2.ワールド座標の設定
 背景画像を表示

 では、次に3番リソースをクリックして、プレビューウインドウに画像を表示してみてださい。

 いわゆる「目パチ」アニメのパーツですが、表示位置がずいぶん下にずれています。
 この表示位置はそれぞれのリソースに「ワールド座標」として設定されており、これを変更することで表示位置も変えることが出来ます。

 というわけで、ずれているリソースの位置を合わせていきましょう。
 その前に、こんなまっくらな画面では、どれだけずれているのか正確な数値がわかりません。
 正確な表示位置を決めるために、ガイドになる画像を下に表示させましょう。

 プレビューコントローラーの「背景」カテゴリ内にある、画像の横のボタンをクリックしてください。
 ファイルダイアログが開きますので、リソースフォルダ内の tu01.png を開きます。

 画像が表示されました。しかし同じ白い部分が多いため、両者の境界がはっきりしません。
 背景画像の透明度を少し落としてみましょう。

 「アルファ値」のスライダをドラッグして左に動かします。50程度にまで下げてみましょう。

 ずいぶん見やすくなりました。
 ワールド座標の設定

 ではワールド座標を設定していきます。
 ワールド座標の設定には3種類の方法があります。その時々で使いやすいものを使っていきます。

 まずは大まかな位置を合わせていきましょう。
 プレビューウインドウに表示されているリソース画像をドラッグして適当な位置に動かしましょう。
 これで大体の位置を合わせます。

 次にカーソルキーを押してみてください。押した方向に1ピクセルづつ、リソースが移動します。これで微調整を行います。

 画像が小さくて見にくい、という場合はプレビューコントローラーの「ZOOM」スライダを動かして、画像を拡大してください。

 きちんと位置が合いました。

 他のリソースも同様の方法で設定していってもかまいません。が、目パチアニメのパーツは全て同じサイズで同じ位置に表示します。
 3番リソースのワールド座標を見れば正確な数値はわかるので、直接数値を指定した方が楽です。

 3番リソースのワールド座標は【X:0 Y:−78】となっています。これを各目パチアニメのリソースに適用すればいいわけです。

 4番リソースにフォーカスを合わせます。ワールド座標のボックスには4番リソースの座標が表示されています。このY座標に−78を記入します。

 同様に6番・7番リソースにもワールド座標を設定しましょう。

 設定すべきリソースとその座標の一覧は以下の通りになったでしょうか?

リソース番号 X座標 Y座標 リソース番号 X座標 Y座標
−78 −78
−78 168
−78 11 −4 −55
−78

 11番リソースは適当な場所に置いてあればいいんですが、チュートリアルですので一応数字をあわせてください。
 12番リソースは落下してくるので、タイムシートの方で座標を調整します。
 1・2・9・10番リソースは初期位置でよいため、変更しません。