あとがき。

 だからエロシーンは書くの苦手だっつってんのにどーしてこーいう話思いつくかなぁ自分……(涙)。
 さて、みなさん。この作品は2004年三月十六日現在東京十二チャンネル系列で日曜朝七時から放送している『おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!』のトモルくんとユキオくんに男の手によってエッチなことをされてもらおう! という意図の下に書いた妄想エロ小説です。
 自分はとにかくトモルきゅんとユキオきゅんがあられもなく乱れているところ(だけ)が見たかったため、山も意味もない小説に仕上がっています。おまけに自分はエロシーンを書くのが苦手なため、どうもエロくならないというか、特にside-Rの方はいまいち満足いかないというか、責めっぷりが物足りん! とか焦らしが足りん! とかもっとねっとりじっくりたっぷり責めるべきだろ! とか不満はいっぱいあります。
 でも書けたということでは満足してます。自分はそーなんだを見ながらトモルきゅん泣かしてえ……とかいじめてえ……とかこのいかにも健康優良児な面が泣きそうに歪み、っていうか泣いてるところや男にヤられまくって泣き喚きながらも喘ぐところが見てえ! とかいつも考えている奴なんです。妄想を形にしたくてしょうがなかったんです。願わくばこれに触発されてそーなんだショタファンの方々がこんな作品など及びもつかないようなすばらしい作品を作り出してくれることを……(純真なファンの方、再度すいません)。

 さて、そーなんだをご存知ではない方へ番組説明。これは日曜朝東京十二チャンネル系列で放送中の(つってもあと二回で終わりなんですけどねー・涙)子供向け科学番組です。未完成のゲーム世界に吸いこまれてしまった二つのチーム(三人組の男二人女一人)が元の世界へ戻るためゲームを完成させるべくさまざまなミッション(科学知識を活用せねばクリアできない)に挑むというのが基本ストーリー。
 まあ実際科学番組っつっても科学に縁のない自分ですら『それはどうよ……』という科学知識が出てきたりわりと考証無視してたりとかするし、脚本がヘボだの感情の描き出しは期待するだけ損だのただの萌え番組だの散々なことを言われている作品ですが、自分は好きですね、この番組。大好きです。男の子や女の子がみんなしてひとつの目標に向かって頑張るっていうの大好きですし、二つのチームがかなり公平に描かれてるのも好き。それにやっぱり食事シーンがねー。これミッションを首尾よくクリアした方にはご褒美としてご馳走が出て、失敗した方には貧相な食事が出るんですよ。その食事シーンがもう楽しくて楽しくて! やっぱりものを食うシーンっていうのをしっかり描き出してくれるっていうのは高ポイントですよ!
 未見の方は一度ぜひ見てください。少年アニメが好きな方にはなかなかお勧め……っつってもあと二回なんですけどねー(涙)。レンタルビデオもう出てんのかな……DVDは三月二十一日発売ですが。
 で、その二つのチームは元の世界でもライバル同士だったりします。レッドチームの一応リーダーっぽくなってるのがトモルで、ブルーチームのリーダーがユキオ。コータはブルーチームのメンバーで、ユキオとは同級生です。
 熱血お元気主人公のトモルにクールなライバルポジションのユキオ。自分は最初ユキオのクールなエロさ&受っぽさにハァハァしておったのですが、次第次第にトモルの健康優良児っぷりに体の中に燃え上がるものが……。
 つか、トモルが普段からあんまりにも調子乗ってて懲りないめげない性格なもんで、『いじめてえ』『めちゃくちゃに泣かしてえ』『ごめんなさい許してくださいって言わせてえ』とかいう欲望がむらむらと……。まあ、男性向けエロ的妄想が持ち上がってきちゃったわけですね。
 ですがこの作品にはトモルを攻められるような素敵な兄貴がいらっしゃらないのです。それと妄想の方向があいまって、こういう作品になったわけなのですが。エロシーンを書くのは辛かったですが、トモルをいじめられているのだと実感できるというのは楽しかったですねー。もっといじめたかったなー。残念だったのは亀頭を露出させて蝋燭垂らすプレイができなかったことかな。その時のトモルの絶叫が聞きたかったのに(いや、書くのは自分なわけですが)。
 もちろんもう言いましたが、焦らしが足りないというのもマイナスポイント。SMは焦らしてなんぼだというのに。もっと長々とトモルを責めるシーンを描きたかったとも思いますが……自分には残念ながらこれが限界でした。もうエロシーン書きたくないとか思っちゃって。次の日曜日までにはアップしたかったし。さっさとアップして次のに取り掛かりたかったんですよー……。
 とか言いながらまたエロバリバリの小説書きたいとか思っちゃうんですけどねー自分(笑)。
 ユキオの方はそういう男性向け妄想とは異なり、普通にカップリング萌えをしております。コータ×ユキオ萌え。
 コータはぬぼっとした感じの、背の高いやや気弱な少年。ユキオはクールな感じの目元のきりりとした生腕少年。
 ユキオがね〜小学生なのにセクシーなんですよ〜生腕も色っぽいし声もいいし、クールな表情とあいまってストイックな色気があるんですよね〜。
 で、コータがまた攻めくさく見えて。確かに情けない性格してますが、ぬぼっとした容貌と小学生キャラ中一番の背の高さがヘタレないやらしさを醸し出してるように感じられて。かわゆいんですよねーこれが。
 だからこの二人をカプにするのはしごく当然といえましょう。ヘタレ攻の女王様受。普段はユキオにリードされっぱなしでエッチの時もびくびくしながらユキオの顔色伺いながらやってんだけど、ユキオがふいに顔を赤らめたりするともう辛抱たまらなくなって襲っちゃうコータ。コータはユキオにとことんメロメロなんですよ〜、くーかわゆいなぁ。
 ま、そんな感じで主人公チームとライバルチームのカプがきれいに対比されてるし、どっちも好きだからこういう作品になったわけです。
 アップするのちょっと怖いですけどねー……検索して純真なそーなんだファンが来ちゃうんじゃないかって。
 隠し小説の他マイナーカプを検索してみてびびったんですけど、自分の隠し小説のあとがきとかがかなり早い段階でヒットしたりすんですよ! こんな零細サイトなのに! 無料HPなせいかしら。
 ともかくいきなりあとがきに飛んでこられては注意書きもへったくれもあったもんじゃありません。そういうわけで今回中にも注意書きをつけたわけです。
 まあとにかく、この作品が少しでもそーなんだファン(ショタの)の飢えを満たし、新たなるそーなんだ(ショタ)ファンを一人でも多く目覚めさせんことを。……無謀かしら……。

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