青春の陽炎
横尾茂明:作

■ 片思いの少女4

 又…、夢にまでみた少女の膣口に中指をそーと挿入し、暖かく柔らかい粘膜の感触を、指先に全神経を集中し痺れる思いで味わった。

 サーモンピンクのヒダ…、赤い膣口、小さな尿口と小振りなクリトリス、清潔な肛門の菊花。
なんと清潔で美しい造形なんだろう。昔……、敏夫と見た裏ビデオの女優のオマ○コとは大違い……。
これが同じ女の構造かと、目を見張る思いがし…、ズボンの中のはち切れんばかりのペニスは射精寸前の脈打ちを開始し始めた。

「マサル! 見にくいだろう」
と敏夫はニヤニヤ笑いながら、少女の体を引き起こし、子供にオシッコをさせるポーズのように、両モモの内側を持って少女を抱き上げた。

 「ウウーッ……ウウ……エーン」
ひときわ高く泣き叫ぶ美少女に、マサルは今、自分が何をしているのかを初めて認知した。これは完全に犯罪……反射的に、
(逃げなければ!)
と体を硬くした。

 敏夫はいち早くマサルの逃げ腰を見、
「マサル! お前はもう俺と同罪なんだ、腹くくれ」
と一喝した。
それから急に優しい声で、
「マサル、この子は誰にも喋らんから安心せーよ」
「死ぬほど恥ずかしい事をさんざんやられたから、人には絶対喋れんわなー」
と少女の耳元で、二人に聞かせる様に敏夫は静かに言い放った。

 マサルも少女もこの敏夫の一言で完全に観念した。今まで泣きじゃくってた少女もいつしか嗚咽に変わっていた。

「なっ、マサル、楽しめヨ!」
「それから…、んーいつまで服を着てるんだ、早く全部脱げよ」
の、言葉に昔敏夫のペニスを口にくわえながら敏夫に優しくズボンを脱がせられ、弾くように飛び出したペニスを敏夫が丁寧に舐めてくれたことが有った…。そんな思い出も手伝いマサルは観念したように服を脱ぎ始めた。

 全裸になったマサルは少女の前に立った。
先ほどまで萎縮していたペニスは天を突き腹を叩く程に反り上がり、この淫靡な部屋の雰囲気に同化したようなオスにマサルは変化していった。
それを見た少女は恐れおののくようにイヤイヤするような仕草で敏夫の胸に頬を当て泣いた。

 マサルは敏夫に抱えられ、オマ○コを剥いだ少女の前ににじり寄り、少女の陰門に指をそーと掛けて開いた、赤い少女の膣口がマサルの目を焼いた。

 憧れの少女の、声も掛けられず涙をのんで諦めたあの美少女の、瑞々しい迄に濡れそぼった美しく淫らな造形を穴が明くほど覗きこんだ。

 少女は恥ずかしさのあまり、またもやさめざめと泣き始めた。

 敏夫が
「マサル! 舐めてみたいだろう」
と言った、マサルは敏夫の顔を見、そして少女の顔を見、大きく頷いた。

 マサルは少女の尻をオズオズと抱え、すえた敏夫の精液の匂いがする少女のオマ○コを、うっとりと見つめ、
「あああー」
と言いながらゆっくりと顔を近づけ、そして啜った。

少女は
「ヒィーッ!」
と、うめきに似た悲痛な声を絞り出して……
「ゆ……、許して下さい」
頭を振った。


 マサルはどれ程少女の淫らな造形を楽しんだろうか、クリトリス・尿口・膣口・肛門を気の遠くなる思いで次々に啜り、舐め、湧き出る甘い汁を舌先で味わい堪能した。

 また指は、穴という穴に差し込み、めくり上げ、開き、とろけるほどの恥ずかしい粘膜の柔らかさに震えた。

 少女の乳房はツンの上を向き大きくはないが、美しいフォルムを描いていた。
乳首は豆粒の小ささで清潔なピンク色をしている、マサルはそれをいとおしく揉んだ……。
(ああーな、なんて柔らかいんだろう)

 少女の鳴き声はいつしかこの世のものと思えない、甘美な啜り泣きに変わって行った。

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