ボヘミアの深い森
横尾茂明:作
■ 孤独と殺意2
親指で軽く陰唇を開き無毛のソケイ部を強く押してみた。
膣からさらに泡とともに精液が溢れ出る、そしてピンクの粘膜が白い精液に濡れて淫らに彩られていった。
昨日まで赤の他人だった少女…いまではその幼い少女の性器を開き、己の行為の証である精液の溢れ出る様を見ている自分。
路傍の少女を無造作に拉致して監禁…。
その少女を裸に剥き、怯える性器に陰茎を突き刺す、その傍若無人な行為はとろけるほどの快感を男にもたらしてくれた。
溢れ出る精液を眺めながら男は想う…。
人倫を無視した生殖行為はどうしてこんなにも気持ちがいいのかと、少女を叩いて玩具にし…生殖具を思い切り開いて弄る快感…その狂うほどの恥ずかしさに少女は泣きながらも懸命に男に従う姿は脳をとろけさすに余りあった。
いま…泣きながら男根を飲み込んだ幼い性器は、何事もなかった様にピンクの粘膜に精液を湛えて吐息をしている。
男は精液がシーツを濡らしているのに気づき、慌ててタオルで拭き取る。
そして淫らに濡れそぼるヒダの隅々も丁寧に拭き取っていった。
「さー…飯にするか」
「旨いものをたんと作ってやるからな」
「お前はシャワーを浴びてろ、それと綺麗な下着もいろいろ買ってきてやったから…それを着けてみろや」
「飯を食ったら…その下着を脱がしてまた突っ込むからな」
男は言うとベットから離れ、壁際に置いてあった袋を一つ持ってきて少女の枕元に置いた。
「卑猥なヤツばかり買ってきちまったが…まっ、お前は何を着ても似合うと思うぜ、クククッ」
「さっ、いつまでも泣いてないでシャワーを浴びろ!」
男は少女の頭裏に手を差し込んで起こしてやった。
そして自分は近くに散乱している服を着て台所に向かう。
少女はしばらくベットの上で長い脚を抱え、頬を膝に乗せてて呼吸を整え涙を拭いていた。
男の再度の叱咤に仕方なく立ち上がりベットを降りる。
シャワーの間を歩く脚が萎え…もつれてシャワー配管にしがみついた。
お湯が全身を暖めてくれる、これが無かったら狂ってしまうのではと少女は思う。
中指を膣に入れてヌメリを掻き出す、ふと妊娠の怯えが頭をかすめた。
膣の痛みは無かった…というより痺れで麻痺している感覚だった。
膣壁を指でまさぐりながら…あんな太い物をいとも簡単に飲み込んだ自分の粘膜洞に神秘を感じつつも、少女は執拗なまでに膣洞を洗い上げた。
濡れた少女がはにかみながらこちらに歩いてくる。
ドキっとするほどのビーナス像に男はフライパンを止めて見入ってしまう。
そしてこれほどの美少女を、好きなように転がし犯せる己の幸福に…再び目が虚ろに細まっていく。
焦げた臭いに慌ててフライパンを持ち上げ、隅において少女に近づく。
肩にかけたタオルで少女の髪を拭いてやる。
そして肩…胸…腰と、男の手つきはまるで商品を品定めするように動いていく。
少女は従順に男の手に可愛げな身をゆだねた…。
このとき…もう逃げられないと少女は唇を噛んだ。
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