狂牙
MIN:作

■ 第1章 籠絡29

 ジム様はわたくしの精液壺に精を放ち満足され、肩口に立てた牙を離されました。
 わたくしは腰を引いて、ジム様のおちんちんを精液処理穴から抜きますと、直ぐに身体を入れ替え仰向けに成って、ジム様の身体の下に滑り込みます。
 身体の下に滑り込んだわたくしは、足を大きく開いて服従の姿勢を取り、掃除穴にジム様のおちんちんをお迎えし、綺麗に舐め清め、尿道に残った残滓を啜り上げます。
 ジム様はその間わたくしの精液処理穴を舐められたり、太股に牙を立てたりと、わたくしの身体を弄びます。
 それは由梨様の[止め]の命令が掛かるまで、いつまでも続けなければ成りません。
 それが、幾つも有る[奴隷]としてのわたくしの決まりでした。

 由梨様のご命令で、ジム様がわたくしの身体から離れると犬小屋の中にお戻りに成られます。
 わたくしの身体に付いた泥を由梨様が、散水用のホースで洗い落として下さいました。
 散水用のノズルを整水に変え、一本の水流がわたくしの身体に当たり、水飛沫を飛び散らせます。
 鞭で付けて頂いた、傷の奥迄水流で洗い落として頂き、全身を綺麗にして頂きました。
 水流が傷口に当たると、頭の天辺まで痛みが走りますが、その度[わたくしのだらしない精液処理穴が、ちゃんと締め付けなかったせい]だと、心から反省させて頂きました。

 身体を洗い終えると、いよいよわたくしがのたうち回る時間が参ります。
 由梨様はわたくしを呼びつけて、手術用の手袋を嵌め、ピンク色の軟膏チューブと黒い軟膏のチューブを取り出しわたくしの身体に塗り付けます。
 わたくしはそのお薬のどちらも、正直苦手です。
 何故なら、ピンク色の軟膏チューブのお薬を塗られますと、チリチリと神経の端を針で突かれたような痛みが走り、黒い軟膏チューブのお薬は傷を全て治してくれますが、傷を受けた時の数倍の激痛をわたくしに与えるからです。
 [痛い]と言う物をここ迄強く感じた事は、わたくしの人生で初めての事でした。

 由梨様はわたくしの縦に裂けたクリ○リスを見て、ニヤリとお笑いになり
「良く耐えた奴隷にプレゼントよ」
 そう言って鞄の中から箱を取りだし、中から1p程の金属の玉を指先で摘んで、見せて下さいました。
「これは、インプラント用の機械。お前の躾用の機械で本来はピアスで行うんだけど、お前はまだ旦那にその身体を見せなければ成らないし、ピアスを付ける訳には行いかないからね…、これを埋め込んで上げるわ」
 由梨様はそう仰ると、縦に裂けたわたくしのクリ○リスに金属球を押し込み、お薬を塗ってテープで固定されました。

 クリ○リスにお薬を頂くと、目の前で火花がバチバチと飛び散り、口の端が切れる程大きな口を開け、全身が小刻みに震えました。
 お薬が効果を発揮する10数分間、わたくしは地面をのたうち回り涙を流して、自分の愚かさ、未熟さを悔い改めます。
 お薬が白い粉を吹き出し始め、わたくしの身体から急速に痛みが引き始めました。
 私が地べたで荒い息を吐き涙を流しながら、横たわっていると由梨様は、私の顔を靴の裏で踏みつけ
「いつまで寛いでるの…」
 わたくしの生意気な態度をお叱りに成られます。

 わたくしはのたうち回ったせいで、力が入らない身体を起こすと、由梨様の前に正座して、額を地面に擦り付けました。
 由梨様はわたくしの身体に浮き出た、白い粉を丁寧に洗い落とすと私の身体を隅々迄チェックします。
 以前由梨様が、わたくしにこの粉の危険性を教えて下さいましたが、わたくしはこの中庭で調教を受けるように成って、それを理解しました。
 中庭には芝生が一面に張られていますが、わたくしがいつも洗われる、その場所だけ芝生が枯れて地面が剥き出しに成っています。
 それどころか、いつもその場所の周りには、小動物や虫の死骸が転がっている始末です。
 ジム様もその場所には、絶対に近寄ろうとはしませんでした。

 点検を終えた由梨様がクリ○リスのテープを取ると、わたくしのクリ○リスは形が変わっていました。
 クリ○リスの根本は太さ7o程なのに対して、先端部分は1.5p程に成っています。
 まるでそれは、小さな松茸のような形に成って居りました。
 由梨様は、念入りに金属球の納まり具合を確認し、ご満足されるとリモコンを操作されました。
「はうぉぁ〜〜〜〜っ!」
 わたくしは思わず大声を上げ、腰を跳ね上げてしまいました。

 クリ○リス自体が激しく振動し、わたくしに有り得ない快感をお与え下さったのです。
 由梨様はわたくしにリモコンを見せると、ニヤリとお笑いになりました。
 そのリモコンに表れる数字を見て、わたくしは愕然とします。
 由梨様に頂いた、淫具の全ては5段階の調節が有り、1つ段階が上がる毎に動きが倍に成ります。
 今由梨様がわたくしに見せた、その段階表示は[2]で御座いました。
 由梨様は、快感に震えるわたくしを残忍な笑顔で見下ろされると、一気に[5]まで強さを上げられます。

 振動の痛みが、これ程だとは夢にも思いませんでした。
 クリ○リス自体がブルブルと激しく揺れ、わたくしの身体から千切れ飛ぼうと暴れます。
 腰から下の力が一切入らず、わたくしは白目を剥きかけ、ガクガクと震える事しか出来ませんでした。
 由梨様はわたくしの反応を、指を差してお笑いに成り、機械を止めて下さいました。
 鞭打ちで漏らしていなければ、間違い無くここで漏らしていたと思います。
 その振動は、それ程容赦のない物で御座いました。

 由梨様は、傷跡や白い粉の残りをチェックされますと
「仕事を始めなさい」
 わたくしにお命じに成られました。
 これは、罰が終わって日常の業務に戻って良いという許可です。
 わたくしは深々と頭を下げて感謝を述べると、頂いた淫具を身体に取り付け、お尻を上げて四つん這いに成ります。
 その日はご機嫌が良かったのか、由梨様は中庭から、わたくしの背中にお乗りに成られ、髪の毛を手綱代わりに引き、お部屋の中まで運ばせて下さいました。

 わたくしの身体に付いた様々な淫具をリモコンで操作し、わたくしはいつものように、どこの淫具がどう動いていて、どう感じるか、説明しながら身体を反応させます。
 この玩具も、最初はただの玩具と思って居りましたが、由梨様の命令を聞いて居ますと、夫以上の快楽をわたくしに与えて下さいます。
 無機物に陵辱され、絶頂を迎える度、わたくしが如何に下らない存在か、お教え頂けるのです。
 お陰様でわたくしの本性が、物以下の存在で有る事を心の底から認識させて頂きました。

 お掃除と洗濯が終わると、お買い物に出掛けます。
 奴隷のわたくしは由梨様に頂いた、お買い物用のお洋服を身につけます。
 お買い物の時には、黒革のショーツは外して、特製のバイブを3っつの穴に収めます。
 服従穴には、長さ20p太さ5p程のゴム製のバイブを入れます。
 これは根本の7p程が固く、後は柔軟なゴムで出来ており、膀胱の中で丸まり、振動が掛かると膀胱の中で暴れて下さいます。
 その刺激は予測不可能で、痛みを覚える事も、快感を感じる事も有り、そのどちらも強い排尿感を伴って訪れます。
 そして、このバイブの底には、穴が空いており、その縁に鈴が付けられています。
 バイブが振動するとリンリンと鈴が鳴り響き、由梨様の操作一つで底の穴から、排尿も出来る仕掛けに成っています。

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