奪われた記憶
]:作
■ 第一章 狙われた女生徒3
「気持ちよかったわ。あなた達も気持ちよくなりたいでしょ?」
「…………」
二人は口を閉ざしている。百合子はため息を一つ入れると理美のブラジャーをずりさげた。ぶるりと理美のかわいらしい美乳が揺れる。
「やっぱり。いい形の胸ね。一輝君こっちも頼むわよ。」
百合子がそう言うと、狡猾な男が機敏に反応する。彼は元暴走族のヘッドだ。今回、百合子に金で雇われたのだ。
「おぉ、いいぜ。」
いかにも怖そうなその男は、好色そうな目で理美の身体を眺めると、取り出したナイフでシャツを切り裂いて上半身をはだけさせた。節くれ立った手が伸びると、理美の乳房を揉みだす。
「やめてっ。お願い。」
恐怖に怯える理美が言い放つ。一輝はそんな理美の表情を首を傾げて見ると、薄ら笑った。
「かわいそうに。怯えちゃって。でもこういう風に恐怖に怯えてる哀れな少女、俺は好きだぜ。」
乳房の根元をぐいっとわしづかむと、砲弾状に盛り上がる。その先端にある小塔。少し濃いピンク色の乳首に狙いを定めると、飢えた狼が獲物に食らいつくような勢いで乳房を呑みこんだ。
「うっ!」
胸先に巻き起こるおぞましい感触に必死に耐える理美。
「んめぇ。すげぇ、うめぇ。」
喉奥まで乳房を呑みこんで、舌先で乳首をを弾きまわす。強く吸引されて、圧力に耐えれなくなった乳首が、ブクリと勃ちあがる。それを舌全体で引きずりまわし、たっぷり味わいつくしてから、歯で甘噛みをする。
(先輩の前でこんな……)
理美が心の中で思う。胸元に生まれる火花が散るような未曾有の感触を、なんとか堪えていた。ざらついた舌の気色悪い感触が、体験したことのない刺激となって身体に響いている。
むちゅっ。ぢゅう。ぢゅる。
粘りついた音が響いてたびに、恥ずかしさがこみあげてくる。理美は湧き上がる感覚を必死に堪えて声を押し殺した。
「ひひ。理美ちゃんだったっけ? 乳首が勃起しちゃってんぞ。ほら!」
乳房の下部をぐいと持ち上げて見せ付ける男。唾液とキスマークにまみれた胸先で、突起した乳首があった。
「こんな事……警察に言いますよ。」
「これならどうかな?」
一輝はそういって鞄からカメラを取って写真を撮り始めた。
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