千佳
木漏れ日:作

■ 6

「見ていい?」
「うん…見て…。」
私は奈美の前にしゃがんだ。
ゆっくりスカートの裾を上に上げる。
きれいなワレメが現れた。
「毛どうした?」

「抜いちゃった!」
「どして?」
私はスカートを下ろして聞いた。
「千佳の見たらきれいって思って私も抜きたくなったの…。」
「痛かった?」

「うん…。」
「ワレメ可愛い…。」
「ありがと…。」
「ねぇ、千佳の見せて…。」
「うん、いいよ…。」
私もスカートを捲くり上げる。

私のを見て、
「抜く時痛くない?」
と顔をしかめて奈美が聞く。
「平気だよ…。」
「なんで?」
「私小学生の時から抜いてるから…。」


「え! そうなの?」
「うん…。」
「なんで?」
「なんか汚らしくない?」
「ぅん…まあね…。」
「だから抜いてる…。」

「そっか…きれいだしね…。」
私は気分を変えるように、
「暑いね…喉渇かない?」
「うん…あたしもそう思ってた…。」
私と奈美は公園を出た。
駅前の店に向かう。

店は学生達で一杯だ。
暫くすると奥の席が空いた。
私達はそこに座った。
この店はセルフだ。
その分値段が安い。
だから学生に人気がある。

「ねぇ千佳、何にする?」
「あたしアイスコーヒー。」
「私も!」
奈美がレジの方へ行き注文した。
暫くしてトレイに二つコーヒーを載せて戻る。

黙ってコーヒーを飲む。
「ねぇ、千佳…。」
「ん?」
「あたしって変なのかな?」
「どして?」
「さっきね…。」

「さっき?」
「あたし…千佳に見られて…。」
「ん?」
奈美は私に囁いた。
「気持ち良かったの…。」
「濡れた?」

「うん…。」
「確かめていい?」
「うん…。」
私は素早く奈美のスカートに手を入れあそこに触れた、濡れている。
私はクリに触れた。

奈美がピクっと動いた。
「気持ちいい?」
「うん…。」
奈美は目を閉じている。
私はクリに当てた指を上下に動かした。

奈美は私の手を握る。
奈美に聞く。
「強くしようか?」
奈美はイヤイヤをするよに首を振る。
「じゃやめる?」
また奈美は微かに首を振る。

奈美は目を開けると、
「千佳の意地悪…。」
と言い私を見た。
そして、
「これからあたしのとこに来ない?」
「いいの?」

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