可憐な蕾
横尾茂明:作

■ 夏の盛り5

「徹さん…どうかしたの?」

その声で徹は我に返る。

「う…うるさい!」
徹は辛うじて声を出し、それを引き金にして突進した。


顔は少女の胸に位置し、しばし対峙する。
光るような胸元…ピンクに色づく乳首に続くふくよかなまろみ。

徹は腕立て伏せの力を抜いた。
顔は乳房にフワっと埋もれる…何て柔らかなまろみ。

徹は乳首を吸う…手は自然と開かれた性器に這っていく。
微かな茂りを見せる陰毛を過ぎ…湿った割れ目に指が届いた。
クリトリスの突起を指の腹に感じつつ…もう一度片腕を立てて少女の上半身を視野に入れる。

少女は目を瞑っていた。
こんなわずかな明かりの中でも…少女の上半身は光りのオーラに包まれている…。

「スゲー……」
徹は今まで3人の少女を無理矢理犯してきた、そのいずれも恥ずかしい写真を撮って脅し、黙らせてきた。

その少女達の一人は途中から積極的に求めてきた…もう一人は途中から痴呆状態のようにマグロと化した、最後の一人は最後まで抵抗していた。

いずれも無理矢理射精しただけで味けなく、その少女達を2度も犯すことはしなかった。

しかし今日は違った。
生まれて初めての生の女をこの少女に感じた…。

(これが本当の女なんだ…)
この新鮮な想いは少女を崇高なものに昇華していく。

零れるほどの可憐さ…微かに開いた唇から零れ落ちる真っ白な歯は、清らかな少女そのものを形容し…。
胸から腹部にかけて濡れたように白く光る肌は…目眩さえ覚えるほどであった。

この犯しがたい崇高なものを、今まさにこの手で蹂躙する愉悦…徹は頭痛さえ覚えるほど興奮の極に達した。

可愛げなクリトリスを指の腹でクリ回し…指先は小陰唇のヒダに遊ぶ。

再び柔らかな胸に顔を埋め、乳首吸い…甘噛みする。

「うぅぅぅ…」
徹は思わず声が出た…。
少女が髪をやさしく梳いたからだ。

少女はかすかな声で呻きながら徹の髪をいじりだす…。

少女のあえぎに自信を得、その指先は小陰唇を過ぎ…膣に滑り込む…。

(あっ…小さいんだ)

徹はその入り口の狭さに…少女を勝手に処女と思いこむ。
そして相手が処女と感じた刹那、徹にも余裕が生まれた。
指は躊躇無くぬかるんだ膣に埋没させた。

(あたたかい…)

そのとろけるような暖かさと柔らかさは、徹を夢中にさせに余りある…。

徹は指を何度も抜き差ししてみた…それはペニスを往復させる感覚にも似ていた。

指の抜き差しに呼応して掌でクリトリスを揉み込む。
少女のあえぎが濡れたように流れ始める。

徹は手ではなく…顔で少女の性器を感じたいと欲望する。

乳房から顔を上げ…柔らかな肌に舌を這わせつつ少しずつ体を下に移動させていく。

陰毛を唇で挟む…その膨らんだ恥丘のまろみは素晴らしいの一言に尽きた。

かすかに少女の性の匂いが流れた…。

眼下に亀裂のきざはしが見え…クリトリスと小陰唇が屹立しているのが見える…。

(あぁ…オンナ)

ほんのわずかな赤を溶かし込んだ淡いピンクの粘膜…。
大陰唇は幼子の柔肌に似た無毛の生地…。

徹はたまらず唇を性器中央に押しつけ…舌でその全容を音を立てて舐りだす。

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