僕の転機
MIN:作
■ 第5章 それぞれの変化9
木のテーブルの上で佐知子は頭を台から落とし、腕を肩の横、足をM字に大きく開き、お尻も半分テーブルから落として拘束された。
「佐知子、辛いか?」
宗介の短い質問に
「はい、吐きそうです」
佐知子が素直に即答する。
「まだまだ、これからだ」
宗介の言葉に、苦痛で顔を歪めながらも
はいと絞り出すように答える佐知子。
「今から、お前の上と下の口を満たしてやる。その間お前は存分に感じて良いぞ」
宗介が残忍に笑いながら足下に進む。
「昌聖どうした?こっちに来て手伝え」
宗介が呼ぶと、渋々昌聖が歩いてくる。
「さあ、存分に楽しませて貰おう」
昌聖に言うと、宗介が大きく開いた股間に取り付き、自分の物を差し込んだ。
その瞬間、佐知子の身体が大きく痙攣した。
佐知子の身体は、昨日の夜から投与された催淫剤のためか、それとも一晩中感じさせられた高ぶりのためか、全身が敏感になっていた。
そしてその快感は、加速するように佐知子を狂わせ、蕩かし、堕としていく。
ヌチャ、ヌチャ、とオ○ンコを蹂躙される、佐知子のその身体は小刻みに痙攣している。
一向に饗宴に加わらない昌聖に、宗介が声を殺しながら
「どうした、使わないのか?ルールを守れ!」
宗介が昌聖に冷たく言い放つ。
昌聖は反論しようとするが、言葉にならない。
「御主人様、肉便器の佐知子の口をオモチャにしてください」
佐知子が昌聖に懇願しだした。
「ほら、佐知子も解ってる。早く使って楽にしてやれ」
宗介の言葉に、昌聖が前に進みながらジッパーを下ろす。
佐知子の口に含ませる時に小さく、
「使うよ佐知子…」
頬を軽く撫で囁いた。
しかし、その会話は全て偽物、宗介と昌聖の芝居だった。
佐知子の口を蹂躙する昌聖の顔は宗介と同じ残忍な笑みを浮かべていた。
昌聖のチ○ポが佐知子の唇を蹂躙しだした。
激しく深く抽出を繰り返すチ○ポに、舌を絡め懸命に奉仕する佐知子。
既に、何度も何度も絶頂を迎えている。
極限の苦痛と快楽に、思考が千々に乱れ、弾け、消えていく、断片に残る物も、享楽の白に染まっていく。
数分後、思考を完全に吹き飛ばした佐知子は、痙攣、緊張、弛緩を繰り返しオ○ンコから愛液、口からは吐瀉物を垂れ流している。
そんな佐知子に美咲が蝋燭を取り出し火を付け、熱蝋を垂らす。
激しく跳ねる佐知子。
「美咲ちゃん、固まった蝋は鞭で落としてくれ」
「はい解りました。宗介さん」
右の乳房の上で固まった蝋を鞭で払うように打ち付け、落とす。
空いた部分にまた蝋を垂らす。
その間に左の乳房の上の固まった蝋を落とす。
延々と続く陵辱、ピクピクと痙攣し、跳ね回る佐知子。
最初に昌聖が果てた、佐知子はそれに舌を絡め唇を絞り残滓を吸い取った。
一連の動作だが、佐知子に思考する力はなく、虐待の悲しい反射行動であった。
宗介が、少しタイミングをずらして発射した後、佐知子の頭に回り口に含ませる。
佐知子は朦朧としながらも宗介のモノを舌で清めた。
「さあ、仕上げだ。気持ち良くさせてやる」
宗介が言うと足側の床に大きなタライを置き、頭側に付いていたロックを外すと、グイッと持ち上げた。
すると、テーブルの天板が頭を上に、45度ぐらい持ち上がって固定された。
「佐知子、思いっきり感じて良いぞ」
耳元で囁くとお尻に手を回し栓に付いていたスイッチを押した。
すると、栓が外れ勢いよくお尻から液体が流れ出した。
佐知子は、痴呆のような顔をして、
「は〜〜〜〜〜っ」
息を吐きながら身体をびくびく震わせ、同時にオシッコをもらしだした。
宗介に髪の毛をつかまれ、頭を揺さぶられ
「感想はどうだ?」
質問されると、身体を痙攣させつつ
「きもちいいれふ…さいこうれふ〜ごしゅひんはま…ありあとうございまひは〜」
何度も何度も上り詰めながら答えた。
佐知子がまだビクンビクンと余韻に浸り、震えている足下に昌聖が進み、佐知子の汚れたお尻をティッシュで拭いだした。
佐知子がその感触に我を取り戻し、不自由な姿勢で下を覗き込む。
「ご、御主人様、そんな、汚いです…」
佐知子が慌てふためき、昌聖の手を止めようとする。
「良いんだ、奴隷を綺麗に保つのも主人の仕事だよ。ねぇ、宗介さん!」
前半を佐知子、後半を強く宗介に言うと
「あ、あぁ。そうだ、それも仕事の一つだ」
口ごもりながら、宗介が答えた。
「ねっ」
佐知子に見えるように、笑いかける昌聖。
「あ、有り難う…ありが…ござ…い…ます…う、うぇ〜ん」
感謝の言葉を言い少女のように泣く佐知子。
跪き、奴隷のお尻を拭う昌聖。
それを遠目で睨み付ける美由紀。
(何よ、何よ、何よ〜!最初に真聖君に優しくされたのは、私なんだから〜!佐知子の不幸話に同情なんかしちゃ駄目〜!)
やきもきして右手の掌でパタパタと床を叩く美由紀。
そんな美由紀をソファーから悠然と見下ろす美咲。
(この子達馬鹿ね〜っ、昌聖様の物に成ったら、そんなもの何の役にも立たないのに…。ただ、昌聖様の役に立つ事だけ考えるの…)
美由紀の嫉妬の一部始終を確認しながらほくそ笑む。
そして、歩美は宗介の背中を火が出るような視線で睨み付けていた。
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