憧れの女教師
〜両思いになる日を夢見て〜
M.M:作

■ 第一章 初めての授業2

(しまった!!)
校門から出てすぐに、忘れ物をしたことに気づいた。
(最悪だ。戻りたくないな。でも……)
嫌われてると頭では考えていても、やっぱり恵美先生の顔が見たいという気持ちがあった。
「ごめんなさぃ。」
(??)
教室の前まで来ると、恵美先生の声が聞こえて来た。
少し開いていたトビラから中の様子をうかがうと、隆、亮と親しげに話す恵美先生の姿があった。
「なんで晃久に名前で呼ばしてるんだよ!!!」
怒った様子で恵先生に怒鳴りかける隆。
(どういうことだ?)
「恵美って言葉を使っていい生徒は俺らだけだろ?」
明らかに上から目線な言葉を投げかける亮。
俺はさっぱり意味がわからなかった。
「もう呼ばせないから。晃久君には何もしないであげて。」
「は? 恵美先生何いってんすか? 晃久君? 名前で呼ぶのも俺らだけでしょ?」
(出来てるのか? でも、二人の男に対して一人の女? まさか、恵美……いや、平岩先生って呼んだほうがいいかな。平岩先生が二股をかけていて、それがばれてもめてるのか? だから二人ともあんなに上から目線なのか?)
こうなると、もう俺の妄想は止められない。
次から次へと出てくる妄想に、腹が立ってくる。
憧れの平岩先生を自らの想像で、けなしているのに気づかず、自分の想像がいかにも正しいように解釈してしまっている俺の脳。
結局、忘れ物の事も忘れて、足早に家に帰った。
日が変わり、昨日のことがショックで死にそうだった俺は学校を休もうかと思ったが、どうしても平岩先生の顔が見たかったので、学校に行くことにした。
校門には、平岩先生が立っていた。
日替わりの新米教師恒例行事である、服装&頭髪チェックである。
門はひとつしかないので、毎朝ひとりの新人教師が、身だしなみの悪い生徒がいないかなど確認してるのだ。
「あ、おはよう。秋元君。」
ドキッ
やっぱり近くに来ると、緊張してしまう。
(あれ? ちょっと待てよ? 秋元君? ………そっか、これで確信に変わったな。先生は俺が嫌いなんだ。)
どんどん最悪の方に変わっていく俺の妄想。
「あのね………」
「おはようございます。平岩先生。」
「!!」
先生は驚いた顔をしていた。
そりゃそうか、俺は先生がなんて言おうとしていたのか大体わかっていた。
それに対しての表情なんだな。
でも、デパートであった時のように、どこか寂しそうな顔だった。

先生が男に対してあんなにだらしないなんて……
隆と亮との事が頭をよぎって集中できない日が続いていたある日。
俺は知ってしまった。
教師と生徒との淫らな関係を………
平岩先生が来てから3ヶ月の月日がたった日だった。
保健室で、さぼっていた俺は体育の着替えが遅れていた。
授業開始からすでに10分遅れていたので、とくに急いではいなかったのだが、2年D組の教室から妙な声が聞こえてくるのに気づいた。
「あん。もう勘弁してください。」
中をのぞいた俺はしばらく動くことが出来なかった。
教卓の上に下半身を露わにして座っっている平岩先生が黒板に吊るされたカメラに向かってオ○ニーをしていたのだった。
右手の人差し指と中指を秘部に出入りさしている。
グチュっと嫌らしい音が無人の教室に響く。
「んはっ。隆様!! 亮様!! 由美は幸せでございます。」
(!! どういうことだ。やっぱり隆と亮と出来てたのか。あのビデオどうするつもりだ?)
考えれば考えるほど俺の瞳あらは大粒の涙が止め処なくあふれ出た。
「あぁ由美いっちゃいます〜!!!」
いつの間にか先生は、あいていた左手で右胸を揉んでいた。
グチュグチュ秘部に指を入れたまま、シャツのボタンをひとつひとつとっていく。
「はぁはぁはぁ。」
吐息が漏れている。
その声を聞くだけで、俺の分身はみるみる大きくなった。
シャツのボタンがすべて外されて、黒いセクシーなブラジャーが姿を現した。
そして、夢にまで見た白く美しい胸が露出された。
先生は左手で乳首を刺激し始めた。
気がつくと俺は自分のペ○スを扱いていた。
「もう……だめぇ〜!!!!!」
ブシューっと先生の秘部からは愛液が噴出していた。
「うっ。」
俺のペ○スからも1週間ぶりの快感に精子が噴出た。
「先生…………」
俺はその場から立ち去った。

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