2012.09.23.

愛の妙薬
001
俊輔


巻頭言

この小説は、19歳前後の、エッチにあこがれる普通の女性を読者の対象として書いたものです。
ほんわかムードの純文学に近い小説です。
ほぼ全編に渡ってあらわな性描写が描かれていますが、
あったかい雰囲気の優しい描写になっています。

主人公、健介は、いつも受け身的です。
リードするのは女子高生かもしれない貴女です。
主人公、健介は、ハンサム、インテリ、持ち物はとっても立派なので、
彼って取り立てて、能動的にならなくていいんです。

一方で、登場する女性は、とても美しい、魅力的な、
テレビでおなじみの女優さんに似た方々ばかりです。

この小説には、暴力、強姦、乱交、アナルセックス、
血縁者とのセックスなどは登場しません。
それを期待する女性には、この小説は不向きです。
女性器、男性器についても、お○○○という表現は回避しています。
その代わりと言っては何ですが、
この小説には、おびただしい性教育の題材が満載されています。
それって、筆者の経験です。若い読者の先輩かも、です。

おそらく、この小説は、最終的には原稿用紙3000枚を超えると想定しています。
ご自分のあそこをベッドで可愛がりながら、たっぷりと楽しんで下さい!

― 俊輔 ―


■ 序章 第1節 妻、あきちゃん1

第一話 初めての体験

半年前にバイアグラを知ってから、私の人生はすっかり変わってしまいました。

私は62歳、山中健介っていいます。
大手、電機メーカーの顧問をしています。
ちょっと素敵なマンションに、妻と、息子夫婦と一緒に住んでいます。

私の妻は山中昭子っていいます、50歳です。
彼女は常盤貴子さんをコピーしたような感じです。
雰囲気も、容貌もとっても似ています。
おっぱいはCカップなので常盤さんにはかないません。
50歳なのに、どう見ても、35歳位にしか見えません。

妻に言わせると、私は、役所広司に似ているそうなんです。
私は、妻を、あきちゃん、と呼びます。
妻は私を、けんちゃん、って呼びます。

25年前、あきちゃんは、新橋の有名なクラブのナンバーワンだったんです。
幸いなことに、当時、私は大手の商社に勤めていたので、
自腹を切らずに、そのクラブに足しげく通う事ができたんです。
私も、私の会社のお客様も、いつもあきちゃんを指名したんです。
25年前というと、私は、37歳でしたし、あきちゃんは25歳でした。
あきちゃんは、今でも、1週間に1度、そのクラブでアルバイトをしています。

ところで、困った事に、私
58歳を過ぎた頃から、勃起不全、中折れ現象で、すっかり夜の生活に自信を失って、あきちゃんに、とても申し訳ない思いで生活していました。

それからもう、4年になるんです。
もともと、あきちゃんは、性欲がめちゃくちゃ強いので、ほとほと、申し訳ない、すんません、そんな感じでした。
エッチ大好きな常盤貴子さんに、寂しい思いをさせている、そんな感じでした。

そんなある日、今から半年ほど前のことですが
私は、会社の友達から、『試してごらん』と言われてバイアグラを1錠いただきました。
その日の深夜から朝にかけて、私とあきちゃんとの間におこった事は、現実とは思えない、夢のような出来事でした。

3時間半の間、あきちゃんは陶酔の世界を漂い、あられもない声を発し続けました。
『けんちゃん、これって、いったい何なのーー!
すごすぎるーー!  すご・ご・ご・ご〜い!!いぃ〜、い・い・・〜!!
あぅー、あ・あ・あ・あ〜!!!』
あたり憚らぬ大きな声です。

可愛い、清楚なお顔をくしゃくしゃにして、仰向けになって、私の首に両脚を巻きつけては、
『あうーっ、ふかーい、気持ちいいー!突き刺さってるー!』
うつ伏せになって、お尻を高々と上げては、
『すごーい、奥まで入ってるー!あわわわー!かたーい!』
まるで、アダルトビデオの女優さんになったかのように、あられもなく、肢体をさらけだして、何度も上昇し、絶頂に達しては、またすぐに、自分で誇張を握りしめて入れ直します。

まるで、これまでの4年間を取り戻したい、そんな一心で、硬直を咥え、下の花道でむさぼりつくします。

その日、私、8回もできたんです。
1回目と2回目は、抜かずにやっちゃったんです。
その日は幸い、安全日だったので、連続2回の中出しをしちゃいました。
放出して10分も経つと、直立するんです。
あきちゃんはその日、30回いっっちゃったんです。

ベッドのシーツは、あきちゃんの愛液と私の精液でビチャビチャです。

私は正直に言いました。
『会社の鈴木さんからバイアグラを頂いたので試してみたんだ』

あきちゃんは翌日、早速、得意のインターネットを駆使して、バイアグラを注文しました。
『けんちゃん、50錠で、たったの5万円なのよー、
帝国ホテルのディナーに比べたら、どれだけ価値があるかわかんないよねー!』
 
お薬はおよそ10日後にとどきました。
クロネコさんが玄関を去ると、
あきちゃんは『けんちゃん、やったー、バイアグラ届いたよー!』
大きな声で、おお喜びです。
ご近所に聞こえるのではないかと心配でした。

それから今日まで、半年、あきちゃんと私の夜は、バラ色なんです。
毎週、金曜日のベッドが楽しみです。

金曜の夕方はいつも決まって、私とあきちゃんは長男夫婦と一緒に、4人で美味しい夕食とお酒をいただきます。
期待に胸を膨らませるあきちゃんの笑顔を見て、長男夫婦は幸せそうです。

翌日(土曜日)は、私もあきちゃんも、お仕事が休みです。
金曜日は、夜9時に就寝です。

今は、深夜1時半です。

4時間半眠ったことになります。
胃の中はほぼ空っぽになっています。

あきちゃん、『けんちゃん?』って、声をかけてきます。
私は枕元にあるバイアグラを、水差しの水で飲みます。
あきちゃんは嬉しそうにして、私の胸に顔を埋めてきます。
『けんちゃん、大好きーー』 そう言って、あきちゃんは、私の唇を楽しみます。
私は、あきちゃんを浴衣の上から、たっぷりと愛撫します。



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