青い目覚め
横尾茂明:作
■ 旅立ち5
由美は先に山道に走った…。
「由美ちゃん…待って…おじさん…チョット苦しいヨー」
幸夫は日頃の運動不足を悔いた。
「おじさん! 早く早く、こちらに芝が有るよ!」
幸夫はフウフウ言いながら由美に追いついた。
由美の立っているところは周囲が低い土手状となり、6畳ほどの窪地に柔らかそうな芝が茂っていた。
二人は肩で息を弾ませながら芝に腰を下ろした。
静寂な森である…鳥の囀りも車の音もここには無かった。
まるで二人だけの世界…。
幸夫はフーと息を吐きながら土手を枕に仰向けに寝た。
空は眩しいばかりの深い青を湛えていた。
由美が幸夫を見つめている…微笑みながら愛する人を見つめている。
「おじさん…誰もいないね…由美…裸になるね!」
由美は立ち上がるとGパンのベルトを緩め、パンティーごと一気にジーンズを脱いだ。足首にジーンズが膨らみ…由美はスニーカーと共に足から外した。
由美は立ったまま幸夫の腰を跨いだ。そしてセーターに手を掛けこれも一気に脱ぎ、続いてブラジャーを外し…一糸まとわぬ全裸を幸夫に晒した。
幸夫は由美の股間に目が釘付けになっていた。
僅かな陰毛が風にそよぎ亀裂が剥きだしとなっていた。
由美は脚を折り…芝に膝をつけた、由美の亀裂は幸夫の顔の所にある…。
幸夫は指で亀裂を開き「あぁぁー」とうめいた…そして舌を延ばし開いた性器を舐め始めた。
「うぅぅーっ!」
由美は快感に腰を振った。
「おじさん…由美…SEXしたい…我慢出来ないよー」
幸夫は由美の股間から抜け出し、立ち上がって服を脱いだ。
二人は立って抱き合った、幸夫のペニスは由美の股間を突いた…。
由美は膝を折り、幸夫のペニスを左手で挟み、愛おしそうに頬摺りし、右手は陰嚢を優しく揉み始めた。
由美は幸夫を仰ぎ見て微笑んだ。そして亀頭をゆっくり頬張り、カリの部分に舌を這わせ…激しく口を前後にスライドさせ始めた。
明るい日差しの中、二人の陰は陽炎の様に揺らめいていた。
「ウゥゥゥーッ」
幸夫は呻いた…。白昼夢の如く目の前が白く濁り、体全体がペニス化した錯覚を感じるほど、脳が痺れた。
「由美ちゃん…立って!」
幸夫は由美を立たせ窪地の隅の山毛欅の木の根本に誘った。
そこで幸夫は由美を一度包容し、由美を後ろ向きに立たせ山毛欅の幹に手をつくように促し、由美の腰を手前に引いた。
由美の腰は直角に曲がり…バランスを取るため手は幹にしがみついていた。
幸夫は由美のお尻に跪き、16才の張りのある美しい双臀に見惚れた…。
そして尻に頬摺りし尻タブを開き性器と肛門を剥きだしにした。
由美は開かれた恥部に風を感じ……明るい日溜まりの中で、無惨にも暴漢にお尻から犯されるんだ! と想像をしてみた…。
想像した瞬間…由美の腰は震えた。
(太いペニスを後ろから突っ込まれる!)
由美の性器から糸を引いて愛液が垂れた。…それはこの開放された日差しの中で奔放にSEX出来る喜びなのか…閨外という人に見咎められる領域での危険な場所で自分が犯されると想像したからなのか…愛液は次から次ぎと溢れた。
幸夫は立ち上がり由美の腰を抱えた、亀頭を膣入口にあてがい一気に貫いた。
由美の膣から愛液が噴き出し幸夫の陰毛を濡らした。
「ヒィィーッ…」
由美は後方から棍棒を傍若無人に突っ込まれたようにうめいた。
目の前が真っ白になり、膣から口まで一本の棒で串刺しされた錯覚を感じた。
(気持いぃぃ−っ)
この快感が一生続けばいいと思った…もしこの行為が終わっても何回でも突っ込んで貰いたいと願った。
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