後の西側の車両への影響力をもった急行用車 近鉄5200系

 関東モンの私には、さすがに近鉄あたりの車両の形式までは追っかけきれないですねぇ(笑)

 近鉄というと、基本的にビスタカーやアーバンライナーなどのスペシャルマシンばかりが目立ちますが、一般車にもこんな車両があったんかいっ・・・ってのが私の最初の印象でありました。

 名古屋線近辺では・・・併走するJR東海に対抗できる車両ってカッコウで走っておりますが、この車両・・・形式がぐちゃぐちゃなんですよねぇ・・・

 最初から出て来たのがVVVFインバータ制御の電車で、5200系 その後、「補助電源装置」を「MG」から「SIV」ってのに切り替えたってんで5209系、さらに、台車を「ボルスタレス台車」に切り替えたってんで・・・5211系・・・オリャ(ノ-o-)ノ ┫

 そんな形式変更アリかよっ!! という近鉄らしい形式名称なんですけどねぇ・・・

 ま、○浜○行あたりだと・・・旧1000形あたりで・・・1000形があって、そのあと1049形、1069形、1101形、1131形、1251形なんて感じで大まかでも区別が付きます(爆) かなりコイー趣味なヒトじゃないとこの区分がわからないと思いますが、些細なモンぢぇん・・・補助電源装置だの台車だの・・・(ノ_・。)

 まままま、そんな些事はともかくですが、サイドのカッコウを注目してもらうと・・・JRの221系以降の新快速車とか、JR東海311系の転換クロス車とか、結構似てるんですよね・・・いずれに対してもこの車両の方が先に出てますから、やっぱり影響を与えてる車なようです。

 ただ、当の近鉄というと・・・元々大阪の方で使うつもりで作ったそうなんですが、ラッシュ帯のつめこみが全く効かない車両・・・そう言う関係で大半を名古屋線の方に送り込むようになり、写真の様に主な使用先が近鉄名古屋〜伊勢方面の電車になってたりするようです。

(H16.1.12)