだ。
(あ……っ…ん! お腹……いたい……!)
一時間以上耐えており、乃南の便意は限界に近づいていた。
さりげなくお腹を抑える腕がHカップ美巨乳を寄せ、はたから見れば、これだけで充分オカズになるセクシーなポーズになっている。

(ん……ダメぇ……うんち漏れちゃう……っ!)
少しでも気を緩めたらでてしまうだろう。
(もう……ダメぇ!! はやく終わって!!)
乃南は祈る。そして……

「気をつけ、礼」
「さよなら〜」
終礼が終わり、乃南は小走りに女子トイレに向かった。



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