人妻と少女の淫獄
木暮香瑠:作

■ 人妻と少女の部屋6

「美香はどうする? 佐々木さんか、それとも……。どっちのチ○ポが欲しいんだ?」
 沙希を後ろから刺した篠原は美香に、佐々木か昇のどちらかを選ぶように問いかけた。
(えっ……)
 しばらく間を置き熟慮した美香が口を開いた。
「うっ、……さ、佐々木さん……」
 昇とするわけにはいかない、そういう思いが佐々木を選ばざるおえなかった。
「ふふふ、私を選んでくれてありがとう。私のチ○ポを気に入ってもらえたのかな?」
 佐々木は美香の前に立ち自慢のシリコン球入り怒張を見せつける。
「うううっ、……」
 佐々木を拒むことはできない。そうすれば昇を受け入れなくてはならない。美香には佐々木を選ぶしか道はなかった。


 佐々木は、ベッドに腰掛ける後ろ手に拘束された美香を押し倒し、そして両足を押し開いた。美香の股間は、自然とベッドの縁で男を待ち受ける格好になる。
「厭らしい恰好ですよ。チ○ポを待っているメスの格好だ。縄もバストを絞り出して……」
「うっ……」
 美香は強く唇をかんだ。
「旦那様の見ている前で犯してあげますよ。写真なのが残念だが……」
 二人で写っている写真がこちらを向いていることを思い出し、美香は顔を赤く染め眉を折った。
「せ、せめて写真だけは裏返して……」
「ふふふ、恥ずかしがる表情も男心をそそる。私の息子も喜んで涎を流してますよ」
 美香の目に先走り汁を滴らせた佐々木の太く長い怒張が映る。
「うっ、ああ……」
 シリコン球の埋め込まれた凶器のような怒張から、美香は慌てて目を逸らす。佐々木は、美香の股間を締め上げる縄とパンティを横にずらし亀裂を曝け出す。
「もうすっかり準備ができてますね。蜜がいっぱいですよ」
 横にずらした縄は、愛液を吸って色が変わっている。佐々木は美香の膝の裏を両手で押し、足をさらに開いた。そして宛がった怒張をゆっくりと亀裂に押し込んでいった。
「ううっ、うううっ……」
 その太い肉根に埋め込まれたシリコン球が膣壁を抉る。何度入れられても思わず声が漏れる。
「弟さんに見せてあげましょう。シリコン入りチ○ポで逝くところを……」
 佐々木の言葉に美香は、視線を昇に向ける。股間を丸出しにさせた昇が呆然として佇んでいる。だらりと肉根を垂らしたまま……。

(沙希としてしまったんだ……。オレとじゃ、逝けなかったんだ)
 沙希が言った言葉が胸に突き刺さっている。
(姉さんも……)
 選ばれなかったのは自分では物足りないんだという思いが昇を責める。

 佐々木はぐい、ぐいっと怒張を美香の奥深くまで押し込んだ。
「うっ、んん……、ううっ……」
 昇に聞かれまいと、声を抑えようとしてもシリコン球に膣壁を抉られ呻き声が漏れる。ついには佐々木の太くて長い怒張を奥まで咥え込まされてしまった。肉杭に下半身を固定された美香の胸元に佐々木の手が伸びる。
「こっちも楽しませてもらおう」
 佐々木は美香のブラジャーを強引に毟り取った。肉感のある双乳が縄に絞り出され、いつも以上に存在を主張している。そして肉丘の頂点で乳頭が飛び出しプルプルと震えている。
「いつ見ても素晴らしいオッパイだ。量感と言い張りと言い……」
 佐々木は肉丘の頂点で震える蕾を求めて乳房の裾からゆっくりと舌を這わせていく。

「ああっ、あっ、あん、あああ……、あんんん……」
 美香は漏れる声をくぐもらせた。
「この辺に住む女性は恥ずかしがり屋ばかりなのかな? あちらのお嬢さんも必死で声を抑えてるようだ」
 美香が視線を向けると、そこには手で口を押え声を抑えている沙希がいた。後ろから篠原に腰と掴まれ怒張で突かれている。片手をサイドテーブルに着き、もう片保の手で口を押え、声が漏れるのを耐えている。よく知った親しい女性、美香に声を聴かれるのが恥ずかしさと官能の渦がせめぎあっている。

「どっちが早く声を上げるか、楽しみだね」
 佐々木はゆっくりと腰を前後に揺らした。竿に埋め込まれたシリコン球が膣壁をゴリゴリと削っていく。
「うぐっ、ううっ、んっ、あんっ……」
 美香も沙希に喘ぎ声を聞かれまいと声を抑えるが、肉根が膣の中を移動するたびゴリゴリとした刺激に声が漏れてしまう。
(沙希ちゃん、ダメ……。沙希ちゃん、聞かないで……)
 沙希に官能に溺れないでと願うとともに、自分が官能に溺れるのを知られたくない。沙希を思う気持ちと恥辱が絡み合い、さらなる官能の深みに嵌っていく。

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