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ギルド名

フェイタス

ギルドマスター

ディック(触角メディ)

ギルド構成・人数

十人(メダソアパレレバブカ)

ギルド名の由来

人それぞれの巡り会わせ(セディシュ談)

ギルドモットー 1.全滅だけは全力で回避。慎重に、しかし大胆に。
2.スキルはみんなで相談して取る。
3.財布はひとつ、みんな一蓮托生。分ける時は公平、平等に。
4.宿屋は余裕がある時、TPを回復させたい時のみ。基本野外でテント生活。
5.プライベートと冒険はきちんと分ける。
6.どんな敵にもひとまず当たる(ただしあからさまに強いと思われる敵は別)。
7.それぞれの目的を尊重する。
8.いつも奥に進む心構えを忘れない。
9.迷宮に潜るからには金を稼ぐべし。
10.みんな仲良く、できるだけ喧嘩せず何事も穏便に。
11.性病予防はきちんとしよう。


ギルドメンバー表

1
名前 ディック
職業 メディック
外見 触角メディ
年齢 19歳
性別
体型 身長172cm体重64kg
備考 ギルドマスター兼マッパー
詳細 ギルドマスター。セディシュの拾い主。有名大学をスキップして卒業した何気に超優秀な人材。
金と名誉と力を得るために迷宮に潜るのだと公言しているわりに、面倒見がよくて困っている人を放っておけない。冒険と迷宮についての予備知識が驚くほど豊富で、基本ギルドメンバーは考えること&細かい作業は彼に任せきり。
そしてそれを苦にせずしっかりギルドを切り盛りしてしまう苦労は箱買いするタイプの人。家事全般も財布の紐も彼が一手に握っている。
医療技術に重点を置いたメディック。得意は医術防御。
どうやら迷宮についてわだかまりのようなものがあるらしい。

2
名前 セディシュ
職業 ダークハンター
外見 白髪褐色ダクハン
年齢 15歳
性別
体型 身長154cm体重42kg
詳細 ディックに拾われて成り行きでギルドメンバーに入れられた少年。無口で無愛想でなかなか気持ちを表に出せないがたまに見せる素直な顔は可愛いとパーティメンバー間で同意を得ている。
実はすさまじくエロ漫画テイストな壮絶な過去持ちだったりするのだが、それは普通の話にはあんまり関係してこない。たまにしか。
戦闘では仕事人のSだが性質的にはドM。ディックが世界のかなりの部分を占めている。アルバーは背中を預けられるいい相棒。
鞭使いだが基本縛りよりも攻撃力優先。

3
名前 アルバー
職業 ソードマン
外見 赤毛褐色ソドメン
年齢 17歳
性別
体型 身長178cm体重75kg
詳細 単純明快、元気で脳筋。田舎から世界一の剣士になってやるとエトリアに出てきて、ぼろぼろのセディシュを女の子と間違えて声をかけてしまったところをディックに目をつけられてギルドイン。
単純で猪突猛進だが、考えなしというわけではない。考えるのは他の人間の役目と考えているだけで思考力はある。仲間を守るために体を張るのが自分の勤め、と割り切り全力でその勤めを果たしているだけ。
仲間のためなら命を張れる、気付かれないがすごくいい奴。
剣使い。各種チェイス&ハヤブサ駆けタイプ。意外なところで発動するダブルアタックは最低限しか振っていない。

4
名前 ヴォルク
職業 アルケミスト
外見 黒髪赤瞳アルケ
年齢 22歳
性別
体型 身長180cm体重68kg
詳細 頑固一徹な研究マニア。ちょっと気弱なところはあるが、基本口は悪い。別のギルドに入ろうとしていたところその口の悪さで相手と喧嘩になり、ディックが仲裁に入り身柄を預かるという形でギルドに入会。
自分の能力を高め錬金術の研究を行うことがすべてだったが、みんなで冒険しているうちに寄り道の楽しさも学んできているところ。
最初は炎使いだったがディックの提言により全属性の全体術に特化した錬金術師に。博識10は彼だけなのでレア狩りでも重要視されている。

5
名前 エアハルト
職業 パラディン
外見 ショタパラ
年齢 15歳
性別
体型 身長155cm体重50kg
詳細 真面目純真でもちょい黒少年。基本的には笑顔で他者のフォローに回るがたまにずけっと黒い一言を吐く。酒場で仲間を集めようとしているセディシュたちの話を聞き、自分から立候補してパーティ イン。
いいとこの坊ちゃんで騎士見習いとして他家に預けられたところ、その家の当主に襲われて股間蹴り上げて逃げてきてしまったため、家に戻れるくらいの地位と名誉を手に入れるべく迷宮に潜ることを決意。なので基本早く潜りたい派だが、感情よりも理性が勝つ質なのでパーティの決定には逆らわない。
実は冒険者人生がけっこう楽しくなってきていてこのままでもいっかなー、などと考えてしまうお年頃少年。シールドスマイト特化タイプ。属性ガードは当然全種5LV。
ちなみに身長の話題は禁句。セディシュに追い抜かれないか日々戦々恐々としている。

6
名前 セス(本名はセシア)
職業 レンジャー
外見 茶髪レン子
年齢 15歳
性別
体型 身長155cm体重48kg
詳細 男装少女。中性的な格好をして男だと言い張っている。動揺が顔に現れないのでわりと多くの人が騙される。兄であるスヴェンと共に冒険者ギルドに雇ってくれる相手を探していたところ、即行でディックに声をかけられギルドイン。
クール・シビア・天サドの三拍子揃った冷徹少女だが、それは仮面を被っているだけで実はうろたえやすい乙女な性格をしている。でも顔には出ない。ただし出たら止まらない。
弓の名手。高速の機動と火力はパーティの全力戦闘には欠かせない。特にコロトラングル戦で一発で海王の氷骨をゲットしアーチドロワーを手に入れてしまってからはその爆発力はパーティ最強に。
ディックとセディシュは最初から女であると気付いている。

7
名前 スヴェン
職業 レンジャー
外見 緑髪レン
年齢 23歳
性別
体型 身長179cm体重70kg
詳細 情けな兄貴。セスの兄。気弱というわけではないが喧嘩が苦手で人生なぁなぁで済ませてしまいたいタイプ。セスと一緒に声をかけられギルドイン。
家が崖崩れでなくなってしまったので、ならばいっそとセスと一緒にエトリアに出てきた。成人してからしばらく放蕩生活を送り、セスには苦労をかけたので、セスには頭が上がらない。シスコン。セスの男装はスヴェンの提案(セスも受け入れた)。
採集系特化。ギルドの採集関連はすべて彼の受け持ち。お高い素材をさくさく集めてくる金策の帝王。

8
名前 クレイトフ
職業 バード
外見 灰髪葉っぱバード
年齢 26歳
性別
体型 身長175cm体重68kg
詳細 お調子者プータロー。その日楽しく暮らせてればそれでいいじゃんと嘯くくせにその目には人生の辛酸を舐めてきた者のみが持つ影を含んでいるギルド内最年長。
ワイバーンの卵を取ってくるミッションを成功させた帰り、お前らの英雄譚を作らせてくれと売り込みに来る。英雄の先物買いにしては遅すぎやしないかとシビアに笑むディックにもへらへらと全力で続ける売込みの態度を買われてギルドイン。
ホーリーギフト特化というアレなバードで、加入当初は戦闘では役に立たない奴認定されていたが、レベル上げのため連れまわされていくうちに安らぎ効果もあり長期探索には欠かせない人材として重用されるようになった。
お子様組に懐かれている子供に好かれる男。

9
名前 アキホ
職業 ブシドー
外見 ポニテブシ子
年齢 16歳
性別
体型 身長172cm体重61kg
詳細 照れ屋女子。ただし目つきは悪い。あまりに照れ屋で人見知りするためすぐ人を睨んでしまうシャイガール。
ボスを倒して一気に新人のレベル上げをもくろんでいたディックがクエスト達成のため磁軸から五階に上がったらうっかりスノドリが復活していたため大慌てで行ったブシドーの急募に乗ってくれた少女。
ブシドーの家に生まれて修行はしてきたのだが、家の道場が経営不振で破産したため一家離散し糊口をしのぐためエトリアに出てきた少女で、真剣を振るうのはこれが初めて。
加入が遅かったせいもあり防御していてもHPをがすがす持っていかれる紙のような防御力と低TPのため使いどころが悩ましいが、火力は抜群なつばめ返し使い。ちなみにゴーレム出現クエストでは彼女の首打ちがなかったら全滅していただろうとは参加者全員の意見が一致するところ。
いつも笑顔で接してくれ、レベル上げの時も自分を庇って傷を負いながらも笑うクレイトフにほのかな慕情を感じている。

10
名前 レヴェジンニ
職業 カースメーカー
外見 紫髪お下げカスメ
年齢 21歳
性別
体型 身長148cm体重41kg
詳細 一見幼女な成人女性。幾重にも拘束されたその服の下には意外と豊かな胸があったりする。
十六階の探索を終えた頃ギルドでカースメーカーの募集を行うが早いか売り込みに来た。呪いの鈴に引かれたと自称するが自らの属する一族的にもなにかあるらしい。だがカースメーカーの一族に属するわりにはパーティ加入当初は呪いらしきものはほとんど使えなかった。一族の中ではおちこぼれらしい。
加入当初はセディシュ以外のメンバー全員からローティーンの少女だと思われており、本人もそれを否定しなかった。のちにスヴェンがなぜ言わなかったか訊ねると、「私、二十一歳に、見えない、かしら?」と少し悲しそうに首を傾げスヴェンを絶句させた。他にもけっこう男を掌の上で転がすような言動が多いところから、男性陣の中では表情があまり変わらないが魔性の女と認定されている。
基本的にわりと代表的な呪言はまんべんなく取っているが、縛りだけはパーティのために足優先。
ぶつぶつ切れるような喋り方が特徴。

エトリアの冒険者に捧ぐ質問集

最初の三竜戦しばらくのち、B28F辺りにて。
Q01 ギルド名とその由来をお願いします。
ディ「フェイタス=v
アル「命名はセディシュなんだよなー」
セディ「……(こくん)」
クレ「あ、そーなんだ。なんか由来とかあんの?」
セディ「……人それぞれの、巡り会わせ」
アキ「そのような意味があるのですか……拙者、初めて知りました」
ディ「フェイトの複数形ならフェイツじゃないかって言ったら『それは某エロゲーで有名すぎるから』っつったんだよなこいつ……」
セディ「(こくん)」
エア「えろ……ってなんですか?」
ヴォ「知らん」
レヴェ「知らない、わ」
セス「知らないけどくだらないことだっていうのはわかる」
Q02 構成メンバーについて教えて下さい。
ディ「ディック。メディック。専門は薬物による回復・治療・防御、ただし普段はATCブーストには一点も振ってないけど前に出て戦う。ギルドマスター兼マッパー」
セディ「ダークハンター。セディシュ。鞭、使う。得意はアームボンテージ中心のボンテージ系」
アル「俺、アルバー! 剣使いソードマン! ハヤブサ駆けと各種チェイスが得意だぜっ」
ヴォ「ヴォルクだ。アルケミストをやっている。専門は炎だったんだが、ディックの忠言というかなんというかにより各種全体攻撃術特化になってしまったな。博識が10なのでレア拾いにはほとんど連れていかれる」
エア「パラディンをやってます、エアハルトといいます。得意なのは……シールドスマイトかなぁ」
セス「レンジャー。得意はダブルショットとサジタリウスの矢」
スヴェ「あはは、すいません愛想のない妹で……スヴェンです。俺もレンジャーです。俺は妹とは違って採集系特化。戦闘ではアザステ覚えるまでほとんど役には立たなかったなぁ……(遠い目)」
クレ「なに言ってんだよそれじゃ俺なんか大変だぜ〜? あ、俺クレイトフ。バードね。スキルはホーリーギフト特化だったんだけどレベル上げに連れまわされまくってレベルが上がって、安らぎの効果が目に見えるようになってますますレベル上げに連れまわされるように……わはは」
アキ「それだけクレイトフ殿がみなさんの力になっておられるということだと思います……(ぽっ)。はっ、申し訳ありません。拙者はアキホ。一応ブシドーの端くれです。得意なのは……つばめ返しでしょうか、正直あまり戦力になっているとは言いがたいのですが……(がくり)」
レヴェ「……(ぽんぽん)。レヴェ、ジンニ。カースメーカー。これと、いって得意なのはないけど、使いどころのあるスキルはおさえて、ある」
Q03 彼らが冒険に出た理由を知っていましたか?
ディ「別に取り立てて聞いたこともないが……一緒に冒険してればそういうのはなんとなく耳に入ってくるもんだろ」
アル「だよなー。俺の『世界一の剣士になる!』って夢はみんなに言ってるし!」
セス「あんたみたいな単純なのはある意味特別」
アル「え、そーかぁ? えへ」
セス「えへってなに」
レヴェ「でも、言いたい時は、聞いて、くれる。みんな、そうだと、信じられる。それは、とても大事なことだと思う、わ。ギルドマスターの、人徳?」
ヴォ「まぁ……そうだな(ふっ)」
クレ「そーそー!」
ディ「……そーかね。そりゃどーも」
Q04 冒険者歴はどれくらいになりますか?
ディ「最近はカレンダーを確かめることもめっきりなくなっちまったが……だいたい一階層に二〜三週間ぐらいかかってるから、だいたい半年ぐらいなんじゃないか? 第六層で数ヶ月かかってる気もするが」
エア「それだけの時間で英雄になっちゃったんですから、ある意味すさまじい生き急ぎっぷりですね、僕たち」
Q05 冒険をするにあたり、外で情報を集めたりはしましたか?
ディ「……した、な」
アル「これはなー。俺らは全然しなかったんだけどさー」
エア「何気に僕たちも巻き添えにしてますねアルバーさん」
スヴェ「俺らは一応噂調べるくらいはしたぞ? 当てにならなかったんだけどさ」
アル「(聞いてない)ディックがもーしまくってんだよ! スキルのことやらモンスターの名前やら、んなもんどこで調べたんだお前ってくらい! 一階の清水のことも伐採ポイントのことも知ってるしさー、何者!? って思ったぜ最初は」
アキホ「本当に、ディック殿の知識には頭が下がります。拙者はディック殿がいなければきっと立ち往生してしまったでしょう」
セス「……ディックにも、いろいろあるみたいだしね」
ディ「…………」
ヴォ「が、そのくせ妙なところでうっかり抜けているところがあるんだ、こいつは。マッピング間違えたり医術防御かけ直すタイミング忘れてたり」
アル「あーあー、あったあった! しこたまダメージ食らって死ぬかと思ったこともあったよなー!」
クレ「そーそー、あと妙なところで意地っ張りだし。見りゃあどういう地形になってんのかわかんのに一面の茨地帯を意地でも歩いてマッピングしたりとかさー」
エア「一度三階の鎌FOEとの目測誤って全滅確定したこともありましたよね……あの時は本当に死にましたよね、俺」
ディ「……悪かったな」
セディ「大丈夫。そういうところが、可愛い」
ディ「あのな、セディ。そういう言い方はな?」
レヴェ「女の正直な意見って、いうものは、ね。男の、安い、プライドを傷つけるもの、よ……」
ディ「おい、レヴェジンニ。いろいろと突っ込みどころが多すぎるぞその台詞」
セディ「そっか。わかった」
ディ「わかるな!」
Q06 どんなパーティを組んでいますか?
ディ「基本的には俺、セディ、アルバー、ヴォルク、セシア。探索もボス戦もこの五人がメイン。攻守共にバランスが取れてどんな敵とも戦いやすい構成だからな」
アル「で、俺らが探索したところを採集&レベル上げをしにいろんなパーティが潜る、と。けど第四層辺りからはその基本崩れてきてね?」
ディ「まぁな」
クレ「俺が属性付与の歌覚えた辺りから探索にも連れまわされるようになったんだよな〜」
セス「便利だし。クレイトフ」
ヴォ「長期戦には欠かせんしな。レベル上げも効率がよくなるし。最初はなぜこんな奴を入れるのかと思ったが、いい買い物をした」
クレ「おいおい、俺はバーゲン品かよ」
セディ「けど、ディックはほとんどいっつも、潜りっぱなしだ」
スヴェ「だよなぁ。俺らが休め! って言わないといーっつも働きっぱなしなんだから」
ディ「しょうがないだろ、回復役は欠かせないんだから」
セス「それ以外の時もいっつも働いてるじゃない」
セディ「働きすぎ、よくない」
ディ「それは、まぁ、自覚はあるが……」
エア「ま、僕らはもう長い付き合いですし、ディックさんの苦労人属性には諦めてる部分もありますけど。それでも時々腹立ちますよね。この人僕らのこと全然信頼してないんじゃ? とか思っちゃうし」
ディ「……すまん」
エア「別に謝らなくてもいいですけど。そんなディックさんだからこそギルドがもってる部分もありますし。でも、心配してる人がいることはちゃーんと覚えておいてくださいね」
セディ「わかった?」
ディ「はい」
Q07 パーティの戦い方はどのようなものですか?
アル「基本的に堅実派だよな。ダメージ食らわないように術式とかスキルとかけっこう使うし」
セス「強い敵にはどんどん医術防御張るしね。アザステ→全体術式とかもどんどん使ってすぐ回復しに戻ったり」
スヴェ「だけど、一度通った場所はとたんにどんぶり勘定になるんだよな、ディックって」
ディ「う……そうか?」
クレ「そーそー。一撃でHP半分持ってかれるよーな敵がごろごろしてるところでアキホちゃん前に出したりするしさー」
ディ「いや、だって、敵の構成からまず全滅はないから……」
アキホ「クレイトフ殿、拙者これでもブシドーの端くれ! 常に死ぬことは覚悟しております!」
レヴェ「覚悟していれば、いい、というものでも、ないわ。新人には、まずレア狩りを兼ねて、ボス戦から、というのもどうかと思う、し」
ディ「う……でも、あの敵ならまず死なないと思ったし、死んでもすぐリザするし……」
ヴォ「その思考が死を招きかねなかったこともあっただろう。アキホの経験値稼ぎとクエストの一挙両得を狙って五階の水晶からの迷宮に進み、ゴーレムにぶち当たった時の恐怖を俺はまだ忘れてはいないぞ」
ディ「……すいません」
セディ「よしよし(なでなで)」
Q08 「これが主力!」というスキルを挙げるなら?
ディ「なにはなくとも医術防御!」
セディ「アームボンテージ。今ではボンテージ系はどれも同じ威力、でもけっこう長い間主力だった」
アル「んー、剣士としては奥義、ハヤブサ駆け! って言いたいとこなんだけどな、一番ダメージ出せるのチェイス系なんだよな……」
ヴォ「対個人用の強力な術式が使えんからな……個人に全体術をかけるという燃費の悪いこともボス戦ではよくやる。レベル上げでは使いまくりだしな」
エア「シールドスマイトですかねぇ。陣形防御1LVしか取ってないんで。でも強いですよシールドスマイト」
セス「サジタリウスの矢とダブルショット三本」
スヴェ「俺は攻撃スキルないからな〜……やっぱ、アザステ? セシアにも真っ先にアザステ取らせたし、ディック。まぁ俺の本業は採集なんだけど」
クレ「ホーリーギフトと安らぎの子守唄かね、やっぱ。猛きも強敵との戦いでは鉄板だけど」
アキホ「つばめ返しと……今までで一番パーティの役に立てたと思ったのは首打ちでしょうか」
レヴェ「封の、呪言? あと、先制、スタナー。昏睡の、呪言も、一応」
Q09 「これぞ浪漫!」というスキルは何でしょう。
ディ「ヘヴィストライク。俺はロマンチストじゃないんで取る気は微塵もないが」
セディ「……エクスタシー?」
アル「ダブルアタックだな。発動するかしないかわかんないギャンブリックなとこが浪漫って感じ! ハヤブサ駆けに必要な以上振らせてくんなかったんだけどさー」
ヴォ「ディックは確実性のないスキルを嫌うからな。俺は……いつか引退できたなら対個人用の強力な術式を覚えたいと思っている」
エア「属性ガード三種ですかね。使いどころが限られるスキルだから。でもディックさんすごく重要視してましたけど最初から」
セス「先制ブーストと先制ブロック」
スヴェ「セシア、それは戦闘に使うスキルがアザステ関係以外はそれしかないお兄ちゃんに対する嫌味か?」
クレ「んー、TPブースト? バードってTPあんま使わないし、TP使う時にはほとんど安らぎかけるからTPに困ったことがあんまないんだよなー」
アキホ「刀マスタリー……でしょうか。正直あまり攻撃力が変わったという気がしない……ような」
レヴェ「畏れよ、我を。及びその派生、スキル。使えるまですごくかかるのに、使い道、微妙。……誰? カースメーカーとブシドーは、存在そのものが浪漫、とか言う人は」
アキホ「え、拙者もですか……」
Q10 スキルの取得で失敗したことってありますか?
ディ「ない」
アル「ディックが初っ端からものすごかったからなー」
セス「スキルツリー取り出して説明して総スキルポイントがこれこれだからまずこれを取ってこれからこれにいくのがベストだ! とか熱く説明してくれたし」
ヴォ「ともかくディックが熱心に勧めるものを取ってきたら、あまり失敗したと思うことなくここまできてしまったというわけだ」
クレ「うんうん、さっすがギルドマスター。よっ世界一!」
ディ「……そんなに上等なもんじゃないけどな」
レヴェ「私は、あるわ。自分で取った、ものだけど。殺気、解放。考えてみたら、すさまじく、意味のない、スキルよね、って」
ディ「……すまん、ブシドーとカースメーカーのスキルはあんまり研究してなくて……」
Q11 引退と休養のシステム、活用していますか?
ディ「正直あんまり好きなシステムじゃないんだが……スキルポイント足りねー! という奴には引退は勧めている」
アル「俺はチェイス系の強化でー」
セディ「……エクスタシーの、強化」
セス「先制ブーストと先制ブロックの強化」
クレ「で、俺が警戒歩行と糸巻き戻りっと」
レヴェ「私も、主力で使ってるわけでもないのに、なぜか、引退予定、なの。殺気、解放取っちゃったから、そうしないと取りたい、スキルが全部、取れなくて」
ディ「ちなみにうちはHPブーストとTPブーストは全員10。これは鉄の掟だ」
ヴォ「……俺は引退させてもらえん」
ディ「すまん。全体攻撃特化アルケがいないと経験値稼ぎの効率だだ下がりなんだ!」
ヴォ「……まぁいいがな、別に」
Q12 外見が気に入っている職業は何ですか?
ディ「外見、ねぇ……俺は顔の好みで言えばレヴェジンニが一番好みかな……ロリコン趣味はないが」
レヴェ「あら。私、これでもけっこう、胸、あるのよ?(儚げな笑顔浮かべて首傾げ)」
ディ「いやそれはわかってるけどな」
セディ「……(くいくい)。俺は?」
ディ「……うん、お前も好ましい顔であるのは確かだよ」
セディ「……(にこ)」
アル「俺は俺は?(にこにこ)」
クレ「俺は俺は?(にやにや)」
エア「ちなみに僕は?(にっこり)」
ディ「あーもーっ、お前らわかって結託してるだろ! ……全員俺としては好みの顔ではあるんだが、一目見てこれはイケる、と思ったのはセディ、アルバー、エアハルト、クレイトフ、レヴェジンニってとこだ」
セス「……ふーん。まー、いいけど」
ディ「いや別にお前の顔が好みじゃないとは言ってないからってスヴェン手を出すとか言ってないんだから武器を構えるな!」
Q13 対処が苦手な敵、戦いたくない相手は居ますか?
ディ「攻撃力が死ぬほど高い雑魚敵。医術防御を張るか悩ましいくせにがしがしダメージ与えるのがムカつく」
アル「基本的にTPケチるもんな〜、堅実派のくせに」
クレ「だから俺にしょっちゅうお呼びがかかるんだけど」
ヴォ「俺も清水の前なら毎回全体術式を使わされるがな」
セス「防御力が高い敵は? アーマービーストとかメタルシザースとか」
ディ「そいつらも防御力よりも攻撃力の高さが嫌だ。ダメージがまるで与えられない奴らは属性攻撃するしかないと諦めがつくからな。メタルシザースはそういうのよりなにより、全体術式一発じゃ死ぬかどうか怪しいというのが最高にムカつく!」
アル「俺のチェイスがあるじゃんか」
ディ「チェイス10LVまで上げてもアザステより先に動けるかは運次第だろうが」
Q14 FOEと呼ばれる敵にはどう対処しますか?
ディ「最初二階〜三階辺りに下りた時は逃げて逃げて逃げまくったもんだが」
アル「今じゃ考えらんねーなー」
セス「今じゃとりあえず掃除しておくか、なノリで自分から殺りにいくからね」
セディ「FOE狩り、楽しい」
ディ「そうか、よかったな。……というわけでとんでもなく強い奴じゃないと思うならとりあえずぶつかってみる」
クレ「避けようとするとかえって面倒になる可能性の方が高いからな〜」
Q15 逃げることは恥ではない。
ディ「それはわかってはいるんだが……個人的に言うと、逃げるのは嫌いだ」
エア「ていうか逃げることがまずないですよね。全滅確定するほどボコボコにやられた時も逃げませんでしたもんね」
ディ「う……」
ヴォ「というかそれはむしろ、逃げることができるという可能性を失念していたんじゃないか」
アル「えー! そーなのかっ」
スヴェ「いついかなる時でも攻撃を指示するのはそんな理由が!?」
ディ「べ、別に普通の敵からも逃げられないと思ってたわけじゃないぞっ、逃げたくなかっただけで」
レヴェ「……じゃあ、FOE相手だったら、逃げられない、と思っていたの?」
ディ「ぐ……」
ヴォ「……お前。やっぱり妙なところで間抜けだな」
ディ「うぅ……悪かったなっ! だから戦闘で負けなくなるまでレベル上げするようになったんだからいいだろ別にっ」
クレ「いやいやそれはどうかと思うぞ? 人生退く時は退くことも」
セディ「俺は別に、いい。今まで負けたこと、ないし」
ヴォ「……まぁ確かに一軍戦闘時で負けそうになったことはないがな……」
Q16 もし全滅が記憶にあれば、体験談をお願いします。
ディ「これは……厳密には、記憶にない」
ヴォ「全滅するか、と思ったことはあるがな」
エア「全滅確定したな、と思った時もありますが」
ディ「それでも記憶にはない。ないったらない」
Q17 お気に入りのモンスターはいますか?
ディ「弱いモンスター」
クレ「……それはどうよ、ディったん。空気読もうぜ」
ディ「じゃあ、弱くて経験値が高くて高い素材をがしがし落としてくれるモンスター」
レヴェ「正直、ね」
ディ「具体的に言うと大王ヤンマとかちょっと好きだ。ハヤブサ駆けでも術式でも一撃だし」
セス「落とす素材は高くないじゃない」
ディ「まぁな。素材で言うなら第四階層の貴婦人&姫君だな。弱いのに三点縛れば高い素材を落としてくれるなんて超お得だと思った。縛りに弱いから縛る過程も楽しめるものだったし、レヴェジンニのレベル上げも兼ねられたしな。嬉しい敵だ。一度見てみたかったエクスタシーの威力も確かめられたし」
セディ「エクスタシー、気持ちいい」
ディ「……そうか。よかったな……」
Q18 好きなアイテムはありますか?
ディ「アリアドネの糸。基本にして最重要アイテムだ。俺たちはことあるごとに街へ戻る探索態勢を取ってるからな。予備も含めて常備している」
Q19 アリアドネの糸など、消耗品はきちんと準備してますか?
ディ「ああ。今までにアイテムがなくて困ったということはない」
ヴォ「一度うっかり糸を忘れたことはあったがな。まぁ、その時には帰還の術式を覚え済みの俺がいたんでことなきを得たが」
ディ「う……だからそれからよりいっそうに糸忘れには慎重になったんだ」
アル「そーだなー、二つ用意しとくとうっかり準備するの忘れてた時でも予備で戻ってこれるからな〜」
クレ「他の消費用アイテムはめったに使わないよな。極力スキルで済ますしTP回復とか状態異常とかは」
ディ「使う時はむしろ宝箱から手に入れた消費アイテムを使える貴重な時! と考えてたな。……まぁ、冒険も終盤になったらそうも言ってられなくなるんだが」
Q20 愛用している装備品があれば教えて下さい。
ディ「愛用というか、基本的には強い装備を使うんだが……金がなくて新しい装備がメインパーティ外の人間まで回らなくて、それで結果的に愛用になってしまう、というのはある……」
エア「僕、かなり長い間タイガージャーキンでしたよね。それで第五層の敵相手に前衛に立たされましたし」
クレ「アキホちゃんをブリガンダイン装備の攻撃きたら一撃で死ねる柔さで前衛に立たせたしなぁ」
ディ「すまん……」
レヴェ「私と、してはそれでもきちんと、レベル上げ、してくれるのだから別にかまわない、けど?」
ヴォ「だからといって装備をいつまでも変えないのも問題だ」
セス「普通の意味で愛用なの、一個あるけどね」
アル「なんだなんだ?」
セス「アーチドロワー。あれコロトラングル戦の初っ端で手に入って、それからずっと使ってるでしょ」
クレ「ああ〜……あれのおかげでセシアちゃんがかなり長い間最強だったんだよな……」
セス「あれを手に入れるまでずっと通常ダメージは今一歩だったからいいじゃない」
レヴェ「というか、今でも爆発力は、最強だ、と思うけど」
Q21 マッピングはどのように行っていますか?
ディ「基本的に俺がやってる。一定距離進んだら左右周囲を確認、右見て左見て壁と通路をチェック。基本だな」
アル「まー、新しいとこ行く時は誰が行かなくても基本ディックは行くからなー」
ディ「一応知らない人間が見てもわかるように書いてるつもりではあるんだが、14階とか16階とかどうマッピングすりゃいいのかわからん階層はわかりゃいいやで適当に書いてる気はするな。基本俺以外見ないし」
Q22 発見すれば便利な隠し通路。入念に探しますか?
ディ「当然だ。……一度見つけ損なってなかなか先に進めなかったことがあるしな……」
ヴォ「十二階だな」
アル「うんうん。あの時はずーっとなにもそんなに細かく見なくても、と思ってたディックのチェック癖必要だったんだーって思った」
Q23 治癒の清水と街の宿屋。利用回数が多いのはどちら?
ディ「基本清水だが……精神衛生上と手間を省くという理由もあって、宿屋もそれなりには使う」
クレ「あと時間経過な。採取する時とかFOE復活のためとか。迷宮の中で歩いて時間経たせるの面倒くさい時とかな」
セス「新しい階層に入って清水がまだ見つからない時にもね。現在位置から遠い時とか。それでも前の階層まで戻って使う時もあるけど」
Q24 5フロアごとに環境が変わる迷宮。好きな階層は?
ディ「第一階層。一番美しい場所だと思う」
レヴェ「私は、第五階層とかも、好き」
アル「第三階層も綺麗だったよなー。あの水と花とかさ」
ヴォ「第二、第四、第六階層は人気がないな」
セス「常識的な感覚持ってれば普通はそう思うんじゃないの」
Q25 最も探索が難航した階層はどれでしょうか。
ディ「うーん……難航した、というほどの場所は」
アル「えー!? ディックしょっちゅう『どこまで歩かせるんだやってられるか!』とか怒鳴ってた気がするぜ?」
ディ「うるさい。いやていうかな、そりゃ第二階層とか第五階層とか第六階層とか上がったり下がったり飛ばされたり落ちたりめんどくせえぇ! と思うことはあったが、迷宮探索ってそういうもんだろう? だからどこも基本的にどんなに歩かされても想定の範囲内だったっていうか。少なくとも難航って思うほどの場所はなかったな」
クレ「ふーん……さすが基本マゾ気質だねー」
ディ「誰がマゾ気質か!」
セディ「ディック、いじめられるの、嫌い?(首傾げ)」
ディ「いや好きとか嫌いとかそういう問題じゃなくてだな」
セス「……そんな怪しいことしてるんだ……不潔……」
ディ「妄想を現実に介入させるな!」
Q26 各フロアには個別の名称(例:第一階層B1F「希望に満ちた冒険者が踏み固めた大地」)がつけられています。お気に入りはどれですか?
ディ「それぞれ趣深い名前ばかりでそれぞれに気に入ってはいるんだが……その分『これが好きー!』っていうほど印象に残ってるものはないな……」
セス「第一名前が出るのって最初に階に入った時だけなんでしょ? いちいち覚えてる方が珍しいと思うけど」
Q27 あなたがダンジョンから帰還するのはどんな時?
ディ「アイテムが持ちきれなくなった時か、全員のTPが切れてきた時だ」
セス「その原則もあとになればなるほどけっこう破られてたけど」
スヴェ「ああ、採取の時にいちいち戻るの面倒だから伐採・採掘・採取の全種獲り尽くすまでアイテム取っては捨て取っては捨てしたり?」
クレ「クエストの依頼アイテム全部手に入れるまでって俺がいるのいいことにうろうろしたり?」
アル「せめてあと一体FOEを、ってTPがマジで尽きるまで戦闘したり?」
ディ「げ、原則はあくまで原則! 状況に応じて臨機応変に変えるのがベストなんだ!」
エア「個人的には原則を破ってもダンジョン内に留まらなければならない! っていう状況になってみたいですねぇ」
ディ「……すいません」
アル「なー、それってどういう意味?」
セス「(どすっ)」
アル「って! なにすんだてめっ」
スヴェ「ちょっと潜ってすぐ脱出、っていうんじゃなく探索してみたい、ってことだよ(ひそひそ)」
アル「あー、そっかー。……ごめん」
エア「謝らなくていいですよ。謝られても根深く恨みに思いますから」
ディ「いやマジですいません……」
Q28 エトリアの街、気に入っている場所はどこですか?
ディ「……ベルダ広場外の場所、という答えはなしか?」
アル「えー、なんでなんで? 俺は金鹿の酒場とか好きだけどなー、女将さん優しーし酒も飯もうまいし」
ヴォ「ラーダ執政院だな。得た知識の確認も可能だし、あそこの知識に囲まれる感覚は心地よい」
セス「シリカ商店。手に入れたブツが高値で売れたら快感」
エア「個人的にはケフト施薬院ってちょっと微妙なんですよねぇ。薬類をほとんど買わなかったので、微妙に影が薄いというか」
セディ「キタザキ先生、いまいち、好みじゃない」
スヴェ「長鳴鶏の宿屋はどーにもぼったくり感が付きまとうしなぁ……他の街と比べれば値段的には普通だとわかってはいるんだが」
アキ「せ、拙者はベルダ広場などよいと思うのですがっ! 広々としていますし見える建築物も美しいですし」
レヴェ「クレイトフの、歌も、聴けるし?」
アキ「はいっ! ……あ」
クレ「……やー、ははは、アキホちゃんにそんなこと言われちゃうと俺ももっと頑張んなきゃって気合入っちゃうなー」
アキ「は……はい(真っ赤)」
セディ「俺も、ディックと同じ。ベルダ広場の外の、裏路地が好き」
ディ「? なんでだ」
セディ「ディックに、初めて、会えた」
一同『おお〜』
ディ「……そりゃ、どうも……(顔わずかに赤)」
+@-1 「長鳴鶏の宿」について、どう思われますか。
ディ「中盤までは『え? この程度?』だったんだよな、ぼったくりぼったくりって方々で言われてるから覚悟してたんだけど」
スヴェ「でも第五階層に入ってしばらくしてからこの値段地味に財布に効くなぁって思い始めたんだよな……」
クレ「やろうと思えば第一階層でモグラ相手にひたすら安らぎ攻撃で全快! とかできるけどそこまでして節約するのも面倒で」
エア「でもだからといって気軽に泊まって全快&日数経過するのも微妙に悩ましい値段というか」
ディ「シリカ商店ほどとんでもないぼったくりではないがあの糸目微妙にうまく高レベル冒険者から金を掠め取ってるなぁと思うとちょっと泊まりにいくのが面白くない気分になったりして、やっぱりこの宿はちゃんと……ってのも変だがぼったくり宿屋だったんだなぁと思うようになった」
+@-2 「ケフト施薬院」について、どう思われますか。
アル「最初の頃はお世話になったよなー。何度も死人が出てさ」
スヴェ「TPなしでダメージ回復するのに安いメディカを大量に買ったりねー」
ヴォ「だが、先に進むにつれどんどん使わなくなったな」
クレ「TP回復は俺がいるしー、それにぶっちゃけー」
セス「回復アイテムってがすがす宝箱から手に入るから買う必要がない感じ」
ディ「むしろ使い切れた方がああこれでアイテム欄が空いた、と幸福な気持ちになれたな……まぁ終盤になるとそうも言ってられなくなるんだが」
+@-3 「シリカ商店」について、どう思われますか。
ディ「なくてはならない、大切な店で、素材から武器防具を作ってくれるのはとても嬉しい、んだが……」
セディ「だが?」
ディ「すさまじいぼったくり商店だと思う。原価6000の海王の氷骨で作ったものが、114000エンのアーチドロワーってどういう商売だ」
セス「アーチドロワーもう返さないからね」
ディ「返されても困る。それの売値は10000だぞ。十分の一以下の値段で売るなんて耐えられるか」
スヴェ「でもそういうのはごく一部の商品だけで、基本的には良心的な商売をしてるんじゃ? 安くていいものもいっぱい作ってくれてるじゃないか」
ディ「確かにな。通常の装備品のレベルなら高くても10000ちょい、手持ちの金でパーティ全員分の装備を揃えられるくらいだしおまけにどんな素材も価格変動させずに売りたいものすべて買い取ってくれるしありがたいとは思う。が」
セディ「が?」
ディ「その仇を取るかのように高レベルな俺たちからはしこたま奪い取るからな。いつもっと高い装備品が出るかと金を地道に貯めていたのが功を奏してしまったくらいだ、買えない装備を前にストレスを溜めることが多かったから長鳴鶏の宿よりも正直、恨みは深い」
スヴェ「……まぁ、気持ちはわからないでもないけどさ(苦笑)」
セス「でも、素材が高値で売れた時は嬉しいと思うけど」
ディ「まぁな……売れる場所があそこしかないからな……」
+@-4 「金鹿の酒場」について、どう思われますか。
アル「女将さん優しくていいよなー。それになんつーか大人のイロケっつーのがあるしさっ」
セス「……(げしっ)」
アル「ってぇ! なにすんだこのっ」
セス「だらしない顔晒さないでよみっともない」
ディ「確かにクエストの管理とか心配とかいろいろしてくれてるしいい人だとは思う、が」
セディ「が?」
ディ「クエストの報酬がしょぼいのは絶対この人が中間で搾取してるからだよな、と思うと素直に見れないものはある」
アル「……そうなの?」
ディ「さんざん苦労してクエスト達成してもその時点での採集一日分に稼ぎが届かないくらいなんだぞ? クエストを達成したという自己満足以外得られるものがほとんどないんだぞ? 絶対ピンハネしてるあの女将」
レヴェ「そのわりに、クエストは、全部達成してる、のね?」
ディ「個人的な満足のためにな……クエストの欄見て未達成クエストがあったら気分が悪いじゃないか」
クレ「そーいやディッククエスト全部達成してすっきりした一覧見て恍惚とした顔してたよなー」
セス「ああ、やり残しがあるの異常に嫌いだからね、ディック。変態じゃないかってくらいに未達成とか未確認とか潰していくの好きだし」
ディ「うるさい。……まーその感想も第六階層の超高値クエストまでなんだがな……報酬欄を見た時は目を疑ったな、なんでこうも一気に報酬が跳ね上がるんだと。ありがたいが」
+@-5 「冒険者ギルド」について、どう思われますか。
ディ「ギルド長微妙にウザい」
クレ「うわー容赦ねぇー」
ディ「階層が変わっても言うことが同じだってのがムカつく。そのくせ常に上から目線なところも気に入らないし。というか正直メンバー変えをあそこでしかできないというのも面白くないぞ俺は」
セディ「俺は、あの人、わりと嫌いじゃないけど」
アル「へー。どのへんが?」
セディ「顔と体」
一同『…………』
セス「……だからなんだ。不潔……(わずかに身を引き)」
ディ「違う違う違う!」
+@-6 「執政院ラーダ」について、どう思われますか。
ディ「別に、どうも……」
アキ「あの……どうも、というのは?」
ディ「あんまり強い印象がないんだよな。ミッションはめったに出ないし、ぎりぎりまで受けないことがほとんどだったし。それ以外はずっとテンプレ台詞だろ? 図鑑が埋まっていくのを見るのは楽しかったけど、解説の微妙な情報のずれっぷりも考えるとプラマイゼロというか。あの眼鏡はそれなりに面白い奴だなぁとは思うんだが」
スヴェ「面白いって……どこが?」
ディ「突然敬語になってすぐ戻る辺りとか、最終的にはしっかり権力握ってる辺りとか」
スヴェ「……なるほど」
+@-7 レンとツスクルについて、どう考えていますか。
ディ「個人的にはツスクルの方が好みだ」
セディ「(どむっ)」
ディ「……っ……おいセディ、みぞおちはかなりひどいと思うぞ……」
ヴォ「彼女たちの人格や過去についても触れてやれ。まぁ、聞いた限りではなにを考えて長の下についていたのかはよくわからんが」
アル「全然聞かなかったからなー」
セス「自分で言ってたことからだけじゃ詳しい理由とか過去とかさっぱりわからなかったし」
クレ「ま、だからこそ想像をかきたてる余地があっていいんじゃないかなと個人的には思うけどね。女の子の過去を詮議するなんて無粋だし?」
ディ「少なくともツスクルはレンが世界のすべてだから、で説明がつくから面倒な理屈を考えないですむけどな」
レヴェ「ああ。そういうところも好み、なのね」
ディ「は? 面倒じゃないところがか?」
レヴェ「いいえ。一人の人間が、世界のすべて、なところが」
一同『………ああ〜』
セディ「………。………? ! ………(ぽっ)」
ディ「ち……違う違う違う!」
+@-8 モリビトの少女について、どう考えていますか。
一同『…………』
ディ「俺たちは略奪者で虐殺者だ。それがすべてだろ」
Q29 酒場で受けるクエスト。思い出深いものを教えて下さい。
ディ「『高潔な聖騎士に憧れて……』だな」
スヴェ「? 同系統の他のクエスト二種は思い出深くないの?」
ディ「レベル20はあの段階でも自然に上がる。だがパラディンレベル30は、エアハルトを主力で使ってなかった俺たちにはきつかった。エアハルト込みで五日間クエストやってもまだ足りなかったんだぞ」
アル「俺はその五日間クエストの方がアレだなー。二日で尾骨と赤玉集めちゃって戦闘にも飽きて残り三日間えんえん泉前歩かされたのすんげー疲れた」
セディ「俺は、楽しかった、けど」
アル「……うん、まぁ俺もまったく楽しくなかったとは言わないけどさ……」
ディ「……それよりもアルバー、お前は樹海の戦士2を気にした方がいいんじゃないか」
アル「ん? だって俺あれ楽しかったしさ♪ 苦戦したけど」
セディ「俺も、楽しかった。楽勝だったし」
セス「まぁ、一人で潜るのも面白いなって思った、かな」
ディ「……あと面白いかも、と思ったのは『白き姫君は終末の夢を見るか』だな。子守唄じゃ駄目で昏睡の呪言でないと、というのは意外性があったし、その時はレヴェジンニがもう昏睡の呪言覚えてたから手間がかかったということもないし。落ちも戦闘も面白かった」
レヴェ「(こっくり)。初めて、私要らない子じゃ、ないかも、と思えたわ」
アル「あの女の子可愛かったしな♪ ……ぐふっ!」
セス「(がすがすがす)」
スヴェ「えーと、俺は『去れよ死神、と少年は言った』だなぁ。俺でも人を救う役に立てるんだって心底実感できたからさ」
アキ「そうですね……嬉しかったです」
ディ「まぁ、な。あとは採集系クエストかな……手間がかかるわりにほとんどが現物支給、しかもその品物がどれもこれも微妙で。特に第五層に入ってからの十枚クエストはどうかしてると思ったな……」
クレ「なーんかどれもこれも苦労話がほとんどじゃね?」
ディ「クエストに関しては苦労話以外ほとんどない」
クレ「そうですか……」
Q30 モンスター図鑑とアイテム図鑑、意図的に埋める努力をしましたか?
ディ「努力……というほどの努力はしてない。一応、埋まらない箇所があったら埋められるよう心がけるくらいはするが」
Q31 好きな音楽を教えて下さい。
ディ「『翠緑ノ樹海』だな。耳に心地よく雰囲気も出ていた」
Q32 あなたにとって、「世界樹の迷宮」とは何ですか。
ディ「そうだな……複雑だな。喜びと楽しみを与えてくれた場所で、アイテム集めとレベル上げに費やした場所で、憎しみと苦しみと睡眠不足を与えてくれた場所だ」
アル「だっからいってんじゃんちゃんと寝ろってさー」
ディ「ああ、わかっちゃいるんだが……な」
セディ「……………」
ディ「ま、今は収支はプラスだと思ってはいるけどな。みんなにも、会えたし?(セディシュの頭ぽんぽんしてにこり)」
セディ「…………(にこ)」
エア「よそでやってくれませんか二人とも」

 こんな感じのギルド&キャラで捏造妄想入りつつゲームの進行通りに冒険譚を繰り広げていく予定です。

 えー、あとちょろっと言い訳というかなんというか。もう2も発売直前だというのに(2008年一月現在)なぜ世界樹1なのか。つかお前世界樹は二次創作やらないとか言ってなかったか。というご意見をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
 それはその、まぁ話を思いついて、これは書かないわけにはいくまい! と思いついちゃったからなんですが……ゲームをやっていて、自分のゲームプレイをこんな感じで小説に翻訳したら面白くね? と思っちゃったというか。まぁリプレイ小説なんですが……自分なりの翻訳の仕方をお見せしたく思っております。なんだこりゃー、と思われてもできれば最後までお付き合い願えましたら嬉しいです。
 ちなみになぜ触角×褐色なのかというと……ビジュアルと、某触角×褐色サイトさんのお話を読んでイイ! と思ったから、です。つまり二次創作の影響ですね。でも自分なりにお話作ってるつもりなんでなにとぞよしなに。

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