正直、この103系という電車、個人的にはかなりキライな車であります・・・
なんでおめぇはそんなに嫌う? って思われる方々も、昨今多いかとも思いますが、逆になんでこの電車を立てるんだろう?・・・って思うヤツなもんで♪
南武線仕様のトコでたしかハナシを振ったと思うんですが、基本的には山手線でツカイモンになるような車両って事で作られたこの電車、関西あたりだと大阪環状線なんかは今でもなんとかツカイモンになるかな?・・・って思いますが、実のトコ、新型入れて減速度稼げたら・・・環状線あたりもかなり運用が楽になるんじゃないの?・・・なんて思ったりもします。
JR西日本のほうは、既存の車両を長持ちさせてみよう・・・という方向性で車両更新をしまして・・・こんな感じの電車が出て来ました。
初めてものの本とかで見たときは、正直ビックリしましたが、スタイルとしちゃなかなかナイスだなぁって思っております。
雨樋あたりが腐るってんで、ステンレス巻いたりして屋根までのラインが高めになったり、運転台の窓も1枚ガラスで決め、ヘッドライトも、玉を車内で交換出来るような形態になって、運転中に玉切れ起こしても、メカ屋さんがほいっと交換出来るようになっております。
客室内も、207系ばりに座席やらなにやらと結構気合い入れて直しましたので、蛍光灯なんかもカバーがついてたりします。
まるで新車のよう・・・とおだてたいトコですが、やっぱりハシリは103系・・・カムはごつごつ、ブレーキは甘そう・・・と、やっぱり運チャン気の毒かな?・・・ってトコがあります・・・
でもって、写真の電車は阪和線の車ですが、日根野から和歌山って、すげー駅間長いトコあんぢぇん・・・勾配もそこそこあるし・・・この電車で行くのは結構かったるいよなぁ・・・なんて思うトコでありました。お客はがらがらな事多いから、なんなら寝ちゃえばOKだけど、運チャンはかなりかったるそうなイメージがあります・・・
にしても、この格好の車両、思ったより数も少ないんですが、JR西日本の方向性として、レストアしていくより新車買って行く方が安く上がりそう・・・という流れになってきまして、今後こうやっていぢってくれるのか? そして、103系がいつまで西の方で長生きするのかがあやしくなってきましたね・・・
昭和38年ころに初めて山手線に投入されたような車じゃないの?・・・って言うくらいの番号の車両が現役で走ってる姿を見ると・・・正直ビビりますからねぇ・・・ココの103系は・・・
(H16.1.13)