家畜な日々
非現実:作

■ 〜変態調教〜14

「岡田課長へのお土産に添える手紙を忘れてたわ」
「ぅ」
「折角だから一緒に考えよっか?」
「ゃぁぁ〜〜」
「まずは出だしは……拝啓と」
「ぅはっぁ!?」

鉛筆の筆記が紙に押し付けられ、背中がこそばゆい。
人差し指一本の爪を軽く肌に乗せて、力を入れず左右にゆっくり動かすあの感触に似ている。
スラスラと鉛筆が動く度、どうしても身体をクネらせてしまう。

「ちょっとぉ、動いたら書けないでしょぉ」
「も、申し訳ございませぇぇンぅ」
「えぇっと…雌鶏が産み落とした…と!」
「ぅ〜ぁふぅぅ」
「…新鮮な卵を…う〜〜んと、ゆで卵だからぁ」

この状態は……言葉責めでもある訳だ。
りぃぃっぃん…ちりいぃ…。
(あの卵……ホントに送るんぁ〜〜ぁンぅ)
その時の事を思い出してしまい、腰を艶かしく動かすと鈴が悦びを表現する。

「そだ…新鮮な卵を茹でて、特製な雌汁で味付けしました……で、いいよね?」
「ぁひぃぃ〜〜〜」
「あ、でも雌汁はマズイかぁ、どうしようかぁ。
…ってさぁ、雌豚由紀も感じてばかりじゃなく考えてよ。」
「ンぅ〜〜ふぅ〜〜…んく」

りりぃん、ちりぃんりぃぃん……。
更なる刺激が欲しくて、腰のグラインドが大きくなる。

「駄目だコリャ、しょうがないから私が考えるよ」
「ぅぅむ……ぬぅふっぅ!!」
「んと…特製な塩ダレを塗しております…でいいか」
(あぁ…ショッパイのぉ…)
「…是非、そのままでお召上がり下さいませ…出来たコレでいいよね?」
「はぁ〜〜いぃ…ぃぃ……」

「ユウジ君が……て、ナニをしてるんだい?」
「あ…パパ、手紙書いてたの、岡田課長に送る奴」
「それは良いな」
「うふふ、でしょう?」
「じゃあ、雌豚由紀に朗読させよう」
「そだね♪」

手紙は目の前の床に置かれた。

「解っていると思うが、トチったり言いよどんだら最初からだぞ?」
「内容は聞いてたから解るでしょ、始めなさい?」
「ぁ…は〜ぃ〜ぃ」

手紙の用量は大したものではなかった。
でも内容はもの凄い事に、そして強ち間違っていない。
私は快楽に身体を震わせながら朗読をしたのだ。
それはもう、一字一句でオ○ンコを感じさせながら。


岡田正志様
拝啓、晩秋の此の頃、如何お過ごしでしょうか。
最近めっきりと寒くなりましたねぇ〜〜。><
岡田課長の元で仕事をさせて頂いた節は、大変お世話になりました。
要領の悪い部下でして、本当にすいませんでした。

そのお詫びといってはなんですが……。
うちの雌鶏が産み落とした、新鮮な卵を送ろうかと思います。
うち自慢の1匹の雌鶏が産んだ特製卵ですよ。
特別な餌を与えているのでこの雌鶏の体内は水分タップリで、その分卵も美味しく育つのです。
ゆで卵にしまして、特製な塩ダレを塗しておりますので、是非そのままでお召上がり下さい。

またお会い出来る機会がありましたら、どうぞ笑顔で迎えてくださいませ。^^
身体を労わり、これからも頑張ってくださいネ。

敬具
   ・
   ・
   ・
状況を知らなければ、ごく普通の可愛らしい内容の手紙。
当事者の目からだと至る所に淫猥さがある手紙。
(た、体内の水分……って、雌汁だよ…ね)

「もっと丁寧な手紙の方がいいんじゃないのか?」
「え〜〜?」
「だって、元上司だろう?」
「いいのっ、可愛らしい手紙にしたいんだからっ」
「まぁ、そうだな……」
「それよりもさ、ユウジが何だって?」
「ああ、探しておくってさ、彼は本当に使えるな」
「良かったねぇ〜〜〜由紀先輩ぃ」
「ぅ〜〜…はぁぁ〜〜ン」

しゃがみこんで頭を撫でる繭様に、甘い鼻声で答える私。
高揚した全身が疼いている。

「さぁ〜て…と、刺青の事はユウジに任せる事にして、手紙出しに行こっか?」
「……ぇ?」
「くくっ、じゃあ露出調教で行くか」
「そうだねぇ♪」

今の私には……考える余裕などなかった。
気分が昂ぶり、快楽を欲していた。

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