母はアイドル
木暮香瑠:作

■ 奪われる初めて9

「へへへ、なんど犯っても初めてみたいに締め付けてくるぜ、奈緒のマ○コ。最高だな……」
「あん、ああん……、あっ、ああっ……、あんっ……」
 エクスタシーの余韻に朦朧としたまさみは、四つん這いでお尻を掲げ龍一に秘孔を犯されていた。その顔の前に、龍彦の怒張が突き出される。怒張はまさみの愛液と白濁液に濡れ、卑猥にヌルヌルと照かっている。
「終わったら綺麗にするんだ。ほら、しゃぶれ!」
 怒張が唇を弄る。龍一が腰を打ち付けるとまさみは、あんっと短い呻き声を上げ口を開いた。龍彦は、汚れた怒張をその口に押し込む。
「うぐっ、ううう……」
「そらっ、舌を動かさねえか!」
 まさみが、不器用に舌を動かす。
「下手だな、奈緒。もっとちゃんとしゃぶらねえか。龍一、しっかり教えたのか?」
「へへっ、あまりに気持ちがよかったんで、すぐに出してしまっちゃった」
「情けねえな。奈緒! 俺がしっかり教えてやる、男の喜ばせ方をな。まずは、舐めろ!」
 龍彦は、いったん怒張を抜くと、反り返った棹をまさみの前に翳す。
「棹全体に舌を這わせろ、カリの裏側は特に念入りにな」
 まさみは、背後から龍一に犯されながら目前の怒張に舌を這わせていく。
「そうだ、しっかり舌の腹、先端を使い分けろ」
「先端の鈴口を舌で突いてみろ。そして吸うんだ。いいぞ、今度は咥えろ」
 龍一にGスポットを責められ、押し寄せる官能の波に翻弄されながらまさみは、龍彦の命令どおりに口で怒張に愛撫を加えていく。
「もっと奥まで入るだろ」
「うぐっ、ううっ、うぐぐぐ……」
「そうだ、喉の奥を締めて亀頭を締め上げろ」
「うん、あうっ、うぐぐ……」
 官能と苦しさに苛まれ、四つん這いになったまさみは前後から秘孔と口を貫かれ、喘ぎ声を漏らし続けた。



 龍一がシャワーを浴びる横でまさみは、床に跪いている。シャワーの飛翔が放心状態のまさみに降り掛かり、髪を濡らし身体を洗い流していく。何度絶頂に気を失っただろう。秘孔を口を、お尻を代わる代わる犯され続けた。常にどこかの穴を怒張が塞いでいた。

 シャワーに濡れたまさみの口が少し開き、何か話したいように唇が震えている。
「い、いつまでこんなこと、続けるの?」
 やっとのことでまさみは、言葉を搾り出す。
「もう……いいでしょ、わたしの全てを奪ったんだから……」
 まさみは顔を挙げ龍一に訊く。
「俺が飽きるまでだ」
(そんなに簡単に手放せるかっ!! こんなにマ○コの相性のいい女、滅多に居るもんじゃねえ。それに……、まだ奪ってないものがある。お前の心も奪っって……)
 龍一は、まさみを見下ろしにやっとした笑みを浮かべる。くっと唇を噛むまさみに龍一は、まさみの髪を撫ぜながら優しく言う。
「お前はケツにチ○ポ突っ込まれても感じる変態女なんだ。耕平の父親とまともな結婚なんて、できる訳ねえ。俺の女になった方が幸せだぜ」
 まさみは悔しげに顔を背けた。
「俺のチ○ポと奈緒のマ○コ、こんなに相性の良いのはめったに無いぜ。お前のマ○コなら何回でもチ○ポが勃つし、奈緒だって何回でも逝けるだろ?」
 まさみは否定も出来ず、唇を噛み締めた。頬を、ツーッと涙が伝う。
(そんなはず無い! わたしが愛してるのは先生だけ……。先生だけなんだから……)

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