ボヘミアの深い森
横尾茂明:作

■ ボヘミアン9

助手席に仰向けに転がされた。

少女は一糸まとわぬ裸体を陽光に照らし…顔を掌で覆いさめざめと泣いている。

「おぉ…いい躰じゃねーか、オメー…脱ぐとスゲーなー」
「おっ、この肌はどうよ…思った通りだぜ、クククッ」

「おら!、脚を開いて柔らけーとこ見せねーか!」

男は嫌がる少女の足首を掴んでハの字に大きく開いた。
「クーッ…可愛い性器じゃねーか、こりゃたまらんぜ!」

「どれどれ…舐めてやるぜ」

男は言うと、襲いかかるように少女の腰を掴み、逆立ち程にせり上げて性器に喰らい付いた。

「ヒーッ…うっ、うぅぅぅぅ……」

少女は咆えた…何かが躰の中に入ってくる…。
それが男の舌だと朧の中で感じたとき…そのおぞましさに目が霞んだ。

「どうだ! 気持ちいいか? なっ、いいだろう」

男は勝手にそう言うと更に奥に舌先を突っ込んでくる…少女は背を突っ張って体を捩り悲鳴を上げた。

「そうか…そんなにいいか」言いながら今度は性器中を丹念に舐め回す。

小陰唇を唇で挟まれ…クリを舐られた、さらに男の指は傍若にも肛門に進入を始める。

「あぁぁぁ…もう…もう止めて下さい…」
「許して…オジサン、あぁぁぁ許して下さい…」

肛門に太い指を突き刺され少女は突っ張った…それは痛いと言うより恐怖の方が勝った、混乱する頭でこの行為の意味を、男の性欲の不可思議さを思った。

「…ケツの穴もなかなかのもんじゃねーか」

男は指を肛門から引き抜き、少女の性器両丘に指を掛けて大きく開いた。

「いいオマ○コしてやがるぜ、小振りだが…これならいける」

唾液を落とし膣に塗り込め、指を突き刺していく。
「狭くていい…クククッこりゃー気持ちいいだろうぜ」

「こっちに来い!」
男は言うと少女の首裏を掴んで起こし、華奢な両脇を抱えて己の腰に跨らせた。

少女は今から何をされるのかを本能が察知した。
「イヤー…あぁぁぁいやです…ィァァァ…」

横に逃げようとする少女の乳房を掴み、空いた手で頬を叩いた。

「ジタバタするんじゃねーぞクソガキ!」
「すぐに済むんだ、なっ…痛いかもしれんがちょこっとの我慢だ…わかったか!」

男は脚をバタつかせる少女を片手で抱き上げながら遮二無二乳房を吸う、手はペニスを摘み亀頭を少女の性器に擦りつけた。

その時…抱えていた少女を男は離した、その体重は亀頭の一点に加わる。

「ギャァァァァァーーー」

亀頭は子宮奥まで一気に貫いた。

「ヒィィィィ……イッ…」
「あぁ痛いいよー…あぁぁーーオジサン痛いヨー…」

「クゥゥゥ……締まる…こりゃいい、あの少年と違いこのオッパイの柔らかはどうよ」

「くー…やっぱ…女はエエなー」

男は少女の柔らかな脇腹を掴んで上下に揺さぶり始める。

激痛がお腹に抜け、背を痛いほどこわばらせる、気の遠くなりそうな痛みに少女は悲鳴を上げてのたうち回った…。

「クチュクチュ…クチュクチュ…」
出血でぬかるんだ膣音が室内に殷々と震えはじめた。

串刺しの状態で身動きの取れない少女はただ痛みが和らぐのを唇を噛んで待つしかなかった。

その時胸に激痛を覚える…男が乳首を強く噛んだのだ。
「イターイィィ…あぁぁぁ…そんなこと…ウゥゥゥゥ…」
「アッ…痛い! …オジサンもう許して下さい…」

「クゥゥゥ……気持エエー…このマ○コたまらんぜー」

腋を掴まれ激しく上下に揺さぶられる、その時お腹の中で何かが大きく膨らんだ気がした。

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