淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 放課後の誘惑5

 母猫が仔猫を舐めるように、美由紀の舌が有紗の亀裂をなぞっていく。溢れ始めた愛液と唾液を混ぜながら、縦裂の周りの膨らみに塗っていく。
「あうっ、だめえ。……はっ、はうっ……」
 今まで感じたことの無い気持ち良さに、喘ぎ声が漏れてしまう。
(なんなの? この感触……。変、変になっちゃう……)
 得体の知れない甘い感触が、柔肌を駆け巡っている。

 優しい美由紀の愛撫が、昨日の屈辱を忘れさせてくれるような気持ちになる。じわりじわりと押し寄せてくる官能が、穢れた身体を清めてくれるように感じた。

 美由紀の指が、有紗の柔肉を割り開く。湿り気を帯びた淫肉が外気に晒されひんやりとする。すぐさま美由紀の唇が覆い、暖かい舌が媚肉をなぞった。
「ああっ……、ううっ、はうっ……。だ、だめ、だめえ……」
 有紗は、激しく顔を振りながら仰け反る。美由紀は、尖り始めている淫芽を吸い上げ、舌の先で突付く。
「こ、これ以上されたら……、有紗……変になっちゃう……」
 美由紀は、淫芽の皮を剥くように舌で転がした。

「あんっ、んんん……。はあ、ああん……、あああ……」
 喘ぎ声をあげる有紗が流す愛蜜を掬い取るように、美由紀の舌が亀裂の中を這って行く。頭の中がピンク色に染まっていく。拒むことさえ考えられないくらいに、甘美な刺激が脳裏を支配していた。有紗は、押し寄せる官能の波に飲み込まれていった。

 美由紀は、長く伸ばした舌を有紗の秘孔の中に差し込んでいく。
「ああっ! ああん、いっ、いい……、変! 有紗……、どうなっちゃうの?」
「有紗ちゃん、イっていいのよ。イく時は、イクって言って……」
「い、いやっ! 恥かしい。そ、そんなこと……言えない。うっ、ううう……」
 美由紀は、秘孔の中で舌をぐるぐると廻すように動かした。舌が秘孔の壁を舐めまわす。上下左右と動く快感に、有紗は耐えることが出来なくなった。
「だっ、だめえっ! おかしくなっちゃう。あっ、有紗……、変になっちゃう……」
「イくって言って! 有紗ちゃん! 言っていいのよ。イクって……」
 美由紀は、指でクリ○リスを責めながら、舌を秘孔に出し入れした。
「ああん、いっ、イっちゃう……。いっ、い、いい……イくううう、ううっ……」
 有紗は、ガクガクと身体を痙攣させ気絶してしまった。



「ううん、うううんん……」
 気が付くと、有紗は身に着けていた服を全て脱がされベッドの上に寝かされていた。もちろん下着も逃がされ、全裸で仰向けに横たわっていた。美由紀も全裸になり、有紗を跨いで股間に顔を埋めている。目の前に美由紀の黒い翳りに縁取られた秘裂があった。肉の割れ目から、その奥の赤い媚肉が覗ける。

「有紗ちゃん、気が付いた? 相当感じたみたいね」
 振り返った美由紀の顔が、釣り下がった砲弾型の乳房の向こうに見える。
「……そんなこと、ない……」
 有紗は、弱々しい声で答えた。感じてしまったことを見抜かれたことが恥かしかった。羞恥心と、目の前の卑猥な光景から目を背けたくて、顔を横に背けた。
「そう? ここは感じてるみたいよ!」
 美由紀の舌が、尖り出している淫芽をぺろりと舐めた。
「ううっ……」
 有紗は、電気が走ったように白い喉を伸ばし仰け反った。美由紀の舌が、溢れ出る愛蜜を掬い取りながら訊ねる。
「ほら、こんなに濡れてる。気持ちいいんでしょ? 正直に言って……」
「うっ、うん……。気持ちいい……」
 有紗は、羞恥心で真っ赤に染まった顔を縦に振った。

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