設定を固める為の十の質問(ホイミンSide)
1.あなたの名前(フルネームがあれば是非)を教えて下さい。
「ホイミンです。フルネームは……今は、ホイミン・ガイサー、です(照)」
2.いくつですか。
「えと……魔物時代の年は数えてません。人間になってからだと……三歳半かな。見かけはだいたい十六、七ぐらいだと思います。人間の年ってまだちょっとよくわからないけど」
3.人間になったらなりたい理想の容姿、あるいは既に人間のあなたの容姿(髪色、目の色、肌の色、身長、体重等々)について教えて下さい。
「髪は……黒と蒼の中間ぐらい、かな? 紺色っぽい感じです。光の加減で蒼く見えたり黒く見えたりします。目の色は水色……薄い青だとボクは思うんですけど、ライアンさんはそれに一刷毛虹の色が加わってるっていいます。虹の色を一刷毛ってってどういう色なんでしょうね? 肌の色は白と褐色の中間ぐらい……黄土色よりちょっと白よりです。身長は前測った時は五尺五寸(165cm)、体重は十五貫よりちょっと少ないぐらい(56kg)でした。でもライアンさんはまだ成長中だって言ってたからもっと大きくなるかも。顔立ちは……うーん、ボク人間の顔の美醜ってぴんとこないんですけど、子供っぽい顔だなぁとは思います。でもライアンさんは可愛いとか綺麗とか言ってくれるからいいかな」
4.生まれた頃のことを覚えていますか。
「はい。魔物は人間と比べてすごく成長が早いんです。それで成長が終わったら死ぬまでほとんど姿が変わりません。だから独り立ちも人間よりすごく早くて、お父さんとお母さんと兄弟たちと一年ぐらいホイミスライムの群生地で一緒に暮らしてから独り立ちして別れて……子供の頃はなんにも考えないでただ遊んでるだけでしたね」
5.趣味や得意なことはありますか。
「えっと、趣味っていうか、今でも半分仕事なんですけど、歌を歌うのはとっても好きです。暇な時にはほとんど歌の練習してます。得意なこと……歌以外には、料理とか繕い物とかわりと得意です。他に、ですか? ええと……あ、泳ぐのは得意です。スライム族でしたから水ものは得意なんです。ホイミをかけるのは得意ですけど、それしか使えないから、ライアンさんがひどい怪我負った時は治すの追いつかなかったのが悔しくて呪文得意って気がしないんですよね……」
6.種族について教えて下さい。また他の種族との関係も。
「今は人間ですけど、三年と半年前まではホイミスライムでした。ホイミスライム族は力が弱いのと、ホイミが使えるのとで魔物の間では重宝されるので……便利に使われてるといえばそうなんですけど、邪悪な意思に支配されてても、食べられたりとかそういうことはなかったです。魔王軍に徴兵されたりとかはありましたけど。人間とは……やっぱり、相手が大人なら会えば戦いになることがほとんどでした。でなきゃ逃げられるか。元魔物だからなのかマスタードラゴンのご加護なのかはわかりませんけど、人間になってからも魔物に襲われたことはありません」
7.いつから人間になりたいと思い始めましたか。差し支えなければそのきっかけや理由もお願いします。
「ううんと……詳しくは『君はここに帰らない』を読んでくださるとわかると思うんですけど。人間の女の子を好きになったのがきっかけです。その子と会えなくて、人間になったら会えるって思って、そうして人間をよく見るようになって、人間っていう種族を『いいな』って思うようになってきたんです。ライアンさんと出会ってからは、もう絶対人間になる! ってぐらいに考えてました」
8.どのようにして人間になったのですか。 
「マスタードラゴンが、ご慈悲をくださって。ボクがキングレオ配下の魔物に殺された時、神としてのお力を使ってボクを人間にしてくださったんです。ライアンさんはボク自身の力だ、っていうんですけど……どうなんでしょう、ボクの意識としてはマスタードラゴンのお力なんですけど。夢で聞いたあの声は、ボクのものじゃなくて、もっとずっと大きな、なにかだったって思うから」
9.魔物から人間に変わったことで、人間に対する考え方は変わりましたか。またどんな考えを持っていますか。
「変わった……どうでしょう。考え方が変わったという気はしないんですけど、見え方は変わったと思います。人間にも醜く汚い間違った部分はいっぱいあるっていうことがよくわかりましたし、だからこそ自分のそんな部分に負けないで顔を上げて頑張る人たちが、ホイミスライムの時よりずっと、眩しくてきれいな存在に見えるようになりました」
10.前の質問を踏まえて、人間と魔物は手を取り合っていけると思いますか。
「はい。魔物も、ボクの生まれた種族もちゃんと世界に祝福を受けた存在なのだとわかった今なら、人間と魔物は普通の隣人になれるって、心から思います」


設定を固める為の十の質問(ライアンSide)
1.あなたの名前(フルネームがあれば是非)を教えて下さい。
「ライアン・ガイサーだ」
2.いくつですか。
「今年生まれてきてから三十九の年を数える。来年はとうとう四十路だな……」
3.容姿(髪色、目の色、肌の色、身長、体重等々)について教えて下さい。
「髪の色は金茶。目の色は蒼灰。肌の色はやや褐色の色味が強い。身長体重は一ヶ月前の健康診断で六尺四寸(192cm)二十五貫半(96kg弱)だった。とりあえずまだ腹はたるんではいないな。顔貌は……少なくとも醜いと面と向かって言われたことはない。ホイミンは格好がよいと褒めてくれるので、満足している」
4.出身地はどこですか。また家族構成を教えて下さい。
「正確な出身地は知らない。私の生まれた頃両親は流れ流れの傭兵稼業をしていたので地名までは両親共に覚えていなかったのだ。私が五歳の頃、そろそろ年を取ってきたということでイムルより北東の山奥の寒村に護衛の役目を負う代わりに家をもらった。そこで私は八歳まで両親と暮らし、それから流行り病で立て続けに両親が死んだ。兄弟はない」
5.趣味や日課はありますか。
「趣味、というか……一番好きなことはホイミンに膝枕をされながらホイミンの歌を聴くこと、なのだがな。趣味と呼べるようなものはない。日課は剣や体術の稽古という、つまらん男だ」
6.王宮に仕えたのは何歳から。差し支えなければそのきっかけや理由もお願いします。
「両親がいなくなってからは、育った寒村で畑を耕す手伝いをしたり獣を狩ったりしつつ周囲の人々に助けられながらなんとか生き延びているという有様だったので、自分の食い扶持を稼ごうと十二の年に王宮戦士の試験を受けた。両親に武器の扱いは叩き込まれていたので、それが一番食いっぱぐれのない職だと思ったのだ。いい加減村の人々に迷惑をかけるのはやめにしたかったのでな。幸いその頃から体は大きかったので、年もごまかせなくはないと踏んだのだ。幸い試験には無事に合格し、その際の姿をたまたま王が目にされて、近衛隊――王宮戦士の見習いに取り立てていただいた。……年を知られた時は、王をはじめ、みなからさんざんに絞られたがな」
7.仕事の内容を教えて下さい。
「近衛隊長の役をいただいている。近衛隊の仕事とは王のお側に控え御身をお守りすることと、王の目となり耳となり剣となって国内外の諸問題に直接対処するという二つのお役目があるのだが、隊長であり隊員を取りまとめねばならない私の仕事は、基本的に書類仕事と王の護衛――特に、予告なく王に陳情しようとやってくる者たちへの対処だ。どちらも得意とはいえぬな。まぁ、年を重ねた者がむやみにでしゃばっては後進が育たぬということは理解しているので、やむをえないと思ってはいるが。むろん、若い者だけで対処できぬ時は前線に立つ」
8.剣を使っていますが、他に得意な得物はありますか。
「副武器として破壊の鉄球を常備している。それまで鉄球という武器は使ったことがなかったので正直戸惑っていたのだが、今では体の一部も同じだ。多人数を相手にする時は欠かせぬ。一年ほど前に山賊退治をした時も、それのおかげで被害が減らせた」
9.魔物に対して、どんな考えを持っていますか。
「魔物≠ニいう存在に対してはどんな考えも持っておらぬ。人間というものに対してなにか考えを持っておらぬのと同じように。ある者は飢えた獣のように周囲のすべてを喰らい、ある者は怯えた子供のように必死に逃げ隠れして時に噛みつく。そしてまたある者は命を懸けて仲間のために戦い、ある者は敵であるだろう存在にすら躊躇なく話しかけ笑う。結局、その個体それぞれで考えることも感じることもまるで違うのだから、魔物だから人だからどうこうということはないように思う。……そう思うことができるようになったのは、ホイミンのおかげだがな(小さく笑み)」
10.前の質問を踏まえて、人間と魔物は相互理解出来ると思いますか。
「人間だから魔物だからどうこうということがいえぬのは、こういったことに関してもだと思う。その者同士の考え方感じ方、相性で答えはまるで違ってくるのではないだろうか。……だが、私は、いつか……いや、やめておこう。俺は俺のやり方で、俺にできることをする。少しでも血が流れぬように。それだけだ」


二人の絆を知る十の質問
1.まず、二人の今の状況を教えて下さい。(場所、時間、関係等々)
「ええと、バトランドの、ライアンさんの家で一緒に暮らしています。一ヶ月くらい前一緒に暮らし始めてから二周年のお祝いをしたんですよね」
「ああ。関係は……このたび、正式に婚姻を結んだ」
「………うはぅ………(真っ赤)」
2.振り返ってお互いの第一印象をどうぞ。
「えっと、すっごくカッコいい人だなって。逞しくて、強そうで。なのにじっと見つめたら、今までの強そうな人はみんな武器を振り上げたのに、すごく静かで優しい瞳でボクを見つめてくれて、うわぁって思って、たまらなくて近づいて話しかけちゃって。たぶん、その時にはもうきっとライアンさんのこと好きになってたと思います」
「む……(照)。……私は……不思議なホイミスライムだと思った。じっとこちらを見つめてくる目に敵意が微塵も感じられなかった。警戒しつつも近づいていくと、こちらにふよふよと近づいてきて……その仕草と表情が、ホイミスライムの表情などわかるわけがないのにひどく嬉しげに見えて。話しかけられた時は、話しかけられたこと自体にもその内容にも相当に驚いたが……そうだな、私は嬉しかったのだと思う。私の仲間になりたい、と言い出すような魔物がいることが」
「えへへ、そっか! ライアンさんが喜んでくれたんなら嬉しいな」
「うむ(微笑み)。……そして、共に旅をするうちにその心にどうしようもなく魅せられたわけだが」
「ふにゅう……(また真っ赤)」
3.第一印象と今、変化はありましたか。
「そうだな、共に旅をして人となりを知り、その心の気高さを知り、生まれて初めて他の存在に惹かれるという感情を教えられ……今も絶えず惹きつけられている。変化というか、第一印象の好印象がどんどんと、比べ物にならぬほど強くなっていったという感じだろうか」
「うん、そうだね、ボクもそんな感じ。一緒にいればいるほどライアンさんのことがどんどん好きになっていって、今も何度も好きだなぁって再確認してます」
「む……そうか(照)」
4.あなたから見た相手はどんな性格ですか。
「ええと、すっごくカッコいいです。男らしいっていうのかな、普段は寡黙なんだけどだからこそたまに放つ一言がすごく重みを帯びて聞こえるっていうか。でもなんにも話してくれないわけじゃなくて、ボクには今日あったこととか考えてることとかいろいろ話してくれるし。どんな人にも優しくて、頼りがいっていうのかな、どんな時もこの人に任せたら大丈夫、って思っちゃうような心の大きさがあって。ホントに、すごいよねライアンさんって」
「……褒めすぎだ(苦笑)。それにもし私にそのように言われるものがあるとするなら、それはお前のおかげだぞ」
「え?(きょとん)」
「お前を愛するからこそ、お前に恥じぬような心根を持ちたいと、自らの心を研鑽するようになったのだから」
「そう、なの? ……えへへ、ボクがいなくてもライアンさんはやっぱりカッコよかっただろうなーとは思うけど……そう言ってもらえて、嬉しいや」
「うむ(笑み)」
「………(照)。え、えとえと、ライアンさんはボクの性格ってどんな性格だと思う?」
「そうだな……私は口がうまくない。それでもあえて言い表そうとするならば……清らかで、心優しく、よく気がついて、何事にも骨惜しみをせず、自らの生活のみならず世界に思いを馳せる心の大きさを持ち、それでいて地に足のついた、健気で、一途で……正直なんと言い表せばいいのかわからぬほどに可愛らし」
「わわわっ! ちょっ、ライアンさん、もういいからっ!(真っ赤)」
「そうか? まだ半分も語っていないのだが」
「うー……ライアンさん、ボクのことからかってない?」
「(くすりと笑み)まさか。ただ、誰よりも愛する者のことを語る時には、私もそれなりに饒舌になるということだ」
「……ふみゅうぅ……(また真っ赤)」
5.お互いの意外な一面を教えて下さい。
「あ、あります。えっとね、ライアンさんって、すっごく好き嫌いが多いんです。ホイミスライムの時は人間の食べるものってよくわからなかったから気付かなかったんですけど」
「……こら。ホイミン」
「川魚でしょ、羊肉に、セロリにトマトにブロッコリー。カリフラワーも嫌いだしキノコ類は舞茸以外全滅。練り物とかもう大っ嫌いで見るだけで嫌そうな顔するし。嫌いなものでも残したりはしないから人間にも気付かれにくいんですけど。嫌いなものを食べる時にはね、ちょっと眉間に皺が寄るんです。それでね、おいしくない? って聞いたら、すごく渋々とではあったけど、教えてくれました」
「…………む」
「でも、調理法を工夫したりして、ちょっとずつおいしく食べてもらえるようにしてるんです。時々すごくびっくりした顔して、『うまいな』とか言ってくれたりとかするのがすごく嬉しい。ボクがライアンさんの役に立てた! って思えるから、本当はいけないんだけど、ライアンさんにそういうところがあって、嬉しいな」
「…………む(照)。……ホイミンの意外なところは……ホイミスライムの頃からずっと共に旅をしていたので知らぬことがほとんどなく意外と思ったことはほとんどないのだが、その性格にそぐわぬと思うものは、寝穢さだな」
「う゛」
「ホイミスライムの頃から朝は相当に本気で起こしてやらねば起きなかったが、人間になってそれが加速したように思える。共に暮らすようになって二年、私がホイミンの寝顔を見なかった朝は一度もない。それは私が剣術の稽古で朝が早いのもあるにしろ、基本的に起こさなければいつまでも寝ているし、起こしても必ず何度がぐずる」
「う゛う゛」
「さらに言うなら寝相も極めて悪い。広いベッドに買い換えるまでに数え切れぬほどベッドから落ちたし、起きた時に天地が逆転していなければ一回転しているのだといえるほど豪快な寝相だ。実際安眠を妨害されたことも一度や二度ではないな」
「……う゛う゛う゛」
「だが、そうして起こされた時はいつでも改めてホイミンの体を抱き直すことができる。乱れたホイミンの寝相を苦笑しながら直してやることができる。幸せそうによだれをたらしているホイミンの額にキスを落としてやることができる。そうしてたまらなく幸せな心地で再び眠りにつけたことも、当然それと同じだけあるのだがな」
「………(赤面)。ライアンさん、やっぱりボクのことからかってるでしょ」
「まさか」
「うそだー」
「嘘ではない。ただ、お前が私を見る時に感じるように、私にとってもお前を構成するもので愛しいと思わぬ部分はないということだ。……それは、自惚れか?」
「………ライアンさんの、いじわる………(真っ赤)」
6.ホイミンに質問です。キングレオの城にいたのは何故ですか。また、ライアンに会わずに姿を消した理由を教えて下さい。
「ええと、ライアンさんに会わないで姿を消したのは『君はここに帰らない』にあるように、人間は男同士だとつがわないんだってことを知って衝撃を受けたからなんですけど。キングレオ城にいたのは、ライアンさんと一緒にそこまで旅をしてきたからで、なんでそこまで旅をしてきたかっていうと……」
「待て、ホイミン。その辺りは次の私の質問への答えで説明しよう」
「あ、はい」
7.ライアンに質問です。ホイミンと別れたのはいつですか。また、ホイミンが人間になったことを知っていましたか。
「まず言っておくが、私にはホイミンと別れた覚えはない。バトランドからキングレオ城まで、ずっと勇者を探す旅路を共にしてきた」
「そうですよね。ボクがヘマをしちゃったせいで、キングレオ配下の魔物に殺されちゃって……」
「今から思い返すとあれはマスタードラゴンの仕業のように思うが。倒れたとたんホイミンの体がさらさらと宙に消えていったのだからな。とにかく、ホイミンを守りきれなかったことに衝撃を受けた私は、その場にいた魔物たちを全員斬り殺し、荒れ狂ってキングレオ城に突撃し、ユーリルたちにホイミンが人間として生きていることを知らされ、ようやく落ち着いたのだ」
「あの時は本当にごめんなさい……」
「なに、気にするな。今はお前とこうして共にいられるのだから、なにも問題はない(笑み)」
8.二人が再会したのはいつですか。
「これも『君はここに帰らない』参照だな。別れてから一年半後、導きの旅を終えてから半年後だ」
「プレミアムバザーで、グラン・ピサロさまに引き合わせてもらったんですよね」
「あの者にはその後、しっかり貸しを取り立てられたがな……」
9.再会後はそれぞれどんな生活を送っていますか。
「共にバトランドの同じ家で寝起きし、寝台を共にしている。これまでも事実婚に近い生活ではあったのだが……これからは名実共に夫婦、ということになるな」
「うん……なんだか、怖いくらい。いいのかな、ボク。こんなに幸せになっちゃって。ちゃんと、ライアンさん、ボクと同じくらい幸せにできてる?」
「むろん。おそらくはお前が思うよりもずっと、お前は私を幸せにしてくれている」
「……ほんとに?」
「本当だ。……きっと、いや絶対に、世界の誰であろうとお前より私を幸せにしてくれる存在はおらぬさ」
「……うん。もっと幸せになってもらえるように、頑張るね。あと……ボクも、おんなじ、だよ」
「ん?」
「ボクも、世界で一番幸せにしてくれる人、ライアンさんだから(顔赤)」
「……うむ(かすかに照れた笑み)」
10.最後の質問です。二人にとって、お互いはどんな存在ですか。
「そうだな……言葉にしてはどうしても真実味を欠く。夢を見すぎていると言われるだろうな。ただ、それでも言葉にするならば……」
「世界の誰より大切で、大好きで、愛してるただ一人の人、だよね」
「……ホイミン」
「ボク……ボクは、そう思ってる、から(真っ赤)」
「………(赤面)。ああ……愛している、ホイミン。これまでも、これからもずっと」
「う……うにゅうぅ……(茹蛸)」
「……なんというか、言葉にすると陳腐なものだな……照れくさいのは、まぁいいが(赤い頬ぽりぽり)」


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