2007.11.29.

闇サイト
01
ならず者



■ 1

男は会社もリストラされ 再就職のあても無く 毎日 自宅で就職探しの為にインターネットをする毎日を過ごしている。

だが ある日を境に 男の新たな野望が目を覚ますのであった。

ある日…

『ピンポォーン♪』

玄関チャイムの音 誰だ?

『すみません お向かいに引っ越しして来た 藤田と言います よろしくお願いします』

『ど、どうも…ご丁寧に』

女の容姿は一言で美人人妻 年の頃は三十半ば少し茶髪でスラリとした身体に脚 浜崎 あ○み似で思わず 男は一瞬で頭の先から爪先まで観察してしまった。

『美人や…脚も綺麗…』と心の中で叫ぶ 

それからと言うもの二階の自室の窓から その美人妻の観察をする毎日が過ぎていく……
毎夜のごとく女を思い浮かべながら 自ら己のものを慰める日々……

一ヶ月が過ぎ ようやく家族構成も一日の行動も解って来た。
女の名前は徳子
旦那は夜遅く明け方の帰りが多く子供は大学生で家には週末しか帰って来ない。
驚くべき事に この徳子42歳という事が判明 若く見える熟女ってとこだ エステ通いは欠かしてない様子。

ある日の事 慌てて家を飛び出す徳子の姿が目に飛び込む

ふっと見ると鍵が玄関前に落ちている…男はそれを拾い『後で届けるか』と家に持ち帰る。

家に帰り…いつも通り就職情報サイトをパソコンで検索作業に…
すると……一通のメールが…

『願い事 何でも請け負います…下記のURLから…どうぞ…』と言う内容のもの……

いつもならゴミ箱にポイだが 今日は違った…開けてみる……

『ようこそ 闇のサイトへ ここは貴方の願望を叶える夢の世界です』から始まり…

次々にサイトの奥深くまで足を踏み込んでいった…… たどり着いた所は……

『誘拐監禁請け負います 秘密厳守 詳しくは下記までメールを』だった……

興味本位でメールしてみた おそらく返事は返ってこないと思いながら……

『女を誘拐してほしい その女は 藤田 徳子 42歳 人妻』ただ……それだけを……

数分後…返ってきた……男は驚き内容を読む……

『当サイトをご利用いただき有難うございます』から始まり

恐るべき内容が書き込まれていた…

『藤田 徳子の誘拐監禁お受けいたします。ですので解る範囲で結構ですので 情報の提供をお願いいたします。
なお色々とコースがございます。下記よりご自由にお選らびください。
当誘拐監禁の報酬ですが…レイプ緊縛コースのみビデオ撮影させて頂ければ無料です。
ただし闇で販売される事を了承願います。
お客様のお顔はプレイの時に覆面をして頂きます。プレイ中は各お部屋にビデオカメラ3台をセット致します
固定で遠隔にて撮影いたしますので 思い存分 楽しんで頂けると確信いたしております。』

男は…もうすでに自分では無くなっていました……あの女を犯す…だだそれだけ……
即座に返信した ビデオ撮影了承と今まで監視し続けたありのままの情報と家の鍵を持っている事を……

闇サイトからの返事は……

『かしこまりました 下記の住所まで鍵を郵送して下さい 誘拐監禁が全て終わりましたら 指定の場所にご案内差し上げるメールを致しますので その場所までおいで下さい。 では。』と………

男は……今までに無い興奮を胸に合鍵を作り鍵を指定の住所まで送る。
後は返事を待つのみ……
その日の夜 帰宅して来た徳子に……なに食わぬ顔をし…鍵を返す…

『有難うございます』と笑顔で答える徳子……

『ふふふ……何も知らずに……犯してやるぜ 徳子』頭の中で…そうつぶやく。


どれくらいだろう……
記憶からあのサイトの事が薄れつつある…ある日の事 いつも通り徳子の観察をしている時であった
一台のワンボックスが徳子の家の玄関前に……俺は何気なくその光景を見ていた…
男が二人家に入る エンジンの掛かった車の運転席にもう一人 数分後 俺は目を疑った
二人の男が出て来た時に 一人の男の肩に背負う様に気を失った徳子が……
ほんの数分の出来事だった…
男達は徳子をスライドドアーから車内に……すかさず車は走り去って行った。 
その時 脳裏にあの記憶が鮮明に…… 

『本当に誘拐を… とすると…』と頭の中に…

その時 メールが……

『お客さま 今 拉致に成功致しました 指定の場所は下記の通りです 時間厳守です
黒色のナンバー99−99の車をご用意しております。
鍵も付けてますのでナビゲーション通り監禁場所までおいで下さい。
なお監禁期間は二日間です。その期間 存分にお楽しみ下さい お待ち致しております』と書き込まれてる

男はもう自我の欲望だけが頭を駆け巡り 制御出来なくなっていた。
何の迷いも無く 指定された場所に足を運ぶ。
確かに黒塗りの車99−99の車が……鍵も付いている。
すかさず乗り込みナビゲーションに従い車を走らす。
胸の高まりと股間の興奮を抑えつつ…
ある田舎町の山里の別荘らしき場所に到着した。 そこで携帯電話が鳴る……車に備え付けてあったのだ。
着信表示は『お客さまへ』だ… 恐る恐る電話に出る。

『もしもし…』

初めて聞く女の声で……

『お客さま ご利用頂きありがとうございます。ご注文の品 この別荘の中にご用意致しました。
期間内で有れば何をなさっても構いません プレイに必要な道具は総て揃っていますので ご自由にお使い下さい。
では二日後の夜の七時に元の待ち合わせ場所まで車でお帰りください』と淡々と…

男は一言……

『大丈夫ですか?捕まりは?』と…

『ご心配ありません後は責任をもって私どもが対処致します』

『え? 対処って?』

『対処とは後のケアーでございます。当運営において沢山の政治家や警察上層部の方々が関係致しております。
告訴などの行動をとられた場合には即座に対応出来る手はずになっています。
なお当スタッフの調査により徳子さまの弱みも握ってますのでご心配なく。』

『え…?? 政治家?? お忍びで…こんな事してるんかよ…』と心の中で……

その言葉を聞いて安心した…… 
すると…女が付け加えるように……

『必ず覆面はして下さい顔がわれると保障しかねますので』

『ハイ』と一言伝えると電話を切った……


車を下り別荘の中に……玄関に入った足元に……手紙が……

『(商品)…藤田 徳子 42歳 (プレイ内容)…強姦・緊縛 (期間)…2日間
(絶対事項)…ビデオ撮影 (無料オプション)…医薬会社による新型母乳促進剤の臨床実験。
上記の項目の内容で間違いなければ 署名お願いいたします。』

徳子の車の中で横たわる写真も添えてあった…
契約書ってやつだ……

『無料の……促進剤?? へへへ…面白そうだな…』

高まる気持ちを抑え…サインする……
広い玄関ホール奥すぐの部屋の中には色々な責め道具が…
何処に徳子が? と思いつつ片手に縄を持ち覆面をし部屋の扉をひとつまたひとつと開けて行く作業に…
ある部屋の扉を開けた……
そこは……うす暗く……部屋の真ん中に60センチ角ほどの柱が見えた……

『なんだ?? 変な部屋だな??』

と思いつつ部屋の灯りのスイッチを入れる
その瞬間……俺の視野にはハッキリと徳子の姿が映った。
その姿とは想像していた以上の淫らな姿 柱に両手を上に綺麗に無駄毛処理された両ワキも現わに高手小手に縛られている。
衣服は既に脱がされ下着姿 薄ブルーのブラジャーにパンティーそして薄グレーのパンスト姿。
口にはガムテープ 左足は膝と足首を柱に縛られ右足は膝から縄が掛けられ釣り上げられたうえに柱にきつく固定されている。
腹のあたりから柱に縄が掛けられ 両腕のヒジ辺りからも縄が柱に向けて掛けられている。
完全に動きを封じている……当然……徳子の意識は無い…………
いい匂いの香水を漂わせた徳子………今……男の目の前に哀れな姿で………
平凡に幸せに暮らして来ただろうと誰もが思う程の…綺麗な……徳子が……
淫らな姿で目の前に…………

心の中で……

『さぁ〜 徳子……タップリと楽しもうぜ……2日間……』と叫ぶ……

鬼畜に満ちた……祭典の始まりである………



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