2004.12.18.

特待生
01
kyousuke



■ 序章 禁断の薬

 私は今地下室にあるベットに寝かせれている。体が動かないし、アイマクスされて視界がさえぎられている。そもそも私がこうなったのは、数ヶ月前水泳部の顧問先生の机にあった錠剤を見たときからだ。先生に出す提出物があったので書類を置こうしたら運悪く書類を落としてしまい、慌てて拾って元どうりしたが書類の山に押されて錠剤のカプセルが私のブレザーのポケットに数粒入っていた。何の薬か気になって医大の薬学部に進んだ兄貴に頼んで分析してもらう事にしたが、数日後に携帯がかかってきた。
「お前、その薬飲んだか!!」
「ううん、飲んでないけど」
「新型のドーピングドラックだ! 興奮剤と筋肉増強剤の複合タイプ! 外国じゃあ死亡事故までおきている!!!!」
 その瞬間、足が震えた。私は水泳部に所属しているが、ここは全国でもTOPクラスの実力を持つ強豪で私も県外ながら特待生としてこの学校に入学している。小学生では相当な実力を持っていた。そもそも小児喘息を克服する為に父親と母親が通わせたスイミングスクールで才能が開花し、地元の記録会じゃあトロフィー泥棒とも言われた。まあ今はレギュラーじゃあないけどね。
「どうしよう、あの先生が使っていたなんて」
「いいか黙っていろ!」
 兄貴から指示を受けて、私は知らぬ存ぜぬで通す事になった。

 夏休みに入り、盆と正月以外は水泳にどっぷりはまる生活なので私はいつもどうり寮から部室に向かった。
「あれっ……いない?」
 更衣室が込み合う時間帯なのに誰もいなかった。
「サユリン〜〜〜♪」
 これは私の愛称で、呼んだのが同級生の水上 真央、そして私の本名は柊 早百合で13歳の女の子だ。
「今日練習だよね」
「ううん、顧問先生が急用でお休み。レギュラー陣は別メニューで遠征中」
「しまったああ! 皆は!!」
「街に繰り出しているよ」
 そうこの学校はのどか〜〜〜な場所で、街に行くバスも本数が数えるほどしかない、正に某ベテラン歌手のHITソングの歌詞に出てくるような場所だ。自転車で繰り出す人もいるが、それは自転車部の連中ぐらいである。
「バスは出ているし……マオちゃ〜〜ん」
「ランニングとかしない、陸上部の顧問が誘っているの」
「そうね」
 この学校は水泳だけが強い訳ではない、各運動部が連携しているからだ。ランニングの仕方やコツは陸上部が教えるし、プールはいろんなトレーニングに使えるので時々部外者が一部のレーンを使用している。まあ陸上部の連中も面識がない訳ではない、今日はこれにしとくか。

「お〜〜〜来たか、二人とも走るのか?」
「はい」
「じゃあ、アップして……」
 スパッツとランニングシャツに着替え、運動靴の靴紐を絞め直し、柔軟する。そしてランニングは始まった。
「柊! 水上! 着いて行こうとするなよ!」
 陸上部の秋口先生が声を出す。すると私の側に高等部の先輩が寄って来た。
「素人がムリしたら駄目よ、それにこの分だとロードになるから」
 彼女の名は小笠原 涼子、こう見えても将来のオリンピックのマラソン代表を狙える人だったが、足を痛め選手生命が絶たれる寸前だった。こうして走れるのが奇跡に近い……。
 数時間後、3人は無事にロード終了したが私はそのまま倒れてしまった。そして気が付いた時は冒頭の様な状況になっていた。
「黙ってもって行っては駄目ですよ、柊さん」
 アイマクスを取って私はその顔を見て驚いた、担任の川口先生だった。そして先生はタイトスカートとジャケットを脱ぐと先生はボンテージスーツを着ていた。えっ、どうして詳しいか……恥ずかしながら伯父がその業界では知らぬ者はいないと言う官能作家でライト系から古典的なアダルト物までOKな人だ。その資料は膨大な量だったが、伯父が整理されていたのでお小遣い欲しさにアシスタントしていた私も整理を手伝い、そして色々と教えてくれた。
「先生、なんで!!」
「簡単よ、口封じ」
 殺される……
「貴方もこの薬の快楽知ればいいのよ」
 先生は注射器を出すと薬のビンに針を刺す、ちゃんと空気まで抜く所は打ち慣れている!! だって両親は医者だ、注射器の打ち方もよく見ている。
「イや〜〜〜〜!!」
「大丈夫よ、快楽が味わえるから」
 固定されている椅子の後ろには真央ちゃんがいた。眼が虚ろで口から涎が出ている……どう見ても普通じゃない、Dカップの胸を惜しげもなく出している……ブラジャーは胸を支えるタイプで乳房を二等編三角形の形をしたメッシュで覆っていた。
「先生〜〜ここにお薬……」
 顔を倒してようやく彼女の下半身が見えた、秘所からペ○スが生えていた……。
「はいはい、まってね〜〜」
 先生は怪しい顔をして私の秘所の豆に注射針を刺した! 痛みが走ったのが瞬間的で体が熱くなる。
「効きめくるまで時間があるから話すわ、江口先生の机の上に置いていた薬は、確かに複合型ドーピング薬だけど、アレね……検査キットの反応が出るの遅いのよ〜〜服用しても一ヵ月後に出るからね……そして水上さんにもばれたんだけど今ではこの薬のお陰で秘密がばれないの……なぜなら彼女は運動部の性欲処理用生徒なの」
 つまりダッチワイフということ!!。
「あの薬は改良型でHすれば反応がまったくでないの、まあ興奮して性欲が増大するから抜かんと駄目ってこともあるけど」
「先生ッ……じゃあ……真央ちゃんがよく遠征に行っ……ていた……のは……」
「そういう事、今回は陸上部員の子が行っているのよ。何故なら貴方が薬を持ち出して、外部で分析したからね。さてソロソロね……真央ちゃんは収容型で貴方は非収容型の皮むきソーセージタイプ…………可愛いからギャップが凄いわよ」
 ビクンッとした瞬間ク○トリスが肥大し始め、心臓が鼓動を打ち、胸が膨らみ始めた。
「ああああっああああぁああ!!!」
 手足を固定され体がブリッチの様な状態になって、私の体は変化した。あまりの衝撃に失禁してしまった。
「先生〜〜サユリンも仲間だね〜〜」
「そうよ、真央ちゃんご褒美よ」
 彼女はベットの上で寝転がりM字開脚ポーズをする。そして新しい注射器に薬液を入れて彼女のペ○スに突き刺した。
「ハァアアアアウンン!」
 真央の喘ぎ声が私の耳に聞こえて時、私は再び眠った。



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