僕の彼女
kyousuke:作

■ 第17話 青い果実 2

 歩は中学生に上がるとよく異性からナンパされていたがやんわりと断っていた。飛鳥やマリと学校いるときも放課後も一緒にいるのでレズ友とも言われているが三人とも両性具有だし仕方ないと思っている。三人は放課後図書室で宿題をしていた……両性具有だから運動系部活に入っても全国大会に出られない事が多い。

「……歩ってお嬢様の筈だよね?」

マリがふと言うと歩が言う。

「……三沢家令嬢の遥様……高値の花よね」

飛鳥は言う。二人とも歩が遥の妹の事は将一から聞いていた。

「お兄さんもお姉さんはいい人だけど……お母さんが精神を病んでいるし……私には母親がいないって思っているの」

二人とも歩は何処か母親の愛情に飢えている事は知っていた。

「……じゃあ…そのまま将一さんと暮らす訳?」

「…私は将兄の人柄なら東京の大学に行ってほしいけど……」

歩には果して自分との関係が彼の才能を殺していると感じていた。

「だから……色々と資格を取り始めている訳ね?」

「うん……」

二人の親友は歩を見て言う。





 数日後、歩は久しぶりに実家へと戻っていた……母親は精神病の病状が進み先日から別荘の一つで根治治療に切り替えたのだ。

「叔父さま♪」

「歩もマリコちゃんも飛鳥ちゃんもよく来たね……今日は存分に楽しんでくれ」

マリと飛鳥は客間に通されクローゼットにあったワンピースを着た。シンプルだがこれでも有名ブランドの高級品であり子供がいない伯父にとってはマリコも飛鳥も娘みたいな物である。下着は透ける素材であり子供がつけるには物凄く不適当な下着である……何故なら股の部分はスリットを隠せる程度だからである。

「二人とも準備できた?」

「「うん……」」

メイド服を着た歩が姿を表す……まるでAPC(アダルトパソコンゲーム)に出てくるヒロインが目の前にいる感じである。小学生から着ていたと言う事もあってアキバ系オタクのおかずになる事は確実だ……しかも両性具有と言うアンバランスは同性からも見ても魅力的だ。歩に案内され叔父が待ち構えている部屋へと入る……既に同年代のメイド少女は半裸で叔父が寝ているベットの上で寝ている。こうなるとハーレムの様な感じがする。

「二人とも……腰が抜けるまでするぞ…」

飛鳥とマリコはベットの上に乗りキスをする……そしてワンピースこしに亀頭を押し付け合い気分を高めているとメイドが二人の肉棒に小さなベルトを付け射精を封じた。

「ご主人様……」

飛鳥がアドリフで言うと叔父の肉棒をマリコが舐め始め、飛鳥も玉袋を転がし始める。

「ほう……流石に二人とも中々の……」

叔父が節操な舌使いに顔が歪む……苦痛ではなく快楽……背徳の快楽である。姪っ子の同級生は発情していた…両性具有少女はフェロモンに酔い易いので幼い頃からしてしまうのだ。叔父はマリコをベットに仰向けに寝かさせるとスリットを舐める……重厚な舌使いにより初心なマリコには絶える事が出来ずに潮を吹く。

「ふふっ……さあ…いくぞ」

叔父の剛直は淫水により焼けていた……。これが二人にとってはゴチソウなのだ……。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊