青い相姦
横尾茂明:作

■ 崩壊の足音6

直人は躰を起こす…
梓の脚の間に正座して脚を抱える、そして脚を崩し腰を落として股間を寄せる。
右手でペニスを掴み…綺麗な梓の性器に亀頭擦りつける…
薄紅色の可愛い小陰唇のヒダが亀頭に絡みつき…ペニスの硬度はドンドン高まっていく。

梓は刺し込みやすいように脚を逆ハの字に膝を腋に付けるほど開いてくれた。

「さっき拭いたばかりなのに…もうこんなに濡れて…このエロ少女」

「あぁぁん恥ずかしい言葉…言わないで…」

亀頭がクリトリスに触れるたび…梓はビクンと震える…。

「ここ…凄く敏感になってるね…」

「うん…恐いくらい痺れてるの…」
「でも…恐い、さっきは知らないうちに入っちゃったけど…」
「今度は…」
「今度は…お兄ちゃんのぶっといので刺されると思うと…震えちゃうよー…」

「そっと入れるから…痛かったら…止めるからね…」

「アズ…我慢する…だってアズお兄ちゃんの女になったんだもん」

「俺の女かー…じゃぁ入れるよ」

直人は亀頭で梓の性器下辺を揉み込み…膣口を探す
すぐに深みを感じ…腰を繰り出した。

亀頭はゆっくりと沈み始める…梓の性器が張りつめ、ピンクのクリトリスが屹立した

「あっ…痛い…うぅぅぅぅ」

「アズ…痛いの? …抜く?」

「ううん…いいの…少し痛いだけ、はぁぁ…ちょっと力が入ってたから…」

一旦抜きかけたペニスを再び押し込んでいく…
亀頭には暖かなアズの粘膜が心地よく、また妹の最も恥ずかしいところを無理矢理開いていく鬼畜な想いも手伝い…直人の腰はもう射精感に震え始める…。

「はぁぁぁ…全部入った…アズ…見て」

梓の後頭部に手をまわし…頭を起こして生殖の構図を見させる…。

「お兄ちゃん…恥ずかしいよー…こんな格好でされてるなんて」
「お兄ちゃんのオモチャにされてる感じで…すごく恥ずかしいよー…」

(オモチャかー…柔らかで気持ちのいいオモチャ…)
直人はそんなものかと思う…余りにも可愛く、余りにも柔らかな粘液質で悦楽性感的なオモチャ…妹の真っ白な躰は、精液を搾り取るオモチャかも知れないと思った。

一旦深みに差し込み…緩やかに抜き、また差し入れる…。
無毛に近い妹の恥丘は上下に揺れ…綺麗な性器にペニスが抜き差しされる光景…。
次第に直人の脳は爛れていく。

梓は兄に頭を支えられ…際立った性器に兄のペニスが差し込まれていく光景を見ている…なんて破廉恥な光景…中学生の梓にはこの粘液質な生殖行為には悪寒が伴った。
人倫に背く近親相姦…本能の拒否も手伝い梓の胸は乱れた…。
しかし…兄への狂おしいほどの想いが倫理を開放していく…。

そして相姦に堕ちていくその想いが…痛烈な性感をよび起こしていく…。

(あぁぁぁ…こんな恥ずかしい形で兄にされるなんて……でも気持ちいい…)

愛液に濡れたペニスがピンクの粘膜に呑み込まれ…そして引き出される…。
グチュグチュと淫らな音が部屋中に殷々と流れ…二人の吐息が蒸発する。

粘液質な生殖構図を覗き見ながら…二人は徐々に心を融け込ませ一体化していく。

震える程の気持ちよさ…体中が快楽の切っ先となった股間に集約され、今にも弾ける想いに痺れて狂う…。

「お…お兄ちゃん…アズ…スゴイヨー…恐いくらい…すごいの…」
「こんな事って…こんな事って…あるのね…」
「悪寒がするほど…気持いいの…あぁぁぁぁ…あっ! 気持ちいい…いぃぃぃ」
「もっと深く刺して…刺して…お兄ちゃん…あぁぁもっと深く…」

「アズ…もうダメ…俺…俺…いっちゃう…あぁぁぁ出るよー……」

直人は感極まったように梓に覆い被さり…腰を深く抉り入れて突っ張る…。

「くぅぅぅー…とろけそうだ……」

「お兄ちゃん…アズ…いっちゃうヨー」

と、この時二人は同時に大きく震え…咆哮を放って硬直した…。

「いやああぁ…ダメぇ〜」
「もっ、もうダメ! 逝っちゃうぅぅ…ああああああぁぁぁ〜〜〜」
「あぐ…うぐぐ……あう、うう……」
「ふーっ…いい、い、イク、イク、イ、クゥ…………」

「あ…アズ……おっ…お……ほぉぉぉぉぉぉ…………」

直人は背中を反らせ突っ張った…目も眩むほどの尿道を迸る精液の射精感…。
腰奥に広がる爛れるような快感に身を任せ…梓を抱きしめた…。

梓の爪が背中にくい込む…その痛みが快感にすり替わる
直人は舌先を梓の口腔に差し入れ激しく咆哮した…。


忘我の硬直に身を震わせる二人…
この時…その後に訪れる魔の刻をまだ知らない…。

階段を響かせ上る音…。
(あの二人…ご飯は食べたのかしら…)

(今日の出張を明日に延ばしたのはいいけど…何も買ってこなかった)
(そうだ! 久しぶりに三人でレストランにでも行ってみようか…)
(二人…喜ぶかな…)母の郁子は階段を上り…左に歩き直人の部屋の扉を開けた。


終わり……。


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