僕の転機
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■ 第7章 奴隷達の思い4
グイッと腰を突き出すと、少しの抵抗を見せ、雁首の辺りまでズルリと飲み込む。
「いっ!はう…。あ〜ん…、変な感じです〜。何か気持ち良いです〜」
美由紀は、初めてのアナルで陶然とした顔を浮かべ、口からよだれを垂らしていた。
「そうか。今からもっと、気持ち良くしてやるからな…」
そう言うと、一気に根本まで押し込む。
「はぁーん、すごい。これがアナルセックスなんですか?ご主人様〜」
美由紀は、蕩るような表情で質問してくる。
「まだ序の口だけどね、これがアナルセックスだよ…」
昌聖は、答えながら美由紀の大きな胸を掴み、上体を引き上げる。
美由紀のボールのように丸い、大きな胸を揉みながら、腰をグラインドさせる。
「はううん、ひゃんひゃん、あ〜っ、きもちいい、きもちいいです〜。おしりが、おしりがすごいの…ごしゅじんさま〜」
頭をガクガク振り、嬌声を上げる美由紀。
昌聖はポケットからセンサーを取りだし、美由紀の首輪の受信部分に当てると、
「余り、時間を使う訳にもいかないからね」
美由紀の耳元で囁きながら、スイッチを入れた。
「ひゃーーーーっ、あっあっあっあああああーーーっ」
激しく声を上げながら、ビクビクと震え、絶頂に達する。
ヌポッと、アナルからチ○ポを引き抜いた昌聖は、美由紀の髪の毛を掴み引き上げると
「美由紀。奴隷は、これをするのがマナーなんだよ」
半開きになった口元に、チ○ポを近づける。
「舐めて綺麗にしなさい」
静かに昌聖が命令すると。
「はい。ご主人様…」
恍惚とした表情で、舌を這わせ口に含む。
昌聖は、その後の一連の動かし方を教え、お掃除フェラを覚えさせた。
「これをしないと、許してくれない人が、沢山いるからね。この後…」
そう言うと、ニカッと笑って美由紀の頭をぽんぽんと叩く。
(えっ!これって調教の隠しルール?知らなかったらクリア出来なかったんだ!ありがとうございます…。ご主人様…)
美由紀に背を向け、身支度を調える昌聖に、そっと手を突き平伏する美由紀。
「さあ、行こうか。早くしないと怪しまれる」
美由紀は身体を起こすと、手早く身繕いをし道具部屋を出る。
道具部屋を出ると、宗介だけがソファーに座っていた。
昌聖達に気づき、声を掛けてくる。
「どうした昌聖、道具部屋に用事か?」
宗介の質問に笑いながら、
「うん、気になる道具があったから、点検してたんだ」
答える。
「ほぅ、で使えるようには成ったのか?」
「うん、殆ど物にした感じだね…。いつでも、次の段階に進めるよ」
「そうか、大したもんだ」
「宗介さんの教え方が良いんだよ」
二人は、会話を交わした後、顔を見合わせ大笑いする。
そんな二人の会話の内容を、何の事か全く理解出来ずに美由紀は首をかしげる。
まさか、今堂々と話していた[道具]と言うのが、自分のアナルの事だとは、思っても居ない美由紀だった。
宗介と昌聖の会話が終わると、直ぐに衣装部屋から美咲が出てきた。
「終わったわ。あなた達、出てらっしゃい」
美咲が声を掛けると、佐知子が姿を現す。
佐知子は、胸まであるコルセットのような、光沢のある真っ赤なワンピースで、黒い幅広のベルトで細い腰を強調している。
同じ素材で脇腹辺りの丈のジャケットを羽織り、黒シーム入りのストッキングに、足下は真っ赤なハイヒールを履いていた。
ボリュームの有る佐知子の身体を、強調するような美咲の選択だ。
しかし、佐知子は恥ずかしいのか、背中を丸めて立っている。
「佐知子。そんな格好で立っていると服が泣くぞ。もっと堂々としろ」
宗介がそう言って注意する。
「そうだよ。佐知子は凄く素敵な身体なんだから、もっと堂々と胸を張れば良いんだ」
昌聖の言葉に、ポッと頬を赤らめながら
「有り難う御座います。でもこんな洋服、着た事が無くて…。それに高そうなんで、気を遣います…」
自分の正直な気持ちを告げる。
「おいおい。高そう何じゃなくて、高いんだよ。そのストッキングだけで、普通のスーツが買えるよ」
宗介の言葉に、目を剥く佐知子。
「貴女の今身に着けている物の総計は、80万円位よ」
佐知子の後ろから美咲が告げる。
美咲の告げる金額に佐知子は驚き、さらに萎縮する。
(父さんの3ヶ月分のお給料ぐらい…。汚したら、弁償出来ないわ…)
完全に洋服に着られている佐知子の後ろから、チョコチョコと歩美が出てきた。
歩美の格好は、薄いパステルピンクのメイド服に白のエプロンドレス。
白いハイソックスに、エナメルでパステルピンクの靴と、完全にメイド喫茶の制服だった。
真っ赤な顔は、羞恥のためか抗議のためかよく解らないが、何となく似合っている。
「はははっ。歩美、よく似合ってるぞ」
宗介が大笑いしながら、歩美を褒める。
「本当だ。宗介さんここにいる時は、あの格好で居させようよ」
昌聖も大笑いして、歩美の屈辱に追い打ちを掛ける。
「さぁ。準備も整ったし、そろそろ行くか」
宗介が言いながら立ち上がり、全員移動して、駐車場のワンボックスに乗り込んだ。
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