6000系を煮詰めてできて・・・名鉄6500系

 中京圏を苦手と逃げてたポッポ屋さん(笑) コイツに関しては資料が出て来たし、自分なりにまとめられそう(笑)

 元々、名古屋鉄道には、汎用車として、6000系という電車が結構な両数作られておりました。側面も大型な固定窓にしてみたり、着席通勤を出来る限り・・・という主旨の元、横向き座席をさけ、固定で、ちと斜めな格好に座らせられるんですが、クロスタイプのシートを装備、座面の角度がちとついた様な状態のレイアウトのおかげで、座席定員も確保出来たと思います。

 実際、この6500系のそれでしたが、座ってみると、この少々無理矢理ふんぞり返らされてるシートも案外悪くないもんで、そんなに長距離の乗車じゃなければいいなぁ♪なんて思うものであります。

 どちらかというと、当時の名鉄の車両はボロいのも結構多かった(かなりクラシカルな車両がちゃんとにハバ効かせてましたからねぇ・・・)ワケなんですが、そう言う中、6000系は歓迎されて出て来た車両かと思いますが、昭和51年から作って140両に達したとこで、カム制御の6000系から、一歩前進してみよう・・・ってな感じで出て来たのが、この6500系になります。

 6000系から大きく前進したのが、「界磁チョッパ」制御・・・これにより、回生ブレーキが効きますので省エネになりますしd(^-^)ねっ! あと、補助電源装置ってヤツもモーター回すヤツから静止形インバータに変えました。

 で、外見上では、カオを大きく変えました。

 今までの6000系は貫通路をつけてましたが、コイツにはありません・・・多分、そんなに必要なモンじゃなかったんでしょう・・・その恩恵で、運転台は広々してるようであります。

 また、制御を変えたんですが、互換は取ってるので6000系とくっつけて運転とかも問題なくできます♪

 初期の4本ほどは、テールライトのトコが2灯タイプになっていて、ヘッドライト(4灯になるわけですな)と尾灯が入ってましたが、次期の制作分からは現状の様になってる模様・・・

 また、途中から新しい、ちとすっきり系のカオになっております。写真の6800系みたいなカオですね♪

 個人的に思う点として、鶴舞線直通の100系といい、この6500系といい・・・なんで、こう、ちとコイー目の飾りを付けるかな?・・・って思うトコがあります。

 良くも悪くも、ナゴヤ的なセンスって気もしまして、なんか、こう、あか抜けてないような気がするんですね・・・

 コンセプトとしちゃいい電車なのに、なんか、そう言うトコでおちゃらけて見えちゃうのがもったいない気もしましてねぇ・・・(;^_^A アセアセ・・・

(H16.2.7)