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扉の伝説〜風のつばさ〜 プレイ雑記


やりこみ要素も満載で、かなり長く遊べるRPGゲーム。

フリーソフトなので、Doorの世界様から無料でダウンロードして遊べちゃいます!

壮大な物語。笑いあり、涙ありなストーリーの数々に惹きつけられました。

『じょうほう』や『パーティーアイテムで切り替え』というシステムも、最初は少し戸惑いましたが面白いと思います。

ただし作者様が悪役に、こだわりをもっていらっしゃるとのことで、ちょっと残酷なシーンもあるので現実と創作の区別がつかない方は、プレイしないほうがいいと思います。

( といっても、淡々とした文章だけで過激な絵が提示されるわけでもないです。
それなのにインパクトがあるのは、これはやはり作者様の演出の巧さや文章力の賜物なのでしょうね。尊敬してしまいます )


バグは多めだけど、修正ファイルを随時、配布してくれているところにも好感が持てます。
難点としては、私的に難しいと思ったシューティングもどきのミニゲームクリアが強制イベントだったということくらいでしょうか。

でも、それを補って余りあるほど面白いゲームなのです。オススメ!

フリーなのに、ものすごく豊富なイベントがありますし、各プロローグやフォーチュンイベントが、それぞれ短編RPG並のボリュームがあるのです。かなりの長大作ですね。

それだけに登場するボスも、それはそれは、たくさんいます。

でもプレイヤーを、うんざりさせないための配慮なのか状態異常が有効なボスが多めで、それほどストレスなく楽しめます。
( こういう細かな配慮が随所に窺えるところも嬉しい )

一緒に冒険できる仲間の人数が豊富なところも魅力だと思います。
ちなみに私のベストメンバーは
ミルカ
回復+サポートの要。後半で憶えられるMP回復技が優れもの。
回復担当としては、MPとHPの完全回復技を持っているコリオのほうが便利なのですが、彼は驚くほど打たれ弱いので・・・。
比較的、防御力に優れているミルカのほうが使い勝手が良かったです。


エメラルド
なんといっても探索の要。トラップシーカーが使えるのは彼女だけです。
レイピア+ブーメランで敵全体2回攻撃ができちゃいますし、封印されても使える777固定攻撃を憶えると非常に楽。
終盤で憶えられる「よそ見」は裏技かもしれない。 きっとコリアンドルのボス対策用の技なんだろうなって気がする。


ティーア
まず仲間にするまでの条件が厳しくて大変です。 成長率が悪くて最初は使いづらいキャラなんだけど 憶える魔法は多く、最後まで育てれば最強キャラになる。
特にカスタム技は超便利!! 究極奥義を連発できるようになれば、もはや敵ナシです。


イベント的な自由度も非常に高く、いろいろ試しながら遊べるのが楽しいのです。
仲間集めやアイテム集めなど、コレクション魂を燃え上がらせてくれる要素なども豊富で飽きません。

随所に工夫や面白要素が散りばめられていて、本当に気合の入った作品だと思います。

たっぷり遊べるだけにゲーム後半でバグやハマリに泣かされるとシャレにならないので。
つまったときのために各フォーチュンイベントの扉を開く直前のセーブデータを別途で確保しておく習慣をつけると安全ですね。

( 2007年 7月28日 )


追記

イベントが大幅に追加されたとのことだったので、7年ぶり(もう、ほぼ8年ですね)にリプレイ。
過去メモを基本に追加イベントを回収していく形で勧めてプレイメモも更新しました。
一応、過去のプレイメモも思い出として残しておこうかと思います。

イラストも増えていて、イベントもたっぷり。すごく楽しかったです。

惜しむべき点は、キャラクターが弱体化(特にエメラルド。ブーメランとレイピアで敵全体攻撃が不能になり、よそ見まで劣化されていました。アリエナイ)と。
魚釣りや船内料理のパターンなど細かいお楽しみ要素が削られていたところでしょうか。

初期のゲーム本体を確保しておかなかったことが悔やまれてなりません。
意図は不明ですが建物や猫の配色だけが変更されている箇所もありました。

でも新バージョンは各種精神が入手しやすくなっていたり、戦闘の難易度が下がった敵もいて
当時、たくさんあったバグもほとんどが修正されていて嬉しいです。
特典つきで周回プレイも可能になっており二周目から、いろんなキャラを使って遊び易くなるのが素晴らしいところだと思います。 ( 2015年 6月30日 )


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