あとがき。

 いや〜……なんというか自分の更新の遅さって半端じゃありませんな……。
 あと数ヶ月で始まってから二年になろうっつーのにイシスがやっと終わったとこかよ!? って心の底から突っ込みたいです。あーあーあー。他のサイトオーナーの方より時間はある方だと思うのに、どーしてこうも遅いんですか自分。
 まぁ愚痴ってもしょうがないのであとがきいきます。今回は……話が動いたような、動いていないような、って感じですかねぇ。
 まず、エヴァ・マッケンロイエル嬢。彼女は一応ヒロイン候補bQのつもりで出しました。
 ですがこれもまたウザいキャラになってしまったような予感……実際にそーいう感想もいただいてしまいましたし。自分としては恋に一生懸命な乙女を目指したつもりだったんですけどねぇ……『永遠の野原』の野沢みたいな感じを。
 まー力及ばなかった雰囲気がぷんぷんですが、彼女もたま〜に(今のところ予定としてはエリサリよりも頻度が低いのですが)登場する予定なので、よろしくしていただけたら幸いです。基本的に裏設定とかあんまない子なので、登場するのはラグ絡みということが多くなりそうですけれども(あからさまに矢印出してますしねー)。
 で、ヒロイン候補bRであるところの、ヴィスタリア・フュメーナ嬢。
 いっや〜よーやくなんとかやっとのことで彼女の裏設定が出せましたよ〜! ちょろっとだけど。あーでもでも嬉しい、これでヴィスタリアに好感を持ってくださってるとメッセージをいただいた方に『ごっごめんなさい〜あれ猫かぶってるんですよ〜演技なんですよ〜嘘ついてるんですごめんなさい』という思いを隠しながら対応しなくてもすむのねっ!
 まー気付いてる方はもしかしたら気付いてらっしゃったかもなー、とも思うんですが。でも個人的にはお気に入りキャラです。なんつーかよーやく裏のあるヒロインが出せたっていうか! 一物あるキャラが出せたっていうか! やっぱねー、こーいう陰日なたのあるキャラって必要だと思うんですよ! 今度こそモロ謎のヒロインキャラですぜお客さーん。
 彼女の台詞にちりばめられた謎やらなにやらはこれから徐々に明かされていく予定ですが、ぶっちゃけまだまだ予定ですら先の話なのでのんびり構えてくださいませ。彼女は、そして執事のヴィンツェンツは何者なのか? 楽しみにして下さるとありがたいです。彼女の本性を書くのは楽しいなァ……悪女大好き!
 ……ていうかね……彼女を対フォルデ用ヒロイン候補として用意してしまったがために、フォルデの不幸度がより加速してしまったような気がしてならないんですけど……(笑)。なんていうかもののみごとに騙されてくれちゃってますもんね。でも個人的にはそーいう奴だからこそ奴は愛おしいような気がしてならないのです、はい。
 それにヴィスタリアでなくても絶対女に騙されるタイプだと思うんですけど、フォルデって。お嬢様っぽい女に弱そうだし。そーでなくてもちょっと頼りなげなところ見せられたら絶対ころっといきますね、あいつは。女に近づかないのはそーいう自分を無意識に感じ取ってるから……というよりは単に見栄っ張りだからでしょうけど。
 フォルデって超カッコつけだから女の前でカッコ悪いとこ見せるのやなんですよきっと。でも女の扱い方なんかわかんないから絶対カッコ悪いことになる、それが嫌で童貞を守り通すことになっちゃったんじゃないですかね。なんというか、微笑ましいと言うべきなのか……さすがパーティ随一のヒロイン体質ですな(主人公が気に入らなくてしょっちゅう喧嘩を売るツンデレヒロインは世に数多いと思います)。

 で、これももっとよーやく出せましたぜ(うちの)勇者というものがどういうものであるか設定!
 これもね〜DQIII書き始める前から考えてた設定でね〜本当寝かせすぎて発酵してないかってくらい考えた設定なんで、今回書けてほんっとーに嬉しいです……ってもー書いたのだいぶ前なんですが。
『勇者とは、世界を背負って戦う者』。この設定超お気に入りというか、大好きというか、ぶっちゃけラストまで引きずる予定なんで、覚えてていただけると嬉……っつーか何度も出てくることになると思うんですが嫌でも。なにせ『これが書きたくてDQIII書いてんだよォ!』と言いたくなるほど温めてた設定なんで。
 勇者がなぜ勇者たりえるのか。世界を救う者たりえるのか。セオは勇者たりえるのか? そこらへんをね、ぐりごりごりとね、書きたいなーと思っとるんですようえっへっへ。あー自分こーいう捏造設定にこだわるの好きだなー……。
 でもね、そーんな個人的なこだわり設定だというのに何人の方からか評価の言葉をいただけてね、もー本気嬉しかったです〜。ありがとうございます! この設定思いついたから書き始めたっつっても過言じゃないくらいなんでマジで〜。これにまつわる付随設定もいろいろとね〜あるんですけどね〜。
 エラーニアは今のところこれ以上の登場予定はないんですけどね……彼女に対するメッセージをくださった方ありがとうございます。でも彼女が勇者をやめた理由やなんかで、回想シーンでは出てくるかもしれません。これからの生を余生として生きるという彼女の決め事に変わりはないでしょうが。

 あと書いとくことなんかあるかな。そーだ、イシス女王ネフェルタリィ。彼女の設定が意外なくらい受け容れていただけててちょっと嬉しかったです。古代帝国製造のホムンクルスの血を引く、っつーのは実はイシス女王の異常なまでの美しさに説得力を持たせるためにその場で決めたネタなんですけどねー。絶世の美女っつーのではすでにエルフの女王とか出てますが、そーいう通常レベルの美女とは桁が違う美女としてイシスの女王を設定したかったので。いわゆる百鬼夜翔の『人外の美形』ってやつ。
 まー首脳陣の中では個人の能力としては桁外れに優秀なのは確かなんで、これからも頼る機会があるかも……ないかも……。たぶんないです。

 さーて次回はポルトガ〜バハラタ編。うわーもーやっとここ書けるよー! と叫びたいほど無駄に温めてきた展開が繰り広げられる予定です。ここでも。
 それが気に入っていただけるかどうかかなりワクワクドッキドキ。

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