主人公設定

名前:八十八 在(やとや・あきら)
  • 普通の人は初見ではまず読めないので、自己紹介の時は名前の解説が必須。
  • 昔から変な名前とからかわれることが多く、小学校の頃は好きな名前ではなかったが、現在はめったにない名前だとこっそり気に入っている。音も字面もきれいだし。
外見:身長174cm、体重69s(増減あり)。灰色の瞳と灰色の髪。八十稲羽にやってきた頃はもっさりした印象だが、顔立ち自体はハンサム、というよりは美形と称しても問題ない範疇に属する。表情はめったに変わらない。
  • ロシアの血が八分の一入っている(父方)。
  • 顔立ち自体は美形といってもいいものなのだが、ファッションセンスが皆無な上身だしなみにも(面倒くさいから)無頓着で髪型も適当なため、たいていの人間にもっさり・ダサい・キモいと判断されていた。
  • 自分のファッションセンスに自信がゼロなので、できるだけ制服でいようとする。最初の頃の私服は親に見立ててもらったものを着まわしているだけ。だが少しずつ勉強してそれなりの格好ができるように。
  • 感情を外に出すのが苦手で喋るのも苦手なので基本無言無表情。話しかけられると緊張して相手を睨むように見ることが多いせいもあり、印象としてはクールとか迫力があるとか。東京にいた頃は不気味とか言われていた。
趣味:東京にいた頃はネットサーフィン、ゲーム、読書。八十稲羽に着てからは読書、ステータス上げ、弁当作り、ペルソナ合体。
  • 東京にいた頃は相当レベルの引きこもり高校生だった。だが八十稲羽に越してくる時両親がゲームとパソコンを送ってくれなかったため、一気に健康的な高校生生活をエンジョイすることに。
  • ゲームもパソコンもなしでどうやって生活しろと!? と越してくる時はうんざりしていたが、今では両親に感謝している。だけど東京に戻った時反動がくるのではないかと内心恐々としていたり。
  • 料理は男子高校生としてはありえないレベルに得意。両親の教育方針で小学校から料理教室に通わされて身につけた。だが日常的に料理を作っているわけではないので(自分のために料理作るの面倒だから)、主夫レベルは低い。具体的に言うと、材料が調味料まで全部完璧に揃っていなければ料理が作れない。しかも作るからには徹底的に凝るタイプなので、たまにしか料理は作らな……かったが堂島家の面々と絆を結んでいくうちに毎食しっかりご飯を作るように。
部活:バスケ部、演劇部
  • 運動神経は悪くないのだが体育会系のノリが苦手なのと球技が(友達いなかったせいで)ド下手なので運動部にはできるだけ入りたくなかったのだが、コミュのために渋々入部。うっかり部活に青春を懸ける楽しさを味わってしまっている。
  • 文化部はできれば文芸部とかがよかったのだが(読書好き)、吹奏楽部よりはと演劇部に入部。伝達力上げに重宝してます。
バイト:全種類制覇
  • バイト代よりもコミュとステータス上げのためにやっているが、お金をもらうからにはと真面目にやっている。
ステータス:最初は一周目当初と同じ。最終的には全種MAX
  • 東京にいた頃は基本なーんにもしない奴だったのだが、八十稲羽で仲間と出会い、『もっと仲良くなりたい』『仲間たちに恥じない自分でいたい』という想いからステータス上げに血道を上げるように。試験はオール学年一位。
  • その時に選びたい行動を選べるくらいにはステータスを上げているのが基本。
愛用ペルソナ:特になし
  • 特定のペルソナに思い入れることなくガンガン合体させて新しいペルソナを作り出すタイプ。新しいペルソナができてペルソナ辞典が埋まるのが幸せ。なので意識的なペルソナのレベル上げというのはほぼ終盤にならなければやらなかった。
  • 最終的に使用するペルソナは99LVルシファー、74LVトランペッター、マハ〜オート全種装着のバアル=ゼブル、94LVルシフェル、マハガルブフジオダイン装着スカアハ、武道の心得装着八艘飛び習得ヨシツネ。残りのスペースは他に必要なスキルを持つペルソナを入れ替えつつ。
  • 努力型主人公。生まれながらにして主人公の器を有しているというより、こうありたいと努力してリーダーとしての行動を行うタイプ。
  • 本気友達いない。会話能力が低いせいか興味が常に内に向いていたせいか、幼稚園の時から友達らしい友達ができたことがない。学校では班に入れずあぶれ者班に先生に頼んでもらい入れてもらうような生徒。
  • 親と本気仲よくない。両親は普通のことを普通にできない人間に厳しい性格で、在にもなんで友達ができないのかと厳しく批判していた。なので嫌っているわけじゃないし尊敬できる人間だとも思うが、自分の味方とは思えずどうしても敬遠してしまう。
  • 基本的に頭はいい。東京にいた頃はかなりの名門中高一貫私立に通っていた(共学)。だが勉強することにあんまり価値を見出せなかったせいもあって(勉強していい大学に行って〜ってやってもあんま意味ないよな〜とか思ってしまう)そこでは劣等生だった。学年一位は八十稲羽に移ってきてからの努力の賜物(ゲームもPCもないので夜は勉強とか読書とかバイトぐらいしかやることがないという理由もあり)。
  • 物心ついた頃から女子にモテたことがない。というかキモいダサいといじめられてきた(顔は整っているけど友達いない気弱男子に対し優越感を得たいという心理)。なので自分は女子に嫌われる人間だと思いこんでおり、自分の顔のよさにもまったく自覚がないため、八十稲羽に来てからのモテっぷりに困惑しきり。
  • 親の言いつけでカウンセリングに通っていた。その関係である程度の心理学知識がある。ただし相手が叱咤激励するタイプのカウンセラーだったため、在とは相性がよくなくそこでも受け容れられたと感じたことはない。
  • そーいうどこにも味方がいなくてやりたいこともなりたい自分とかも全然ない、からっぽの状態のまま八十稲羽にやってきて、花村たちに声をかけてもらって友達扱いしてもらって、さらにテレビの中に入れるとか殺人事件の犯人を捜査できるかもとか物語のような状況に放り込まれたことが嬉しくてドキドキワクワクしてたまらなかったが、花村のシャドウを見て絆を結び始めたことをきっかけに、みんなとちゃんと絆を結びたい、と本気で事件や人生と向き合うように。
  • なので仲間たちと一緒にいられる現在の状態が嬉しくて仕方ない。本気両親のところ帰りたくない。仲間たちや絆を結んだ人たちのことが大切で大好きで、いつまでもこのままでいられたらと思ってる。
  • そういう心の中の感情を表すことにためらいがない。初期は訊ねられた時とかにぼそりと一言告げるくらいだったが(口下手だったので)、伝達力が上がるに従い表情やら声音やら言葉やらを駆使して全力で『あなたが大切だ』と表すため、相手は口説かれているような気分になる。
  • というか言動の参考にしているものがゲームやら小説やらなので、くさい台詞を真剣な顔でがんがん言う。『親しき仲にも礼儀あり』の精神で、大切な人を相手にする時ほど真摯に対応するので、ますます口説かれているような感じに。だが本人は心の中では『これって空気読めていないんじゃないか』とドキドキしている。でも性格的に大切な人にふざけるとかできない。
  • そういうドキドキとか葛藤とかの心の弱い部分が最初はあんまり顔に出ない。クールな表情としか見られない。でも仲間たちと絆を深めていくにつれ気持ちがぽろぽろ出るようになっていく。
  • みんな仲間という現在の状態が心地よいので、女の子はみんな可愛いとは思ってるが彼女とかそういう関係の子を作るのは腰が引けがち。そういう空気になるとできるだけさりげなくフラグを折ろうとする。
  • コミュを持つ相手とか手がかりや重要な情報を持つ相手(の候補)とかがなんとなくわかる。のでその相手に積極的に話しかけるがそれ以外は基本スルー。ただどんな相手でも基本穏やかには対応するし骨惜しみはしないので、いい奴・いい人だとは思われる。
  • それに加えて勉強もスポーツもよくできる(努力の成果)・優しくてどんな話でもちゃんと聞いてくれてでも言う時は言う(ステータス上げの成果)・美形、ということで相当にモテる。ただし好きではない相手に言い寄られたりすると一線以上は決して踏み込ませない(ように心がけている)ためビターマイルドと称されるように。
  • 救出は基本最初の一日でクリア。カエレール&メンバー交代&キツネ回復などを駆使。それから誘われたり実戦経験を積んだ方がいい仲間がいたりする時に状況を見つつテレビの中へ。そして一度テレビの中に入ると審判や死神のアルカナカードを駆使しつつ全員のSPが尽きるまで戦って戦って戦いまくるので、金銭的には非常に裕福だし装備も基本全種出現。
  • 自分がリーダーと重要視されるほどのことをしてるとかみんなに慕われる価値のある人間だとか全然思ってない。のであまり自分が大切だとか考えない。みんなの気持ちに応えられるくらい頑張らなきゃ、という気持ちがかなり強いためむしろ進んで下っ端・生贄として働きたいという気持ちがある。なので相手が突っ走っているとなかなか止められない流されやすい傾向あり。
  • 少しでもみんなの気持ちに応えたいという観点から、その場その場で相手にとって一番求められている言葉を考えて口にする、という八方美人的な行動をとりがち。基本受動型で相手が喋るのをうんうんと聞いて感情を受け止めつつ必要とされてる時に口を出す方向。でも決定的な一言は口にしない・できない女泣かせ。
  • だがみんなとコミュを築くうちに、『みんなの気持ちに応える自分でいたい』という思考に『ただ期待に応えるだけでは東京にいた頃のからっぽの自分と変わらないのではないか』という疑問が生まれ、ラスボス戦でのみんなの声に『この気持ちに応えたい、この気持ちに恥じない自分でいたい、自分のいいところ誇れるところも弱いところ醜いところ駄目なところもこの人たちにちゃんと伝えたい、この人たちが気持ちをくれたように自分も気持ちをあげたい』→『ここでこのまま終わりたくない、真実の自分を伝えたい』とペルソナ覚醒。
  • なのでこれからが始まりだぞ、と気合を入れて東京に帰還する、仲間大好き主人公。


主人公と他者との関係

花村陽介

呼称:花村くん→花村→陽介。コミュが発生した辺りで花村呼びになって(「呼び捨てでいいって」と花村の方から言われた)、コミュランク8→9のへんで恥じらいつつ「陽介って、呼んでいいかな」と訊ね(名前呼びにちょっと憧れていた)、少し引かれつつもOKをもらった(ちょっと傷ついた)。
  • 親友、心の友、生涯の相棒。初めての同い年の同性の友達ということでちょっとかなり特別な存在。
  • 学校で友達と仲良く喋れるということ自体が初体験なため、花村が話しかけてくれるたびに幸福に酔いしれている。自分なんかに話しかけてくれた、というだけでもすごく嬉しいのに、相棒とか信頼してるとか言ってくれたので舞い上がり、死んでもその信頼に応えなければという気分に。
  • 自分のことをなんでそこまで高く評価してくれるのかわからないが、この気持ちに応えられるだけの人間にならなければ、と発奮したのは花村の時が最初なので、そういう意味でも特別。
  • なので花村を見る目にはちょっと色眼鏡がかかっており、基本的に花村のことを優しくてカッコよくて空気が読めてノリがよくて可愛げがあってふざけてもいい時は楽しくふざけられるものすごくいい男だと思っている。なので周囲の花村への評価の低さがちょっと納得いかない。
  • コミュランク7→8は当然『胸を貸す』で。

里中千枝

呼称:里中さん→千枝ちゃん。女子は基本的に苗字にさん付けで通すつもりだったのだが、りせ加入時に『久慈川さん』というのがものすごく言いにくかったためもーいいやと『りせちゃん』と呼ぶことに決め、ならりせより付き合いの長い女子たちもちゃん付けで呼ぶべきではないか、と無駄な気を遣って千枝ちゃん呼びに。
  • 優しくて可愛い女の子だなーと思っている。明るくて元気ででも自分が女として扱われないことにコンプレックスを持っている女の子、というのが好み的に一番可愛い女の子だと思っていることもあり(でも基本女の好みにはこだわりない)、できるだけそんな寂しい心にフォローを入れたい気持ち。
  • でも友達としてもすごく付き合いやすいいい子だなぁと思っている。
  • コミュラスト間際でいい空気になった時に、ああここで好きだと言えばこの子は救われるのかもなぁ……と思いつつ罪悪感を抱きながらフラグをへし折った。

天城雪子

呼称:天城さん→雪ちゃん。千枝と同様の理由で。
  • きれいで面白い女の子だなーと思っている。天然で女王様で、でもいい子ってすごいなーとも。個人的には友達として付き合っていきたい気持ち。
  • コミュラスト間際で真正面から訊ねられ、どうしよう……と困惑しつつでもやっぱりこうと以外答えようがないしな、とお友達宣言したら走り去られて罪悪感を抱く。でもやっぱりこの子を彼女にするのは千枝ちゃんに申し訳ない気が……とか。

巽完二

呼称:完二くん→完二。なんとなく名前にくん付けで呼んでいたら「くん付けなんてされる柄じゃねっスよ」と言われて名前を呼び捨てすることに。
  • 可愛い後輩。最初マヨナカテレビを見た時はドキドキしていたが、コミュを発生させ仲を深めるうちに『なんだ、ホントにゲイってわけじゃないのか……』とちょっとガッカリしていた。だがその一途で男気があっていちいち可愛い性格を知るにつけ、うわーもう可愛いな、と頭をよしよししてやりたいような対象に。
  • これまで部活などをあまり熱心にやったことがなかったので初めての後輩と呼べる相手。なのでついつい保護対象として見てしまう。
  • 尊敬されたり先輩として頼りにされたりということも初めてなので、照れつつも尊敬されるだけの価値のある先輩でいなきゃな、と気合を入れられている。
  • 直斗との仲を応援しつつもりせちゃんとってのもアリだよなァ全然対象外の異性がいつしかって王道だ、とかも思ったりしているが、そんなことはおくびにも出さず優しくて頼りになる先輩としていちいち相談に乗ってやっている。

久慈川りせ

呼称:久慈川さん→りせちゃん。理由は千枝の呼称欄参照。
  • 初対面〜救出あたりでは特に強い印象はなかったのだが、親しくなるにつれさすがアイドルだなーとその可愛さに感心したりするように。仲良くなるにつれいつでもどこから見ても当然のように可愛くあろうとし、努力を惜しまないその気概を尊敬するようになる。
  • 押しにはぶっちゃけかなり引き気味。そもそもなんで自分が好かれるかさっぱりわからないので、アプローチに困惑しきり。自分よりもっといい男いっぱいいるよなぁ、と思いつつできるだけ冷静に対処。
  • でもアイドルという属性のせいで『褒め言葉には慣れてるだろう&ほかの女の子より可愛いと言ってもさほど角が立たないだろう』という思考のもと、女子メンツの中で誰か一人選ぶという状況では彼女を選ぶことが多かったりする。
  • 当初から芸能人として成功してるのにそれ全部もういいって言っちゃうのはもったいないよなぁ、と思っていたので芸能界復帰宣言に正直ほっとしていたり。自分も負けずに頑張らないと、とか励まされている。
  • コミュラスト間際のフラグは罪悪感を抱いたりここでいかないのは男として、とか思いつつもやっぱりへし折る。

クマ

呼称:クマくん。なんとなく呼び捨てするのは抵抗がある。
  • 最初会った時から可愛いと思っていた。ウザ可愛いってこういうことかな、と思いつついやいやウザいとか考えるのはクマくんに失礼、と思い直したり。
  • クマの言うことをわがままだとか自分勝手だとかアホみたいだとか思ったりしたことがあんまりない。この子なりに親切ないい子だと思っていた。なのでラスト間際のいい子っぷりには気圧されることたびたび。
  • 中の人が出現した時には驚いたが、これはこれでいいやと面白く受け容れ。中も外もどっちも別のベクトルで可愛いし面白いと思っている。

白鐘直斗

呼称:白鐘くん→直斗くん→直斗。あんまりみんなが直斗くん直斗くん呼んでいるもんで、女の子なのにくん付けでいいのかなーと思いつつも流された。そこからなんとなく流れで呼び捨てに。
  • 最初の頃会った時はあまりいい印象がなかったが(なんか冷たい感じの子だなぁきれいだけど、みたいな)、情報を教えてもらったり転校してきて何度か話をしたりするうちにこの子はこの子なりに筋を通して頑張ってるんだなぁ、と認めるように。
  • 女の子だとは全然気付いてなかったので初めて知った時はえ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛、という感じだったが、次第に女の子だからこそ可愛いじゃないかこの子、ていうかよかったな完二、と今までとは少し違った目で見るようになる。
  • 正式に仲間になってからはてきぱきと推理を進める姿にうわーこの子頼りになるなーさすがプロの探偵、と頼りにする気持ちと、仲を深めていくおりおりに見せる可愛い姿にうわー可愛いなー尋常じゃなく可愛いじゃないかこの子、と萌え萌えする気持ちが同時進行。
  • でも友情ルートまっしぐら。『男でも女でも関係ない』ときっぱり告げましたがなにか。
  • コミュランク3あたりから怒涛の勢いで誘われまくったため、いったん心を許すと早い子なんだなぁ、という印象が強い。

堂島菜々子

呼称:菜々子ちゃん→菜々ちゃん、菜々子、菜々。お兄ちゃんと呼ばれたあたりから名前にちゃん付けはよそよそしいかな〜と思って自分なりに親しく呼ぶようになったが、名前呼び捨てとかはどうもまだ気恥ずかしいので基本は菜々ちゃん。
  • 最愛の妹、というかほとんど我が子のような勢い。そもそも子供好きだったので序盤から健気に寂しさに耐えながらしっかりと生きている菜々子にええ子やぁ〜と感動しており、なんとかこの子の寂しさを埋めてあげたいとできるだけ話しかけるようにしていたのが、コミュ発生後はもうこの子のためなら死ねるというほど溺愛するように。
  • 仲間みんなと仲良くする姿にああうちの菜々ちゃんはなんて可愛くていい子なんだ、と(心の中で)悶え、仲間たちが菜々子に気を遣ってくれることになんていい奴らなんだお前ら、と感動。
  • 気持ちとしては少しでもお母さんの代わりになれたらとか思っている。でもそれはそれとして「お兄ちゃん、だいすき」と言われると顔がでれでれしてしまったり(はたから見るとちょっと照れくさそう、ぐらいにしか見えないが)。
  • 誘拐された時は当然ぶち切れで、最速で救出した。当然のように助かると思っていたので容態が急変したと聞いた時はパニックになりつつ必死に冷静さを保とうと努力。心肺停止時はもう呆然。それでも生田目をテレビに落とすのは間違っている、と必死に頭を回転させてあの言葉を選択。
  • 3/20の言葉にはいやもう困るなぁ〜とでれでれしつつも、とりあえず十年は菜々子が結婚したいと思うようなカッコいいお兄ちゃんでいつつ独身を保たねば、とこっそり誓っている。

堂島遼太郎

呼称:遼太郎叔父さん→遼太郎さん。家族と認めてくれたあたりから。それでも基本的に敬語。
  • 初対面から渋くてカッコいい叔父さんだなぁ、とは思っていた(どんな人が来るのか不安だったのを救われた感じ)。それが一つ屋根の下で過ごしているうちにこの人はこの人で頑張ってるのに報われない人だな、大変だな、と同情したりしつつ、最終的にはもう、しょうがない人だなぁ〜とほとんど母のような気持ちに。
  • そして同時にその父性に本当にこの人がお父さん(とかお兄ちゃんとか)だったらいいのに、と思うくらいときめいちゃってたり。
  • その不器用さと菜々子とのすれ違いっぷりに、この二人の関係を仲介して二人共に幸せになってもらいたい、という思いが芽生え、二人の間の翻訳やらフォローやらにいそしんでいるうちにうっかり尽くす喜びに目覚めたり。基本的に責めずに労わることで自省を促し、感情の受け止め先になって気を楽にさせる方向で。
  • お前も家族だと言われた時は本気で涙が滲んだ。アニバーサリーに疎い人間だが家族記念日はしっかりカレンダーにメモ。これまで以上に尽くすことを誓う。
  • 二学期に入った頃にはもう朝食夕食+弁当までしっかり準備、シャツのアイロンがけから晩酌用の酒とつまみの用意までしっかりやるようになっていた。そんな自分をちょっとアレだなぁと思いつつも、幸せだからいいか〜とあまり深く考えないことにしている。

一条康&長瀬大輔

呼称:一条くん&長瀬くん→一条&長瀬。帰りの飯に誘われたあたりで向こうから「くん付けやめろって」と言われた。
  • 特別で普通な男友達。体育会系のノリが苦手なので運動部に入るのは思いきり気が進まなかったのだが、初対面からフレンドリーなこの二人にうっかり懐いてしまい、ならば練習も頑張らねばとせこせこ部活に参加。こっそり憧れていた部活の帰りの買い食いとか、青春の香り漂う行動にうっかり悦ってしまっている。
  • バスケ部なのでコミュは一条メイン。少しでも友達の役に立ちたい、という気持ちから頑張った。でも長瀬がそれ以上に頑張ってくれていたので、この二人の友情の篤さにときめいちゃったり。
  • この二人の親友っぷりの間に自分も入らせてもらってるのかなーと思うと嬉しくなってしまう。輪の中に入れてくれている感じで。
  • 陽介のように超特別な相棒というのではないが、普通の友達なんだけどだからこそ特別に大切、という稀有な相手。

小沢結実

呼称:小沢さん。
  • 初対面から「言ってることは正論だけどいちいちキツイ子だなぁ」と思っていた。でもきっとたぶん一生懸命上を目指しているだけなんだろうな、と好意的に見ることに。
  • まぁ仲良くなっていくうちに気持ちを解きほぐせたらいいな、と思いつつ伝達力目当てに真面目に部活に出ているうちに父親との関係やらを知ってしまい、これは放っておくわけにはいくまいと精神的フォローに駆けずり回っている間に惚れられてしまった。
  • ラストの告白では正直気持ちが動いたが、でもやっぱりこの子を彼女にするのはなんだか違う、という気持ちが拭い去れず無言で教室を出ていくことに。その後なんとなく演劇部とは疎遠になってしまった(伝達力もMAXになったし)。

小西尚紀

呼称:尚紀くん。
  • 放っておけない後輩。完二もそういうところはあるが、それよりもおっちゃんが面倒見たる! と積極的に世話を焼きたい気持ちが強い。
  • 初対面からそのどこか儚げな雰囲気に「なんか放っておけない」と義侠心をかきたてられ、会える日は極力会いに行くようにしていた。そのうちどんどん仲良くなって心の内を垣間見るうちに、かっわいいなぁ〜とうっかりメロってしまったり。
  • 最初の壁を乗り越えて名前を教えてくれたあたりでいい子だなぁとほのぼのしていたが、仲良くなるにつれその心の不安定さを知り、少しでも支えになれたらと積極的に話しかけ、結果、絆を結ぶことに。
  • 最終的に心を解放できてめっちゃ嬉しい。個人的に一番自分がなにかを成せたと思ったことかも。

海老原あい

呼称:海老原さん。
  • 最初に授業をサボらなくちゃならないという時点で仲良くなるのに抵抗を覚えたのだが、これもコミュのため……と覚悟を決めて仲良くしていくうちにこの子にはこの子で事情があるんだなぁ、と可愛く思うように。

南絵里

呼称:南さん。
  • 弱くて可哀想な人だという印象。子供好きなので勇太くんがかわいそうだ! とついつい厳しい目になりがちだったのだが、彼女には彼女で事情があるよね、母親になれって言われてなれるもんじゃないよね、とも思ったのでカウンセラーになったつもりで優しく対応。

上原小夜子

呼称:上原さん。
  • 強い人。最初に誘いをかけられた時はええぇぇえと相当引いていたのだが、話をしているうちに彼女の悩みや苦しみを知り、やっぱりどんな人にだって悩みはあるよね、との認識を新たに。でもその中でも基本的に前向きに意地を張れるところを、すごく強い人だと尊敬している。

黒田ひさ乃

呼称:黒田さん→ひさ乃さん。仲を深めていく途中で姓で呼ばれるのは不快かも、と思って名前にさん付けにした。
  • ご老人には親切に、ということで他に予定がない時はできるだけ会話するように。

中島秀

呼称:秀くん。なんとなく名前呼びの方がしっくりくる気がしたので。
  • 可愛い生徒。寛容さMAXじゃなければできないなんてどんな可愛くない子がくるんだろう、と考えていたら思ったよりはるかに素直な子だったので拍子抜け。子供の閉ざされた心を開く教師というシチュエーションが物語的に非常に好みだったので(なにを考えているんだなにをと突っ込みつつも)うっかり燃え上がってしまい、気合を入れて家庭教師業を頑張ってしまった。
  • 明らかに自分より世界を知らない相手にどう世界を受け容れさせていくか、と苦心。教師の苦労が少しわかったような。
  • 最終的に友達ができてよかったなァと思っている。なんだか昔の自分を救えたような気持ちに。

キツネ

呼称:キツネくん。オスなのかメスなのかよくわからなかったのだが、目つきでついくん付けに。
  • すごい動物だなぁと思っている。やってることは相当にあこぎなのに(SP回復でのぼったくりっぷり・SP回復割引だけをエサに自分をこき使う)、動物という点で許されているのはちょっとズルイなぁとも思うけれども。
  • 最初はギブ&テイク的な関係だと思っていたのだが、ラストに近づくにつれキツネはキツネで本気で自分に感謝したり身を案じたりしてくれてるんだなぁ、と思いこれからの幸福をこっそり祈ったりしている。

イゴール&マーガレット

呼称:イゴールさん、マーガレットさん。
  • 恩人。状況のわからない自分にいろんなことを教え助けになってくれた。得体は知れないしなに考えてるのかわからないしもしかしたら自分から勝手になにかを掠め取っているのかもしれないが、それはそれで。
  • ペルソナ合体楽しいし、ベルベットルームという空間自体かなり好きなので、基本的に日参して合体予報をチェック。上げるコミュに応じたペルソナを召喚したりしていた。
  • マーガレットのお願いには戸惑いつつも、クエストを達成するような気分で頑張った。仲良くなるにつれ見えるアレな面をちょっぴり面白がる気分で観察。

足立透

呼称:足立さん。
  • ズッコケデカ→犯人・敵→いちいちムカつく敵→一歩間違えれば自分だったかもしれない敵。
  • 言っていることもやっていることも間違っているし、やったことは犯罪だし絶対許されないけれども、もし仲間たちと会っていなかったら自分もああだったかも、とひどく気持ちがわかってしまう。堂島との関わりも含めて、考えるといちいち気持ちが沈む。

イザナミ

呼称:イザナミ。
  • なんか怪しいガソスタの店員→すべての元凶→ユングの言ってた太母そのもの……? でもやっぱり俺はあなたの言うように生きたいとは思えない。
  • その存在原因やら思考やら行動理念やら、いろいろ考えさせられるところのある相手。だがそれでもやっぱりやったことは受け容れられないし、腹が立つし、またあんな事件の起こる可能性を残しておくのは絶対に嫌だ。なので殺し合いをふっかける覚悟で突撃。
  • それでもどこかでこれは自分のわがままで人を殺すのと変わりないのではないかとかいろいろくよくよ考えてしまっている。
  • 他には生意気そうな男の子とぼんやりとした女の子が仲良くなるのを微笑ましくにまにましながら見守っていたり(ラストの台詞にはガッツポーズ)、田舎っぽくない男性と祖父江のロマンスに不意を衝かれたり、双子の少女の役に立てて嬉しかったり。軽そうな男子が部活に燃えるようになっていくのを優しく見守りつつも寂しかったり。猫背の悪戯大好き同級生は最後まで自分を転校生としか呼ばなかったなァ彼なりの親愛表現なのかなァとか。
  • 他にもオシャレな男子生徒×恋愛ごと大好き女子生徒やクラスメイト男子×屋上の獣医志望女子の恋の行く末を応援していたり。シャッキリしたおじさんの告白に思わず身を案じたり。クラスメイト男子が友達と仲直りできてかなり嬉しかったり。実習棟のカップルのすれ違いっぷりが案じられてならなかったり。
  • 大谷花子はもとから生き辛い子だなぁと思っていたが、ラストでその確信を強めたり。
  • そんな八十稲羽生活でした。

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