あとがき。

 えー、お久しぶりの隠しキリ番です。S&T2の隼人とリョーマの話……というか、隼人とリョーマが友情から愛情へ、越すに越されぬ大井川を越えてしまう話……になるにはまだ長い道のりが必要なのですが。
 実はかなり以前から隼人とリョーマがカップリングになる話読みたーい、というお言葉は届けられておりました。やはり隼人が主役級で嬉しいと思うS&Tプレイヤーの方は男×男嗜好をたしなんでおられる方々が多いのだなぁとしみじみしつつも、これはやはりいつかは隼人とリョーマのカプ話を書かねばなるまいなぁ、と思っていたのです。
 で、書くきっかけになったのがえみやんさまの今回のリク。キリリクだからというわけではありませんが、背中を押されたような気分になって隼人&リョーマのカプ話を書くことにしました。
 ですがこれはあくまで始まりにすぎません。えみやんさまは『隼人とリョーマが少しずつ自分の中の恋心を受け容れていく話』をリクしてくださったのですが、自分にはキリリク――短編でそういう題材を書けるほど実力がありません。でもえみやんさまのリクにちょっと萌えてしまったので、いつかはそういうのを書きたいなー、と考えて。でも現在はR&D書いてる最中だしそっちがおろそかになるのはまずいし。
 なので、R&Dが無事連載終了したのち、パラレルとして隼人とリョーマの恋を隠しで書いていきたいなーと思うのです。パラレルです、あくまで。基本はあくまで隠してない作品の、喧嘩相手にしてライバル的友情話。
 なのでくれぐれも申し上げておきますが、この作品のことは掲示板には書き込まないでくださいね。拍手なら全然かまいませんけど。
 そういうわけで今回は軽くジャブ一発、隼人とリョーマがごくごくわずかに相手のことを意識した、と自覚した時のお話でした。えみやんさま、こんなものでよろしければどうぞお受け取りくださいな。
 あ、それと、以前隼人とリョーマの攻受についてご質問くださった方がいたので一言。基本この二人はリバなつもりで書いてますが、精神的にはややリョーマが左寄りかな〜、ぐらいには思ってます。まぁ、書いてみるまでわかりませんけど。予定は未定なので(笑)。

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