僕の彼女
kyousuke:作

■ 第14話 新しき出会い 2

 中学に入ると色々と生活に変化が出てくる。将一は東京の大学に受験できる学力があるが彼はあえて地元の私大か公立大に狙いを絞った………歩の事が心配だからだ……彼は何時の間にか歩が居ないと生活出来ない状態になっていた…歩も又将一が居ないと生きていられないと感じていた。

 春の日差しが初夏の日差しへと変わるある日……歩が通う学校の放課後……社会科室に今年の春からこの学校に赴任した教師である式 隆道がいた。彼は教師3年目でようやくこの仕事に慣れたといった感じだ。社会科室は教材をストックしている部屋であるが前任者が机を置いて作業できるようにしている。もう一人の教師はベテランだが職員室の方が利便性がいいので隆道の個室となっていた。隆道の前にはまだ新しいブレザーを着た少女が膝まつき彼の指をしゃぶっていた………彼は彼女の事を知っていた……まだ彼女が小学校二年生の時から…館 飛鳥……それが彼女の名前だった。

「先生………三沢 歩って知ってますよね」

彼の指から口を外して喋る。唾が白い糸になる…それは初夏の日差しで見える物…。

「ああ、知っているよ……君と同じクラスの」

「あの子、フタナリなんですって……先天性の…陰核異常肥大型」

「見たのか……」

「うん、初めて見たけど……マリちゃんで見慣れているけどなんかやりたくなって……」

むろん先生と生徒の色恋沙汰なんてご法度である。だが……二人にはその事は知っていた……。

「でもな…橘には散々サポートしてもらったから……」

隆道は言うと飛鳥は?となった。

「ああ、二年前の卒業生でな…三沢は彼と住んでいる」

「同棲じゃないですか?」

「伯父夫婦が保護者になっているから……信頼度はトリプルAだし」

飛鳥はニコっとすると隆道の膝の上に乗り片手でスラックスのチャックを開け、濃密なキスをする……。ここは校舎の端で生徒もあんまり寄り付かない場所であるがドアには鍵をかけて窓には書物保全と言う名目でカーテンが引かれている。そして飛鳥の下着は既に股の部分が濡れておりク○は肥大し、さしずめ淫肉の宝石となっている。

「それにしても飛鳥がこの学校に来るなんて……」

「二年前にママが死んだから……パパが来て引取るって言い出して…」

隆道が出会った時には飛鳥の両親は離婚していた。飛鳥が住んでいたアパートに大学に受かり隣に越してきた隆道だ……調度隆道が賃貸した部屋の上が飛鳥と母親である辰子さんが住んでいた。引っ越した当日部屋の日差しが壊れていた事に気が付いた……。

「マァいっか……だからリーズナブルなのか」

上を見上げると下半身露出した少女が見えた……そして黄金の雫を諸に浴びてしまった。少女も隆道も思考停止数秒……そして辰子がトイレ掃除を終えて娘の取った行動に唖然とした。

「だぁあわぇえうぇ!」

数分後……辰子は飛鳥の頭を下げて謝りに来た。

「いえ……気にしないでください、外不用意に覗いた俺も悪かったもんですし!」

軽くシャワーしてにこやかに言う。

「葉月って言います…」

「式です……」

その時隆道のお腹がおもっきり鳴く。

「夕食どうですか?」

辰子の誘いに隆道は頷いた。

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