ロイヤルタンクといえば・・・EF58 61号機

 この機関車を知らないヒトは・・・渋いカッコウしてるねぇ♪ とか、タダの古い機関車ぢぇん・・・で終わっちゃうクルマではありますが・・・知ってるヒトにはしびれちゃう機関車だったりします(笑)

 元々、EF58というと、結構古い機関車なのは間違いないんですね・・・機関車としては珍しい湘南ルック(前面2枚窓、テッペンの1灯タイプを総称してこう呼ぶみたいです:国鉄80系が出ドコですね)のカオをもち、東海道、山陽線が電化されたとき、SLの「C62形」をおっぽって花形客車をひっぱったのはまさしくEF58だったと思います。

 で、その中の1両・・・お召し列車を引っぱるだけの目的で作られたスペシャル機関車というのがこの61号機であります。

 通常は足回りもグリスを塗ったくって目立たないんですが、いざ鎌倉となると・・・それをきれいに磨き出し、すげぇ超美しいです♪ その姿にビビるってもんでありますね♪ モノとしちゃクラシックカーのはずなのに・・・

 ただ、昨今は、お召し専用っつーても、天皇さんが遠出っつーと新幹線に乗ったり、とんでもねぇイナカっつーとこの機関車が使えなかったりしまして(直流電化されてるという条件がありますもんで)・・・かといって近場というと、最近クルマがおおいのよねぇ(苦笑)

 ってことで、この機関車、ほとんど活躍する機会がなかったわけですが、昨今は、こんな感じでイベント的に運用するのが多いようでございます。

 いわゆるシモジモの列車を引っぱるときは大した装飾をしませんが、ホンキ出すときはマジきれいっすよ♪