狂牙
MIN:作
■ 第2章 ゲーム27
2発目に入った俺は、直ぐに女の足を抱え上げ、挿入したまま体勢を入れ替えると、対面立位で突き上げた。
女は俺の視線から顔を外し、正面から俺に見られないように目を伏せた。
女の顔は大きな来いサングラスで隠され、口に大きなバイブを咥えてた為、判別は出来無かったが鼻筋が通ってかなり美人に思えた。
だが、この女の行動で、顔を覗き込むのはタブーだと感じた俺は、女の顔を見るのを止める。
すると、女は俺の気配を感じたのか、鼻に掛かったくぐもった声を漏らしながら、会釈をした。
俺はその仕草を見て、無性にこの女のタブーが知りたくなった。
女のタンクトップに手を掛けると、俺はそのまま上にずらせる。
女は俺の行動に何の躊躇いも無く従い、両手を袖から抜いて裸の上半身を陽の元に晒す。
俺はそのまま調子に乗って、女のスカートもたくし上げると、女はこれも従順に脱ぎ捨てた。
女は全裸にヒールだけの姿で、俺に腰を突き出し、俺の突く動きに合わせて腰をくねらせる。
女の卑猥この上ない動きに、俺は再び興奮して、目の前で揺れる柔らかそうなオッパイを握った。
目から鱗とは、こう言う事か。
そう思えるぐらい、その女のオッパイの感触は凄かった。
まるで、粘性の強い水が詰まった肉袋、そんな感触だったんだ。
グッと掴んだ部分がグニャリと歪み、指が肉に食い込んで行く。
それだけなら、只の締まりのない脂肪の固まりだが、この女のオッパイは、その後俺の指をそのまま押し返してくる。
一旦全てを呑み込み、全てを受け止めて、それをヤワヤワと押し戻す張りが、その肉には有った。
女のオッパイは、巨乳という程のデカさでは無いが、十分な大きさが有る。
俺の大きめの手に、少し余るサイズだから、Dカップは有るはずだ。
乳首も色素が沈着していない薔薇色で、大きさも俺好みで小振りだった。
馬鹿みたいに乳暈のデカイ女は、正直言って気持ちが悪い。
この女のオッパイはまさに、俺の理想を現実にしたようなオッパイだった。
俺はオッパイに顔を近付け、唇を押しつける。
そのまま、強い力で吸い付き、女のオッパイにキスマークを付けた。
だが、女は何の抗議もせず、同様すらしない。
俺はムキに成って女のオッパイを口に含むと、歯を立てて力を込める。
これには、女は顔を歪めた物の、又何の抗議もしなかった。
(こいつは、身体に跡が付いても、何の心配もないのか…。アナルはバイブを入れてるから、タブーじゃないだろうし…。じゃ、キスはどうなんだ? この手の女は、唇を許さないって聞いた事があるぞ…)
俺は思案して、女の口からバイブを引き抜き、顔を近づけてみた。
女はそんな俺に、何の抵抗もせず唇を許し、あまつさえ舌を激しく絡めて、俺の唾液を美味しそうに呑み込んだ。
俺が次の手を考えようと、思案し始めると女の動きが変化した。
女の身体が小刻みに揺れ、腰から下が別の生き物のように動き始める。
その上、俺のチ○ポに有り得ない刺激が加わった。
どうやら、女の身体に差し込まれている、バイブが振動し始めたみたいだったが、裏筋の意味は分かる。
アナルに入った、バイブ以外の何物でもない。
だが、俺の上面に伝わる振動の意味が分からなかった。
(な、何で振動のサンドイッチが来るんだ…?)
俺のわき上がった疑問に、細かく震える鈴の音が答えてくれた。
(ア、アレは、栓じゃ無くバイブだったのか! あんな所にまで、バイブを入れるなんて…こいつの主人は何モンなんだ…)
女の尿道に嵌めていたのが、バイブだという事に気付き、俺は挟み込まれた振動と、女のオ○ンコの動きに、敢えなく2回目の[暴発]を起こした。
完全に翻弄されて、逝かされた俺は女の身体から離れる。
すると、女は直ぐに自分のオ○ンコに、バイブを入れて蓋をしながら、俺の足下に跪いた。
俺が女に視線を向けると、大きく口を開けて、俺の力を無くし掛けたチ○ポを咥える。
ネットリと舌を絡ませ、奧まで呑み込み強く吸い上げた。
俺はその感触で、ケツの穴が窄まり背筋をゾクゾクと快感が走った。
女は丹念に唇を使って、俺のチ○ポをしごき、涎を拭き取ると、そのまま鞄に手を差し込んで、俺の前に立った。
俺は一瞬料金でも請求されるのかと思ったが、女の差し出した物を見て、目が点になる。
女が鞄の中から取り出し、俺に差し出した物は油性のマジックだった。
呆気に取られる俺に向かって
「お願いします…。これで、私の使い心地の感想を書いて下さい…」
消え入りそうな小声で、女が頼み込んできた。
俺が女からマジックを受け取り、呆気に取られていると
「どこでも構いません。お好きなように、ご感想をお書き下さい…」
俺の前に正座して、頭を地面に押しつけながら、再び小声で頼み込んだ。
俺は呆気に取られた顔を馬鹿みたいに縦に何度も振り、キャップを外して女の尻に[最高]と書き込んだ。
俺が書き終えたのを感じた女は、立ち上がって衣服を整えマジックを俺の手から取り返すと
「ご使用頂き有り難う御座いました…」
俯きながら震える声で俺に告げ、深々と頭を下げる。
俺はそれも呆然と聞いて
「お、おう…」
間抜けな返事を返すのが精一杯だった。
女は俺の返事を聞くと、足をがに股に開いて、手に持ったバイブをそのままオ○ンコに収め、クルリと背中を見せると、逃げるように路地から出て行った。
俺は女の背中を自分のチ○ポを片付けるのも忘れ、呆然と見送った。
それから先の俺は、猿だった。
毎日のように、用事を作って会社を抜け出し、スーパーに向かうように成っちまった。
4・5回通い詰めると、女を使ってる人間が俺以外にもいる事を知った。
中出しされた精液が、ボトボトと出てくれば、嫌でも判る。
俺は成るべく早く使う為に、女がスーパーに着く前を狙うようにした。
それでも、女の人気は高いのか、やってる最中に合流してくるヤツまで居た。
同じ自治会に[兄弟]が出来るとは、思っても居なかったが、それ以来前田君とは妙に仲良くなった。
前田君の教えてくれた工事現場は最高の環境で、女も積極的に反応するようになった。
だが、俺の顔を見ると会釈して、女が自分から路地に入るようになって、だんだん別の不安が頭を持ち上げる。
それは、2つの事が原因だった。
1つは、この女の主人だ。
何の目的でこんないい女を、見も知らぬ男達に犯させて、喜んでいるのか理解できなかった。
そう言うプレーにしても、一切姿を見せないのに、必ず何処かで見ていると言うのが不安だった。
こっちの素性はバレているが、向こうの素性は一切判らない。
この状況下で、不安を感じない程、俺は世間知らずじゃない。
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