午後、悠里と歌舞伎町に遊びに行く。嫌に雨が降っているなと思ったら、台風らしかった。
ゲームセンターで、ゾンビを殺すゲームをやったら、まじで怖かった。最近のゲームは本当に良く出来てる。子供の頃からこんな怖いゲームばかりやって育ったら、やっぱり精神的な健康上よくないんじゃないかと思うが、いいのだろうか。
夜は休日だと言うのに仕事に追われていた。早く遊びたい一心で、がんばった。さっきやっと終わった。早速、たまっていた4日分の日記をまとめて書いた。ほとんど何をしたか忘れてしまっていたので、いい加減な日記になった。
外はすっかり明るくなっていた。
京極の「絡新婦の理」を読み終えた。おお〜。久しぶりにすごいものを読んだな。超大作だね。天才じゃなきゃこんなすごい小説は書けないね。こんな難しくて長くてややこしいストーリーよく考えたね。文章もいいね。とくに女性の描き方がいいね。映像が鮮明に浮かんできたね。
この小説は最初からじっくり読んで、最後まで読んだら、各章の寸前にある短い文章をもう一度読み返すと、よりいっそう味わい深く楽しめる。それにしても碧ちゃんは可哀想だったね。
とにかくこれで、「姑獲鳥の夏」から「塗仏の宴」まで、現在まで出版されている京極夏彦のこのシリーズは全部読んだことになる(やっとだ)。「百鬼夜行」に入る前に、もう一度「姑獲鳥の夏」から読み返そうかな。「嗤う伊右衛門」を読むのはいつのことやら。