淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 地下室の淫辱5

 有紗は、胸を揉まれる感触で目を覚ました。雄一に代わり康次の腕が有紗の胸を責めていた。有紗が目覚めた時、身に付けていた制服は全て脱がされ、縄が素肌に直に食い込んでいた。有紗の周りには、三脚に固定された三台のビデオカメラが置かれている。前、横、そして後ろから有紗の身体を映している。かすかにウィーーーンと、テープの廻る音がしている。

 雄一は、椅子に腰掛け缶ビールを飲んでいた。飲み干したビールの空き缶が、数本床に転がっている。視線はしっかりと、だらりと力なく垂らされた脚の間で剥き出しにされた有紗の股間に注がれている。しばらくの間、有紗は気絶していたのだろう。
「うっ、ううん……、はっ、いやっ……」
 雄一の視線に気付いた有紗は、膝を合わせ太股をぎゅっと締めた。

 有紗の胸に康次が、背後から指を食い込ませた。
「兄貴、まだ小さいな、この胸は……」
「そのくらいがちょうどいいんだ。指を押し返す感触がたまらねえだろ。揉んでいけば、これからどんどん成長するさ」
 薄笑いを浮かべながらビールを飲む雄一が、肩を揺らしながら高笑いした。
「ううっ、ううう……。さ、触らないで……。汚らわしい……」
 卑劣な痴漢に、自分の身体を品評されている様で、悔しさが込み上げてくる。紅潮した頬を涙が伝う。

 康次が、背後から双胸を揉みながら有紗の身体を引き起こした。腰縄で吊られている為、お尻を突き出した姿勢を強いられる。すでに全裸になっている康次の股間でそそり立つ肉棒が、有紗のお尻の割れ目を撫でる。怒張で有紗の双尻の感触を味わいながら、先走り汁を柔肌に塗り込んでいく。怒張を割れ目に這わしながら、康次が言った。
「この尻の感触はいいな。ツンと吊り上がったツルツルの肉感が堪らねえ!」
「ううう……。も、もう、十分でしょう? これだれ嬲り者にすれば……、ううう……」
 有紗は、亀頭がお尻の割れ目をナメクジが這うような感触に嫌悪感を感じながら言う。正面から雄一が、有紗の顎を掴み、顔を上げさせ言う。
「なにいってやがる! 自分だけいイやがって! いい気持ちになって気絶までして……」
「気持ちよくなんかない! いっ、痛かっただけ……、痛くて気絶したの……」
 有紗には、自分がなぜ気絶したかは判らなかった。ただ、痛かった痕跡がヒリヒリと股間に残っている。

「まだこれからだぜ。俺はまだ、入れてもいないんだぜ」
 康次が、両腕で有紗の腰を支え後ろに突き出された亀裂に狙いを定めた。胸を支えていた康次の手が腰にまわされ、有紗の身体は再び、前屈みになった。お尻が高く掲げられ、すらりとした太股に挟まれ恥丘がもっこりと康次に向かって突き出されている。その中心には、愛液を潤ませた亀裂が柔肉を縦に割っている。雄一によって掻きまわされた秘孔から溢れ出した淫蜜には、破瓜の証の鮮血が混じっていた。

 康次の怒張は、大きさこそ普通だが、笠の開いた自慢の一物だ。
「兄貴のもすごいが、俺のも気に入るぜ! きっと。俺のチ○ポを一度味わったら、二度と忘れられなくなるからな! カリでオマ○コを掻き回される感触がよ」
「ひいいい……、やめて! もっ、もう、いや! いやあああ……」
 怒張の先端が亀裂に触れたのに気付くと、有紗は腰を振った。宛がわれた亀頭が、有紗の腰の揺れも手伝って肉の割れ目を押し開いていく。康次は、サーモンピンクの柔肉が覗く肉の割れ目に怒張を一気に突き刺した。
「ううっ、……いやああああああーーー……」
 秘孔の中、引き裂かれたばかりの処女膜が、大きく開いたカリで擦り上げられる。
「い、いっ、い、痛い……、ううっ、ううう……」
 有紗は顎を突き出し、激痛に眉を歪める。康次は、ゆっくりと腰を前後に動かした。怒張のカリが、秘孔の中の傷を抉っていく。

「俺も、お前が気絶しやがるから、最後までイけなかったからな。口を開けな! 口でイかせてもらおうか!」
 雄一が、有紗の髪を鷲掴みし顔を引き上げる。
「いや! ううう……、いやっ……」
 有紗は、髪の毛を引っ張られる痛みに耐え、口をへの字に結ぶ。

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