2011.04.30.

プチSM千夜一夜ものがたり
02
二次元世界の調教師



■ 神様遊び

「大倉先生、神様になって遊びませんか?」
「何だソレは?」

 今日もクソ面白くもない大学での講義が終わった後、懇意にさせてもらっている中山君と一杯やっていると、彼が突然妙なことを言い出したので俺は驚いた。俺は大倉正樹。九州の片田舎で高校の教員をやっているのだが、教頭になる資格を得るため義務付けられている研修を首都圏のこの大学で受けるため、夏休みを利用して1か月ほど単身赴任で上京しているところだ。妙なことを言い出した中山健二君はこの大学の教育学部の院生で、日本全国から集まった教頭志願者たちと一緒に講義を受けたりワークショップを行ったりしているのだ。俺もそうだが、中山君もあまり他と交わらない主義らしくお互いやや孤立していたので、どちらともなく話をするようになり、1週間ちょっとたった今ではすっかり意気投合。共に気楽な1人暮らしとあって、毎晩酒を酌み交わしている。

「神待ち少女って、ご存知じゃありませんか?」
「若いもんの流行には、うといんだよ」
「いえ、こちらでは誰でも知ってますよ。テレビで特集されてから、有名になったんですがね」

 なるほど、俺の田舎では聞いたことがなかったが、都会の流行なのか。中山君の話では、日本全国にいるんじゃないですか、とのことだったが、少なくとも俺にとっては初耳だ。

「家出した女の子なんですけどね、泊まる家や食事がなくて困っている子が、都会じゃゴロゴロしてるわけです」
「おい、まさかヤバい話じゃないだろうな」

 そこまで聞いた俺は、もうピンと来た。なぜなら、俺も中山君も、いわゆるロリコン少女趣味と言う共通点があって、それを知ってから一気に仲良くなったのだから。すると中山君はニヤリと笑って言った。

「大倉先生、奥さんは教え子だったそうじゃないですか」
「ま、まあな」
「羨ましいです。僕、先生のように教え子の女の子と仲良くなりたくて、教師を目指してるんです」
「そうか……そうだったな」

 酔っているからだろうが、身もふたもない中山君の教師志望の弁を諌めてやることは、俺には出来ない。何しろ俺自身がそんな不埒な願望を実現するため高校の教師となり、新任でいきなり当時3年生だった女生徒に手を付けて孕ませ、卒業後すぐに結婚したと言う、とんでもない男なのだ。当時はちょっとしたスキャンダルとなり、白い目で見られたりもしたが、セーラー服の良く似合う美少女を射止めた俺は有頂天で、幸福の絶頂を味わった。だがそれも昔の話だ。5歳下のスレンダーな美少女だった妻は、その後2人の娘を出産して体重が激増し、見事なメタボ体型となって、かつての姿は見る影もない。俺だってもうすぐ50の大台に届くのだから仕方ないだろう。

 そしてかつては非常になり易かった教職も、昨今では少子化の影響もあって、教員養成大学を卒業してもなかなかなることの出来ない難関らしい。中山君は、諦めて一般企業へ就職していく同期生たちを尻目に、20台後半になってもなお教職をめざして、大学に残っているのだ。アルバイトを掛け持ちして食い繋いでいるようだが、教え子の女の子と仲良くなるため教職をめざす、と言う彼の一見理解に苦しむ夢も、不況で若者の就職がままならない今なら、あながち笑えない話なのかも知れない。

「それで、そういう子たちが泊まる場所と食事を提供してくれる『神様』を探して、今ネットの掲示板じゃ大量の書き込みがあるってわけです」
「そういう、いかがわしい話に首を突っ込んじゃいかんぞ」

 中山君の気持ちは痛いほど理解出来る俺はしかし、人生の先輩として釘を刺した。そういう家出少女を泊めてやると言って、いかがわしい関係に持ち込もうと言うのだろう。だが、俺のような年齢になればもちろんのこと、20台後半の中山君も、それがいかに危険な行為であるのか理解しなくてはいけない。相手が未成年なら犯罪だし、そういう少女は性病を持っていたりHIVに感染している危険すらあるのだ。ところが中山君の次の言葉に俺は参ってしまった。

「実は……僕、そういう子の神様になっちゃったんです」
「何!?」
「泊めてやってご飯を食べさせたら、すっかりなついて僕の下宿に居ついちゃったんですがね」
「どういう子だ?」
「高校生だと言ってましたけど……もっと幼いような……」
「おいおい!」

 俺はいっぺんに酔いが醒めるような気分になると同時に、周囲が気になった。ここは小料理屋のカウンターだ。

――こんな話を人に聞かれるのはまずい。俺は公費で出張に来ている学校の教員だぞ……

 学校の教員に対する世間の風当たりは強く、淫行などで報道されて懲戒免職となる例が後を絶たないのはご存知だろう。痛くもない腹を探られても困る。中山君のことより自分の保身が先に来るのは申し訳ないが、これは職業病だ。それに彼だって、こんな所で大っぴらにして良い話ではあるまい。俺は正直に言ってやった。

「そういう話をここでやるのは良くない。店を出てから話そう」

 すると彼もヤバい話であることに気付いたのか、すみませんとボサボサの長髪をかいて謝った。

「その女の子は今君の下宿にいるんだな」
「ええ、たぶん……」

 店を変えてもまずい話であることには変わりがなく、結局彼の下宿で話をしようと言うことになった。歩いて15分くらいと言うので、酔い醒ましにもちょうど良いと思い、道すがら話を聞く。すると驚いたことに「居ついた」と言っていたその少女は、今も下宿にいるだろうと言うのだ。

「鍵を掛けてないの?」
「いえ、その子に合い鍵を渡してるんです」
「えらくぶっそうじゃないか」
「そう思いますよね、やっぱり……」

 独身男の1人暮らしだから盗まれるような物がないのかも知れないが、常識外れだ。中山君は見ず知らずの家出娘などに、どうしてそんなに入れ込んでるのだろう。俺は単刀直入に聞いた。

「もう犯っちまったのか?」
「え!?」

――何だ、コイツ? ビックリ仰天みたいな顔しやがって……

「やっちまう」と言う言葉が理解出来ないようなリアクションをした中山君。俺はさらに話を続けていくに連れて、唖然としてしまった。

「あ、あの、それって、彼女とえっちなことをしちゃったか、と言うことですか?」
「ありていに言えば、そうだ」
「とんでもありません」
「じゃあ、何で家出娘なんか泊まらせてるんだ」
「かわいそうじゃないですか。食べる物も、寝る場所もないんですよ……」

――ウソ付け

「中山君、悪いけど、君女の子とやったことあるの?」
「……」
「その子と、えっちなことをしたいと思ってるんじゃないの?」
「……会ってくれたら、わかると思います。その子、ビックリするくらいカワイイんです」

 俺は真っ赤になってボソリとそう口にした中山君がかわいい、と思ってしまった。そして彼は途中でコンビニに寄り、弁当にお茶、さらにはアイスやお菓子類まで買い込んだ。

「それ、ひょっとして全部その子のためか?」
「そういうことです」

 いかにカワイイからと言って、どうしてそこまで見ず知らずの少女にしてやらねばならぬのか。しかも家に泊まらせ自由に出入りさせながら、手を出してもいないとは。どうやら童貞らしい中山君は、彼女とヤリたいと思いながらうまく言い出せないでいるのだろう。彼が財布から千円札を2枚出して勘定をすませ店を出ると、俺は駄目押しのように聞いてみた。

「中山君、君、その、女の子と付き合うのが苦手なんだろう?」
「はい。それに……それに大人の女性は駄目なんです。制服を着てるくらいの子でないと」
「だな。俺もそうなんだ」

 話し辛そうにしていた中山君の顔がパッと明るくなる。俺はさっきやめろと忠告したことは棚に上げ、次第に俺と同じ性癖を持つこの哀れな青年に思いを遂げさせてやりたい、と言う気持ちに傾斜していった。そして彼がそこまで入れ込み「カワイイ」と力説する家出少女にも俄然興味がわいて来た。

――どんな子なんだろう? まさかアイツだったりしてな……

 彼が下宿している、学生用らしき安アパートに上がり込む直前、ひょっとして自分の娘が姿を現すのではないかと言うあり得ない妄想が頭に浮かんで、俺は内心苦笑した。何を隠そう、俺の下の娘は中学に上がってからグレてしまい、しょっちゅう家出を繰り返す困ったやつなのだ。歳の離れた上の娘は逆に引きこもり中で、高校を中退してから20台も半ばになろうかと言う今でも、家に閉じこもり外に出ようとしない。学校の先生の子供ほどグレる可能性が高いとはよく言われることだが、我が家は正にそんな状態なのである。だが、そんな2人の娘も母親に似て器量はとても良いのだ。

「ただいま、帰ったよ、ミナコちゃん」
「お帰り、ケンジー」

 俺たちが家に帰るなり、まるで同棲中のような言葉を交わした2人だったが、セーラー服の少女は何と腕を枕に寝転がって、スナック菓子を食べながらテレビを見ていた。何と言う図々しい女だと腹立たしく思った俺はしかし、彼女がこちらを振り向き俺と目が合った瞬間絶句してしまった。もちろん娘が九州からこちらに来ているなんてことはなかったが、良く似た感じの美少女だ。いや、違う。正確には彼女の母親、つまり俺の妻の昔の姿にソックリだったのだ。  

「誰? この人」
「大学でお世話になってる人。高校の数学の先生だよ」
「あ、大倉です。どうも」

 全く物怖じしない様子の、このミナコと言う美少女のパッチリした大きな瞳に見つめられて、あろうことかドキドキしてしまった俺は、辛うじてそう口にした。少女はやはり幼く中学生くらいに見えたが、非常に整った美人顔でまるでお人形さんみたいだった。髪の毛はツインテールに分け、小柄で華奢な感じだが胸の膨らみだけは意外にボリュームがありそうだ。ロリータ趣味の中山君が夢中になるのも無理はない。会ったばかりの俺でさえ、クラクラ来そうなのだから。

「お弁当買って来たよ。アイスとお菓子もね」
「ありがとー」

 だが幻滅したのは、座りなおした彼女がやけに短いスカートの下からだらしなく青いスパッツを見せていたことだ。このスパッツと言う代物、百害あって一利なし、と言いたくなるくらい困り者で、下着を見せる心配がないと思って、中高生女子のスカート丈がどんどん短くなり、うちの娘もそうだが非常に行儀悪い振る舞いを見せるようになってしまう。だからうちの高校では着用を禁止しているくらいだ。俺はだが、教師としてでなく、ロリコン趣味のオヤジとして、今すぐそのスパッツを脱ぎなさい、と言いたくなる衝動に駆られていた。パンツくらい見せなさい。君だって男の家に泊まらせてもらって、タダですむと思っちゃいないだろう?

――ホントに高校生なのか? こんな無防備な子が……

 だがしかし。悪びれもせずキョトンとした表情で体育座りになった幼い外見の美少女が、全く無防備に晒している白い生アシと、ピッチリ食い込んだ中学生っぽいブルーのスパッツと言う眺めに、俺は不覚にもひどく興奮してしまい、吸い寄せられるように視線を釘付けにしてしまっていた。そしてハッと気付くと、股間が痛いほどカチカチになっていたのである。

「高校生だって?」
「1年生だそうです」
「家出してるの?」
「らしいです」

 ミナコと呼ばれた美少女は、俺が高校の教員だと紹介されてもまるで動ぜず、パッチリした大きな瞳で怪訝そうに俺を見ている。俺は彼女のスパッツの妙な色気に動揺してしまい、中山君とそんな詰まらない話を交わした。するとミナコの方から口を開いたのである。

「私、家に帰る気はありません。連れ戻しに来てもムダです」

 どうかすると、小学生か? と迷ってしまいそうなロリっぽい外見からするとずいぶんしっかりした話しぶりだと思ったが、高校生だとすれば普通だ。俺はこんな小娘に気圧されてしまった自分を恥じ、直接彼女と話すことにした。

「どうしてそんなこと思うの?」
「だって先生なんでしょ」
「ああ。だけど遠く離れた九州で高校の教員をやっているんだ。わざわざ君に説教しに来たわけではないよ」
「じゃあ、どうして?」
「中山君の友達なんだ。彼に誘われて来た」
「ケンジに?」
「ミナコちゃん、そう言ったでしょ。僕の友達だって」

 どうもまだるっこしい。このままではまるで話が進展しないと思った俺は、中山君のため核心に触れるべく切り出した。

「ミナコさんだったかな?」
「はい」
「もうここにどのくらい泊まってるの?」
「3日目」
「それで、ご飯も食べさせてもらってるんだ?」
「そうだよ。ケンジは神様だもん」

 そう言って中山君の腕を両手で取り、照れ臭そうにする彼にシナを作って見せるミナコ。間違いない。中山君をナメて、どうせ何もされやしないとタカを括っているのだ。30手前で童貞と言う中山君のだらしなさはさておき、小娘の分際で自分の倍近い年齢の男の純情を弄ぶミナコに、俺は猛烈に腹がたった。それに近寄らないと良く見えなかったが、両耳に高価そうなピアスが光っており、これも腹立たしく思った。どうせ手術代も含めてどこかの男に払わせたのだろう。

「なあミナコさん。君高校生ならわかるだろう。男の家に泊めてもらって、タダですむとは思っちゃないよね」
「何のことお?」

――クソ、この女わかってるくせにシラを切りやがる。ムカつくぜ……

「つまり、中山ケンジ君に抱かれてやれ、と言うことだ」
「大倉さん!」
「何ソレえ〜? ヘンタイ! ケンジはそんなことしないもん。えっちなことはしないって、約束だったよね、ケンジ」
「あ、ああ、そうだよ……」

 恐らく実際にそんなバカげた条件で、中山君はこの生意気だがめちゃくちゃにロリコン心をくすぐる家出娘の』面倒を見ているのだろう。それこそ正に「神様」である。だが、世の中にそんな私心のない「神様」など存在しないのだ。

「君は間違っている。中山君は人がいいから言い出せないでいるんだろうけど、本当は君とヤリたいと思ってるんだぞ」
「何このオッサン! 先生のくせに……ねえ、追っ払ってよ、ケンジ」
「ちょっと待ってよ、ミナコちゃん」
「何よケンジ。私とえっちしたいと思ってたの? サイッテー」

――何やってるんだ、中山君! 本当の気持ちをこのクソガキにぶつけて、押し倒せ! 君にはそれだけの権利はあるんだぞ……

 だが、そんな俺の願いもむなしく、中山君はオロオロするばかりで、ミナコに「サイテー」と罵られても、何も答えられないのだ。他人事ながら頭に来ていた俺は、業を煮やしてミナコに迫った。いやそれは嘘だ。もう妻には10年以上覚えたことのない猛烈な股間の欲情が俺を突き動かしたのだ。

――この子を犯りたい! 中山君と一緒に、この生意気なクソガキにチンポをぶち込んで、ヒイヒイ言わせてやるんだ!

「何がサイテーだ! 人のお世話になりながら、何のお礼もしないお前の方がサイテーだろうがっ!」
「いーんだもん、ケンジは神様なんだから! もう、サッサと出てってよ、このクソオヤジ! ヘンタイッ!」
「ミナコちゃん!」

 罵り合いになって来た俺たちの間に割って入った中山君は、意を決したように口を開いたのだが。

「ごめん、この人の言う通りだ。僕は君とえっちしたいと思って、ウソをついて掲示板に書き込んだんだ」
「マ〜ジで? サイッテー!」
「頼むよ、僕とえっちしてくれないか?」
「ヤダッ! 私、もう帰る」
「おい待て! 一体どこへ帰るつもりだ?」
「放せよ! このクソジジイッ! うちに帰るに決まってんだろ」

 せっかく男のプライドも捨て、大の男が頭を下げていると言うのに、取り付く島もなく、挙句の果てに帰宅すると言うミナコ。俺はつい、我が娘と重ね合わせて、3日で帰る彼女の親はどう思ってるだろうと考えてしまった。いわゆる「プチ家出」と言うやつだ。初めの頃こそ警察や学校に連絡して必死で捜索し、自分たちの知らない友達の家を泊まり歩いていたと言って帰って来た娘を、抱きしめてやりたくなるくらい愛おしく感じ、同時に厳しく叱りつけた俺も、そんなことが何度も繰り返されるに連れて、諦めから次第に何も感じなくなって来たのだ。今では娘が夜帰って来なくても、そのうち帰って来るさとタカを括ってしまい、放置しているに等しい状態なのだ。ミナコもきっとそんな感じで気軽に「プチ家出」を繰り返しているのではないかと思うと、親御さんが感じるであろう無力感を慮った俺は、ついに我が娘であるかのように手を出してしまった。 
 
「放せっつってんだろうがっ! 警察呼ぶぞ!」
「うるさいっ!」
「大倉さんっ! 何やってるんですかっ!」

――ヤバい! 落としてしまった……

 世話になった中山君まで罵った上、プンプンしながら帰ってしまおうとするミナコを捕まえて揉み合いになってしまい、俺はつい彼女の気道を締めてしまった。何を隠そう、俺は柔道の心得がある有段者なのだ。相手に危害を与えない程度に「落とす」つまり気絶させる術も心得ている。だが誤算だったのは、ミナコが小学生と言っても通りそうな小柄な少女で、加減する間もなくアッサリ「落ちて」しまったことだ。

「大倉さん、まさか……」

 中山君は、俺が首を絞めて殺してしまったのか、と思ったのだろう。顔面が蒼白になり、泣きそうな声で言った。

「心配はいらない。ちょっと気を失ってるだけだ。気合を入れれば元に戻る」
「そうなんですか……」

 少しホッとした様子の中山君に、俺は柔道の締め技の説明をしてやったが、いざ完全に失神してしまったミナコを見ていると、次第に事の重大さがひしひしと胸に迫って来た。

――こりゃ訴えられたら、立派な暴行罪だな……

 柔道の有段者である俺は、肉体そのものが凶器であると見なされるのだ。教頭になるための研修先で、こんなことが明るみになったら間違いなく懲戒免職ではないか。学齢期の年齢の少女に強く惹かれる性癖の俺は、新任で教え子に手を着け責任を取って娶ってからと言うもの、その性癖を絶対に若い女生徒たちに向けないよう我慢して来た。体罰などもっての他だし、肉体的接触は控え、1対1で対面するような場も注意して避け、万が一にもセクハラを疑われて失職することがないように心掛けて来たのだ。ロリコンの性癖自体は消えず、むしろ歳を重ね、妻に性的魅力を感じなくなるのと反比例するように強くなったのだが。

「大倉さん。これって、ヤバいんじゃないですか?」
「わかってる。でも心配するな、責任は俺が取る」
「気合を入れれば、元に戻るんですよね」

 俺がそう言ったばかりだ。だが、ソワソワと落ち着かず、早く気を取り戻させましょう、と言いたげな中山君を前に、俺は一瞬頭に浮かんだ悪魔の囁きに耳を傾けていた。

――「毒食わば皿まで」と言うじゃないか。今さらジタバタするくらいなら……

 俺は、わざわざ遠く離れた場所まで単身赴任でやって来た、本当の理由を自問する。家出を繰り返す下の娘と、家に引きこもり社会に出ていかない上の娘。昔の面影を失い豚女と化した妻とは、口を開けば子供たちのことで喧嘩が絶えず、下の子の出産以来肌を合わすことすらない夫婦仲は冷え切っていた。妻はそれが子供たちがこうなってしまった原因だと言うが、学校現場は昔と違って民間以上の激務で、夜の帰宅は遅く休日出勤も多い俺は、家族と顔を合わせることさえほとんどない。実の所家に帰るより職場にいる方が楽なので、余計な仕事まで背負い込んでいるのが実情だ。だから俺がわざわざ単身赴任で1月も家を開けると持ち出しても、全く反対されなかった。そして俺も、実質的に崩壊しているわが家から逃れ、大いに羽根を伸ばす気でこちらに来ているのだ。

――失って惜しいものなど何もないぞ。それにアイツだって、今頃は……

 俺が今回の「逃避行」にやって来た、もう1つの大きな理由は妻の浮気だ。バレてないと思ってるかどうかは知らないが、妻がパートに出ている職場の妻子ある男と不倫していることを、俺は知っている。だが、そんなことを追求する気も俺にはない。もはやほとんど愛情を覚えていない、醜く体の線が崩れた妻がいいのなら、その男にのしを付けてくれてやりたいくらいだ。相手の男も本気のはずはないが。ロリコン趣味の俺に言わせれば、三十路を超えて醜くなる一方の人妻に魅力を感じるなんて、よほど変わった男なのではないかと思うのだ。

――ならば俺だって……

 だがやはり俺が「ミナコを犯りたい」と言う気持ちを抑えられなかったのは、白目を剥き完全に自失している幼いセーラー服少女を前に、爆発寸前にまで昂ぶっている股間のせいだったろう。取って付けたような後付けの理由など不要だ。

「中山君、ちょっと待て。気合を入れるのはいつだって出来る。この子が気を失ってる間に、楽しもうじゃないか」
「そ、それって……」
「見ろよ。子供みたいだけど、乳もケツもえらく育ってるじゃないか。ホラ、こっち来て、君も触ってやれ。ムチムチだぞ」
「いけませんよ! ヤバイですって、大倉さん……」

 俺が気絶したミナコの体をセーラー服の上からまさぐりながら言っても、気弱な中山君は及び腰だったので、合意に彼の手を取って引き寄せた。そして強い口調で彼に言い聞かせる。

「いいか、この子が今から目覚めても、既にやってしまった行為は消えない。婦女暴行未遂だ。君も同罪だぞ」
「そんな!」
「そもそも、この子に何もしないとウソをついておびき寄せ、俺を誘ったのも君じゃないか」
「……そうなっちゃうんでしょうか?」
「そうだ。覚悟を決めるよりないぞ、中山君」

 実の所法律的なことはよくわからないし口から出任せだったが、俺は確信を持っているかのように断言してやった。そもそも、ミナコを犯りたい、と言うのは彼の念願だし、自分だけでは埒が開かないと思って俺を誘ったのも中山君なのだ。家庭崩壊しているとは言え妻子持ちで、教職にある俺に比べて、独り身の院生でフリーターである彼が引っ込み思案になる必要はないではないか。俺は悪魔の囁きをこの気弱な童貞君にまで広げて、是が非とも仲間に引き込むつもりだった。

「わかりました」
「よし! それじゃさっそく触ってみろ。どこでもいいぞ、当分目を覚ましゃしないから」
「はい」

 それでもおっかなびっくりと言う感じでためらっている中山君の手を取った俺は、わざわざ乳房やスカートの中までナビゲートしてやった。

「どうだ?」
「柔らかくて……大きいです……」
「ホラ、このフトモモなんかムチムチだろう? こりゃあ男好きな、女の体だよ」

 無言だが、ハアハアと鼻息が荒く興奮し切りな中山君を見て、すぐ裸に剥いてもいいかな、と思ったが、俺は念を入れようと彼に言った。

「この部屋に荷造り用の丈夫なヒモとか、ないか?」
「一体、何に使うんですか?」
「気が付いても逃げないように、縛ってしまおう」

 これで「監禁」の罪も加わったが、覚悟を決めた中山君がすぐに荷造りヒモを用意してくれたので、2人でミナコの体を縛りに掛かった。

彼の家にあったのは比較的太い麻のようなヒモだったが、人間を拘束するには不十分なようだった。いくら発育途上の少女とは言え、ミナコが本気で暴れると困ると思い、俺は一計を案じてさらにぞくぞくと浮かんで来る邪悪なアイディアにわくわくしていった。

 まず粘着力の強いガムテープでガッチリと口を塞ぎ、次に固い手ぬぐいのようなタオルを目隠しとして、きつく縛り付ける。そして両手を背中で雁字搦めにヒモで拘束し、さらにヒモをしっかり結わえ付けて輪を作り「首輪」のように首に嵌めてから、ミナコに気合を入れた。

「ん〜っっ!!」

 するとすぐに意識を取り戻したミナコは猛然ともがき始めたが、目隠しされ後ろ手に縛られているのでムダな抵抗である。俺はサディスティックな欲望が満たされてホクホクしながら、「首輪」をグイと引っ張り上げて怒鳴った。

「立て!」

 すると首を絞められる恐怖でミナコは仕方なく立ち上がる。中山君は俺の意図がわからず、オロオロしながら聞いて来た。

「大倉さん、一体どうするつもりですか」
「さっき言っただろう。責任は俺が持つ。この子を俺の借りてるマンションに連れて行こう」
「どうやって」
「この格好で歩かせるんだ。中山君も手伝ってくれ」
「で、でも、人が見たら……」
「なあに、こんな夜だ。めったに人なんか通りゃしないさ。万一見られても、こういうプレイが好きなヘンタイ女だと思わせりゃいい」
「警察に見つかったら?」
「スリル満点じゃないか!」

 この誰1人知る者もいない地で、既にヤバい領域に足を踏み入れてしまった俺は、半ば自棄で己の欲望に忠実に行動することにしたのだ。だが、俺もバカではない。こんな行為を考えたのには理由がある。実の所俺はロリータ趣味と併せてSMにも興味があり、こんな野外露出プレイも妻と経験ずみだったのだ。正確に言うと、第一子の出産以来急速に彼女に対する性欲が減退し、夜の生活が成り立たなくなった俺に対し、彼女の方から希望してアブノーマルなSMプレイに誘われたのだ。夜の街を拘束し首輪を嵌めた露出過剰な格好の妻を引き回し、路上で青姦などと言う行為は何度も経験した。すると女盛りの肉体を持て余していた妻はもちろん、俺の方もひどく興奮して失われていた彼女に対する欲情を取り戻し、おかげで歳の離れた第2子の懐妊にこぎ着けることが出来たのだ。

 そんな深夜の野外露出プレイの時、たまに出会った酔っ払いなどは、そういうプレイなのだと納得してくれて問題にはならなかったし、警官に注意されたこともあるが、なるべく大っぴらにやらないようにと言われただけで許してくれたものだ。

――でも今度は、明らかにコドモだよな。大丈夫だろうか……

 そんな危惧も頭には浮かんだが、こうなったらもうやるしかない。そしてこの大人しく気のいい青年にも、いい目をさせてやるのだ。

「せっかくだ、羞ずかしい格好にしてやってから連れ回そう」
「裸にするんですか……」

 どうやら中山君は覚悟を決めただけでなく、これからのことを想像して興奮しているようで、声が昂ぶり慄えていた。

「いや、そこまではまだ早い。まずスパッツを脱がせてくれ」

 ミニスカからだらしなくのぞく、最近の女子中高生が常識のようにはいているスパッツと言う厄介物を、男なら誰しも剥ぎ取ってやりたいと言う衝動に駆られたことがあるだろう。しゃがみ込んだ中山君がその楽しい行為を始ても、俺にピンと張った「首輪」を持たれ、両手を縛られているミナコは抵抗出来ない。いい気味だ。そして俺もゴクリと唾を飲み込んだ、女学生らしいピンクの花柄のパンツが現れると、中山君は感激したような声で言った。

「濡れてます……」

 見ると、確かにミナコの子供のくせにムッチリとなまめかしい太股にまでツーッと一筋の液体が流れ落ちていた。

「何だコイツ。高校生のくせにションベンをチビりやがったな」

 恐らく落とされたショックで失禁してしまったのだろう。良くあることだが、俺がわざと大声で嘲るように言うと、ミナコは屈辱からか整った顔を真っ赤に染めて下を向いていた。

「おもらしパンツが見えるくらい、スカートをガッと上げてやれ」

 不良のヤンキー娘がはいてるような超ミニスカになったが、スパッツを脱がせたのがミソだ。

「どうだ中山君、興奮するだろう。おもらしパンツのパンチラは」
「は、はい……」
「ノーパンとどっちがいい?」
「このままがいいです」
「そうだな。俺も同意見だ」

 ミニスカでノーパンと言うのは女性にとっては羞ずかしいだろうが、意外とビジュアル的には興奮しないものだ。白いモノをチラチラさせる方が、ロリータ嗜好の人間にとってはよっぽどそそられるのだ。実際ミナコがおしっこをチビって濡らしてしまった花柄の白パンツをチラと言うよりモロに近く露出させて立っているセーラー服姿は、正に犯罪的と言って良い扇情的な眺めであった。否、既に犯罪の領域に足を踏み入れているのだが。

「上をはだけて、ブラジャーは外そう」

 制服のブラウスからプルンとこぼれ出た、ミナコの白い膨らみは意外なくらい良く実っていて、俺は思わずゴクリと唾を飲み込んだ。中山君もさぞかしワクワクと興奮していることだろう。

「よし出発だ」
「ン〜ッ!」

 首輪をグイと引っ張ると、再び悲痛な呻きをガムテープの下から洩らすミナコ。彼女の背中に寄り添った中山君に俺は言った。

「君がビンビンにさせてるモノを、お尻に押し付けて、抱くようにして歩かせてやれ。もちろん、乳もマンコも触り放題だぞ」

 こうして俺が「首輪」を持って先頭に立ち、目も口も塞がれ後ろ手に縛られた少女を、後ろから密着した中山君が支えて歩かせる、奇妙な露出歩行が始まった。玄関を出る時ミナコに靴をはかせてやる中山君はまだ遠慮がちのようだったので、ほとんど人気のない夜の通りに出てから俺は言った。

「どうした? もっと堂々と乳を揉んだり、パンツの中に手を入れてアソコをイジってやれよ」
「はい……」

 どうにも頼りない感じの中山君だが、成長の早い少女ならとうに性に目覚めているに違いないミナコにとっては、路上でえっちなイタズラをされるのはカルチャーショクを覚えるほど刺激的なはずだ。夏とは言え冷たい夜気を感じながら、俺の住んでいるマンションまで15分程度の道のりを3分の1ほど進んだ辺りで、中山君に確かめてみた。

「どうだ? ミナコは感じてるみたいか?」
「ずっと下向いてて顔も見えないし、良くわからないんですけど、だんだんモジモジして歩くのが遅くなって来ました」
「顔は赤いな?」
「もう、すごい真っ赤です」
「チクビに触ってみろ」
「……固いです」
「そりゃ感じてる証拠だな」

 童貞とは言え30も近い立派な男に、どうしてこんな手ほどきをしてやらねばならぬのか、と思ったが、ミナコにとっては2人掛かりでいちいち心ならずも感じてしまった証拠を探られるのも、ますます興奮を煽る行為だろう。目隠し、口枷、そして首輪に手の拘束と、パンツや乳房を露にした羞ずかしい格好の体をしつこくイラズラされながらの野外歩行だ。メンスのあった娘なら絶対メロメロになっているに違いない。実際わが妻に初めてSM的な露出プレイを仕掛けた時は、あまりにも激しく乱れるものだから、こちらが辟易としたくらいだった。

「パンツにも触ってみろ」
「ひどいビチョビチョです」
「オシッコだけじゃないな。この子はもう君に抱かれたくて、アソコを濡らしてるんだぞ」

 するとそれを聞いたミナコがイヤイヤと首を振ったので、俺は誰も見ていないのを確認してから彼女の頬を引っぱたいてやった。

「大人を舐めるんじゃねえ! 世の中、そんなに甘いと思ったら大間違いだぞ!」

 俺はこの生意気な美少女を怒鳴りつけながら、まるで我が娘に手を上げているような錯覚を覚えそうになっていた。下の子に最後に手を上げたのは中学に上がった頃だったろうか。ほとんど家にいない俺は父親の存在感を示すつもりで、すぐ子供に手を上げてしまう悪い癖があった。愛のムチと言えば聞こえが良いが、ほとんどの体罰肯定論者がそうであるように、俺は自分の激情のまま感情的に行動していただけだ。小さい頃はよくしつけられた「いい子」だと思っていた2人の娘は、そろって中学に上がった頃からおかしくなったのだが、それこそ俺の「体罰」が「愛のムチ」ではなかった何よりの証拠だろう。

 俺は今では自分の娘にも、ましてや学校の教え子には絶対に出来ない暴力を、この見知らぬ娘にぶつけることで、鬱屈していたドス黒い欲望が解放されていく快感を覚えていたのだ。もちろん暴力だけでは片手落ちだ。ミナコを平手打ちしたその手を、今度は超ミニスカの中に入れた。

「オラッ! 俺にも触らせてみな!」

 するとやはり中山君が言っていた通り、濡れ雑巾のようなパンツの状態である。俺は目一杯嘲笑してやった。

「これだけマン汁を垂れ流して、男に抱かれるのはイヤだとお? 笑わせるんじゃねえ! それとも高校生のくせに、又ションベンを洩らしやがったのか? オラ! ガキのくせに、いっちょまえにクリをおっ勃てやがって!」

 童貞の中山君にはそこまでわからなかったのだろうが、ミナコは股間にピッチリ貼り付いたパンツの上から探ってもハッキリわかるくらい、その部分を大きく固く膨らませていた。俺が少女の急所と思われるその膨らみを、濡れパンツ越しにしばらく指でさすってやると、ミナコは真っ赤な顔を俯かせ、目隠しの下からボロボロと涙を流しながらも腰をイヤらしくモジつかせ、明らかに感じ入ってしまった様子だった。ふと見ると俺に股間を弄る権利を譲ってくれた中山君は、股間をしっかり彼女の尻に押し当てながら両手で乳房を揉んでいる。女扱いに慣れない彼の揉み方はぎこちなかったが、それでもミナコはどんどん股間を潤わせ続け男を迎え入れる反応を示しているのだ。

――コイツは処女じゃないな。それに間違いなくマゾだ。もっと手ひどくイジめてやれ……

 幼く見えても高校生なら、初体験をすませていてもおかしくない。恐らく以前に他の「神様」にヤラれてしまったのだろう。なのに中山君の人の良さに付け込んで出し惜しみをしたミナコに対する怒りが募ると同時に、明らかにMっ気のありそうな彼女に対する邪悪な欲望はますます膨れ上がっていった。

 こうしてどんどん歩くペースが遅くなったミナコをほとんど引きずるようにして歩いていくと、向こうから上機嫌の酔っ払いがやって来た。しまった、面倒なことにならなければ良いが、と思う間もなく、その酔漢の方が声を掛けて来て、あまりの偶然に俺も中山君も驚かされることになった。

「いよう! 君たち、何やってるんだね、こんな夜中に」
「柳田先生!」

 中山君が極めてバツが悪そうに、慌ててミナコから離れてそう言った。困ったことに俺たち2人に共通の知り合いだったのだ。柳田氏は、俺たちが講義を受けている教育学部の教授で、発達心理学の先生だ。つまりちょうど学齢期の子供の心理が専門なのである。俺は仕方なく酔っ払った教授に言い訳がましく言った。

「柳田先生、これはプレイなんです。中山君がネットの掲示板で知り合った娘で……」

 ところが正直に打ち明けてみると、冗談の1つも通じそうにない真面目な人だと思っていた柳田教授が、俺たちを咎めるどころか、仲間に入れてくれと言い出したものだから、俺はひっくり返りそうになるほど驚いた。まるで作ったような話だが教授もSMの愛好家で、こういうアブノーマルなプレイには大いに興味があるのだと言う。

「正直言ってヤバいかも知れないんですが。この子、未成年ですし……」

 ところが教授はかなり酒が入っているせいか、むしろ目を爛々と輝かせて言うのだ。

「何、ちっとも構いやせん。どう始末するかは、後で考えればよいではないか。わしはもう、古女房や商売女とのプレイにはあきあきしておったんだよ。」
「はあ、では、ご同行頂きましょうか」

――ううむ、この教授、人のことは言えないが、とんでもないエロオヤジだな。俺みたいに家庭に不満があるのかも知れないな……

 柳田教授は俺より年配のようで、頭にはかなり白い物が目立っている。だが、再び中山君が抱かかえて歩かせ始めたミナコの体を、教授はまるで遠慮なく触りまくり出したのだ。ミナコにとっては悪夢のような展開に違いない。

「ずいぶんとパンツを汚しとるの。おもらししたの? お嬢ちゃん」

 教授はミナコの股間をイジり回してそんな辱めを口にし、さらには中山君にアドバイスをした。

「君、せっかくだからチンポを出しなさい」
「えっ!?」
「こういう時は、女の手に握らせるんだよ」

 どうやら教授はこんなプレイも経験ずみらしく、中山君は素直に従って男性器を露出させ、荷造りヒモで縛られているミナコの手に握らせた。もう完全に変態プレイのご一行様である。そしてさらにしばらく歩きようやく俺のマンションが見えて来た辺りで、ミナコの超ミニスカの中にしつこく手を入れイジっていた教授が言った。

「ハハハ、男のチンコを握ってヤリたくなって来たらしいな。この女、わしの手にマンコをグイグイ押し付けて来出したぞ」
「ンン〜ッ!」
「今さら隠そうたってムダだよ、お嬢ちゃん。アンタのまんこは、チンコを欲しがってヒクヒクして、えっちな汁をドバドバ吐いとるんじゃからの。ホレホレ、ワレメにパンツを喰い込ませてやろう、気持ちええか?……」

――柳田先生、見事なエロオヤジぶりだな……

 俺たちにとっては謹厳実直な昼間の顔と百八十度変わった教授が驚きだったが、得体の知れない酔っ払いにまとわり付かれ大事な箇所をイジくり回されたミナコにとっては、中山君に触られるよりはるかに強烈な刺激になってしまったのだろう。自分の体が無意識にはしたない反応を示していたことを教授に指摘されたミナコは、狼狽して無駄な抵抗の呻き声をガムテープの下にくぐもらせる。さすがはSM愛好家だけあって、柳田教授の言葉なぶりと股間のイタズラはツボを心得ていて実に嫌らしく、中山君の勃起ペニスまで握らされたミナコはすっかりペースにはまってしまったようだ。そして教授はさらに、背後からミナコのはだけた胸元に手を掛けている中山君にも注文を付けるのだった。

「君、乳のイジり方がなってないぞ。そんなに力を入れず、なるべく優しくゆっくりと揉んでやりなさい……ホラ、お嬢ちゃんが気持ち良さそうになって鼻息が荒くなって来たぞ。それからソッと乳首を摘むんだよ」
「うんんっ!」
「よしよし、大分コツがつかめて来たようだね。今度は首筋や耳元を舌でペロペロしたり、唇で吸ったりしてやりなさい。ネッキングと言って女を歓ばせる基本だよ。余裕が出来たら、乳首を吸ってやるといい……」

 かなり酔いが回っている様子で、昼間の小難しい講義をしている姿からは想像もつかない完璧なエロオヤジ化した教授の指導に、中山君も素直に従っているようで、ミナコはもう歩くことはおろか立っているのも辛そうで、中山君にすがり付くように身を委ね、クナクナと体をくねらせて悶絶している。見ている俺も股間が爆発しそうなくらい痛くなって来た。

――ハハハ、大人の男の力を思い知ったか、この小娘め! これからイヤと言うほどタップリ油を搾って、立派などMに調教してやるからな……

 ヘッヘッヘ、と嫌らしく笑い、酒臭い息をミナコに吐き掛けると又もやミニスカの中をまさぐり始めた柳田教授と言う強い味方を得て、俺の邪な妄想は限りなく広がっていった。

 こうしてもうまともに歩くことは不可能なミナコを、皆で抱きかかえるようにして、ようやくたどり着いた俺の借りているワンルームマンションの部屋に連れ込むと、彼女をドサッとフローリングの床の上に転がした。

「よし、犯っちまおう」

 教授はミナコの濡れまみれたパンツをサッサとずり下ろして剥ぎ取り、クンクンと匂ってそう言った。そしてその汚れパンツを中山君に手渡す。

「おしっことマン汁がブレンドされて、何とも言えんニオイだぞ。君もかいでみたまえ」
「……クサイけど、すごく興奮して来ました」
「そうだろう。ではまず君から犯りたまえ。ヘヘヘ、お嬢ちゃん、アンヨをパカッと開くんだよ……」

 仰向けにしたミナコの頭側に回った教授は、背後から彼女を抱くようにして両脚を抱え込み、まるで赤ちゃんがオムツを替えられるような卑猥な格好に固定してしまった。すでに感じ入ってフラフラだったと見えるミナコは、ほとんど抵抗する力も失われているようだ。スカートは超ミニで完全にめくれ上がり、ただより扇情的に見せる役目しか果たしていない。

「何をしとる。早くズボンを脱いで、入れてやりなさい」
「あの……ホントにいいんでしょうか?」
「君、これだけマン汁を垂れ流して欲しがっとる女性に、入れてやらん方がかわいそうだろうが」
「ンン〜ッッ!! ンッ! ンンン〜ッッッ!!!」

 事情を知らず、酔っ払ってまるで遠慮のない教授の言葉に、哀れなミナコは猛然と首をイヤイヤと振って拒絶の意を表している。彼女の抵抗や中山君の逡巡が理解出来ないような様子の教授に、俺は内心苦笑した。

「まあ、待って下さい、柳田先生。実はこの子、同意してるわけじゃないのです」
「何だと?」

 そこで俺は、これまでの経緯の一部始終を教授に説明した。中山君には悪いが、彼が童貞で遠慮していることも含めてだ。教授が手を離したので、ミナコはモロ出しの下半身を何とか閉じ合わせて体を丸め、助かったと誤解したかも知れない。だが、世の中そんなに甘くはないのだ。

「では君たちは、嫌がるこの女性を無理矢理こんなプレイに持ち込んだのか?」
「その通りです」
「じゃが昔から、女のイヤよイヤよ、は好きのうちと言うからの」

 これだけ見事な好色ぶりを見せるSM愛好家の教授が、同意でない女性との行為をためらうはずはないのだ。むしろ、彼の性癖からすればますます興奮して昂ぶってしまうだけだ。教授の言葉を聞いて再び無意味なイヤイヤを始めたミナコは、その小悪魔のように抜群のルックスからして、何でも言うことを聞いてくれる優しい男性しか知らないのかも知れない。中山君がそうだったように。

 だが世の中には、美しい女性が嫌がれば嫌がるほど、ますます喜ぶ嗜虐趣味の男性も多く存在するのだ。中山君だって隠していただけで、本当はそういう性癖だったのである。世間知らずの彼女に、今こそ自分の愚かさを知らしめてやらねばならない。

「イヤと言われて、素直に引き下がるわけにはいかんのう」

 教授が再び抱え込んで両脚をガッと広げさせたので、ミナコは悲鳴をくぐもらせながら激しく首を振っていた。だが、彼女は目隠しの下から涙をボロボロこぼすのと同時に、教授が指摘した通り、パックリ開いた下のオクチも大洪水だった。キレイなサーモンピンクでほとんど使い込んでいないと思われる幼いワレメが、真っ赤に充血してふっくらと膨らみ、ジュクジュクと淫汁を吹きこぼしているのだ。こんな若い女性器を拝むのは何十年ぶりの俺も、クラクラするほ魅力的な眺めを覗き込んで目を奪われていたが、隣の中山君も目を血走らせて鼻息も荒く至近距離で穴が開くほどガン見していた。

 それにしてもミナコは高校生には見えない幼い外見そのままに、股間の飾り毛もチョボチョボとうっすら生えているだけで、発情してもまるで童女のようなたたずまいだ。俺は、もしや、と思って尋問した。

「おいミナコ、質問に答えろ。ウソを付いたら、すぐにチンポをぶち込むぞ。お前、もしかして初めてか?」

 今度はウンウンとうなずいて見せるミナコ。ホントかどうかこの時点では知る由もないが、処女だと言えば許してもらえるとでも思ったのならば、大甘だ。俺の気持ちを代弁したかのように興奮した教授が怒鳴った。

「何っ! バージンのくせに、ノコノコ知らない男の家に転がり込んでおったのか! 世間知らずにも程があるぞ」
「これはどうあっても、この子の処女を頂くよりありませんな。中山君も初めてだし、ちょうどいい」

 ミナコはバージンを散らされると知って絶望感が深まったのだろう。もうもがいたり呻いたりするのをやめてシクシク泣くばかりとなり、目隠しの下から次々に涙が溢れ出ていた。だが生意気な少女のそんな姿は、ますます俺たちの嗜虐欲を煽るばかりである。泣けば許される、なんてバカ女の勝手な思い込みに過ぎない。

「もう1つ聞くぞ。お前、ホントに高校生か?」

 泣きながらも、違う違う、と首を振るミナコ。ロリータ趣味の俺は全身が慄えおののくほど興奮が募るのを覚えていた。中山君もきっとそうだろう。

「中学生か?」

 ウンウン。

「3年生?」

 いやいや。

「2年?」

 いやいや。

「まさか、中1か?」

 うんうん。

「この間まで、小学生だったのか、ミナコ……」
「この、バカ娘が……」

 さすがの柳田教授も驚いたようで、声が興奮でかすれ慄えていた。俺の方はもう夢見心地である。生きてて良かった、とはこのことだ。そして俺は、今から賞味しようとする、中学1年生の未だ汚れを知らぬはずの可憐なワレメに手を伸ばした。

「ミナコ、お前子供のくせに、ココがえらく大きくなってるぞ。中山君、この皮をめくってみろ」
「はい……」

 中山君が慄える指で慎重にその部分をくつろげると、中から周囲より一段と鮮やかなピンクの大粒真珠が現れた。

「中山君、これがクリトリスだ。知ってるだろう? 女性の一番感じる急所だよ」
「は、はい」
「こんな大きいのは大人の女でもめったにいないぞ。君は運が良い」
「わしも、こんな立派なのは初めて見るな」

 もちろん他の女性と比べたことなどあるはずもないミナコは、一体どんな気持ちで聞いているだろう。俺は口にこそしなかったが、心の中で神に感謝していたのである。

――ミナコよ、このデカクリを目一杯イジめて、死ぬほどヒイヒイ泣かせてやるからな……

 だが、そんなお楽しみはまだ後だ。とりあえずロストバージンさせてやらねば。

「これも正直に答えろよ。お前、ココをしょっちゅうイジってオナニーしてるだろ?」

 素直にうなずくミナコ。すんなり皮がめくれるクリトリスの異常な発育の良さから間違いないと思ったが、彼女はやはりおませさんで、性的に淫蕩な少女だったのだ。

「そんなえっちな子にはお仕置きが必要だな。初めて犯られるのは、俺と、ケンジとどっちがいい? やっぱり『神様』のケンジにチンポを入れてもらう方がいいのか?」

 さすがに覚悟を決めたのか、中山君にバージンを破って欲しい、と大きくうなずくミナコ。俺が再度、若い男の方がいいんだな? と念を押しても同じ答えだった。ここで中山君を見ると、ギンギンに勃起したイチモツを手で握り準備完了のようだったが、俺だって既にズボンを下ろして臨戦態勢に入っている。そして答えのわかり切った質問をミナコに聞いたのは、彼女の希望を叶えてやるためではない。逆だ。

「何でも思う通りになると思うなよ、ミナコ。お前の大嫌いなクソジジイがバージンを破ってやるからな、覚悟しろ!」
「ンン〜ッッ!!」

 何を言っても聞いてもらえないことに、確かに新たな大粒の涙をこぼしたミナコは悲痛に呻いてもがこうとするが、教授がガッチリと押ええ付けて身動きは取れない。俺はこうして生意気なクソガキに現実の厳しさを教えてやることに胸の仕えが取れるような痛快さを覚えながら、教授に同意を求めた。

「最近の若い女は、小さい頃からチヤホヤされて付け上がっているとは思いませんか?」
「その通りじゃ。そんな了見じゃから、知らない男の家にタダで泊めてもらおうなどと、甘いことを考えるのじゃろう」
「その通りです。毎日オナニーなどして色気づいてるクセに、行動は幼稚園児並ですね。ホレホレ〜」
「ウンン〜ッッ!!」

 そう言った俺が幼いワレメにぶち込む前にと、花びらの合わせ目でポッチリ露出した、この年齢では信じられないほど発達した肉豆を、亀頭でクリクリと擦ってやると、ミナコは妙に悩ましいニュアンスの悲鳴を洩らす。

「お前子供のくせに、ココがそんなに感じるのか。とんでもないマセガキだな。中山君、こんな女を甘やかしてはダメだぞ」
「は、はい……」
「オラアッ! いくぞ!」

――スゲえ締め付けだな。さすが中1のマンコだぜ……

 俺が生まれて初めて味わう中学1年生の処女のアソコはとても狭くて、気合を入れその中を思い切り突き進めていくと、ブスッ、と確かに何かが切れたような気がした。ミナコはショックと苦痛で泣き叫んでいるようだったが、メチャクチャに興奮し凶暴な衝動に駆られた俺は委細構わず、ブシャッと鮮血が噴出した女性器を何度も抜き差ししてやった。これは彼女に歓びを与えるためでなく、痛め付けてくだらぬプライドを奪い取るためのセックスなのだ。彼女が激痛しか感じていないであろうことと同様、俺の方も肉体的な快感はほとんどなかったが、それよりもこの生意気なクソガキを征服してやったと言う嗜虐欲が満たされる歓びが絶大で、込み上げて来るものを感じた俺は血まみれのペニスを引き抜き、ミナコの顔目掛けて欲望の証をぶっ放してやった。

「孕ませると、後が面倒だからな」

 お前のためを思ってのことではないと強調しながら、俺はまるで小便くらい大量に出たザーメンでミナコの顔の肌が露出した部分をベトベトに汚してやった。俺は途方もない歓びで体が浮き上がるような気分を味わっていた。

「では、中山君の番だ。中出しはしないようにな。後くされになっても困るだろう」
「大丈夫だと思います。さっき出してしまいましたから」

 どうやら路上でミナコにチンポを握らせた時に、1発目の射精を起こしていたらしい。だが俺は、ミナコの悲惨な血だらけの処女喪失を目にして怖気づいてしまうのではないかと心配した中山君が、しっかり男根をそそり勃てていたので安心した。

「今日は痛がるだろうが仕方ない。気持ち良いセックスはおいおし教えてやるから、遠慮せずズンズン突いてやれよ」
「はい、やります!」

 そう力強く言った中山君は、男らしくミナコの鮮血滴るワレメに突撃して行った。これで彼も無事童貞卒業だ。ロリータ趣味の彼には、大人に成り掛けの幼い少女を痛めつけてやりたいと言うアブない欲望が隠されていたのかも知れない。いいことだ。男は女の上に立ち、好きなように扱ってやれば良い。まるで欧米のレディーファーストのような女性上位の風潮は、日本社会には合わないのだ。教授だって賛成してくれるだろう。
  
「柳田先生、後回しにしてすみません」
「何、構わんよ。実の所わしは酔っ払って、ナニがしぼんどるんじゃ」

 ここで俺は、ミナコを開脚させガッチリ抱え込んでいる教授と、夢中になって腰を使いロストバージン直後の彼女を痛めつけている中山君を残し、隣の部屋に行く。そして九州から持って来ていた、手錠や首輪などの本格的SMグッズを用意すると戻って、同好の士である教授に見せた。

「女遊びをすることもあろうかと思い、持って来ていたのです」
「なるほど、いい趣味です。これなら、この子をずっと飼っておけますな」
「ええ、私たちの奴隷としてね……」

 浮気をしている妻への腹いせでもあり、もしチャンスがあればと秘かに持ち込んでいたSMグッズが、こんな理想的な形で役立とうとは思ってもいなかった。すっかり男らしく振舞っている中山君に蹂躙されて激痛にのた打ち回っているであろうミナコの耳に、「奴隷として飼う」と言う言葉の意味が届いただろうか? 俺はさっそくチャチなあり合わせの拘束を解き、頑丈な革製の本格的な手錠と首輪をミナコの体に装着していったのである。

 本物の手錠をガッチリと後ろ手に嵌め、チェーンの付いた首輪を装着してから、俺はタオルの目隠しとガムテープの口枷を外したのだが、するとミナコはボロボロに泣きじゃくりながら、痛い、痛い、もう許して、と救いを求めて来た。だが、もちろん許されるはずはない。男らしい本能を取り戻して突きまくっていた中山君が、ウオッ! と雄叫びを上げ肉棒を引き抜くのを見た俺はミナコを大声で怒鳴り付けた。

「口を大きく開けろっ!」

 すると泣きながらも俺の迫力に押されて、アーンと従順に開けたミナコの口の中に、意味を察した中山君は「神様」のザーメンを注ぎ込む。

「神様の宝物だ。キレイに掃除して、最後に一滴残さずゴックンしろっ!」
「うっ! み、ミナコちゃん、気持ちいいよ……」

 さっきまではミナコの血だらけのオマンコを突いて快感どころではなかっただろう中山君が、ミナコの口唇奉仕を受けてだらしなく頬を緩めてそう言い、ヨシヨシと彼女のツインテールの分け目辺りを撫でてやると、生意気だった美少女は大人しくザーメンを舐め取って喉を鳴らし飲み下したようだ。俺が見込んだ通りこの子はマゾで、男に強く命令されると逆らえないのだろう。実に痛快な展開だ。ゴックンを完了したミナコの口から引き抜いた中山君のペニスは、2度目の射精を果たしたばかりなのに隆々とした勃起を取り戻していた。

「神様のチンポとザーメンは旨かったか? ミナコ」
「イヤッ、イヤッ! もう許して、お家に帰る……」
「生意気なんだよっ!」

 容赦ない俺の平手打ちが炸裂し、ミナコはえ〜ん、と子供らしく泣くばかりになった。

「お前は神様に逆らって怒らせたんだ。神様を満足させるまで、家に帰れると思うなよ!」
「帰るう〜……お家に帰るの……」
「うるさいっ!」
「大倉先生、もう叩くのはいいでしょう」

 すっかり子供に戻って「お家に帰る」と繰り返すばかりのミナコを殴打するのは、さすがの俺もやや気が引けたが、もともと気の優しい中山君が諌めてくれた。だが、ミナコを許してやるわけにはいかない。第一何の手も打たず彼女を解放してやったら、俺たちは犯罪者で極めてまずいことになる。

――どMのこの子を徹底してかわいがり、セックス漬けにして、俺たちを訴えようなんて気を起こさないようにするんだ……

 そんなことが中学1年生に可能なのかどうかわからなかったが、俺は漠然とそんなことを考えていた。暴力団員ならクスリ中毒にさせたりするのだろうが、あいにくそんな伝はない。すると教授が助け舟を出してくれた。

「うるさい女の口は、男のモノで塞ぐに限る。さ、お嬢ちゃん、今度はおじさんのチンポを元気にしておくれ」
「おいミナコ、口を開けろ! 神様のチンポに歯なんか立てやがったら、もっとひどい目に合わせてやるからな!」

 諦めたように開けた口に、顔の上にまたがった教授が腰を下ろしていくと、ミナコは柔らかい肉塊を従順に含んでいく。そして血だらけの女の部分を見ていてさらにムラムラと凶暴な衝動が込み上げて来た俺は、第2ラウンドとばかりに幼いワレメにすっかり回復したイチモツを捻じ込むと、ミナコを「セックス漬け」にするべくゆっくりとストロークを始めたのだった。

 教授が言う。

「コラ、くわえただけじゃダメだ。舌を使って飴でも舐めるつもりでペロペロしなさい……君、ミナコちゃんの気分が乗るように、おっぱいでもかわいがってくれないか」
「わかりました」

 手持ち無沙汰だった中山君は頭側に回ると、ミナコの乳房に手を掛けてイジリ始める。さらに乳首を吸ってやったり、教授に教わったネッキングの愛撫も施し始めていた。

――お? コイツ、具合が良くなって来たぞ……

 するとミナコにとって「神様」だった中山君の愛撫が効を奏したのか、死んだようにグッタリと投げ出していただけの幼い女の部分が、俺の抜き刺しする男根に反応してヒクヒクとおののき始めたのだ。口の方もうまく動き始めたようで、教授が声を出した。

「おお、よしよし、その調子じゃ。この子はずいぶん覚えが早いの」
「ハハハ、おまんこがキュッと締まるようになって来たぞ。やっぱりマセガキだな、全く……」

 今日は痛めつけるだけで、女の歓びを教えてやるのは明日からのつもりだったのだが、やはり特大肉芽が示すようにミナコの性的素質は抜群のようだ。いきなり開花し始めたロリ少女の性に、俺は夢中で腰を使い、我慢出来なくなった所で引き抜くと、今度は腹の上に出してやった。

「教授、交替出来ますか」
「おお、すっかり元気になったぞ」
「では、今度は俺のを口で元気にしてもらおうか」

 こうして次々に持ち場を変えてのミナコなぶりが続き、すっかり目覚めてビクビクと女の反応を示して慄えおののく美少女の早熟な肉体を、俺たちは心ゆくまで堪能したのである。

 さすがに皆疲れて体から離れると、ミナコはしゃくり上げながら、弱弱しく許しを請う同じ言葉を繰り返した。

「……もう、許して、お願い。お家に帰して……」

 ビックリするくらい射精して、冷静になっていた俺は、再び頭をめぐらせる。

――セックス漬けにするなんて言っても、日にちは掛けちゃいられないな……

「柳田先生、どうしましょう。親が警察に捜索願いでも出したらマズイです」
「こういう家出を繰り返すバカ娘の親は、少々なら諦めて放っておくかも知れんがな」

 ドキッとした。正に我が家の状況ではないか。俺は正直にその話も打ち明けて言った。

「せいぜい5日です。うちの娘は長くてもそのくらいで帰って来てました。もし1週間も帰って来ないようなら、警察のお世話になったでしょう」
「するとこの土日が限度ですな」
「そうしましょう。おいミナコ。もう2日『神様』が相手をしてやろう。お前を奴隷としてここに飼って、徹底的にかわいがってやる」
「ヤダー! もう帰る、お家に帰るの……」
「ヘヘヘ、お嬢ちゃん。おじさんたちが、二度と忘れられないような気持ち良いエッチをいっぱいしたげるからね……」
「帰るう……帰るの……」

 自分勝手に家出しておきながら、いざとなると頼るのは家か。俺はバカの1つ覚えみたいに繰り返すミナコの口に、本格的なSMプレイ用の口枷「ボールギャグ」を捻じ込んでガッチリと固定した。言葉を封じるだけでなく、しゃべろうとすると穴からダラダラと涎がこぼれて頬を濡らし、屈辱を煽るスグレモノである。

「あの、みんなでお風呂に入りませんか」

 その時ずっと黙っていた中山君が良い考えを出した。ミナコを初め、皆血だらけになっているのだ。それに単に洗うだけ以上の意味もミナコにはあるわけだ。

「逆ソープみたいなもんだな」
「お嬢ちゃんの体をすみずみまでキレイキレイしてあげよう」

 さっそく拘束したミナコを皆で浴室に運び込み、狭いので苦労しながらボディーシャンプーを垂らした手でゴシゴシと洗ってやった。すると泣きながら嫌がっていたミナコも、必要以上にソープを垂らしたヌルヌルの6本の手に体中を這い回られては一たまりもなく、間もなく明らかに泣き声をよがり泣きに替え、ビクビク全身をおののかせて感じまくってしまった。何しろ中1のくせにオナニー常習で、クリトリスを肥大化させてしまったエロ娘なのだ。処女血を洗い落とされた後も執拗にその部分をまさぐられ、デカクリをイジられては、たまったもんじゃなかったろう。

 そして嫌らしい泡だらけの手は6本もあるのだ。アソコや乳房だけでなく、特に不浄と思われる場所を中心に尻穴までコッテリと洗浄されたミナコは、都合10回近くアクメに昇り詰めてしまったようだ。風呂から上がる頃には完全にのぼせ上がると同時に、性の歓びでメロメロになり、半死半生のミナコを俺たちは皆で運び出してやらねばならなかった。気が付けばすっかり夜はふけており、ミナコをベッドに上げて逃げられないよう首輪を繋ぐと、疲労困憊していた俺たちは簡単に服を身に着け男3人ザコ寝していたのである。だが、お楽しみはまだまだこれからだ。

 おあえつらえ向きに休日である土曜日の昼過ぎまで寝ていた教授と俺は、すでに起きていた中山君に起こされた。

「起きて下さい、弁当買って来ましたから」

 真面目で律儀な中山君らしく、早く目覚めていた彼は、昼時になったのでわざわざ近くのコンビニで弁当を買って来てくれたのだ。見ると4人前である。

「ふむ、ちゃんとエサも買って来たようだね、感心感心」

 よく寝たとばかりに、ふわ〜と大あくびをした柳田教授は、ニヤニヤしながらそんなことを言う。中山君はピンと来ないようだた。

「エサですか……」
「左様。そこに図々しくベッドを占拠して寝ておるペットがおるだろう」
「ペットはペットらしく、食事をさせねばなりませんね」
「もちろんだよ。すぐに叩き起こそう」

 SM愛好家である教授の考えていることは、俺にはすぐにピンと来た。首輪を嵌めたミナコを四つ足の動物のように扱う家畜プレイである。食事は当然手など使わず口だけを付けて食べねばならない。

「ミナコ、おいで。今日からお前はイヌだ。そのようにエサを食うんだ」

 乱暴に体を揺さぶって目覚めさせたミナコの首輪をグッと引いて俺がそう言うと、ミナコは怯えた小動物のように不安そうな目を向ける。もう勝気で生意気だった面影はみじんも感じられない拘束された少女の体を、教授と中山君が抱えてベッドから下ろすと、床に置いた弁当の前にうつ伏せにさせた。

「ヘッヘッヘ、かわいいワンちゃんだね。こうやってオシリを高く上げなさい」

 好色なスケベオヤジぶりを全開にした教授が、ミナコの中1にしては発育が良過ぎる体を撫で回しながら、後ろ手錠を嵌められている彼女を、そんな卑猥な姿勢に導いた。そして教授はミナコの両脚を少し開かせると、堂々と股間をイジリ回して言う。

「ふむ、これはいけませんな、メスイヌらしく盛らせませんと。大倉先生……」

――この人、俺なんかよりずっと上手だな。さすがはSM愛好家だ……

 俺は教授の考えているプレイの内容を聞かされて、その嫌らしさに驚くと同時に、いたいけな少女にそんな淫らなイタズラを仕掛けることに、新たな興奮がわき起こって来るのを感じていた。俺は妻とSMの経験があると言っても、それはもう10年以上前の話だ。現役でプレイを楽しんでいるらしい教授の足元にも及ばないようで、俺だけなら絶対こんなプレイは思い付かないだろうと思った。ミナコにとっては全く災難だったが。

「中山君、丼を持って来るから、ミナコが口だけで食べられるようにご飯とおかずをまぜて、味噌汁をぶっかけてくれ」
「はあ、なるほど」

 中山君は、教授がアドバイスしてくれた家畜プレイのやり方に感心しているようだが、この程度で感心している場合ではない。俺は隣の部屋に行って、ミナコのエサ用の丼や中山君が買って来てくれたインスタントの味噌汁を入れる器や湯を用意して、まず盆にのせて持っていく。だが、それだけではない。続いて俺は、ミナコを「盛らせる」ために使えそうなSMグッズを探した。

「こんな物しかありませんが」
「おお、上等上等。まず皆でコレを使ってみよう。ちょうど3本ある」

 そう教授が上機嫌で言ったのは、穂先をバサバサに崩した毛筆の小筆である。

「本当は目隠しすると効果が上がるんじゃが、これだけエロい体だ。ダイレクトにいこう」

 中1なのに「エロい体」と決め付けられたミナコはどんな気持ちで聞いていただろう。だが、俺たちが3本の筆で両乳首、そして包皮を剥いたクリトリスをくすぐり始めると、ミナコはあっと言う間に素晴らしく感度の良い反応を示し始めた。ワナワナと激しくおののかせる色白の全身がたちまち紅潮していき、ボールギャグからは仕切りと悩ましい呻きを洩らして、こぼれた涎で美貌を濡らした。

「暑くなって来ましたな」

 下着だけの教授がそう言ったが、同じような格好の俺も、服を着ていた中山君も気が付けば汗みずくだ。そしてもちろん最もひどい状態だったのはミナコで、全身至る場所から大粒の汗を噴出させていた。昨夜空調を付けず寝ていたのだ。俺は真夏の部屋の暑さもそのままにミナコいじめに夢中になっていたのを苦笑し、クーラーを付けに行ったが、クリトリスくすぐり係だったのでミナコは少しだけ救われたかも知れない。だが、その間も教授と中山君は、小筆で淫靡に乳首をくすぐっている。

 そして戻って来た俺は、再びミナコの大粒肉豆をくすぐってやろうと包皮をめくるなり、ビュッと飛沫が散ったので驚き嘲笑してやった。

「何だコイツ、汗だけじゃなくて、もうマン汁もビッショリにさせてやがる」
「さすがは盛りの付いたメスイヌですな」

 こうしてさらに執拗に剥けクリを筆でくすぐってやると、ミナコは一際大きくオシリを揺さぶったかと思うと、生々しく重い呻きを洩らし、ピーンと体を硬直させていた。

「ハハハ、いきなりイキやがったな」
「では筆はこのくらいにして、ローターを使ってみるとしよう」

 これも3つ用意していた小さめのリモコンローターを、専用の強力な粘着テープで、くすぐられ真っ赤に膨れ上がっていた3点の急所に貼った。小さくても効果は確実なスグレモノだ。

「中山君、これがコントローラーだ。動かしてみなさい」
「ふん〜っ! んあ〜っっ!!」

 果たしてミナコは、中山君がいろいろスイッチを動かすたびに、面白いように体をくねらせて悶絶して見せた。美しいロリータ少女のそんな痴態に、俺の股間は年甲斐もなく爆発しそうなくらい固まっている。教授も同様だったと見えて、興奮した口調で言った。

「では皆で、このメスイヌを犯ってしまおう」

 そして教授は、お先に失礼、とばかりにミナコを後背位で貫いていった。俺はミナコのボールギャグを外して言い聞かせる。

「エサを食い終わるまで、ヤリ続けるからな、ミナコ。残さず食えよ」

 こうして俺たちは交替でミナコを犯しながら、待っている時間に弁当を食べた。一番手の教授が醜く下腹部の出た体を「イヌ」になった美少女の上で動かしている間に、ミナコは何度も達してしまうのか体をおののかせては顔を丼に突っ込んでしまい、たちまち飯粒だらけになった顔を気のいい中山君が拭いてやっていた。そして教授が突然、と言う感じでミナコからペニスを引き抜くと、尻の上辺りに精液をぶっかけた。そして教授は興奮冷めやらぬ口調で、次に待機していた俺に言う。

「いやはや、このメスイヌは素晴らしいお道具じゃ。とてもバージンだった中学1年生とは思えぬ、危うく中に出してしまいそうだったぞ」

 そんな嬉しい予告をされては、ロリータ嗜好の俺の股間は若い頃でも経験したことがない程、急角度にそそり勃っていく。そして実際にミナコの幼いなりに充実したお尻から貫いていくと、俺は思わずだらしなく呻いていた。

――これはスゴイ! マンコがギュウギュウ締め付けて来るじゃないか……

 ませていると言っても中1だ。成長途上の女性器の中はとても狭くて、アナルセックスをしているのかと錯覚しそうなくらい膣肉の締め付けがキツイ。ところが類稀なる性の素質を持つ巨大なクリトリスの持ち主なだけあって、ミナコは人並みのサイズはある俺のペニスをしっかりと受け入れたばかりか、恐らく無意識に濡れ切った肉襞の1枚1枚を肉棒に絡み付かせ、万力のような力で締め上げる動きを見せるのだ。筆とローターでしっかり「盛らせた」成果とは言え、中1の少女のあり得ないような名器ぶりに俺は天にも昇るような感激を受け、すぐにヤバくなって来たペニスを引き抜くと、教授と同じように尻射を浴びせてやった。

 ふとミナコを見ると、やはり俺のストローク中にも何度か気をやったと見えて、ハッキリとよがり泣き顔を汚し続けて、まだ半分も食べ終えていないようだった。

――もう1ラウンドくらいは出来そうだぞ……

 かつての妻と似た容姿のこの少女に、俺は信じられないくらい欲情が吹き上げて来るのを感じていた。歳を重ねて醜く肥え太ったわが妻には、今ではもう触るのも嫌なくらい何の欲情も覚えないと言うのに。性格はともかく、抜群のルックスで俺たちを魅了するミナコも、いずれは醜く容色が衰える時が来るのかと思うと、時の流れの残酷さを感じると共に、ロリコンの俺にとっては今が盛りの彼女の肉体を出来る限り味わっておきたい、と言う不埒な欲望がムラムラと頭をもたげて来た。

「中山君、中出ししないよう気を付けろよ」

 今度は俺が中山君に注意をしてやった。こうして俺たちのミナコなぶりは続いたのだが、「空き番」の時教授は俺にこんなことを言う。

「ムチとか、ロウソクとか、浣腸なんかはお好みでありませんか」
「痛めつけるやつは、あんまりプレイしたことがありませんので」
「これだけの素晴らしいメスイヌじゃ。わしにいろいろプレイさせてもらえませんかな」
「それはまあ、ご自由に」

 教授はミナコを責めるために、彼が所持しているさまざまなSMグッズを使わせてくれと言うのである。もちろん俺に異論はない。そして、SM愛好家の柳田教授により、事態は俺にも想像の出来ないとんでもない方向に進んでいくことになるのだった。

「それでは、わしはいろいろと道具を持って参ろう。待っている間じゃが……」

 イヌのように食事をしながら俺たち3人に交替で犯されて、もうグッタリとなっていたミナコだったが、教授のアドバイスで待っている間も休ませず乳首とクリトリスに貼ったリモコンローターは動かし続け、さらに股間の前後ホールにバイブを突っ込んでおくことになった。

「鉄は熱いうちに打て、と言いますからの。この子を責める期間は明日までじゃ。今日の間に一気にマゾメスに調教してしまおう」

 俺が持って来た道具の中に、おあつらえむきの人造ペニス型バイブレータがあったのだ。性に飢えた妻とのプレイ用だったから並の男性自身に遜色のないサイズで、根元付近から一段と激しく慄える細長い支柱が付いたタイプだ。妻はこの支柱をクリ豆に当てると一気にイッテしまうほど威力のあるものだ。教授はアナルに使いたいようだが、相当応えるに違いない。こうしてオモチャを与えられた少年のように目を輝かせた柳田教授は黒いバイブを手にミナコに向かうと、うつ伏せでへたり込んでいた彼女の丸いお尻を、バシッ! と大きな音をさせて引っぱたいた。

「メスイヌはメスイヌらしく、オケツを上げておくんじゃ!」

 シクシク泣いているミナコが仕方なくその卑猥な格好に戻る。ずっとお尻を上げておくのも体力的には辛いことだろう。だが教授は俺たちに、待っている間この姿勢を崩さないよう見張っておいてくれ、と言う。そして立派過ぎる黒いペニス型バイブがミナコのアソコに挿入されていった。

「ミナコちゃんや、おじさんがいい物を沢山持って来てあげるから、その間このオチンチンを食べて楽しんでおいで。おうおう、子供のくせにこんな太いのも平気で入るんじゃのう、気持ちいいか、よしよし……」

 改めて見ると、ミナコのいたいけな幼いワレメに、大人のサイズの擬似男根がメリメリと突っ込まれていくのはむごい光景だったが、しっかり順応して易々と迎え入れてしまう少女は、もうすっかり「女」になっていた。そして教授は、もう1本の細長い支柱を尻穴に入れようとする。

「ホレ、こっちが肝心じゃぞ。そんなに力を入れんと入れさせるんじゃ……」
「ん〜っ!」
「よしよし、ええ子じゃ。タンとおあがり、オケツでな……」

 ミナコが尻穴をつぼめて拒否するのを見た教授は底のスイッチを入れてバイブレーション機能を発揮させ、その振動にたまらず呻いて緩んでしまったらしいアナルに、激しく慄える支柱がズブズブと打ち沈められていったのである。

「ガムテープをくれ……ミナコちゃんや、あんたはマゾじゃ、わかるの? そういう子はオシリノアナもまんこ以上に良く感じるもんじゃ。今にそのブルブルが良くなって来るからの、ハハハ、楽しみじゃのう……」

 教授は粘着力の強いガムテープでガッチリとバイブを固定したミナコのお尻を再びパンと軽く叩くと、俺に向かって言った。

「浣腸してもいいですかな?」
「浣腸ですか……」
「当分部屋が臭くはなりますが、カワイコちゃんのウンチじゃから我慢して頂けませんか?」

 これまでスカトロの経験がない俺は少し考え込んでしまったが、中山君は意外にも乗り気だった。

「ぜひ、やりましょう!」
「おお、そうか! 君もこの子のウンコが見たいのじゃな」
「はい!」

――コイツ、人の家だと思いやがって……

「仕方ないですね。先生のお好きなようになさって下さい」
「何、あなたもすぐに慣れますよ。浣腸と言うのはねクセになるのです。もちろん、この子もすぐに病み付きになることじゃろう……ハハハ、もうオケツが良くなって来たのかね、ミナコちゃんや」

 ミナコはどんな気持ちで聞いていたことだろう。強制されて高く上げた白いお尻が、切なげにブルッと慄えたように見えた。いや、錯覚ではない。いつの間にか目をウッと閉じたミナコは、何かを堪えるような悩ましい表情を見せていたのだ。この幼いのに好色な少女が、教授の思惑通りアナルの性感にまで目覚め始めてしまった兆しのようだ。実際そのお尻の慄えは、教授がSM道具を取りに戻っている間、じょじょに大きくなり、間隔も狭まって来て、ミナコは性の歓びに悶絶する様を露にしていったのだ。乳首、クリトリス、そして女性器の中でもジーッと淫靡なバイブが掛けられていたから、ミナコは性感の休まるヒマがなく悶絶していたのかも知れないが、可憐なお尻がビクビクと慄えどんどん激しく打ち振られていくのを見ていると、アナルが調教されてその快楽に悶えているように見えて、そちらには余り乗り気でなかった俺も大いに興奮してしまった。

 そしてどうやらアナルの方に強い興味があるらしい若い中山君は、いいですか、と俺に断ってからミナコにペニスを含ませ、教授を待つ間に二度も抜いていた。ミナコはすっかり従順で、「神様」にしっかり口唇奉仕して、ゴックンと精も飲み下していた。へたり込んだら叩いてやろうと思っていたお尻も、ワナワナと快楽に慄えブルンブルンと打ち振りながらも、健気に高く上げる辛い姿勢を保っていた。どうやら教授の指導の甲斐あって、生意気だった美少女は早くもマゾメスの本性を引き出されて、完全に俺たちに服従してしまったようである。

「お待たせしましたな」

 教授が戻ったのはそろそろ夏場の長い陽も沈もうかと言う頃だった。大きな袋と、さらにコンビニで買ったらしき弁当も下げていた。

「早くメシを食わんといけませんからの」
「浣腸するからですか」
「左様。どんなカワイコちゃんでもヒリ出す物は臭い。とても食事など出来ませんからな」

――参ったな。本当に俺の部屋でやるつもりか……

 少し憂鬱になった俺を尻目に、上機嫌な教授はニヤニヤ笑いながらミナコににじり寄って行った。

「さて、メスイヌの具合はどうかの。おお、ちゃんと黒いチンポをくわえたオケツを上げとるの、感心感心。それにしてもこんなにエアコンが利いとるのに大汗をかいて、よっぽどコイツが気持ち良かったのか?」
「ンンッッ!!」

 教授がプリプリのお尻にガムテープで固定されたバイブを掴んで揺さぶると、ミナコは塞がれた口元から悲痛な呻きを洩らした。バイブもローターも、もう何時間も動きっ離しなのだ。ミナコは恐らく何度も気をやってしまっているはずだ。中山君が二度使った時以外は口に嵌めているボールギャグからは大量の涎がこぼれ落ちて泡まで吹いている。そして教授はそのボールを吐き出させると、ミナコに聞いた。

「正直に答えろ。今どんな気持ちじゃ?」
「……ああ、もう、許して……死んじゃう……」
「誰もそんなことは聞いておらんぞっ!」

 ほとんど気息奄々のミナコは、ようやく絞り出すような小声でそう訴えたが、教授は激怒して取っ手の付いた本格的なムチを取り出すと、見事な手さばきでヒュンとお尻を打った。

「ギャーッッ!!」
「どうじゃ痛かろう。このムチはあまり体を傷付けず、痛みだけを与えるスグレモノじゃ」

 ムチは派手な音ではなかったが、ミナコの恐ろしい悲鳴は教授の言葉を裏付けていた。俺はさほど女性を痛め付けることは好まないが、ここでも中山君の方が意外に興味を示した。どうやらこの大人しい青年は、俺よりよほど強いSの性癖を隠し持っていたらしい。

「先生、僕にやらせてくれませんか」
「よし、いいぞ。この子が素直に答えなかったら、思い切り打ってやれ」
「わかりました」

 そう言ってムチを手にした中山君は、練習のつもりか何発かフローリングの床を叩いて恐ろしい音を響かせた。ミナコにとっては、気が気ではないだろう。

「ではもう一度聞こう。そんなに汗みずくなのは、バイブが気持ちいいからじゃないのか?」
「キモチイイ」
「ほう。では何度もイッテしまったんだな?」
「そんなこと……」
「中山君」
「ギャーッッ!!」

 中山君のムチが今度は太股の辺りを打つと、ミナコは大袈裟なくらいの悲鳴を上げる。そして教授は嫌らしくミナコの顎をしゃくって、再度問い掛けた。

「正直に言え。たくさんイッタんだろう?」
「はい」
「何回くらい?」
「わかんない。数え切れないくらい、いっぱい……」
「ほう。わからなくなるほど沢山イッタのか。ミナコちゃんはやっぱりどMなんだね。オジサンが言う通りに言いなさい。ミナコは……」
「ミナコは……縛られて……えっちなオモチャで……イタズラされるのが……大好きな……どMで……ヘンタイな……中学一年生です」

 ミナコがムチ打たれて上げる強烈な悲鳴には耳を塞ぎたくなった俺だが、そんな淫語を口にする抜群のルックスの中学生女子には、大いに興奮をそそられるものがあった。年甲斐もなく酷使したと思った股間も、いつの間にかすっかり回復して力をみなぎらせている。

「ではミナコちゃんが気持ちいい場所を、一つずつ言いなさい」
「ああ……オッパイ……お乳首がいい……」

 教授はミナコの体に貼り付き淫らな快楽を与えている振動器具に触れながら聞いていた。

「ココは?」
「く、クリちゃん」
「どのくらい感じるんじゃ?」
「と、とっても……クリちゃん、すっごく、キモチイイ……」
「ミナコちゃんは、どうしてココがこんなに大きいの?……中山君」
「ギャーッッ!!」
「答えなさい。お家でエッチなことをしてるからじゃろう?」
「お、オナニー、してるから……」
「どのくらいしてるの?」
「毎日」
「いつから始めたの?」
「小学校5年のとき」
「そうか。ココの皮を剥いてからイジったら最高じゃろう」
「う、うん、最高。クリちゃん、最高にキモチイイ……」

 すっかり教授のペースに巻き込まれて、どんどんエッチな告白を口にしてしまうミナコだったが、調子に乗った教授のとんでもない言葉の誘導にはさすがに口ごもってしまい、ムチを浴びることになった。

「では、こう言いなさい。クリちゃんの……」
「クリちゃんの……」
「中山君」
「ギャーッッ!!」

――この教授、本気で言ってるのか?

 筋金入りのSM愛好家らしい柳田教授の徹底したミナコいじめには感心仕切りの俺だったが、ここで彼女に言わせた言葉には耳を疑ってしまった。

「クリちゃんの……皮を切って……もっといっぱいイジメて……」

 そういう強烈な肉体改造プレイがあることは知っていたが、後一日しか余裕がなく、しかも相手は中学一年生の女子なのだ。そこまでの非道な仕打ちを家出少女に施すなんて、俺にはとても考えられなかったが、教授は本気だったのである。

「では、このオチンチンはどうだ?」
「キモチイイ……」
「どこが気持ちいいのか、ちゃんと名前を言いなさい」
「ああ、アソコ……」
「もっと、エッチな言い方があるだろう? 中山君」
「待って! 言いますっ! オマンコです、おまんこおっ!」
「やれやれ、バージンだったくせに、もうオマンコが気持ち良くなったのか? ミナコちゃんは淫乱なんだね?」
「はい。ミナコは淫乱だと思います」
「他に気持ちいい所はないか?……中山君」

 打ち方のコツを覚えたらしく、中山君のムチでミナコが上げる悲鳴はどんどん大きくなっていく。そしてミナコは痛くてボロボロ涙をこぼしながら、叫んでいた。

「オシリノアナッ! オシリノアナがキモチイイの!」
「よしよし、ようやく素直に言えたの。では、こう言いなさい。ミナコの……」
「ミナコの……えっちな……オシリノアナに……お、お浣腸して……ください」
「ではご希望に応じて、タップリ浣腸してあげよう。中山君、手伝ってくれ。先生は食事をすまされた方がいいですぞ」

 教授の言葉に甘えて、俺が先に弁当を食べながら眺めている前で、手の込んだ浣腸の準備は着々と進められていった。まず股間のバイブを取り外した教授は黒革の重くて頑丈そうなT字帯を持ち出して来た。その間中山君は剥き上げたミナコの特大クリトリスをさんざんかわいがったローターを外していた。

「これは貞操帯と言う物じゃ。ここにイボイボがビッシリ付いておろう。クリに当たってバイブする仕組みじゃ」

 教授はその「貞操帯」をミナコの股間にピッチリと喰い込ませるようにして装着すると、腰の辺りで鍵を掛けていた。装着者自身では取り外すことの出来ない本格的な物らしい。

「この脇にはワイヤーが入っておって、指一本入れることは出来ん。従ってセックスはもちろんのこと、勝手に指を使ってオナニーすることも叶わんわけじゃ」

 なるほど、正に「貞操帯」の機能があるわけだ。しかし排泄はどうするのだろう? 今から浣腸を施すはずなのだが。すると教授はそんな俺の疑問に答えるかのように、大小二本のペニス型アタッチメントを手に、「貞操帯」の前部にあった小窓のような部分を開けた。

「ここを開ければ普通にションベンは出来る。鍵を持っておる人間に頼んで開けてもらえば良い。そうでなくとも、用が足せぬことはない。ただし、体やそこら中がビシャビシャになるじゃろうがの」

 そう言った教授は、大きなペニス型に怪しげなチューブから絞り出したクリームを塗り付けていく。そのサイズはさっきまでミナコにくわえさせていた物と大差はなかったが、イボイボがビッシリ刻まれて凸凹に浮き上がっていた。まだ開通したばかりで狭小なミナコの膣壁にはズリズリと擦れて、凄まじい威力があるのではないかと思われた。

「この薬はただの潤滑油ではない。女をその気にさせる成分が含まれておる」
「と言いますと?」
「ハハハ、死ぬほど痒くなるんじゃよ。一晩中男をくわえて放さぬようになる」

――こんな子供に媚薬を使うなんて、この教授、悪魔だな……

 教授はその恐ろしい薬をタップリ塗り付けたイボイボのペニス型をミナコのアソコに完全に打ち込むと、包皮を剥いたクリトリスにも、そしてその包皮の裏側にまでご丁寧にクリームを塗っていた。こんないたいけな少女の性を貪り喰らおうと言う悪魔のような所業だと思ったが、俺はまだ甘かった。教授がその悪魔ぶりを発揮するのはまだまだこれからだったのだ。教授はクリ責め突起がビッシリと裏地に植えられている窓部をパチンと閉めると再び施錠してしまった。そして同じような窓はお尻の方にもあったのだ。

「次はミナコちゃんの大好きなオシリノアナにもチンポをあげよう、しっかり味わいなさい。慣れたら本物で楽しませてやるからの、ハハハ……」

――こんな子供にアナルセックスまでやろうと言うのか!

 だが不覚にもミナコの尻穴を犯すことを想像した俺は、サディスティックな欲望がムラムラと頭をもたげて来るのを覚えていた。俺はアナルの経験は皆無に等しい。一度妻に試してみた時はメチャクチャに痛がって快感どころではなく、二度と嫌だと拒否されたのである。アナルセックスで歓びを得るためには、手間ひま掛けて尻穴を拡張する訓練が必要な筈だ。なのにそんな時間もなく、まだ発育途上で小さなミナコのアナルを強引に犯したらどうなるか、結果は明白だ。ロストバージン以上の激痛が彼女を襲うことになろう。肛門が裂けてしまうかも知れない。

「コラ、力を抜いて入れさせなさい。またムチでしばかれたいのか?」
「ンン〜ッッ!!」

 やはりベトベトに薬を塗られた小さなバイブが、教授の脅しで緩んだ尻穴にゆっくり入って行くと、美貌をウッと歪めたミナコは苦しげに呻いた。まるで子供のペニスみたいに小さいバイブでも渦巻状の刻みが入っていて。前も後ろも刺激物の付いた男根型で埋められる感触は強烈であるに違いない。そして教授はアナルバイブの底が窓の外に少し残った状態で手を止めた。

「ハハハ、まるでシッポみたいじゃの、メスイヌらしかろう。ここには縦笛のように穴が開いておる。ここから浣腸液を入れることが出来る最新式のグッズじゃよ。ところで中山君、この子のケイタイはないか?」
「制服の中にあるでしょう」
「持って来てくれ」

 中山君がミナコの脱がされたセーラー服を調べている間、教授は俺に聞いた。

「娘さんが家出から戻られる時間帯はいつ頃ですかな」
「たいてい夜ですね」
「では、そう言わせることにしよう」

 中山君からケイタイを受け取った教授は、股間の前後を埋められて苦しげに呻いているミナコに、何と家に連絡を入れるよう命令した。ボールギャグを吐き出したミナコはイヤだと拒否したが、教授は冷酷だった。

「中山君、ムチの用意をしてくれ」
「イヤよっ! ぶたないでっ!」

 すっかり恐ろしい「神様」に変身した中山君が、さっそくヒュンとムチをしならせ床を叩いて見せると、ミナコは恐怖でハッキリとわかるくらい青ざめた。よほど痛いのだろう。

「では、お家の人に言うんじゃ。あさって、月曜日の夜に帰る、とな」
「ミナコちゃん、言われた通りにするんだよ。余計なことをしようとしたら、百叩きの刑だ!」

――中山君、すっかりSに目覚めちまったな

 あのオドオドした気の弱さがすっかり影を潜めた中山君は、実に楽しそうにそう言うと、ミナコの目の前でもう一度強く床を叩いて見せていた。

「さあ、僕が十数えるまでに電話を掛けるんだ。でないと、一発目のムチが入るよ。一、二、三……」
「……あ、ママあ?……今日? うん、帰るう……」

 それを聞いた教授はガチャ切りしてしまい、中山君のムチが二発背中に飛ぶ。ミナコの上げる悲鳴は断末魔のようで、俺はさすがにいたたまれない気持ちになった。だが中山君と教授は、ミナコに言い聞かせるように脅迫を続ける。

「今度余計なことをしゃべったら、そのカワイイお顔をムチで叩くよ!」
「さあミナコちゃん。もう観念して、もう一度ママに連絡して、言われた通りに言いなさい」
「本当に百叩きにしてあげようかな」
「……あ、ママ……ごめん、今日は帰んない……あさっての夜に帰る」

 そこで再びガチャ切りした教授は、ケイタイをミナコの制服の置いてある方へ放り投げた。ミナコはシクシクとしゃくり上げるように泣いていた。

「中山君、浣腸の用意をするから口を塞いどいてくれ」
「チンポでもいいですか?」
「好きなように。噛み切られんようにな」
「ミナコちゃん、歯を立てたらムチだからね……」

――チンコがふやけないのか? 

 俺は、若いとは言えなおもミナコの口で楽しもうとする中山君の強精ぶりに感心した。こんなに元気があるのに、よく童貞でいられたものだ。そしてミナコはもう「神様」に逆らおうなどとせず、それどころかやけに熱心にチュパチュパと音までさせながら、頬張った彼のペニスに口を使っていた。

「我慢出来なくなったら、ここにウンチをヒリ出すんじゃ。絶対に床を汚すなよ」

 教授はそう言って、持って来た大きな金ダライをミナコが上げたお尻の下に入れた。そして、すでにタップリと液体を満たされたガラスの注射器で、ミナコがシッポのようにお尻から突き出しているアナルバイブの中に、その液体を注入して行ったのである。

「中山君、君も食べなさい」
「は、はい……おっ!」

 ミナコに浣腸液の注入を終えた教授が弁当を広げて、飽きもせず彼女の口にペニスを突っ込んで楽しんでいる中山君に言うと、彼は少し声を出した。俺はこの若者の変貌と精力絶倫ぶりに驚いて声を掛ける。

「何だ、また出したのか」
「ええ。いつの間にか、この子すっかり上手になってまして」
「ハハハ、神様に調教されれば、ご奉仕も上達しようて」

 教授は笑いながらそう言ったが、ミナコは確かに中山君にヨシヨシと頭を撫でられながら従順に口を使って、彼が出した粘液の残りをしっかり舐め取りゴクリと飲み下しているようだった。
「先生、食事を終えたら、ミナコにこれを食わせてやってくれませんか」

 教授に言われた俺は、ミナコにパックに入ったむすびを2つ食べさせた。これなら口だけでも何とか食べられるのだ。「神様」のザーメンを飲んだ後だからさぞかし旨いに違いない。全部キレイに食べないとぶつぞ、と脅すと、ミナコは必死で口を動かして食べようとする。ムチ打ち自体は趣味でない俺も、恐怖で怯える少女が仕方なく命令に従う様を見るのは大いに嗜虐欲をそそられるものがあった。と、弁当を食べていた教授が妙なことを言う。

「先生、ミナコが食べ終わったら、お茶をやりませんか?」
「お茶ですか? 男の1人暮らしですので、そういう気の利いた物は……」
「ハハハ、何を言ってるんです。ションベンを飲ませるんですよ」
「なるほど」

 このやり取りはミナコも聞いているはずだが、お茶をやるから上を向いて口を開けろ、と言うと大人しく従うので、俺はその小ぶりな口の中にちょうど溜まっていた小便を流し込んだ。飲まなきゃぶつぞ、と言うと必死で飲もうとするが、とても飲み切ることは出来ず、的を外れた小便も含めて美少女の顔は見るも無残にベトベトに汚れ、俺の嗜虐欲を心地良く満たした。そしてそそくさと食事をすませた教授も、俺に続いてミナコの顔めがけて放尿し、さらに中山君も続いた。もうミナコは飲むどころでなく、完全に汚い小便をぶっ掛けられているだけである。フローリングの上に3人の男の小水で水溜りが出来てしまったのは正直嫌だったが、後で拭けば良いだろう。

「さて、そろそろウンチがしたくなって来たかの?」

 教授がそう言ったのは、ミナコの下腹部がギュルルルと不穏な音を響かせたからだ。見ると彼女の下腹はパンパンに張って、小さな妊婦みたいである。どうやら限界のようで、教授がアナルバイブを抜き取っていくと、ミナコはブリブリ〜と下品な破裂音を立てて柔らかそうな大便を排泄し、金ダライの中に蛇のように見事なとぐろを描いていた。

「おお、立派なクソじゃのう」
「写真を撮りましょう」

 教授がミナコの屈辱を煽るかのように大声で言うと、中山君は嬉しそうにケイタイカメラでウンコを撮影していた。俺にはイマイチ理解し難いのだが、どうも彼と教授の嗜好には相通じるものがあるようだ。

――参ったな。コイツのクソ、めちゃくちゃに臭いぞ

 俺にはいくらカワイコちゃんだからと言って、ウンコを愛でるような趣味はなく、汚いだけだ。ハッキリ言って見るのも嫌だ。おまけに猛烈な悪臭が漂っている。これは浣腸による強制的な排便が理由なのだろうか、鼻がひん曲がりそうと言う表現がピッタリの凄まじい臭いで、教授が食事を急いだ理由が良くわかった。

 それから中山君はウンコの処理をするため、金ダライを持ってトイレに行き、教授はトイレットペーパーでミナコの汚れた尻の後始末をしてやっていた。もちろん尻穴の中まで指を突っ込んで念入りに掃除していたが、ミナコはどんな気持ちになったことだろう。シクシク泣いているばかりだったが、相当応えてプライドがズタズタにされたことだろう。だが本当にハードな責めはまだこれからだった。

 排便の処理を終えた教授は、改めてアナルバイブに薬を塗り足すと尻穴に挿入していったが、ゆっくり進めていくに連れ、ミナコの泣き声がニュアンスを変えて妙に悩ましくなるのがわかった。教授は少し入れては手を止め、ミナコの顎を嫌らしくしゃくって聞くのだ。

「ほう〜ら、お浣腸された後、チンポを食べると気持ちいいだろう?」
「ああっ! だ、ダメえ〜っ! も、もう……」
「まだまだ半分も入っておらんぞ。よしよし、しっかりおケツでチンポを味わうんじゃ」

 こうしてすっかりよがり泣きになってしまったミナコの悲鳴を楽しみながら、教授はゆっくりとアナルバイブの挿入を深め、ついに完全に打ち込んでしまうと後ろの窓もパチンと閉めて鍵を掛けた。それから戻って来ていた中山君と3人で協力して、反吐が出そうな凄まじい便の臭いでプンプンしているミナコを浴室に入れ、ザッとシャワーを浴びせて洗ってやった。乳首のローターは邪魔なので外したが、黒革の貞操帯はそのままだ。教授が言った通りサイドにワイヤーが入っており、中を洗うことは不可能だ。こんなとんでもない頑丈な貞操帯など装着されたら、その女性は鍵を持つ相手に服従するよりなくなるだろう。排泄すらまともに出来ないのだから。

 ある程度ミナコの悪臭が消えてから、俺たちは彼女を部屋と部屋の間に立たせ、首輪のチェーンを鴨居に引っ掛けて吊るした。少し余裕はあるが、しゃがむことは出来ない。それから教授は例のクリームを、ミナコのまだ成長途上だが中1としたら立派過ぎるくらいの乳房と乳首にも塗り込めていった。

 そしてしばらくすると、ミナコは痒い痒いと口にして、黒革貞操帯がガッチリ喰い込んだ腰をモジつかせ始めた。教授が言う。

「痒み薬が効いて来たようじゃの。それがどんどんたまらなくなって来るんじゃ。放っておいたら気が触れるぞ。しっかりマンコとおケツでチンポを喰い締めて、思い切り腰を揺さぶってみい。少しは気が紛れるぞ」

 教授に言われるまでもなく、ミナコはその卑猥な動きを始めていた。中学1年ながら高校生に見えなくもない早熟な体の美少女が、黒いTバック状の貞操帯がワレメに喰い込む股間をぐいぐいとグラインドさせながら振りたくる淫猥極まりないエロダンスだ。俺の股間は羞ずかしいくらいに充血し、腹に触れるほどの急角度で勃起してしまった。と、教授が言う。

「ではミナコちゃんのえっちな踊りを鑑賞しながら、皆でせんずってやりましょう。出てしまったら彼女にぶっ掛けてやるのです」

 さっきミナコを風呂に入れる時脱いだので男も皆全裸だ。俺は初め照れ臭くてためらっていたが、教授と中山君があぐらをかいてシコシコと始めたので、それにならって気持ち良くしごいた。痒みに狂うミナコの悶絶ダンスはどんどん激しくなり、痒い痒いと切羽詰った悲鳴は逆に力を失って、まるで高熱を出した病人がうわごとを述べているようになった。

「カユイ……カユイの、もうダメ、ホントに死んじゃう……」

 と、すっくと立った教授はリモコンを手にしてミナコに向け、大声で怒鳴った。

「どこが痒いんじゃあ! 1つずつ言うてみい!」
「ク、クリちゃん!」
「ソレ!」
「あ〜っっ!! いぐうう〜っっ!!」

 教授がリモコンを操作すると、クリトリスを包み込むイボイボが振動したらしく、ミナコは絶叫してたちまち極めていった。腰が砕けてしゃがみ込みそうになったが、首輪によって阻止されたミナコは仕方なく中腰で堪え、その幼い腰目掛けて教授はザーメンを発射していた。

「他は?」
「あ、アソコ……」
「アソコじゃない!」
「おまんこおっ!」

 次に前部の男根型バイブが動いたのだろう。ミナコはますます卑猥に腰をグラインドさせ、「おまんこ」と女性器の卑称を絶叫しながら激しく気をやった。ここで中山君も我慢出来なくなり、精子をミナコに掛けていた。

「まだ、痒いところがあるじゃろう!」
「オシリい〜っっ!! おほお〜っっ!!」

 アナルバイブが気持ち良くて、ウッとお尻を突き出し激しく揺さぶりながら気をやっていく美少女の痴態は、これまでより一層嫌らしく魅力的で、俺もとうとう限界が訪れて彼女にザーメンをぶっ放していた。

「ミナコちゃんや、満足したかの?」
「い、イヤ! まだカユイの! あん、もっと、もっとお〜!」
「やれやれ、盛りの付いたメスイヌには困ったもんじゃのう」
「だってえ……ああっ! おっぱいもカユイいっ!」
「ハハハ、安心しろ。本当のお楽しみはこれからじゃ」

 教授はそう言うと、痒い痒いと泣き喚くミナコの口にまたもボールギャグを捻じ込んでいった。

「こうしておかぬと、近所迷惑になるくらい泣き叫びますからの」

――さっきのウンコの臭いだけでも、十分近所迷惑だよ……

 俺がそんなくだらないことを考えながら見ていると、教授は中山君にムチを渡していた。

「では、好きなようにミナコを打ちなさい」
「そうですか。では」

 中山君が背中の辺りにムチを入れると、ミナコは恐ろしい悲鳴をくぐもらせると同時に、一瞬全身をピインと硬直させたように見えた。

「わかるか? この子は今エクスタシーに昇り詰めたんじゃよ。痛くて痒みが消え、同時に前後がギュッと締まってチンポをきつく喰い締めるから、気をやることが出来るんじゃ」
「なるほど」

 納得したようにそう言った中山君が、さらに何発かミナコの後部をムチで叩く。その度にイッテしまうらしいミナコは、もう半ば白目を剥いて凄まじい形相になって来た。

「どうした? 遠慮せず、前も打ってやりなさい。痒いと言った乳でも」

 教授に言われた中山君は乳房を打ったが、どうも遠慮があるらしく、やや加減して勢いが弱かった。すると教授が、貸しなさい、とムチを奪った。

「そんな中途半端じゃ女はイケないぞ。むしろかわいそうじゃ。もっと思い切り打つんじゃよ」

 そう言った教授は何やら気合を入れる掛け声と共に、厳しい打撃をミナコの乳房に入れた。すると今度はハッキリと彼女も気をやったらしい。そしてさらに乳房とへその上付近にムチ打った教授は、俺に言う。

「大倉先生もいかがですかな」
「いや、私は……」

 俺は女を痛め付けるプレイは苦手なのだ。だが中山君もぜひ、と勧めて来るし、教授の次の言葉で俺はムチ打ちに挑戦する決心をした。

「ミナコちゃんは痛め付けられるのを歓ぶ、どMの変態女なのです。口が利けたら、もっとぶって〜、とおねだりするはずですぞ」

 なら、口を利かせてやれよ、と思いながら、俺は手渡されたムチを手にミナコの横に立った。改めて至近距離で見ると、雪白の全身を汗みずくにして紅潮させ、ガックリと首輪の嵌る首をうな垂れたミナコは、あまり傷付けないとは言え、ムチ打ちの痕跡があちこちに見えて実に痛々しい。だがもともと人並み外れた美少女だけに、しきりとモジ付かせている、貞操帯が股間に喰い込むお尻や乳房からは濃厚な「女」のフェロモンが漂っているようで、眩暈がするほど魅力的だった。

――ヤバイ。えらく興奮してチンポがまた硬くなって来たぞ。こんなのに欲情するとは、俺も嵌っちまうかもな……

「さあ、その小生意気なケツでも打ってやりなさい」

 俺は思い切ってムチをしならせ、黒い貞操帯が嫌らしく股間の縦筋に喰い込むミナコのお尻に振り下ろした。すると死んだようだったミナコはギャグの下に呻き声を洩らし、ガクガクと腰を中心に全身をおののかせる。

「ホラ、ごらんなさい。この子は今しばかれて気をやったのです」

 俺はまだ半信半疑だったが、今初めてムチ打った感触は、俺の中に眠っていた獣性を目覚めさせるようなものが確かにあった。そして教授の次の行為が決め手だった。 

「嘘だとお思いでしたら、聞いてみましょう。今イッチャッタんだね、ミナコちゃん」

 ミナコははっきりコクリとうなずいて、視線を上げるとパッチリした瞳が俺を見つめる目が燃えるように妖しく輝いていた。

「もっとぶって欲しいんだよね」

 再びコクリとうなずくミナコ。これで吹っ切れた俺は、うおお〜! と雄叫びを上げながら、一気に激しいムチ打ちの嵐をミナコに浴びせ掛けた。背面のみならず乳房や下腹部などを打たれてもビクビクと体を痙攣させて絶頂に昇り詰めていくいたいけな美少女に俺の興奮は頂点に達し、気が付いた時にはミナコは完全に白目を剥いて失神していたのである。

「やるじゃないですか、大倉先生」
「凄かったです。ミナコちゃん、口から泡を吹いて完全にイッテしまいましたよ」

 俺はあまりにも気分が高揚していたため、教授が止めてくれるまでミナコが気絶していることにも気付かなかった。そして気持ちが落ち着くまで、ハアハアと激しく息が切れて一言もしゃべれないほどだった。こうしてついに目覚めてしまった俺を含めた三匹の野獣の手で、哀れな小動物のようなミナコはさらに過酷な責めを受ける運命だったのである。

 この夜は皆で泊り込み、翌日は早朝から叩き起こしたミナコに、犬のような食事をさせながら交替でバックから犯すプレイを行った。股間にキリキリと喰い込む黒革Tバック状貞操帯は、前部の窓を開き女性器に埋まったバイブを外せば性交可能なのである。そしてアナルの方には、昨夜より太くイボイボ型になったバイブに痒み薬が塗られて打ち込まれたが、ミナコはそれも易々と呑み込んでしまい、バイブを掛けてやるとすぐにも達してしまいそうな歓びようを見せてお尻を嫌らしく振りたくった。教授の話では、今夜にはアナルセックスも可能になるのではないか、ということだ。ちょっと信じられないようなミナコの性開発の早さである。

 そして、その状態で犯したミナコのアソコは、思わず呻き声を発してしまうほど絶品になっていた。とても昨日処女喪失したばかりの中一生とは思えない程で、内部の膣肉がとりもちのようにネットリと強烈にペニスに絡み付き、まるで幼い商売女とやっているような錯覚を覚えてしまった。ミナコはもう手放しの歓びようで、突かれるはしから大量の液体を吹きこぼしていた。恐らく愛液だけでなく同時に失禁もしているのだろうが、全く気にはならなかった。こうして俺たちは気持ち良く今日一発目のザーメンと小便をミナコに飲ませたりぶっ掛けたりして朝食を終えたのだった。

「では今日はお出掛けじゃ」

 皆でミナコを輪姦しながらの朝食を終えて教授がそんなことを言う。逆らうような言葉を口にすれば手ひどく痛めつけられるとわかっているミナコは無言だったが、明らかに怯え切った弱弱しい抗議の視線を送って来る。この前のほとんど人がいない深夜の露出歩行とはわけが違うのだ。日曜の真昼間で大勢の人がいる中を、拘束されて下着を見せ体をまさぐられて歩かされるなどと考えただけでも、ミナコが怯えてしまうのも無理はない。だが、教授は俺たちの想像をはるかに上回る恐ろしい仕打ちを考えていたのである。

「ミナコちゃんや、アンタの通っている中学校はどこじゃ?」
「……××中学」

 用意周到に中山君がムチを持ち、いつでもしばくぞ、とばかりに床を叩くデモンストレーションをしていたのだから、ミナコに嘘を付く余裕はなかっただろう。すると中山君が驚いたように言った。

「なんだ、僕の後輩じゃないか」
「それはちょうどいい。道案内してくれ。メス奴隷らしく着飾ったミナコちゃんをお披露目じゃ」

――何だ、その「着飾ってお披露目」って言うのは? さすがにヤバいんじゃないか……

 教授の考えがわからない俺は、白昼堂々と露出狂のような格好をした少女を、あろうことか彼女の通う学校まで連れ回すのはマズイのではないかと思ったのだ。ミナコの知り合いや警察に見つかったらどうするのだ。と、そんな俺の気持ちはお見通しとばかりに教授が言う。

「心配は無用じゃ。ちゃんと制服は着せとくからの。さすがにスッパダカで引きずり回すわけにはいかん。それに顔もわからぬよう、目隠しして行こう。その代わり、見えない場所に細工をするぞ」

 教授はそう言うと、中山君に手伝わせてミナコをベッドの上に乗せ、両脚を大きく広げる人の字に拘束した。上半身は裸で、黒革貞操帯が股間に喰い込んでいるが、隠しているのはアナルバイブが仕込まれた臀部だけで、前は大きく窓が開いて大事な箇所がモロに露出している。そしてその卑猥な下半身を覗き込んだ教授は手を伸ばし、彼女の最も感じる尖りを無造作に摘み上げて、ヒイッ! と悲鳴を上げさせた。

「子供のくせに、こんなに大きくしこらせおって。邪魔な皮は切る約束じゃったの、ハハハ……」

 教授はその言葉を聞き恐怖で顔を引き攣らせたミナコに再びギャグを噛ませると、何やら道具を用意しながら説明した。

「そこの皮を取るとどうなるか? 敏感なマメが四六時中剥き出しになってムズムズし、いつでも男を求めて発情しているはしたないメスになるんじゃ。刺激が当たらぬようズボンははけぬし、下手に下着を着けると擦れてもっと大変なことになるから、ノーパンミニスカで過ごすんじゃ。覗かれるのがドキドキしてたまらんじゃろうの。それに成長期のアンタなら、マメがもっと大きく育つぞ。嬉しいかい、ミナコちゃん」

 そんな説明は半分マユツバだろうが、幼い少女の体に加えるには悪魔のように残虐な手術であることは間違いない。だが教授は経験があるらしく、まるで医者のようにテキパキと注射して局所麻酔を施すと、メスでその部分をアッサリ切り取ってしまった。

「麻酔はじきに切れる。ハハハ、ずいぶんと嫌らしいマゾメスらしくなったじゃないか」

 教授が言った通り、包皮を失ったミナコの大粒クリトリスが、まるで肉真珠のようにポッチリと姿を見せているのは、凄まじくエロチックな眺めだった。

「毛も剃ってしまおう。先生、邪魔にならぬよう摘んどいてくれませんか。ついでに少しシゴいてもいいですぞ。中山君、君は乳首を弄って大きくさせといてくれ」
「んふうんっっ!!」

 俺と中山君の指が女体で最も感じる3点の尖りを摘み上げると、ミナコは嬉しそうな悩ましい鼻声を洩らした。アナルに埋まったバイブからはずっとウィーンと淫靡な振動音が聞こえているし、これでは早熟なミナコにとってはたまったもんではなかっただろう。だが、教授が急所の尖りを弄って膨らませた意図をミナコが知っていたなら、とても快楽に呻いてばかりはいられなかったに違いない。ともあれ、ミナコの少女らしからぬプリプリで巨大な肉豆の感触を楽しみながら、指で摘んでシゴくのは俺にとっても実に楽しい作業だった。普通の女はそんな部分を指で摘むこと自体難しいのに、バカでかい肉塊がヒクヒクと汚辱の快感におのいて慄え、俺が指を緩めたり強めたりバイブさせたりするのに反応して、ますます大きく膨らんでしまうのだ。教授はもともとそんなに生えているわけでもないミナコの恥毛を剃るのに必要以上の時間を掛け、ちょっと剃り落としてはしげしげと眺めて休憩し、タップリ俺たちを楽しませてくれた。ミナコは放置された形の女の部分からビュッビュッと淫液を吐き出し続け、途中で何度か軽く気をやっていたようだ。

「さあ赤ちゃんみたいにツルツルになりましたぞ」

 教授がそう言って毛剃りを終えたので、俺たちも手を放して無毛になったミナコの股間をしげしげと覗き込んで鑑賞した。毛がないので正に幼女と言って良いワレメなのに、包皮を失った特大クリトリスが真っ赤な舌をベロンと出しているような眺めはめちゃくちゃにエロティックで、俺はますますミナコをイジめてやりたいと言う凶暴な欲情が込み上げて来るのを感じていた。

「それではマゾメス用のアクセサリーを着けてやろう」

 教授はそう言ってシルバーに輝くリングを2つ持って来ると、中山君に弄られてピンコ勃ち状態だったミナコの両乳首に嵌めていった。

「バネが仕掛けてあって、少し緩めてから嵌めると、キュッと締まって根元を締め付けるんじゃ。ホラ、ますますデカく膨らんだじゃろう」

 確かにリングで根元を締められたミナコの乳首は括りだされて完全に充血し、とても少女のものとは思われぬまるで中年女性のような熟れた肉豆に変貌していた。嫌らしい外見だけでなく、感覚も増大しているに違いない。

「もちろん下に嵌めるリングもあるぞ」

 まさかと思ったが、教授は同様な金色のリングを持って来ると、今度はミナコの剥き出しクリトリスに嵌めてしまった。その瞬間ミナコが傷付いた獣のような苦しげな呻きをくぐもらせたので、強烈な痛みを伴う凄まじい感覚に見舞われたのだろう。実際にリングのせいでますます巨大に膨れ上がったクリトリスは犯罪的に卑猥な眺めで、毛を失いツルツルの股間とのギャップがあまりにも激しかった。

「ところでミナコちゃんや、このピアスは他の神様にもらったんかの? 答えるんじゃ!」

 両耳に2つずつ着けていた高価そうなピアスを外しながら聞くと、ミナコは慌ててウンウンとうなずく。言う通りにしないと痛い目にあうことが身に染み付いて来たのだろう。良いことだ。

「その神様は間違っとるの。こんなカワイコちゃんには、もっと着けるのにふさわしい場所がある。ちょうど2つずつお揃いじゃの」

 教授はそんなことを言いながら、ピアッシング用の穴を開ける器具と麻酔の注射を用意して来た。そしてその場所を察知して、さっきまで快楽で呆けさせていた顔を再び恐怖で歪めたミナコの両乳首にまず麻酔が打たれ、続いて注射針は股間に向かっていった。

「安心しろ。まだそのデカクリに細工するつもりはない。それはもっと落ち着いてからだ。今日のところは、このビラビラにピアスを着けよう」

 教授は女性の最急所である淫豆でなく、それに繋がる陰唇部に注射を打っていた。さすがに包皮切除手術を施したばかりのその部分に、さらなる淫虐な仕打ちを加えるのは控えたらしい。冷静に考えると「今日のところは」と言う言葉から、教授がミナコを今日一日で無罪放免してやるつもりなどさらさらないことがわかり、その執念深さには俺の方がゾッとした。すぐに利いて来るらしい局所麻酔を頼りに、教授は乳首からピアッシング用の器具で穴を開け、ミナコの耳から外した中学生には分不相応に高価そうなガラスのピアスを装着していった。根元をシルバーのリングで締められた乳首には、ジュエリーを模したような丸いピアスが嵌り、やはり根元を締められた大粒クリトリスの左右には、大きなガラスのリングが垂れ下がる。透明なガラスなのでミナコの局部が隠されることはなく、卑猥極まりない女体装飾であった。

「よし、アシを開いて立ってみろ」

 細工を終えた教授がそう言うと、皆でミナコの拘束を解いてベッドから下ろし、部屋の中に立たせた。すると彼女の幼いがムッチリと肉ののった体に、ピカピカ光るガラスのピアスとリングが光り、恐ろしくエロチックな眺めである。俺も中山君もその卑猥そのものの肉体装飾に圧倒されて、無言で食い入るように見入ってしまった。

「何か重りになる物はないかの。ビラビラのリングに吊るそうと思うんじゃが」

 そんな気の利いた物はなかったが、フックの付いたボールペンを2本ミナコの股間のリングピアスに掛けて吊るすと、ラビアが引っ張られてますます嫌らしい眺めになった。

「こうすればビラビラがビローンと伸びて面白かろう。ハハハ……」

 ミナコは自分の体の無残な装飾を見たくないのか、つむった目からボロボロと大粒の涙を流している。だがすっかりメスドレイ気分に染められた彼女は、言い付け通り両脚を開いて立っていた。もちろん命令に背けばムチでしばかれるわけだし、首輪と後ろ手錠を嵌められ口も塞がれた彼女に抵抗の余地など残されていなかったのである。

「さて、嫌らしくなったのは外見だけではないぞ。ホレ」
「んん〜っっ!!」

 教授がピアスの光る乳首に軽く指で触れると、ミナコはカッと涙目を見開き、悲痛な呻きを塞がれた口元にくぐもらせる。リングに括り出されて異様な感度になってしまっているようだ。

「下もいらってやろう。ソレ」
「んあ〜っっ!!」

 今度はさらに強烈な刺激に襲われたのだろう。教授の指でクリトリスに触れられたミナコは悲痛な呻き声を洩らし、とうとう腰が砕けてしゃがみ込んでしまった。ところが教授はすぐさま大声で怒鳴りつけムチを振るった。

「オラッ! 勝手に座るなあっ!」
「ぐあ〜っっっ!!!」

 そして仕方なく立ち上がったミナコにをイジめるべく、俺と中山君は教授に手渡された小筆を手に迫る。彼女のリングに括り出されて異様に敏感になった急所をくすぐってやるのだ。ミナコがあまりの快感に耐え切れずしゃがもうとすれば、すかさずしばいてやろうとムチを持った教授は待ち構えている。俺たちはホクホクしながら、その淫靡な作業に着手した。

「ハハハ、どんな女でもヒイヒイ泣いてよがる、剥け豆弄りじゃ。1分間我慢させよう。途中で我慢出来ずしゃがみ込んだら、1からやり直しだ」

 俺は楽しいクリ弄りを中山君に譲り、2本の筆で根元を絞られてピンピンに尖った両乳首をくすぐってやったのだが、何と言っても包皮を切除された上にリングで括り出された特大クリトリスのくすぐりがたまらないのだろう。ミナコは30秒と持たずしゃがみ込んでムチを喰らってしまう。こんなことが繰り返されるに連れてますますメロメロに乱れたミナコは、しまいには立ち上がるのにも時間が掛かるようになって来た。結局わずか1分の筆くすぐりをクリアするのに、20分近く掛かってしまったのである。

「次は舌と唇で、ペロペロチュウチュウしてやろう」

 これはムチ役も含めて持ち場を1つずつずらして行ったのだが、ミナコはこれも面白いように感じまくってしまい、クリ舐め係だった俺は彼女の幼いワレメから壊れた蛇口のようにとめどなく吐き出されるラブジュースを浴びて、顔がベトベトになってしまった。

「最後はこのブルブルで鍛えてやろう」

 次は最も強烈と思われるピンクローター責めで、結局ミナコが立ったまま全ての刺激で1分間我慢する試練をクリアした頃に、すでに1時間近く経過していた。おそらく何十回もアクメに昇り詰めたと思われるミナコは半分白目を剥いた悶死状態で、完全にグッタリとなってしまっていた。

「ではセーラー服を着せよう」

 ヘロヘロに脱力し動くのも億劫な様子のミナコに制服を着せるのは、まるで大きな着せ替え人形のようだった。上は胸部をベロンとはだけてピアッシングした乳首や膨らみかけの乳房を露出させてやり、スカートはもちろん過激な超ミニである。そして目はゴーグルのような頑丈で本格的な目隠しが装着され、ボールギャグと合わせて一見誰だか判別の付かない顔になった。

――うへえ! こりゃメチャクチャにエロいぞ。警察に見つかったら即刻逮捕されそうだな……

 試しに立たせて見ると、ミナコはとんでもないエロエロの外見になっていた。露出した乳房は中学生のくせに嫌らしくバンと張り出し、リングに嵌ったデカい乳首に光るピアスは実に猥褻だ。

「ふむ。もう少しビラビラが伸びたら見えそうだな」

 そして上半身以上に凄まじく淫らな眺めなのは、股下がほとんどないミニスカでは隠し切れず、女性器のラビアのリングに引っ掛けられた2本のボールペンがブラブラ揺れていることだった。教授がさらにペロンとスカートをめくると、股間にTバック状態で喰い込んだ黒革貞操帯と、前部に開いた窓からピアスとリングで装飾された女の部分がすぐにモロ出しになって、正に犯罪的な卑猥さだ。裸で外出させるのはヤバいと言う理由でこんな格好にさせたはずだが、ロリコンの俺にとってはまだ成長途上の裸などよりはるかにそそられる、鼻血モノと言ってよい姿であった。

「中学までは遠いのか?」
「歩いたら1時間は掛かりますよ」
「どうせコイツに歩かせるのは無理じゃ。わしの車で行こう。中山君は道案内してくれ。大倉先生」
「はい」
「車の中でミナコに浣腸してやってくれませんか。やり方はわかるでしょう」

 こうしてほとんど歩くどころでない脱力状態のミナコを、教授が駐めていた普通車に詰め込み、さほど広くない後部座席で苦労しながら、俺と中山君は協力して浣腸を施してやった。昨日やり方は見ていたのでわかっている。貞操帯の後ろの窓を開き、ずっと微振動しているアナルバイブの底から注射器で浣腸液を注ぎ込んでやるだけだ。

「ミナコちゃんや、アンタの中学校に着いたぞ」

 ミナコの通う中学はかなり大きく、休日なのに部活動の生徒たちが大勢登校して練習に励んでいるようだった。正門付近は人の通行や出入りが多く、顧問とおぼしき教師の姿も見られたので、中山君の案内で裏門の方へ車を回した。こちらは時折ランニングしている部活の生徒たちや一般の人が通り掛るくらいで、あまり人の気配はなかった。

「では母校にお披露目じゃ。ウンコで『ミナコ参上』とでも書いて残すんじゃの、ハハハ……」

 教授の悪趣味な冗談は笑えなかったが、当のミナコは到底いたたまれない気持ちになったことだろう。俺たちは容赦なく淫靡に変わり果てた制服姿の彼女を車から降ろして、裏門の前で腰を下ろさせた。こうして健全な部活動に励む中学生たちの前で、家出して不健全な遊びに耽っていたミナコは「神様」の手で死ぬほどの大恥をかかされるわけだ。ザマアミロ。さっそくアナルバイブを引き抜くと、タップリ浣腸を施されていたミナコはブリブリと音をさせながら、見事なまでに大量の排便で地面にとぐろを巻く汚物の山を築いていき、同時にシャーッと小便も大量に排泄していた。まだこの瞬間を目撃している人間はいない。それを見てとった教授はとんでもないことを言い出した。

「人が来ないうちに犯っちまおう。中山君、すぐにコイツのケツを拭いて、アナルバイブをぶち込んどいてくれ」

 中山君が排便処理作業をそそくさと追えて再びアナルバイブを押し込み、貞操帯の後ろの窓を施錠すると、教授は目の見えないミナコをウンコから少し離れた場所まで連れて行った。そして辺りが無人なのを確認すると、大胆にもズボンを下げて、うつ伏せに押し倒したミナコを後背位で犯し始めた。

「おお、凄いマンコの締め付けじゃぞ。わしのナニが喰い千切られそうじゃ」

 よほど具合が良かったのだろう。あっと言う間にペニスを引き抜いた教授は、ミナコのツインテールの後頭部付近にザーメンを浴びせていた。続いて中山君が、そして俺も辺りを気にしながらミナコを犯し、完全な名器と化した中一生のアソコにやられて気持ち良く精液をぶっ掛けてやった。

――お、ヤバイ。部活の連中がやって来たぞ

 ふと見ると、校舎の周辺を掛け声と共にランニングしている一団の男子生徒たちが遠くからこちらへ向かって来ていた。イガグリ坊主頭だったから野球部だろうか。その掛け声はミナコにも聞こえているだろう。だが教授はすぐに撤退しようとはしなかった。

「ミナコちゃんや、男の子たちが沢山やって来るぞ。そこに立ってサービスしてやりなさい。ハハハ、ウンコが転がっとるから、下手に動かん方がいいぞ」

 何と教授は無理矢理立たせたミナコの首輪のチェーンを門柱に繋いで立ったまま身動きが取れぬように固定し、さらに超ミニスカを完全にめくり上げて性器ピアスまで完全に露出させてしまったのだ。その上どう見ても彼女の仕業と思われる大量のウンコの山がすぐそばにある。

「わしらは車に戻って見ていよう。ヤバくなったら急いで退散じゃ」

――ミナコのやつ、頭が変にならなければいいが……

 目隠しされていることが、彼女にとって唯一の救いだろうか。ちょっと見にはまず誰だかわからないだろうし、ミナコだって同じ中学の男子と目を合わせたくはなかろう。だが冷酷にもこの中学の制服姿で、こんな死にも勝るような淫らで惨めな姿を晒し者にされるミナコは、想像を絶するような羞恥と屈辱に襲われて正気を保てなくなるのではないかと、俺は心配したのだ。それとも完全に「どM」として開花した彼女ならば、こんな恥辱を天にも昇る歓びへと転化させてしまうのだろうか。その象徴とも言えるアナルバイブはウィーンと淫靡に作動を続けて彼女の尻穴を蝕み、マゾヒスチックな快感を煽っているはずだ。やや離れた車の中から見ていると、ミナコはどうしようもないアナルの快感で腰をよじって悶絶し、すでにかなり伸びて来たラビアに吊るされた2本のボールペンが大きく揺れているように見えた。

「チンコの毛もまだ生えとらんかも知れぬガキ共には、刺激が強過ぎるかも知れんのう」

 教授がそう言ったが、ランニングしていた坊主頭の中学生たちは次々に足を止め、異様に卑猥な姿で拘束されているこの学校の制服を来た謎の女子を、おっかなビックリと言った様子で眺め、ヒソヒソと囁き合っている。おそらく女性経験どころか、本物の女性器を目にするのも初めてであろう彼らは、正に目の毒としか言いようのない猥褻な女子に遭遇して、誰も近寄る勇気はないようだった。だが散々彼らの声や視線を感じ取っているであろうミナコにとっては、悪夢のような晒し者状態に違いない。よく知っている生徒がいれば、正体がバレてしまう危険すらあるのだ。

 そしてガキ共の数人が、先生を呼んで来ようと言って校内に入るのを見て、俺たちは即座にミナコを車の中に回収しその場を離れた。もちろんガキ共には一言も声を掛けず、ビビっている彼らに邪魔をされることもなかった。後にはミナコが垂れ流した大小便が残されたが、それだけで警察沙汰になることもないだろう。

「ハラが減ったな。弁当を買って公園で食おう」

 車の中で俺と中山君はミナコの体をイジくり回したが、すっかり心神喪失したような彼女はどこを触ってもなすがままに身を任せていた。だが決して気絶しているわけでも無反応なわけでもなく、それどころか面白いようにビクンビクンと体をおののかせ、ジクジクと淫液を吐き続けているアソコは打てば響くような鋭敏な反応を見せる。まるで優秀なダッチワイフみたいだ。飽きもせず彼女の性器に指を挿入して楽しんでいた中山君が言う。

「それにしても女の子のアソコって凄いですね。指1本でも喰い千切られそうなほどキツイのに、大きなチンコでも平気で飲み込んじゃうんですから」
「そんなもんだよ。子供を産めるわけだから」

 俺がそう返すと、教授も言った。

「母校で羞ずかしい姿を晒して、死ぬほど興奮して良くなってしまったんじゃろう。おかげでガキのくせに玄人女性みたいにマンコがとろけとるんじゃ。やっぱりこの子は真性のどMじゃな。イジめられるのが大好きで、こんなエロ娘になってしもうた、ハハハ……」

 そんなひどい言葉を掛けられ局部をまさぐられて夥しい反応を示しながら、死んだように身を預けている美少女はまるで壊れた人形みたいだった。だが、この時すでにミナコの心は半分壊れかけていたのかも知れない。そんなミナコの様子を見て正直不安になった俺は、教授に言った。

「まさかこの子気が狂っちゃいないでしょうね」
「何心配はいらんよ。女ってのは男よりよっぽどしぶとい生き物なんだ」
「そうですよ、先生。ミナコちゃんがこんなことを歓んでるのは明らかです」

 柳田教授も、ミナコのアソコに指が何本入るかと遊んでいる中山君も、能天気で楽観的だったが、俺の不安は消えなかった。女が男よりはるかに欲深い体を持つたくましい生き物であることは、俺も性欲ばかり溜め込んだ豚女と化した妻を見て、よくわかっている。だが相手はませていると言っても、メンスがあってそれほど間がないであろう中学1年生なのだ。大人の淫乱女と同じように考えても良いのだろうか? すると教授はそんな俺の不安をさらに増大させるような、とんでもないことを言い始めた。

「ミナコちゃん、今から行くのはホームレスの人たちが沢山住んでるので有名な公園じゃ。お昼を食べたら、ホームレスのおじさん達みんなにエッチしてもらいなさい」
「んーっ!」

 ホームレスの男たちに輪姦されると聞いたミナコは、しばらくなかった怯えた表情を見せ、必死で呻き声を出した。中山君がアソコをイジくり回しながら言う。

「あれえ、どうしてイヤなのかな? ミナコちゃんのおまんこはこんなにトロトロで、僕の指を嬉しそうに食べてるじゃないか」
「そら見ろ。イヤがると言うことは、まだ狂ってなんかいないと言う証拠じゃ。ミナコちゃんや、ホームレスのおじさんたちは変わった犬を飼っておる。人間の女とヤルのが大好きな、大きなオス犬じゃ。コイツとも交わらせてやろう。どうじゃ、嬉しいか? ハハハ……」

 ミナコはさらに大きな悲鳴をくぐもらせ、死んだようだった体を懸命にもがかせ始めている。

――ホームレスに輪姦させた上に、獣姦までやらかそうと言うのか! この教授、マジで狂ってるんじゃないか?

 ハンドルを握った教授は饒舌に説明してくれた。何でも彼は奥さんを含めたM女性たちを、その公園で同好のホームレスの人たちを集めて一緒に嬲るプレイは、よくやっているそうだ。筋金入りのSM愛好家らしい過激なプレイだが、中学1年生のミナコに耐えられるのだろうか?

「しかし教授。それは大人のM女性なのではありませんか?」
「左様。わしもこんなコドモでプレイするのは初めてじゃ。大倉先生、あんたロリコンならさぞかしワクワクしておろう? 実の所、わしもいつになく興奮して楽しみなんじゃよ、ハッハッハ……」

――ダメだ、コリャ……

 教授は少女には過酷過ぎると思われるプレイをためらうどころか、大いに乗り気のようだ。そして中山君まで興奮が治まらないと言った様子で口を出す。

「獣姦ですか、いいですね。僕、一度見てみたかったんですよ」
「おお、そうか、中山君。犬は凄いぞ。チンポの形が特殊でな、メスと交わるとなかなか抜けない上に、人間では考えられないくらい激しく動くんじゃ。マゾ女なら、間違いなく病み付きになる」
「それはますます楽しみですね」

 常軌を逸した狂気に染まっていたのは柳田教授だけではなかったようだ。大人しいお人良しの殻を脱ぎ捨て、すっかりサディストの本性を剥き出しにしている中山君も、楽しそうに同調している。もしかすると俺の心配は杞憂に過ぎないのだろうか? 俺は中山君にさんざんアソコを弄ばれている美少女を見ながら、なぜか遠く九州に残した妻や娘たちのことを考えていた。

――どうせ、俺がいなくてせいせいしてるんだろう。俺だってこんなに羽根を伸ばしているんだから、お互い様だな……

 妻はきっとパート先の男と、ここぞとばかりに乳繰り合っていることだろう。上の娘は相変わらず引きこもっているだろうし、ミナコと同年代の下の娘は、やはり性懲りもなくプチ家出を繰り返しているのだろうか。もしかすると男の家に泊まって、いかがわしい行為を強要されているかも知れない。

――だからどうだって言うんだ。自業自得じゃないか

 今からミナコに加える鬼畜な行為にためらいを覚えていた俺は、我が娘のことを考えると逆に気が楽になった。まるで親の言うことを聞かなくなった下の娘だが、妻に強くたしなめられた俺は、もう小学校までのように彼女に手を上げることは絶対に出来ない。だが、許されることなら、あのバカ娘をとっつかまえて手ひどくしばき倒してやりたい、と言う暗い欲望が俺の中に鬱屈してあったのだ。容姿も似通っている我が娘の顔がミナコにダブり、俺は次第に実の娘に性的な折檻を加えてやるのだ、と言う倒錯した危険な心理に傾斜して興奮に包まれていくのを感じていた。

――どいつもコイツも体だけはいっちょまえに大きくなりやがって、頭の中はカラッポと来ている。おまけに親の心配も知らないで気楽に家出を繰り返すバカ娘だ。犬にでも犯られるが良い!

 そもそも俺は獣姦を見たことはないが、SM趣味の一つで大いに興味はある。死ぬほど嫌がるであろうミナコを無理矢理犬と交わらせることを想像すると、中山君ならずとも嗜虐の興奮が込み上げてどんどん気持ちが高揚して来るようだった。もうこうなったらためらっていても仕方ない。見知らぬ土地で見知らぬ少女がどうなろうと、俺が気にすることはないではないか。

「着いたぞ。大きな公園だろう」

 教授が言った通り、それは一体どこまで敷地があるのやら一目では見当もつかない巨大な公園だった。この中にホームレスたちが暮らす一画があるのだろう。俺の住む田舎ではホームレス自体見掛けることがないのだが、都会は違うと思った。そして教授は、昼なお暗い感じの鬱蒼と木が生い茂った場所の近くに車を駐め、嫌がってもがくミナコを引きずり出した。そして四つんばいにさせた彼女の首輪のチェーンを大きな木の幹に繋ぎ、地面にさっきコンビニで買い込んだ「エサ」を置いた。

「ここなら知り合いに会うこともなかろう」

 そう言った教授はミナコと目隠しと口枷を外してしまう。涙と涎と俺たちの精液でグシャグシャに汚れていてもミナコはやはり抜群の美少女で、すっかり怯えて無言で俺たちに救いを求める視線を送る彼女を見ていると、ロリコンでSM趣味の俺は、かわいそうだがますますこの子を手ひどくイジめてやりたいという邪悪な欲望が膨らむばかりだった。

「オラッ! 早くエサを食え! 今からホームレスのおじさんたちを連れて来るからな」
「ミナコちゃんと、エッチしててもいいですか?」
「好きに使っていなさい。この子はもう、わしらのオモチャじゃからな」

 もうヤリたくてたまらない若い男の欲情を剥き出しにした中山君が、背後からお尻を抱え込むようにして貫いていくと、ミナコはもう諦めたように地面に置かれた弁当に口を付けていた。

「うわあ、ホントだ、かわいい子だなあ」

 白昼の公園で堂々と中学生を犯す行為に興奮したのであろう中山君に激しく突かれながら、ミナコが顔を御飯粒だらけにして弁当を食べていると、さっそく教授がホームレスらしき連中を引き連れてやって来た。その数はざっと十数人もおり、中には1人女性も混じっている。そしてその化粧っ気のまるでない、見るに耐えないような中年女性は人間より大きな犬を連れていた。よく知らないが、ドーベルマンみたいな感じで薄汚れた茶色の犬だ。だが、彼らは俺の持つイメージとは違い、ホームレスと言うより得体の知れない新興宗教信者の集まりのように見えた。服装はバラバラだが、決してボロボロではなくごく普通っぽい。まず声を出した若い男は、中山君と同年代のフリーターのように見えた。

「どうですか、言った通りでしょう。このカワイコちゃんを皆さんでヤって欲しいのです」
「わしらも溜まっとるから、それは大歓迎じゃ。しかし、制服を着とるが大丈夫かいの。未成年とヤっちゃいかんぞ」

 教授はミナコの美少女ぶりを誇るかのごとき口ぶりだったが、次に口を開いた年配の男はひどくまともな意見を述べた。ホームレスなのに、大学教授よりよっぽど良識的なのがおかしい。すると柳田教授はシャアシャアと答えた。

「それは心配いりません。高校生のコスプレをしとりますが、立派な大人です。セーラー服でヤられるのが好きな、変態マゾ女性なのです」

――ミナコが成人に見えるわけないだろ! 中学1年生だぞ……

 俺は呆れてしまったが、SM仲間だと言うホームレスの人たちは納得したようだった。恐らく変だな、と思ってもミナコのかわいらしさを見て、ヤりたい、と言う衝動の方が勝ったのだろう。早くしろ、と言う無言の圧力を感じたのか、中山君は一段と激しくスパートを掛けていた。

――ゲーッ! コイツ、中出ししやがった……

 すると焦ったせいか抜くのが間に合わず、中山君は頭をかきながら白濁液の滴るペニスを引き抜いたではないか。ところが、教授は又も大嘘をついてごまかす。何たる鬼畜だ。

「薬を飲ませているから心配はいりません。皆さん、遠慮なく中出ししてこの子を喜ばせてやって下さい」

 すると、よし来た! と勇んで、さっそく若い男がズボンを下げてミナコを貫くと、恐らく予想外の具合の良さに驚きの表情を見せながら、男らしい律動を開始していた。後にはまだ10人以上の男たちと、人間の女と交わることに慣れているのであろう巨大犬を連れた女が控えている。教授はミナコから「エサ」を取り上げると、順番待ちの男たちをけしかけた。

「待ち切れない人は口を使ってやって下さい。出てしまったら、口の中でも体中どこにぶっ掛けても結構です。この子はイジめられると燃える、真性のどMなんですから」

 こうして白昼の公園で十人を超えるホームレスの男たちが、獣の格好で拘束された中学1年生のミナコのアソコと口を入れ替わり立ち代り犯し、劣情の証を体内に注ぎ込む凄まじい鬼畜そのものの輪姦が展開した。初めは彼女の年齢を疑った男たちも、俺たちも驚くほどの早熟ぶりを発揮して、口もアソコも淫乱そのものの反応を見せるミナコに接して、成人していると言う教授の大嘘を信じたのだろうか。溜まっていたらしいドロドロのザーメンを、全く容赦なく中出しし、体にもぶっ掛けている。そして教授や中山君も参加していたのだが、俺は1人やや冷めた感じで離れて眺めていた。それを見ていた教授が言った。

「先生も仲間に入りませんかな」
「いや、私はもう十分出してしまいましたので」

 嘘だ。ロリコンの俺の趣味にピタリと合致する容姿のミナコが、AV顔負けの迫力ある輪姦を受けている場面を眺めて、俺の股間は爆発しそうな勢いで脈動し、今にも爆ぜそうになっているのだ。だが、俺はこの時ホームレスたちに大嘘を付き、お気楽に楽しんでいる教授や中山君になぜか反感を感じ、次第に増大して来た不安と戦っていたのだ。

――ミナコは中学1年生なんだぞ。本当におかしくなってしまったら、一体どうするつもりだ?

 そうだ。親が警察に捜索願いなど出さぬよう、今日で一旦ミナコを解放する予定だったではないか。その前に彼女が精神に異常でも来たしてしまったら? 俺は目の前の惨状はいくら何でもやり過ぎだろうと思い、何も考えてなさそうな教授や中山君に腹を立てていたのだ。決してミナコがかわいそうだと思ったわけではない。

 いや。白状すればこの時俺の頭には、ミナコと良く似た家出を繰り返すわが娘が浮かび、人の親として踏み越えてはならぬ一線がある気持ちに陥っていたのだ。もちろんミナコは俺とは縁もゆかりもない、遠く離れた地に暮らす娘に過ぎないのだが。

「さあ、アンタら満足したかい? タロウとヤらせるよ」

 俺が複雑な思いと葛藤しながらミナコの悲惨な輪姦を眺めていると、さすがに溜まっていた男たちも何発か放出して治まった様子になり、やはり離れて眺めていた中年女性が野太いガラガラの大声を掛けた。「タロウ」と言うのは、彼女が連れている巨大な犬の名前だろうか。長い舌をベロンと出してハアハア息を吐き出している汚らしいこの犬を、いよいよミナコと交わらせるのだ。俺はついに我慢出来なくなって、自分でも驚くべき行動に出た。

「ちょっと待って下さい! 犬は勘弁してやってくれませんか?」
「あら、どうしてえ? このお嬢さん、どMでこんなプレイ歓んでやってるんでしょう?」

 どうやら、いつもこんなプレイをやっている、と言うのは本当らしい。実際本物の大人のM女性なら、承知の上で輪姦され犬と交わらされているのだろう。女性は意外そうにそう言い、すっかり興奮している男たちも、何言ってるんだ! 余計な口を出すな! などと荒っぽくざわめいた。中山君と教授は、慌てて俺の方へやって来る。

「どうしたんですか大倉先生、今さら……」
「皆さん、聞いて下さい! この子は違うんです! 本当は、中学生……」
「黙れ!」

 俺が真相を口にしようとすると、教授が怒って口を塞ぎに来た。だが、洩れたその言葉を聞いたホームレスたちには、明らかに動揺が走ったようだ。やはりSM狂いの教授より彼らの方が理性的なのだ。だが、教授は俺に抱きつくようにして耳打ちする。

「困りますよ、突然変なことを言われちゃ。見たくなければ、離れていれば良いでしょう」
「いや、しかし……」
「アンタも同罪でしょうが!」
「先生、こちらへ……」

 勇気を出してミナコを救おうとした俺だが、教授に強引に説得されて、気が狂ったらどうするんだ! と言う言葉は出せなかった。それにやや落ち着いて考えれば、ここまで一緒に行動して今さら裏切るのには気が引けざるを得ない。中山君が気を利かせて、俺を少し離れた公衆便所の中に隠れているようにと誘うと、しぶしぶ従うよりなかった。教授は大声でホームレスたちに弁解している。

「あの人のことは気にしないで下さい! この子が中学生だなんて、悪い冗談です。彼女とやった方には、よくおわかりでしょう、決してコドモじゃないのです!」

 俺をトイレの個室に押し込めながら、中山君がボソリと言った。

「ミナコちゃん、ぼうっとして何も文句言わないですね」

 口が自由なはずなのに、ミナコは教授の大嘘を黙って聞いていると言う。男たちの精液で体の中も外もドロドロに汚された少女が、放心状態でぼうっとしている様子が目に浮かぶようだ。俺の心配はもう遅く、犬と交わる以前にミナコの心は壊れてしまったのかも知れない。

 中山君は俺をトイレの中に残すと、楽しみだと言っていた獣姦を見物に行った。俺は実に複雑な気持ちでトイレの中に籠もっていたが、女の大声はここまで聞こえて来た。

「お嬢ちゃん、このバターをまんこに飲み込むんだよ! タロウの大好物だ」

 見守る男たちがゲラゲラ笑う声も聞こえて来る。

「タロウ、おいで! お嬢ちゃん、エッチしてえ〜、って色っぽくオシリを揺さぶるんだよ、でないとタロウがエサと間違えてガブッとやっちゃうよ」

 ミナコが恐怖と嫌悪に慄えながら、お尻を振り棒状のバターを飲み込んだアソコを揺らせて見せるのを想像した俺は、不覚にも我慢出来なくなってシコシコと自慰を始めてしまう。何てこった。これでは教授らをたしなめる資格などない。全くのバカだ。

「お嬢ちゃん、嫌がるフリしてたけど、感じて来ちゃったみたいだね〜 かわいいお顔に、そう書いてあるよ〜
タロウの舌はザラザラで奥の奥までナメナメしてくれるんだ、気持ちいいだろう?」
「オラ、舐めろっ!」

 教授の怒声も聞こえた。ミナコは犬の長い舌でアソコを舐められ、口には教授の怒張を突っ込まれたのだろう。

「ほう〜ら、もっとオシリをぷりぷり揺すって誘うんだよ! よしよし、タロウ、さ、ヤっていいよ……」
「ぐあ〜っっっ!!!」

 こうしてホームレスたちとの輪姦と獣姦が終り、白目を剥き口から泡を吹いて完璧に失神したミナコを再び俺のアパートに運び込んだ。俺は後部座席に乗せたボロボロのミナコを見て、もしかしたら死んでるのではないか? という気持ちまで覚えながら、教授に獣姦のことを謝った。だが、もちろん俺の不安も正直に訴える。

「ミナコは明日学校に行かせて、一旦家に帰らせるんでしょう?」
「一応その予定じゃな」
「この様子じゃ、気が狂わないまでも、まともに動くことが出来ないかも知れませんよ」
「心配はいらんて。女はしぶといんじゃからな」
「帰した後はどうするつもりですか?」
「ん? それは帰ってから相談しよう」

――何て適当な野郎なんだ。俺だけ犯罪者になるのはゴメンだぜ……

 ミナコを拉致監禁し性奴隷調教する綿密な計画を持っているのかと思った教授が、実は後先を何も考えず欲望のままに行動していただけだったと知った俺は、ますます不安になった。中山君はと言えば、疲れてスヤスヤとミナコの横で眠っている。彼は実に幸福そうな寝顔を見せているのは良かったが、俺の借りているマンションにミナコを運び込んだ後、一体どうすれば良いのだろう。下手をすれば俺だけが幼女監禁暴行の罪で捕まり、人生おしまいになってしまうかも知れない。俺は、ある邪悪な考えをふと思い付き、不穏な胸騒ぎを覚えていた。

「すぐ起こしましょう」
「何を言ってるんだ、無理だよ。当分目を覚ましはしないから、ここに繋いで寝かせておこうじゃないか」
「では教授。僕たちは……」
「とりあえず退散して、明日の朝一番に集まることにしよう」

――コイツ、やっぱり逃げるつもりだな。そうは問屋が卸すもんか……

「そういうわけにはいきませんよ。こうすればすぐ目を覚ましませんか」

 中山君はともかく、柳田教授は頬かむりして手を引くつもりであることを感じた俺は、大きな荷物のように部屋の中にドサリと投げ出されたミナコに、実力行使に出ることにした。まだ床に転がっていたムチを手にすると、容赦なくミナコの顔面に振り下ろしたのだ。

「何するんですか、先生!」
「ほら、目を覚ましましたよ」

 俺の突然の凶行に中山君は驚いたように言ったが、ミナコは何やら呻いて確かに目を覚ました様子である。俺はムチを手にしたまま、彼女の体を無理矢理起こして怒鳴った。

「ミナコっ!」
「あ〜?」
「ミナコ、わかるかっ!」

 ボロボロの外見のミナコは、顔に拭きこぼした涎やべっとり付着している男たちの体液を拭こうともせず、痴呆のような表情で、発する言葉は生まれて間もない赤ちゃんみたいな意味不明のものだった。

「これ、狂ってるんじゃ……ないですか?」
「な、何を言う……起きてすぐで寝ぼけとるんだよ!」

 教授はやはりすっとぼけたことを言うが、中山君はすぐに事態を正確に理解したようだった。

「ど、どうしますか、先生」
「どうもこうもないよっ!」

 あ〜、とか、ば〜、とか口走るばかりで、完全に幼児に退行したようなミナコを見ていると、俺は言いようのない怒りを覚え、何とか会話が成立しないかと必死で言い聞かせた。

「ミナコっ! おうちに、かえれるんだぞ! おうちっ! お・う・ち!」
「お・う……た〜っ! えへへ……」

――駄目だ、やっぱり狂ってる……

 俺はムチをだらりと下げ、怒りと無力感に慄え、中山君はまるで言葉を覚える前の赤子を扱うように、ミナコと懸命に会話を成立させようとしていた。教授はと言えば、完全に及び腰である。

「ショックで一時的におかしくなっとるんだよ。寝かしておいてやりなさい。そうすれば、きっとまともに戻る」
「なんだとおっっ!!」

 怒りが頂点に達した俺は、最高に苦痛を与えるムチで卑怯な教授を打ちすえた。教授はその場に崩れ落ちて、情けない声を出す。

「ぼ、暴力はやめたまえ」
「アンタも同罪なんだよっ! 逃げようとせずに、一緒にどうすれば良いのか、考えろっ!」

 教授は顔面が蒼白になって固まり、何も言わなくなった。中山君は相変わらず懸命にミナコの相手をしているようだが、まるで冗談でからかわれているようで、彼女の精神が崩壊し幼児退行に陥っているのは明らかだった。

――!!

 だが大きな赤子に戻ったミナコと中山君が一見戯れているかのような光景を見た俺は、妙に懐かしいような不思議な気持ちに陥った。

――かわいい……な、何を考えているんだ、俺は!

 生意気さが雲散霧消して、無邪気に遊び回って服も体もグシャグシャに汚してしまった幼児のようなミナコに、俺は何とも罪深い魅力を感じてしまったのだ。

――アイツもコドモの頃はかわいらしかったのに……それにヨメだって……

 奇妙なデジャブに陥った俺の気持ちはたゆたい、やはり昔は愛らしかったのにクソ生意気に成長してしまったわが娘に、そしてかつては絶世の美少女だったのに見る影もなく醜く肥え太り浮気まで働いている妻へと、意識が遷移した。そして。

――ミナコは、このまま時が止まった方が幸せなんだ

 こんな美少女もいずれは醜く衰えさせてしまう時の流れの残酷さを思い、俺は勝手な男の論理でそう結論を下したのだ。

「中山君、そこをどけ! いくらそんなことをやってても、ミナコは元に戻りゃしないさ」
「大倉先生! な、何を……」
「ギャーッッ!!」

 中山君がのかないので、俺は彼に当たらないよう加減しながらミナコをムチ打った。それでも彼女の上げたつんざくような悲鳴は耳を塞ぎたくなるような強烈なもので、中山君は勇気を出してかばおうとした。

「やめて下さい! 気でも違ったんですか!」
「どけと言っただろう!」

 俺はついに邪魔な中山君にまで、思い切りムチを振り下ろした。苦痛を与えることに特化したムチだけあって、中山君も重たい苦悶の悲鳴を上げて崩れ落ちたが、すぐに降参した教授と違い、彼はさらに抗議しようと立ち上がる。だが俺はもう歯向かう者は許さない「神様」となって、容赦なく中山君にムチの嵐を叩き込み、苦痛と恐怖で彼を動けなくすることに成功した。そしていよいよかばう者もなくなったミナコを激しくムチ打ち、恐ろしい断末魔の悲鳴を搾り取った。

「やめろ! 近所に聞こえるぞ!」
「うるさい! このクソ野郎っ!」

 この期に及んでも、ミナコの身を案ずるより自分の保身を気にした発言を口にした教授に腹を立てた俺は、もう2,3発ムチを入れて黙らせる。次に恐る恐る発した中山君の声は完全な涙声になっていた。

「大倉先生……ミナコちゃんが死んじゃいます……」

 そう言ってなおも立ち向かおうとする中山君にさらなる強打を数発見舞って動きを止めた俺は、狂ったように激しくミナコをムチ打ち続けた。すでにボロボロだったセーラー服が破れ、露になった柔肌が裂けて血が噴出し、さらにグエッと大量の血を吐き出すミナコを見て、解き放たれた俺の獣性はますます熱く沸騰した。

「大倉さん! 大倉さーん!」
「ドアを開けなさい!」

 激しくノックする音と共にミナコの悲鳴を聞き付けたらしい近所の住人の声が聞こえ、どうやら警察官もやって来たようだ。

「ははは! ははははっっ!!」

――俺は神様だぞ!

 こんなにかわいいミナコを、無邪気な姿のままで、時を止めてやるのだ。決して生意気な口を叩いたり、さらには容色の衰えた醜い大人にならないように。これが「神様」の下した結論だ。貴様ら薄汚い人間ごときの、俺の気持ちがわかってたまるか!

 俺はついに神の境地に達したカタルシスに酔い、狂ったように高笑いを響かせながら、なおも力の限り血だらけになった生贄の美少女にムチをふるい続けるのだった。

〜おしまい〜



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