「幻想異端文学大賞」とは、あるひとつの「テーマ」にそってオンライン作家の方々から短編小説を募集し、一般読者からの投票による審査の結果、「最優秀幻想異端文学大賞作品」を選出するという、オンライン初のアンダーグラウンド系文学大賞企画です。

　「花と蛇」といえば、SM的官能小説の大御所・団鬼六先生の代表作ですね。団鬼六先生をご存知ない方は、団鬼六オフィシャルサイトをご覧ください。今回の「第６回幻想異端文学大賞」では、団鬼六先生の「花と蛇」のパロディ・オマージュでもよし、「花と蛇」という言葉を一般的に解釈したものでもよし。原則として、「花と蛇」というテーマに沿ったものか、「花と蛇」という言葉が作品中に出てくれば、どんな作品でもOKです。作品は面白いだけでなく、テーマを如何に斬新な切り口で解釈するかも評価の対象になります。
　また、今回はサブ企画といたしまして、「団鬼六の後継者を探せ！」プロジェクトを平行して実施させていただきます。これは文字どおり団鬼六先生の後継者となるべき新たなSM的（変態フェチ系）官能小説の才能を発掘するというもので、団鬼六先生の後継者に選ばれた作品は、団鬼六オフィシャルサイトでの発表、また、特に出来の良いものは団鬼六先生に直々に提出、団鬼六先生の事務所である花紅舎から出版の可能性もあります。
　つまり、「第６回幻想異端文学大賞」に応募した方でその作品の内容が変態フェチ系SM的官能小説であった場合、通常の受賞の他に、「団鬼六の後継者」にも選ばれる可能性があるわけです。「第６回幻想異端文学大賞」に応募する際、「団鬼六の後継者を探せ！」プロジェクトを意識するかしないかは参加者の自由です。
　とにかく現在作品を募集中です。興味のある方は、下記の詳細をよく読んで、ご参加ください。

　現在「第6回　幻想異端文学大賞」の参加作家を募集しております。
　与えられた「テーマ」から、貴方の自由な発想で短編小説を創作してください。
　自分の腕を試したい方、ふるってご参加ください。

応募要領
テーマ：花と蛇
内容：「花と蛇」が出てくる短編小説、もしくは叙事詩。
　　　（雑誌・書籍媒体未発表作品に限る）
　　　（同人誌は可）
　　　（インターネットで発表したものは、他の同種の文学賞系サイト以外であれば可）
締切：2003年1月20日
枚数：400字詰め原稿用紙で50枚以内
　　　（文字数20,000字以内）
　　　（テキストファイル形式で40K以内）
資格：プロ・アマを問いません。
参加作品発表：締切直後、当ページにて一般公開。
賞：「最優秀幻想異端文学大賞」1点
　　「優秀賞」1〜2点
　　「佳作」2〜3点
　　（審査員の点数によっては、各賞不選出も有）
表彰式：オフ会にて
応募方法：メール添付ファイルにて送信（なるべく圧縮）
　　　　　テキスト・ファイル形式にて（ワープロソフトは不可）
　　　　　もしくはプリントアウトしたものを郵送

☆応募作品には、お名前（ハンドル・ペンネーム可）、年齢、性別、肩書き、作者からのコメントを添えてください。
☆応募作品の著作権は、各作者に属しますが、作品発表後のホームページ上から削除の申し出はなるべくご遠慮ください。
☆「最優秀幻想異端文学大賞」の受賞者には、「幻想異端文学連盟」のトップページにバナーを貼らせていただく他、オフ会の１次会の会費免除（飲み放題食べ放題）、及び各自が持ち寄った豪華（じゃないかもしれない）賞品がプレゼントされます。
☆その他、質問のある方は掲示板か、メールにてお問い合わせください。

　全作品を発表と同時に、「第6回　幻想異端文学大賞」の審査員を募集いたします。
　審査員の方には、応募された作品（約5〜10作品）をすべて熟読のうえ、各作品ごとに5段階評価と、1,2行の寸評を提出していただきます。
　応募作品は、締切と同時にホームページにて発表されます。その後1カ月の期間、誰でも審査に自由参加できます。
　「自分は批評する目がない」と言う方も、小説を読むのが好きであれば、大丈夫です。 どしどしお気軽に御参加ください。

評価の基準
5点……最高 (excellent)
4点……良い (good)
3点……普通 (it's OK)
2点……イマイチ (not so good)
1点……駄目 (bad)

☆目安としては、5点…大賞レベル、4点…優秀賞レベル、3点…佳作レベルとお考えください。
☆作品そのものの面白さだけでなく、「テーマ」を如何に巧く内容に昇華しているかも考慮に入れてください。
☆各審査員の合計点により、各賞を決定いたします。
☆各審査員の寸評はまとめられ、ホームページにて発表。
☆参加作家の方も、審査に参加する権利があります。（その場合、自分の作品も客観的に評価）
☆その他、質問のある方は掲示板か、メールにてお問い合わせください。

　「第6回　幻想異端文学大賞」の審査結果発表後、当サイトのオフ会を開催します。オフ会は第6回幻想異端文学大賞大賞受賞者の方の表彰式、及び「第7回幻想異端文学大賞」のテーマ決定会議をいたします。
　オフ会には、今までの幻想異端文学大賞参加作家及び前オフ会参加経験者及び通常掲示板に出入りしているお客さま全員に参加資格があります。

日時：2003年4月頃
場所：東京都新宿区
時間：夜7時頃〜オールナイト

☆第6回幻想異端文学大賞大賞受賞者の方は、オフ会の一次回のみ、会費が免除されます。また、各自が任意で持ち寄ったプレゼントが贈与されます。
☆オフ会の具体的な日程は、第6回幻想異端文学大賞大賞受賞者の方の都合が最優先されます。