愛美の奴隷生活
まーくる:作
■ 第一章 握られた弱み8
「わかったの? ふふ、お利口さんね。」
「ははは♪ お利口さんお利口さん♪」
「さすが、学級委員じゃんか。」
3人歯は悔しがりながらも言うことを聞く愛美を見て馬鹿にし、嘲笑った。
そして次の命令で、愛美はエリカに屈することとなった。
「愛美。」
エリカは愛美を呼び捨てで呼んだ。あまりにも不意なことで愛美は驚いたが、エリカのその圧倒的優位な立場からの一言に、ただただ返事をするしかなかった。
「はい。」
「次はね…ふふっ…服従のキスをしてもらうかしら。」
「!?」
そういってエリカは、地面に座っている愛美の前に、スラッと伸びる美しい脚を差し出した。
「さぁ、この脚に服従のキスをして。」
「(…キス? …どこへ? 脚?……この脚? 脚へキスするの?)」
あまたの中がある程度整理され、周りをみると、3人はニヤニヤと、そして無言で愛美を見つめていた。目の前にはエリカの脚があり、そして逃げられない状況を再度確認したのだった。
「(これも写真のためなんだ。取り返すため…写真のため…)」
そう自分に言い聞かせ、エリカの脚を手に取った。その脚はスラッとたまらない曲線美で伸びており、男だけでなく女の愛美ですら見とれてしまうほどの美しく妖艶な脚であった。
しかし靴のところは踵を踏みつぶした上履きを履いており、わずか2ヶ月履いただけとはいえ、汚れもあった。
そして自分に呪文のように言い聞かせ、口付けをしようとする。しかし、どうしてもそれができずに、いくら自分に言い聞かせたとしても、悔しさで涙が流れてきたのだった。
そして涙を流し、必死に堪えながら、軽く、エリカの上履きの先端にキスをしたのだった。
「うぅ…ううう…ぅぅ…」
悔しさで涙が止まらない。キスをし終えた瞬間、悔しさで地面に伏し泣いてしまった。
ばれない様にと必死で泣くを堪えるが、それでも涙は止まらなかった。
そんなとき、エリカが口を開いた。
「何やってるの?」
「……」
「私は服従のキスをしろって言ったのよ?」
「…!?(えっ…?)」
「足の先端にするのは感謝のキスよ。服従のキスは…」
そういうと、愛美に向かって足の裏を見せた。
「ここよ、愛美。」
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