可憐な蕾
横尾茂明:作

■ 捨てられた少女9

浴槽の扉を開けると、少女が胸に手を当て浴槽に沈んでうなだれていた。

剛史はしゃがみ込みシャワーをひねってペニスお湯をかける。

隆々と反りあがるペニスをしごき、肛門を洗った。

そして立ち上がると浴槽を跨いで少女に対面するように湯船に沈んだ。

少女の貌を見つめる…少女は目を伏せ、まだかすかに震えていた。

(クーッ…何て可愛いんだろう、たまらんなー)

剛史は手を伸ばし少女の顎にかけ、貌を上げさせる。

少女ははにかむように剛史の目を見つめ、すぐに目をそらし湯面を見つめた。

「沙也加…子供は親を選べないと言うが…」
「お前は…絵に描いたように不憫な子だよなー」

「お父さんと呼んでた今田に何された? んー恥ずかしいこと一杯されたか? あとでゆっくり聞き出してやるからな」

「…………」
少女は消え入るばかりに肩をすぼめ、可愛く唇を噛んだ。

「まっ、いいや…近親相姦の秘め事…楽しみだぜ」

「いいか沙也加、今夜からは俺がお前のお父さんだ」
「さーお父さんと呼んでみな」

「…………」

「そうか…すぐには無理だわなー」
「俺も…お前にお父さんと呼んで貰いながら…近親相姦の淫靡な快感が味わいたいもんだ」

「まっ、おいおい呼んでくれればいいさ」

「それと…沙也加、お前今田に聞いているかもしれんが…俺はロリコンなんだ、お前のような少女を裸に剥いてオモチャにして遊ぶのが趣味…というか…性癖というか…」

「いい歳こいて…俺も恥ずかしいが…病気と言うか、こればかりは治らないんだな」
「かわいそうなお父さんと思って…これからはこの肌で精一杯尽くしてくれや」

「そうしてくれればここに置いてもやるし…高校にも行かせてやるよ」

「……………」

「おい! 今田のヤローが二度と返ってこないことぐらい…お前にも分かってんだろ」
「だったらこの体を代償に私を養って下さいくれー言えねーのか」

「おい、聞いてんのか」
「分かったならお願いしますぐらい言ってみろ!」

「……分かりました…」
「お…お願いします…お父さん…」
「私の体…すきに…して下さい」

「そーか…分かってくれたか、んーいい子だなー」

「じゃぁじっくり洗ってやるから…さー出なさい」

剛史が先に立ち上がった、ペニスは期待ではちきれんばかちに反りあがっていた。
それをわざと少女の鼻先に触れさせた。

「あぁん」

少女は顔を横にそらし、はにかみながらよろめいて立ち上がる。

(可愛いやつ…)

洗い場の椅子を引き寄せ、どかっと座り少女が出てくるのを待つ。

少女は性器を手のひらで隠しながらバスを跨ぎ、所在なげに剛史の前に立ち…そっと手のひらを外し性器を正面に見せた。

(なんという白さだ…)

少女とは思えぬ眩しいほどに白く張った優美な腰が目の前に現れる。
その腰の中心に湯に濡れた柔らかそうな性器が恥ずかしげに佇んでいた。

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