2007.06.07.

里奈の放課後
03
林檎飴



■ 3

道を歩いていても、周りの人の目が気になって仕方なかった。
スカートは膝が少し見えるくらいの長さだから、分かるはず無いのだが、周りの人に気づかれてるように感じる。
夏服の下にキャミソールを着てきたのだが、乳首が透けてるように感じる。
脚の間を風が吹き抜ける。
スカートが少し捲れた。
「やっ……」
里奈はスカートを押さえ、胸を手で隠しながら学校への道を歩いていった。

「おはよっ! 里奈!」
「おはよ……。」
里奈は授業中もずっと俯いていた。
ぴったり脚を閉じていても、股間が直に空気に触れるのが恥ずかしい。
里奈は休み時間もずっと座ったまま五時間目までを過ごした。
そして、六時間目は西野の授業だった。
里奈はどんな恥ずかしい目に遭うかと戦々恐々だった。
しかし、里奈の予想とは裏腹に授業は普通に進められた。
キーンコーンカーンコーン
一日を終わらせるチャイムが鳴った。
(良かった…何もなくて……)
里奈はホッと息をついた。

しかし里奈は知らなかった。
クラスの男子生徒全員に西野からのメモが回されていたことを……

里奈が急いで帰ろうとすると、西野に呼び止められた。
「いいか? 四時半に体育倉庫。体操服でだ。」
西野はそれだけ言って去っていった。
しかし、里奈は体操服を持ってきてなかった。
「どうしよう……」
里奈は悩んだ末、制服で体育倉庫へ向かった。
里奈の学校の体育倉庫は屋外にあり、南京錠でしっかりと閉まっている。
(どうしよう…閉まってる……)
里奈は、体育倉庫の前で西野を待っていた。
(今日は…どんなことをされるんだろう…)
ドクンッと嫌な動悸がする。
(昨日のようなこと? もしかして…挿れられるの?)
そう思うと、こんなところにいないで、逃げ出したくなった。しかし、西野にはあのムービーがある。
あれを学校中に見せられたら……里奈は恥ずかしくて、生きていけないだろう。
そんなことを考えていると、西野がやってきた。
「体操服はどうした。」
里奈の服装を見て、そう言った。
「持ってきてなかったので…。」
里奈は顔を俯かせた。西野の目が里奈の制服をなめ回す。
「まあ、いいだろう。」
西野は、里奈から目を離し体育倉庫へと向き直った。そして、くるりと向きを変えると体育倉庫の裏へと向かった。
(どこへいくの…?)
里奈はいぶかしげに思いながら西野についていった。
体育倉庫の裏には地面から2メートルくらいのところに小さな窓があった。細身の里奈がやっと入れるような大きさだ。
「これで中に入れ。」
西野が里奈に言った。
しかし、地面から2メートルもある窓だ。
上ろうとしたら下からスカートの中が見えるに違いない。
「入れません……。」
里奈が言った。
「何故だ?」
西野は意地悪く言う。
「スカートの……中が見えてしまいす…。」
「スカートの中には何があるんだ?」
西野の問いに里奈は真っ赤になった。
「オ○ンコ……っです…。」
里奈が真っ赤になりながら言った。
「そんなの、昨日存分に見ただろ? さあ、登れ。
登らないと、あのムービーを……。」
「わかりました…。」
里奈は俯いて、真っ赤になった。
窓を見上げてみる。やはり高い。
近くにあったゴミ箱を取ってきて、里奈は出来るだけ控えめに窓を目指して登り始めた。

ゴミ箱に足をかけるだけでスカートが捲れる。
オ○ンコに冷たい風を感じて里奈は、ビクンとした。
「さっさと登れ!」
西野がせかす。
しかし里奈はどうしても登れずにモジモジとしていた。
「どうして登れないんだ?」
西野が言う。
「……。」
里奈は黙ってうつむいた。
「まったく……。」
西野はそういうと、里奈の股に頭をつっこんだ。
「ひゃぁんっ!」
里奈が驚いて飛び上がる。
そのまま西野はゆっくりと立ち上がっていく。
俗に言う風車の状態になっていた。
しかし、里奈はパンツを履いていないので西野の首の感触が直に伝わってくる。
「よっこらしょっと。」
西野が顔を少し横に傾ける。
少し揺れるだけでも首とオ○ンコが擦れ、里奈に刺激を与えた。
「っ……。」
西野に気づかれないように必死で声を押し殺す。
「結構軽いな。」
西野はそういいながら首を左右にゆっくりと振った。
「ん……はぁ…。」
少しでも西野に触れないように腰を動かすが、かえって自分のオ○ンコを刺激してしまう。
「ん……やぁ…。」
いつの間にか里奈は自分から西野の首にオ○ンコを擦り付けていた。
「んっん……あぁん……。」
西野は何も言わずゆっくりと里奈を下ろした。
「え…?」
(後少しでイけたのに……。)
グッタリして座り込む里奈の脚を思いっきり西野が広げた。
「やあぁぁぁぁ……!」
里奈のオ○ンコはひくひくと痙攣し、愛液が垂れていた。
「なんでこんなに濡れているんだ?」
西野がニヤニヤと笑いながら言った。
「ちが……これは…。」
否定できない。腰を振っていたのは紛れもなく自分だ。
「おーい、みんな! もう出てきていいぞ!」
西野は里奈の脚を広げたままそう言った。
(え!? みんなって……?)
すると、体育倉庫の影から里奈のクラスの男子がぞろぞろと出てきた。
「ひやぁぁん……! 見ないで……。」
里奈は必死に脚を閉じようとするが、西野が押さえてて閉じられない。
男子は里奈と西野の方に近づいてきた。

「先生の言ったとおりだ…。ノーパンで学校きてるなんて……。」
「すげえ……あんなに垂れてる…。」
「ってかさっきオナってたよな?」
「ひくひくしてる…。」
男子達の言葉に里奈は真っ赤になって俯いた。
すると西野が里奈を乱暴に立たせ、体育倉庫の中に連れて行く。
南京錠の鍵を開ける西野を見て里奈は思った。
(鍵……持ってたのにあんなことを……)
里奈は抵抗したが、西野に押され、体育倉庫の奥まで追いつめられる。
男子もぞろぞろついてくる。
「さーて。どうしてもらおうか……。」
西野は男子の方を向いた。
「おまえらは西野に何をしてほしい?」
男子は互いに顔を見合わせてニヤニヤしている。
「やっぱ全裸っしょー。」
「胸出せ胸!」
「むーね! むーね! むーね!」
いつのまにか男子達は胸コールをしている。
「そんなこと……できません…。」
里奈は両手でその大きな胸を隠しながら言った。
すると西野が里奈の側に寄ってきて耳打ちした。
「言うことを聞かないと、あの動画を学校だけじゃなくネットで公開しようか……? 名前と住所つきでな。」
背中に冷たい水が落ちたような感覚に里奈は襲われた。
(ネット……全世界に…)
(全世界に公開されるくらいなら、この男子達の前で脱いだ方が……。)
「わ…わかりましたっ……脱ぎます!」
「おおー!!」
男子達の間からどよめきが起こる。
中には既に勃起させてるものもいた。
セーラー服のチャックを外す。
そして震える手で裾を握り、ゆっくりと捲り上げていく。
セーラー服から頭を出し、ゆっくりと床においた。
キャミソールを着ているが、ブラをつけていないため、うっすらと乳首が透けていた。



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