淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 新たな淫辱の予感1

 権堂兄弟のアジトで、有紗は今日も雄一の膝の上に載せられていた。ソファーに腰掛けた雄一と、対面座位で繋がっていた。後ろ手に縛られた小さな肢体が、木の葉のように揺れている。
「ううっ、もっ、もう……、許して……」
「何言ってやがる。お前のオマ○コが、やっと俺のチ○ポに馴染んできたところじゃねえか」
 そう言って、雄一が有紗の腰に手を廻し腰を揺する。そのたび、直径5cm近い怒張が有紗の狭い秘孔を出入りする。
「どうだ?  気持ちいいんだろ、オマ○コが? 締め付けがきつくなってきたぞ」
「うそっ、うそよ……。そんなことない。締め付けてなんかいない」
 有紗は、眉を曲げ押し寄せる官能と戦っている。連日による陵辱責めで、有紗の性感は十分に開発されつつあった。有紗にとっては、秘孔から広がっていく官能が憎らしかった。

 有紗がここに連れ込まれるようになって、もう一週間が立っていた。放課後は毎日、美由紀とここに来るように命令されている。今も、向かいのソファーの上では、美由紀が騎乗位で康次の腰に跨っている。美由紀はソファーに横たわった康次の胸に両手をおき、自ら腰を振っていた。
「ああっ、いい……。いっ、いいの……。康次様、もっと突き上げて……」
 自分からおねだりしている美由紀に、康次は、ブルンブルンと揺れる美由紀の胸を鷲掴みにした。
「有紗が見てるぞ! もっと厭らしく腰を振ってみろ。見られてると感じるんだろ?」
「そっ、そんなこと……ありません……。恥かしい……」
 康次は、美由紀の柔らかい双乳に指を食い込ませ、腰を激しく突き上げた。
「あん。あ、ああん……いい、いいっ」
 美由紀は、白い喉を仰け反らせ喘ぎ声を上げる。
「感じるんだろ? どんどん締め付けが強くなってくるぞ」
「はい……。み、美由紀、感じてます……。有紗ちゃんに見られて、感じてます……」
 美由紀は、細腰をくねらせ喘ぎ声をあげた。
「ああ、いいっ、いい……。康次様、ど、どうぞ一緒にイってください」
 美由紀のおねだりに、康次は怒張にみなぎった力を解放した。
「いい、いい……。イッ、イク、イクウウウ……」
 秘孔を満たしていく官能に、美由紀はその白い喉を反り返らせピクピクと肢体を痙攣させた。

「美由紀はイっちまったゼ! 今度はお前の番だ。それ……」
 雄一が腰を突き上げた。
「いやっ。そ、そこ……いや、いやいやっ」
 怒張の先端が膣口を突き上げるたび、有紗が悲鳴のような喘ぎを上げる。
「イくと言え! イく時はイくと言うんだぞ」
 有紗の中で、雄一の怒張が膨れ上がる。頭では、『イっちゃだめ、こんな卑怯な相手にイっちゃあだめ』と言い聞かせる。しかし、子宮の奥から広がっていく淫靡な感情が、身体全体に広がっていく。
「いっ、いやっ……、いい……ううっ、いやあああぁぁぁ……」
 有紗は、必死で絶頂を告げる言葉を噛み殺した。

「ちぇっ!! 可愛げのねえ……」
 雄一は、腰の上でぐったりとしている有紗の腰を掴み持ち上げた。怒張が抜かれた割れ目からは、雄一が放った精液と有紗の愛蜜が交じり合って滴り落ちる。
「こんなに濡らしてるくせに……、強情なヤツだ」
 憎たらしく舌打ちをする。雄一は、絶頂を迎えてぐったりとした有紗をソファーに放り投げた。

 射精しても萎えることのない怒張を反り返らせたまま雄一は、康次の胸にぐったりと横たわる美由紀に近づいていった。美由紀の秘唇には、康次の肉径が埋め込まれたままだ。絶頂の余韻に酔い、康次の胸の上に横たわっていた美由紀が、雄一の近づいてくる気配に顔を上げた。美由紀の顔がこわばっている。
「だめ……。今日は許して、許してください……」
 美由紀は、雄一に懇願した。
「何言ってやがる。ここを責められて、いつもよがってるくせに」
 そう言って雄一は、美由紀の双尻に手を掛ける。下からは、康次がニヤニヤしなから美由紀の腰に手をやりガッチリと固定した。

 雄一の手で、美由紀の尻の割れ目が開かれる。その奥にそっと影を潜めていた菊座が露わになる。ピンク色した皺々の柔肉が、口を窄めている。雄一は、指で美由紀の秘孔から溢れ出ている淫蜜を掬い取り、菊座に塗りこんだ。
「ううっ、だめ。だめえ……」
 美由紀の悲鳴に、向かい側のソファーに突き伏していた有紗が顔をあげた。まだ覚めやらぬ絶頂の余韻で、目が虚ろだ。
「有紗ちゃんが見てる……。こんなとこ、有紗ちゃんに見られたくない」
 指が菊座の上を滑るたび、ピンク色した皺々のアヌスがイソギンチャクのように蠢く。愛液を塗られたアヌスが、艶かしくピンク色に輝きだす。
「ケツの穴が喜んで、ヒクヒクしてやがる」
「ううっ、言わないで……、ううう……」
 美由紀の顔が、恥辱に紅く染まっていく。

 雄一の指が、美由紀のアヌスに押し込まれた。解すように、ぐりぐりと指を動かしながら皺の刻まれた肉を割っていく。太い指が、ズブズブと美由紀の尻の中に消えていく。
「いやっ、ああ……、あん……、だめえ……」
 美由紀の声が、甘いものに変わっていく。

「そろそろ解れてきたな。さあ、犯してやるぜ」
 雄一は、股間で反り返った砲身を宛がった。美由紀の腰を両手でしっかりと抑え、アヌスに狙いをつける。
「いやあ、今日は許して……。有紗ちゃんには見られたくない……」
 美由紀は、イヤイヤと首を振った。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊