かれこれ70年オチですが・・・コトデン30形

 え〜 表題の通り、○浜○行が「湘南電鉄」やら「京浜電鉄」などと名乗っていて、品川〜浦賀が1つの会社になる前の昭和5年に最初の車両が出てきたそうです・・・

 その頃は型もいろんなのがあって、デ1形に始まって、71形だの101形だのと、ちとワケわからなくなってたりして(;^_^A アセアセ・・・

 戦争中に今の東急、京急、小田急、京王あたりが一つにされちゃって、「東京急行」(俗称:大東急)を名乗ってた頃、あの辺のシリーズを一緒くたにして、「デハ5230形」にされちゃったようです。

 で、昭和23年に、財閥解体ということで○浜○行電鉄になったとき、1000の位の「5」をとっぱらって、230形という型になりました・・・

 さて、この230形、最強の自慢が窓の大きさ目方の軽さ・・・ごらんの通り、窓の上下寸法はめっぽうでかいです。とても昭和初期の車両とは思えないくらいに・・・

 そして、速く走れるために、車両の軽量化を図ったそうで・・・とにかくめっぽうパワーあるモーターを載せて、ドンガラも頑丈に・・・ってやっていった関西圏とは対照的だったりします。

 そんな230形もトシですな・・・最終的には大師線、空港線のローカルにいたようですが、あえなく、800形第一陣の登場を待たずしてなくなりました。

 で、その残党がこのサヌキの地でがんばってます・・・

 以前乗りに行った際、見覚えある「行路表さし」が使用されない状態で残ってたり、扇風機に「KHK」なんて入ってるのを見ると・・・当時を偲べて結構ウケます(笑)

 とはいえ、そろそろナゴヤから中古車が攻めてきてまして、コレが出そろう頃にはこの電車も、そろそろ眠れるのかな?・・・なんて思ってるトコであります。