2007.11.15.

なんでも言うことを聞く年上の女
01
けん



■ 1

私、山下浩次は小さな工場で働く何も取り柄も無い32歳独身、彼女いない歴3年の男だ。
会社での立場は商品管理課の主任でパートの主婦が4人部下でいる。
先日、そのうちの1人の広田裕美さんから休み時間に相談を受けた。内容はパート仲間の加藤さん(55歳)に対しての愚痴だった。
聞いてるうちに何故か私は「それはお前が悪い!」とちょっと大きな声で怒鳴ってしまった。
裕美さんは私より10歳も年上で、堀ち○み風の美人とても清楚な感じの人妻だ。
一瞬頭がパニックになった、何で「お前」なんて怒鳴ってしまったんだろう???
恐る恐る裕美さんの顔を覗き込むと、何故か頬を赤らめて明らかに羨望のまなざしで私を見てる。
そして「山下さんのことが好きです」と言って去っていった。
裕美さんは子供はいないが、旦那さんとはラブラブと聞いていたし・・・
事の真意を確かめるために帰りに食事に誘ってみた。
山下「一度仕事の事も聞きたいので食事でもどうですか?」
裕美「ハイ・・・ 嬉しいです。」

俺は「会計済ましてくるから外で待ってて」と言い残し席を立った。
もう少し楽しみたかったのだが、本当は興奮で自分がイク寸前だったのだ。
あまりにもかわいい裕美と信じられないシエーションに暴発しそうだ。
会計を済ましトイレに行って心を落ち着かせてから外に出ると裕美が待っていた。
ついさっきまでは疑心暗鬼やら何やらで、少しパニック気味だった頭の中も、今は裕美は俺に惚れているという余裕から冷静に裕美を見れた。
改めて見ると裕美はいつもにまして美人だった。
会社ではスッピンにルージュだけの顔も、今日はバッチリ化粧をしていていっそう引き立っていた。
本当に堀ち○みを清楚にした感じだ。
髪型は人妻らしいショートカットで身長は160センチ位 グレーのタートルネックのセーターの上にコートを羽織り、黒のやや膝上のスカートに、居酒屋では脱いでいたので気付かなかったがブーツを履いていた。
スカートとブーツの間からスラッと伸びていそうな綺麗な生足がチラチラ見えた。
とても42歳に見えない、10歳は若く見えるし、何よりも芸能人のようなオーラが漂っていた。
裕美は俺を見つけると小走りに駆け寄ってきた。
「あの人の彼氏あのダサい男?」そんな声が聞こえてくるような視線を周りから感じる。

そんな周りの視線が気になっている俺を横目に、裕美は駆け寄るなり俺の腕に抱きついてきた。
俺は一瞬固まってしまったが、強く肩を引き寄せ無言でホテルのある方へ歩き出した。
裕美は俺に身を預けるように寄りかかり、俺は回した手で髪の毛から頭を撫でた。
すると裕美は「はあぁ・・・ふうぅん・・・」と声にならない声で喘ぎ大きな瞳で俺を見つめ、「いきそう・・」と信じられない言葉を発した。
こっちがその台詞だけでイキそうなのに・・・本当にかわいい。さらに強く抱きしめた。
すると「もうダメ・・・」と下半身が崩れていった。
イッタの? この街中で? 俺は頭がまたパニックになりながら、裕美を抱き支えながらホテルまで来た。

ホテルのフロントで部屋を選びエレベーターに乗った。
部屋を選んでいる間も裕美は俺の体に抱きつき、小さな吐息を漏らしている。
エレベーターの扉が閉まった瞬間にスカート捲りあげた。
裕美の愛液はパンティーからあふれ生足の太ももまで濡れ伝わっていた。
部屋に入るなりそのままベットに押し倒し、コートとセーターを脱がした。
黒のパンティーとお揃いで、刺繍が施してある高級そうなブラジャーが見える。
乱暴にブラジャーを剥ぎ取ると、雪のような白い肌に形の良い推定C〜D位の乳房が現れた。
間髪いれずむしゃぶりつく、綺麗なピンク色の乳首はビンビンに立っていた。
すると裕美は「あっ んぅ……ダメ…いくぅ イクー」と大きな声を上げまた果てた。

正直言うと俺も余裕がなかった、ここで挿入したら1分と持たないだろう…。
これだけ感じてくれているのなら、入れる前に主導権を握っておこうという考えだった。
すかさずスカートを捲り上げ、パンティーも脱がす。
ビショビショになったアソコを舐める。
3分くらい舐め回しただろうか、その間に裕美は2回も果てた。
もう限界と思いすかさずコンドームをつけ挿入した。
案の定俺は1分も持たなかったが、その間も裕美はさらに一回果てた。

とても慌しく終わった。
ベットで天井を見上げていると、裕美が俺の胸に顔をうずめてきた。
本当はあれもこれもと変態プレーをしてみたかったが、自分の調教師としての経験の浅さを反省した。
調教師というより、女性との経験の少なさ、美人とのセックスの経験が無かった事が余裕が出来ない原因だった。
俺は射精したことにより冷静になった。
そして俺の前で何度も果てた裕美を征服した気持ちにもなった。
裕美がホテルの入ってから初めて口を開いた。
「山下さん…凄い」
そう言われて気持ちは良かったが、あれで良かったのか?
そして俺は最大の疑問を問いかけた。
「なんでお前は俺のことを好きになったんだ?」
10歳も年上の裕美に偉そうに聞いてみた。
裕美は大きな瞳を潤ませ、俺を見つめながら生い立ちからいろいろ話し始めた。

裕美は厳格な父と優しい母の1人娘として育った。
父の仕事の都合上海外生活が長かった。
小学生時はクラスで1番エバっているような男の子が好きだったが、おとなしい性格だったので、告白とかすることが無いまま、帰国して中高一貫の私立の学校に入学した。
中学 高校ではバレーボールをやり、お嬢様学校だったので、男子と話すことすらない生活を送った。
大学は父の反対を押し切り、一浪までしてK大に入学した。
大学時代はミスキャンパスにもなり、深夜放送のラジオのDJやファッション雑誌のモデルをしていた。
大学時代に初めて彼氏ができた。
2歳年上のサークルの先輩で、いつも皆を上から見下すようにしている男だったが、何故か惹かれてしまい、彼が就職で地方へ行き自然消滅するまで、それなりに楽しい時を過ごした。
就職はNテレビのアナウンサーの内定をもらったが父の大反対に遭いしょうがなく諦めた。
後で聞いた話だが、裕美の変わりに補欠で女子アナになったのが、元祖アイドルアナのNだそうだ。
父の薦めも有り、一流商社に就職した。
得意の語学を駆使し、バリバリのキャリアウーマンとして頑張ったが、直属の部長と不倫関係に落ちてしまう。
彼は押しが強く一方的に何でも勧めた。仕事も良く出来憧れの的だった。
しかしそんな関係に疲れ、父の死も重なりボロボロになった時に出会ったのが、4歳年上の今の旦那だった。
彼は今まで付き合った2人とは正反対で、とにかく優しかった。
人生に疲れていた裕美は勢いでそのまま結婚をした。30歳だった。
結婚を機に仕事をやめ、子作りに励んだが出来なかった。
いろいろ不妊治療も試したが、裕美に原因があるらしかった。
37歳の時に郊外に家を買い今の町に引っ越してきた。

その頃から夫婦間では徐々にセックスレスになり。
3年前からは完全に無くなってしまった。
今でも旦那は優しいし仲良く買い物とかには出かけるのだが、一切男女関係は無くなってしまった。
もともと旦那は淡白で本当に普通のセックスしかしなかった。
家で一人でいるのもつまらないので、近所にパートにでも出ようと思い、自転車で5分の山下の勤める会社にパートで入った。
正直旦那は高給取りで、お金には困ってなかったが、時給850円のパートが唯一のストレスを解消してくれる場所だった。
ただパートに出る時、旦那は何も言わなかったが、友達や母は、「なるべく地味な化粧や、服装で通勤するんだよ、あなたは目立ち過ぎる」と釘を刺された。
その言いつけを守りなるべく目立たないように、おとなしく勤めていた。

山下のことは、仕事上頼りになる正社員だなとは思っていた。
確かに優しいし面倒見もいいが、10歳も年下だし特別な感情も無かった。
不景気も重なり会社の飲み会もまるっきり無かったので、仲良くするきっかけも無かった。
ところが裕美は最近入ってきた加藤のいい加減な仕事ぶりが、同じパートとしてどうしても我慢できなかった。
もともとキャリアウーマンだった裕美は仕事をいい加減にこなす事が許せなかった。
注意しようと思ったが、その前に責任者である山下に相談を持ちかけた。
そして言われた言葉が「それはお前が悪い!」だった。
結婚してから12年1度も経験しなかった感覚だった。体中に電流が走った。
一目惚れならぬ「一言惚れ」だった。

「あの一言で、山下さんの魔法に掛かっちゃった。」
なんともかわいらしい台詞を言った。
「これから浩次さんて呼んでいいですか?」
敬語で聞いてくる。
「おう、いいよ」
偉そうに答えた。
すかさず「じゃあお前は、あの日から俺のことを思いながら、オナニーしてたのか?」
信じられない質問をした。言い過ぎたかな?
裕美を見ると真っ赤な顔をしてシーツをかぶった。
認めた? ウソ? AV以外で女性がオナニー認めたの初めて見たよ。
こんなにかわいい女性を見るのは生まれて初めてだった。



NEXT ▼



この小説は、完全なフィクションであり、実在の人物、
団体等と何の関係もありません。
この小説へのご意見、感想をお寄せください。
感想メールはcopyright下のアドレスまで


NEXTBACK TO NOVELS INDEX


18's Summer : 官能小説、恥辱小説とイラストの部屋